名簿/508268
- 「今度『プラウダ』が懸賞つきで政治ジョークを募集するらしいぜ」
- 「へえ、一等賞はなんだい?」
- 「シベリア送りさ」
- ――モスクワの街頭にて
- (二人でベッドの上でのんびりしながら、次に何をするのかとか、二人のこれからとか)
(そんな些細なことを話していた)ふぅ……エリュシオンは年中涼しいのはいいけど。冬は結構寒いなぁ。 (ラリサを抱きしめて熱を伝え合いながら) -- 武神 恭一郎
- こちらの基礎体温が低いせいだ、おそらく…これは個人の体質というより、種族的なものだから仕方ないといえば仕方ないけれど
君の熱を奪ってしまってる気がしてならないな…(少しすまなそうな顔をして、熱を帯びたままのお腹をあてがう様に身をよじる) しかし、最近はだいぶ物怖じしなくなったじゃないか 触っても大騒ぎしてくれないと思うと寂しくもある…(つつ、と人差し指で胸板をなぞって) -- ラリサ
- ああ、そうだな……ラリサの手が冷たいのとか、そういうのはよくわかるよ。
(胸板を人差し指でなぞられるとくすぐったそうに笑って)そりゃないぜ。最初にラリサをナンパしてからさ。 ラリサの胸を背中に押し付けられてから、俺は女体に慣れようと必死にだなぁ……(ラリサの首筋にキスをして) -- 武神 恭一郎
- 私にはこの都市艦くらいの気候がちょうどいいのかもしれない…暑さにやられる事もないし、絶対に風邪をひくこともないから
君とはカラダのつくりが違うんだ…早く扱いに慣れてくれと言ったな その通り頑張ってくれたのはいい…でも、初々しくて必死な君も好きだったんだよ私は こ、こらこら…ぁ(唇の触れたあとから痺れが広がり、くすぐったそうに背中をそらして 慎ましい胸に恭一郎の頭を抱いて) -- ラリサ
- そうなのか? 俺にはもう少し温暖なほうが過ごしやすいが……ま、これから二人の楽園を探しに行くか。
ははは、初々しいとか必死とか。決して褒め言葉じゃあないような気もするが……?(頭を抱きしめられると胸に顔を埋めて) さて、修学旅行だ。俺たちにとっては、卒業旅行でもある。たくさん思い出を作ろうな…… -- 武神 恭一郎
- 褒め言葉に決まってる…かわいい盛りなんだぞ君は(よしよしと撫でて)私だって…君の心の中を知りたくて必死なんだよ
…ほ、ほらっ、どちらかといえば私は…排水量がなくて、平たい方だから……もしかして、好みにあわないんじゃ…とか…… (下から支えるまでもない程度の胸が呼吸にあわせて浮き沈みする 恭一郎の顔に肌が擦れるたび桜色の頂きがはっきりとして) どうしていいのか…ほんとうにわからないんだ(顔を赤らめながら、ぽつりとつぶやく)君を虜にしていたいのに…どうしたら喜んでくれるか、とか…わからなくて ……恭一郎…恭一郎っ…(本当に困っているときのイントネーションで名前を呼んで)……特別な日の、特別な旅か 夢みたいだな …そうだ、その前に君に渡しておきたいものがあったんだ(肌がはなれたのもつかの間、夜具に包まったまま馬乗りになって胸をつき出す) -- ラリサ
- 可愛い盛りねぇ……(撫でられながら複雑そうな表情をして)……俺の心?
