??? なんて顔してるの。いいって言ったのにー (続く文字はE。微かに木の焦げる匂いが辺りに立ち込めて、キルミの指は迷い無く精妙なコントロールを保ったまま動きます) (V…E…R…NEVER?) いつまでここに居られるかな (声は明るい。少し間隔を開けて、次に焦げ付く文字は、L) みんないい人だよね。居心地、いいよ? でももっと遠くへ行かないと。そうすると知らない人にたくさん会って、私はこれです、さああなたは?って何度も聞かれると思う (E…T…LET) いつまでも呪いの名前を背負ってるわけにはいかないんです。だからもう、自分で決めちゃった (M…E…ME) キルミ・ベイベは本日を持ちまして終了。おつかれさまでした、ありがとうありがとう (自分にお別れには自分で呼びかけて自分で答えます。=を挟んでG…O…GO。光のペンは消えました) NEVER LET ME GO
No......No.....(調子を合せてレクチャーの始りだ。最初に発声を聴いて顰め面になった事実は脇へ置いておこう) (レトミの故郷は所在を存じ上げていないが、相当西方らしい。金髪も透いているし、訂正、“いたし”、遺伝子も割かしその様だ) (そう云えば出逢って間も無い頃は「ジンギー↑」と後方にアクセントが偏っていた。東国風の発音は野暮ったくて苦手なのだろう) Noooo....Do as I do LETME.... 「ようげつ。」Repeat....Yes,Yeees....(顔付きあわせて訓練する)