ああ、平たい方だなんてそんなことを気にしていたのか。(胸元に顔を擦り付けるように顔を左右に振って) 俺にとってはラリサの体が至高なんだ。もちろん、体だけじゃないが……俺はとっくにラリサの虜だから気にするな。 うん?(馬乗りになられて)俺に渡しておきたいものってなんだろう。気になるねぇ。 -- 武神 恭一郎
- (首を振って)気にしてない、全然気にしてない…容姿には自信がある方だ ただ、君が大きい方が好きだったら…私にはどうにも
って恭一郎、んんっ…な、なにを…?(むずむずとくすぐったさの方が勝って表情が崩れ、半ば呆然とされるがままに任せてしまう) また恥ずかしげもなくそういうことを言う…まったく、天然でそれだからな…君というやつは!(恭一郎の胸に手をのばし、鼓動を感じて) 私が…あの艦と一緒に預かった品物だ(突き出した胸のすぐ下、鳩尾近くの白い肌の下から戯画化された鍵のような形が浮かぶ) (次の瞬間には黄金のきらめきが露わになり、血の一滴も流れず、瞬く間に鍵の形をしたものが排出されて)…っは…ぁ…… SLBMの管制キーの片割れだ もう片方は政治委員人格が押さえてる 預かっておいてほしいんだ、恭一郎…世界の半分を君にやろう -- ラリサ
- うーん、俺も大きいほうが好きだって公言してきたけど。いざ人を好きになると、好きになった人のサイズがベストに感じられてなぁ。
ははは、俺は思ったことはすぐ口に出すんだぜ。単純な男だからな。(にっこりと笑って) うん……?(黄金の鍵が排出されれば)おお……これが…(鍵を手に明かりに照らして) これと、電脳王の魔結晶があれば。きっとあの艦を俺たちの未来に持っていける。 ありがとう、ラリサ。世界の半分なんて、抱えきれないかも知れないが。お前と二人なら…… -- 武神 恭一郎
- 言いたいことはよくわかる…私もヤポンスキーは苦手だったんだ ずっとあの国にいたから、数えるほどしか会った事がなかったけれど
すぐ目の前に底なしの海溝がぽっかりと口を開けている…君らの黒い瞳を見つめているとそんな気がして、吸い込まれてしまいそうになるんだ 君はアカシという名のヤポンスキーを知っているか? 彼は有能なスパイマスターで…本物のニンジャだった 結局一度も考えを読めなかったな… でもまあ…君に想いを寄せる様になって、そういう謎めいたところも好きになれた(鍵を透かし見るその手を両手で包んで) この鍵はいわば生体情報の塊だ 物理的な存在はあくまで仮初のものでしかない そして今、所有権は君の手に渡った これからは意のままに出し入れがきく さっき私がしたみたいにね あとの半分は私が貰い受けるつもりだ あの艦には世界を三度焼き尽くせるだけの力がある 世界を旅するこの艦に送り込まれたことにも、それなりの意味があったんだ… どんな形であれ、一発でも撃たせてしまったら私たちの負けだ 相互確証破壊の引き金が引かれて、ギャラルホルンの音色が鳴り響くことになる ……ん…(膝をあわせ、ついさっきまで荒ぶっていた恭一郎の分身を太ももではさみこんで 腰を使ってゆらゆらと動いてみる) -- ラリサ
- 俺もラリサの瞳が好きだ。憂いと過去を抱いていながら、俺を愛してくれている瞳が。
アカシ? さぁ、わからないな……本物の忍者とはまた。一度会ってみたいもんだぜ。 この鍵があればあの艦をコントロールできる……ああ、二人で半分こしよう。 ……世界を守ろう、ラリサ。俺たちが世界の果てまであの艦を持っていくんだ。 破滅の笛なんて鳴らしちゃいけない。ラリサのいた国のイデオロギーも国家理念も俺は知らない。 だが……俺たちにはできることがある。俺たちが世界を救うんだ。 うっ。(分身を刺激されるとまた太ももの間で膨れ上がって)おい、ラリサ。(女の双丘を揉んで)明日、辛くても知らねーぞ。 -- 武神 恭一郎
- 党だって世界の終わりを望んでいるわけじゃない…政治委員にとっては党の指導が絶対のもので、「間違えること」にとても臆病な生き物だ
私たちのすべきは反逆行為を全うすること…そのゴタゴタの中でうっかり積み木を崩してしまう様な、万に一つの事故を避けることだけだ 世界を救うだなんて、大げさだけだな君は でも、あながち間違ってもいないか…それが安全保障というものだから そう思うと俄然やる気が出てくるな (熱くたぎり始めるそれに冷たい指を絡める 秘められた場所にあてがい、漏れだす熱を擦りつけて)この場合……んっ… …君といる今の方が大事だ……明日の私がどうしているかより、ずっとずっとね 私は間違っているかな、恭一郎……恭一郎…っ! -- ラリサ
- なんか寂しいな……党の指導が絶対、っていうのは。間違えたら、自分の手で正していけばいいのに。
俺は正義の味方だからな。良いことを良いと言ってやってくしか能のない男さ。 何も間違っちゃいねぇ。(穏やかに女の胸を揉んでいた手で相手の腰を掴んで)ただ、覚悟しろよ。 悪魔はお前を貪りつくすまで止まらない。(そのまま剛直を突き入れて) -- 武神 恭一郎
- 判断を誤ってしまった者に、やりなおすチャンスが与えられるとは限らない…責任をとらされてシベリアに赴任した政治委員も少なくないんだよ
いつか、はじめて艦に招いた時に話したことだけど…私の正義と君の正義は違うものだった でも、今は同じだ…それが嬉しいと思う 泣きそうなくらいに、ね(ひそやかな声でひとりごち、触れられる場所が変わるたび敏感な反応をみせて)……ぅ、ん…!………あは…っ それなら君を篭絡して…骨抜きにしてやるまでだ、悪魔憑き 寝ても覚めても私のことしか考えられない身体にして…君の魂をいただくとしよう (腰が浮き、恭一郎の熱にも勝るほどの灼熱が押しつつむ)…っっっ………はぁ…ぁ…ん、んっ…! 恭一郎……手、を…(両手の指を絡めあわせて) -- ラリサ
- ……なんか、恐ろしいな。意思に見限られてそんなところまで行ったら、心まで冷え切ってしまいそうだ。
ああ。俺の正義とラリサの正義が重なった。それは、この世のどんなものよりも尊く思う。 (両手の指を絡みつかせたまま腰を突き上げて)うっ……すげぇ、絡みついてくる…っ 下になってるとさ、絶景だぜ。(甘い吐息を漏らしながら)ラリサが俺のために色っぽく動いてくれるんだからな。 -- 武神 恭一郎
- 消えていった者のことを覚えている人間もまた、一人一人と減っていく…そして、存在した痕跡すら残さずに最期のときを迎えるんだ
裏を返せば、同志から見た私は正義に背いたものに変わる…二人そろって人民の敵だ これからは自分自身と君だけを頼りに生きていくことになる… (果てしなく甘い疼きにわなないて、胎の奥へと誘うような動きを続ける 灰色の瞳は快楽に濁らず、澄み切ったまま喜悦に染まり) …正しくは………君の蕩けた顔を眺めるためだ…見ものだぞこれは(強がって笑い、なだらかな腰つきが弾むたび背すじが弓なりに反れて) -- ラリサ
- …人は二度死ぬ。一回目は命を失った時。二回目は誰からも忘れ去られた時……悲しいもんだな。
ああ。人民の敵であることを受け入れていく。それがラリサを守るために必要なら、俺はその道を突き進む。 ラリサだってとろけそうな顔してるじゃねぇか。手が自由になったらその揺れる胸揉みまくってやるところだぞ。 ああ……良いぞ、ラリサ…イく……!(ラリサと指を絡めたまま、腰の動きが激しくなって) (二人で求め合った時間。二人で慰め合った時間。旅立ちの時を前に、俺たちは愛し合った) (そして、卒業の日が近づく) -- 武神 恭一郎
- ああ、そういえば……ラリサさんにはアドバイスをしていただいたのに報告がまだでした。 -- ユヅル
- 君が来るのを待っていた こちらから押しかけて質問攻めにするのもいかがなものかと思ってね…それで、どうだった? -- ラリサ
- ダメでした。(返答は一言。たった一言。唇を引き結んでいるとも、かすかな笑みとも取れる唇の形。) -- ユヅル
- そうか、ダメだったか…同志アフマートヴァはそこまで覚悟を決めていたんだな 君と空けようと思って酒を一本用意しておいた 付きあってくれるだろうな -- ラリサ
- おや。嬉しいですが……いいんですか、ほかの男と酒なんて飲んでいても?(笑みを深めて少し首をかしげる。質問の内容の割に声音は楽しそうだ。) -- ユヅル
- 何か問題でも?(ショットグラスをウォトカで満たし、塩漬けのニシンにライ麦パンだのピクルスだのキャビアだのをあっという間に用意して)
私が知ってるあの子はもっと脆いところがあって…誰かの支えを必要としていた いつまでもあの男…バベッジの幻影を追いかけていたくらいだ あれは人の理解を得づらい道だ それでも前に進むことを選んだ 強く生きていくことを決めたんだろう そんな彼女を…君は応援してやれるだろうか(こちらもグラスを満たし) -- ラリサ
- まあ……ずいぶんと豪勢な。(目を丸くして次々に用意されていく肴を見やる)
得づらい……んでしょうか?(くい、と首を傾げた。もう音は鳴らない。)お爺様の残した業績を、エイダさんは正しく伝えようとしているように僕には思えました。その手伝いをしたいと思ったのは、僕の本当です。 まあ、あなたと恭一郎さんのように伴侶として隣にいることは叶わないわけですが……手伝いなら、その立場にいなくてもできますよ。だいたい、フラれたからってもうあの人の助けにはなりたくない、というのは逆に素直でないように僕は思います。(反対側に首をかしげる) -- ユヅル
- 前に失意を味わっていたとき…自分には務めがあると言っていた 自分自身に言い聞かせる様に…私には、それが逃げてる様にも聞こえたりして
今はもう違う 支えになるものを自分の中に見つけられたんだ 立派なことだ あの歳で、しかもこんな短い間にだよ 同志アフマートヴァを怒らせてしまうかもしれないけど、私の予想を超えて…一歩も二歩も先をいっていたんだ 君が惹かれたのもよくわかるな 肴は十分用意したし、酒の備えもばっちりだ 酔い潰れたら介抱してやる…飲もうか同志オジモフ(あの子と君のこれからに、とグラスを掲げて) -- ラリサ
- ええ、それにあなたと共に在る恭一郎さんの未来に。(グラスを掲げる。ラリサの言葉に一つ一つ頷いた)
お心遣いに無量の感謝を。……なんというか、僕はこちらの世界に来て逆に多くの友人に恵まれた気がします。限られた人数だからこそ、なんというか……濃いんですよね。 ……本当に、ありがとう。(そのまま、一息にヴォトカを呷る。それなりに酒もいける口らしい。) -- ユヅル
- こちらが気に入ってくれたなら…艦を巣立ってもっと広い世界を見にいくといい(薄切りのライ麦パンでキャビアを挟み、口にして)
私の故郷では…国境が閉ざされる前ですら、一握りのものしか味わえなかった贅沢だ この世界には君を受け入れられるだけの懐の深さがある きっといい旅ができるぞ…若いうちは無茶ができてしまうからな!(応えるように火の酒を呷って、空いた端からなみなみと注ぎ足す) -- ラリサ
- (注ぎ足されれば杯を干して、そしてラリサの杯が空になれば同様に。酒瓶は見る見るうちに減っていった。肴もどんどん消費されていった。)
(かろうじて自力で歩いて帰っていったのは、おそらくこの小さな男の最後の意地、というやつなのだろう。) -- ユヅル
- (介抱を遠慮して暇を請う青年を見送り、夜風に当たって)……大いに迷うといい…転んでも大丈夫、それは若者だけに許された特権だ
君は私よりずっとうまくやれるさ あの頃の私は人の話を聞きいれなかったからな…(瓶の底の一すくいを直飲みして、熱い吐息をつくのだった) -- ラリサ
- ラリサ!丁度良い所にいたわ(向かい側から歩いてくるラリサに気付いてパッと顔を上げ、声をかける)
……こんな所じゃなんだし、冷たいものでも食べに行かない?それとも、先約があるかしら。(何気ない言葉だが、含みがある様子でニコニコと) -- ラルス
- ありそうに見えるか? だったらそれは気のせいか見間違えだろうな どこか心当たりがあるなら喜んで、この辺にいい店はあったかな… -- ラリサ
- アナタ結構忙しそうに見えるのよ?そう感じてるのはアタシだけかもしれないけれど
えーと…確かあっちの方向に新しくカフェがオープンしてた筈だけど……味の保証はちょっと出来ないわね…ラリサは行ったことあったりする? -- ラルス
- 本当にそうだとしたら、尚のこと気取られるべきじゃないと思うな 新聞屋が話しかけづらくなったら商売上がったりじゃないか
ああ、その店ならこの前の寄港地で仕入れた豆が上々の評判だとか…私はまだだよ、行こうか同志 話したいことがあるんだろう? -- ラリサ
- あ、そういえば新聞屋さんやってるんだっけ。だから忙しそうに見えるのね…
…えぇ。まぁね…つまらない話かもしれないけれど。付き合ってくれるなら(あっちよね?と方向を確認し、歩を進めていく) -- ラルス
- 君の話をどう感じるかは私が決めることだ 取るに足らない話だと思っているなら(あんな風に、と先日のやりとりを思い返して)踏み込んだりしないさ
話し方ひとつとっても君の個性だ みんなありのままを受け入れてきたから、とりたてて触れられることもなかった…ここだな 二名、禁煙で 静かに話せる席の方が良さそうだ(奥まった場所に通されて、メニューを先に見せる)私はコーヒーフロートかな 君はどうする? -- ラリサ
- アタシ、クリームソーダ。(メニューを閉じて嬉しそうに答え、そこを歩く店員を呼び止めると2人分の注文を伝える)
…一度だけ聞かれたことがあったけど…話しづらかったんでしょうね、途中で終わっちゃったわ ………ラリサはきょうだいって、居る? -- ラルス
- うん、語弊を恐れずにいうなら薮蛇になる危険が大きい この手のことはそれぞれの事情というものがあるからな…
自分の過去に触れられて喜ぶ人はあまりいない…だから、そこまで踏み込まないことは友人として、同志としての礼儀でもある あえてその愚を犯すのは…君の人となりそのものに興味があるからだ 私はまだまだ人間を理解しているとは言いがたいからな… (シンプルな問いかけだった 一瞬、眼球が灰色の硝子玉に変わって、すぐに瞬きをする)…いる………うん、いた…かな -- ラリサ
- そうね…過去なり、家族なり。(ラリサの目を見て、何か思うところがあれど触れず)…あるものよね
……アタシ、妹が居るの。女のきょうだいがいるからこうってワケじゃないけれど (届けられるメニュー。目の前のそれに目を奪われつつ) ラリサ…アナタは、きょうだいと自分がどうとか…比べたことは、あるかしら(自分にとっては勿論、先程の様子を見るにきっと彼女も、あまり触れるべき話題ではないのかもしれない「家族の話」。それでも続けて) -- ラルス
- エルフは半分植物みたいなものだという輩もいるけど…私だってさすがに木の股から生まれた訳じゃない 血を分けた親も兄弟もいたさ
(バニラのアイスをつついて沈めて、ぐるぐるとかき混ぜればグラスの中身はマーブル模様を描いて) …私には兄がいたんだ 一足先に大人になってて、いつも私の前を歩いていたから…いつの間にか、その背中を追いかける様になってた 二言目には「兄さんばっかり」「兄さんばっかり」…ずるいです、って言って困らせてばかりだった 何がどう「ずるい」のか自分でもよくわからないのに、背伸びしたくて口だけは一人前だった 妹さんは大人しい子だったのかな それとも、私みたいに手を焼かされた方だろうか…(頬杖をつき、話の続きを促して) -- ラリサ
- (ラリサの話を聞けばパッと顔が明るくなり)妹って感じね。アタシにも覚えがあるわ。下のきょうだいは上のきょうだいの真似ばかりするのよね
(スプーンを手に取りアイスへ手をつける。一口二口と口へ運び) うちの妹は結構おとなしい方だったかしら。それでも、アタシの影響で結構お転婆なこともしてたわよ …そう考えるとちょっと似てるわ、妹とアナタ。アナタもそういうところあるわね。(クスクスと笑ってまたアイスを一口) -- ラルス
- 兄さんの方がずっと大人だったし、仲は悪くなかったと思う…3年5年の違いならまだしも、私より18年も長く生きてたんだ
兄さんにできることは私にもできると思ってた できないことがあると躍起になって追いつこうとした…この人には勝てないって、認めたくなくて精一杯の意地を張ってた 元はといえば船乗りになったのも兄の影響だ…というより、どこまでも追いかけていったら私も船乗りになってたんだ 笑えるだろう? 君の話にもまだまだ続きがありそうだな…(冷たいアイスを舌の上で転がして、アイスコーヒーに溶けていく味覚を楽しむ) -- ラリサ
- あら、そんなに離れてたの?それじゃうまく行くかもしれないわね
上が大人だと下を落ち着いた目で見れるから…うちはアナタたち程じゃないけど離れてたから、そんな感じだったもの。 (その話し振りを見て微笑ましげに笑い)本当に好きなのね、お兄さんの事が (促されれば、明るい表情が少し陰り)……アタシ、妹の事が好きだったわ。って言っても変な意味じゃなくてね?可愛くて気が効いて…マザコンみたいだけど、母さんに似てて、素敵な女の子だった。 妹もアタシを慕ってくれたし、アタシだって妹の事がかわいくてしょうがなかった。…それでも…なんていうか、うまくいかないものよね (ソーダで口を潤してから)妹は持ってて、アタシが持ってないもの。それが羨ましくてしょうがなくなった時が来て…ただ羨ましいって気持ちから、妬ましさに変わっちゃった でもそんなのイヤなのよね。可愛い妹へ向ける感情じゃないって、目を背けたくなったわ…そんな自分とか、色々。 …あんまり楽しくない話よ、まだ、続ける方がいい? -- ラルス
- もっと早く素直になれていれば、違う未来もあったかもしれない…今でもたまにそう思う 兄さんに甘えていたんだよ私は…
仲がいい様に見えていたのは、兄が一方的に譲歩しつづけた結果でしかない 思い返せば喧嘩らしい喧嘩のひとつもしなかった そのことに私はひどく苛立ってた…いつまでも子供扱いされることが嫌で嫌で仕方なかったんだ 絶対に認めさせないと引っ込みがつかなくなってた 顔を合わせるたび、私の方から突っかかってばかりで…兄さんもあまりいい気分はしなかったはずだ(氷がグラスに当たり、涼やかな音をたてて) (こくり、とうなずく)兄弟の持ってるものを欲しがってしまうのは…きっと自然なことだ 誇りに思うのと同じくらいにね 止めてほしいならそうする でも、その胸に秘めておけない話があるなら…ここでぶちまけていくといい 君次第だ、同志カザロフ -- ラリサ
- ………距離が近いが故に言えないこともあるわ。
ラリサは今そうやって考えられてる。…お兄さんが当時仮に良く思わなかったとして、今はきっとそんな事ないわ。 お互い大人になってから分かり合えることだって…あるわ ………アタシ、今のラリサの言葉聞いて、少し肩の荷が降りた気がする。聞いて欲しかったの、かもね。…アリガト でも…妹に対してどう思ってるかなんてぶち撒けちゃったら、恥ずかしい事になっちゃうから、ダメね(くすくす笑い) …アタシって話すのヘタだから…そうね、結論から言うと「アアシが何故この口調なのか」って質問の答えは……自分を変えたいって思った結果よ。 変わってるかどうかは、結構怪しいけど。見本にした人間が母だから、女っぽい口調で…それでかしら、多分。 -- ラルス
- そう言われて救われる者もいる 兄さんからすれば、昔の私は危なっかしく見えて仕方なかっただろうな…きっとはらはらしながら見守って、それで……
(自分を変えたかった、変わりたかった 過去と現在のつながりを断ち切れるものなら、以前の自分は何だってしたことだろう) (その願いが切実なものだと知っているつもりだった)私の教官どのは…熊みたいにがっしりとしててヒゲもじゃのむさ苦しい同志諸君だった 結果はご覧の通りだ 君とは正反対だな がさつさに磨きがかかったおかげで嫁の貰い手も…………いや、あるか…あるな……うん…(耳の先まで赤くなる) -- ラリサ
- 兄ってそういうものよ。そういう気になって仕方ない妹がいるのが、幸せなのよ
(自分のことを語るようにそう言って、恥ずかしそうに、照れ隠しなのかアイスに口をつけた。グラスを見ればソーダも大分なくなってしまっている) …アタシはアタシで、男なのにこれだから婿の貰い手が無いワケよ……って急にノロケ入ったー!? いや、うん、アタシとしてはラリサが幸せそうで何よりよ…ホントよ…泣いてないわよ… -- ラルス
- し、仕方ないだろう!?(ふいっ)私のことを気に入ってくれた人がいるのに…滅多なことは言えないじゃないか
とにかくだ!(咳払い)君の目論見は今のところうまくいってると思う…望んだ自分はその先にいて、いつか君がたどり着いてくれるのを待ってくれてるはずだ 面倒見のいい同志先輩が放って置かれるはずがないだろうに(解せぬ、という表情)……ん、もしかしてそれは…なるほど、つまり―― 君は「お姉さま」というやつだな同志カザロフ 我々の世界でいう先任下士官だ 時に厳しく、時に優しく後輩女子たちを育てていく…まさしく稀有な人物だ 誇りに思うといい -- ラリサ
- 別にダメとは言ってないわよ?仕方ないわよね、そうよね仕方ないわね(笑みは笑みでもニタニタとした笑みで)
ラリサはすぐそういう事言うから、彼氏の存在があった方が滅多な事言わなくていいわ!!そういうところ、彼氏に絞られるべきだわ。うん。絶対そう ……そうだといいわね。そういう事言ってくれるラリサが好きよ、フフ。 ………ラリサって真顔で冗談言うからわかんない。(ムスッとした顔をプイとそらしてブツブツと) 別に女子だけじゃなくていいじゃないのよ!…そういう存在になれてるなら、まぁ、光栄ですけどっ。 -- ラルス
- (フフン、と鼻を鳴らして)私の手綱を握れたら大したものだぞ同志カザロフ そんな真似のできる人が彼のほかにどれだけいるかな
それなら相思相愛というわけだ? 私も好きだよカザロフ、君はいつだってよき隣人でいてくれる 付かず離れずのこの距離感が心地いいんだ 同じ様に感じていてくれたら嬉しいけど…君には君で別の見方があっていい ひとことに同志といってもいろいろだからな… (おや、とメニューの片隅に目をとめて エリュシオン有数の超ド級パフェを指さし)君と私で半分ずつだ いってみないか…? -- ラリサ
- なぁにそれ、「私にはあの人しかいないのよ!」って言ってるようにしか聞こえないわ。ダダ甘。
アタシは…似てるような違うような?普段こうして話してるとそんな感じだけれど…たまに妹みたいに、近付いて見えるわね。 ………なぁにラリサ、こういうのが好きなの?アタシはねぇ…大好きよ…! -- ラルス
- (バレたか、とおどけた顔をして)それは君が同志先輩だからかもしれない…先輩後輩というのは擬似的な兄弟関係でもある
一つだけ違っているのは…落第して学年の差が縮まることがあるという点だけだ 私自身、前にも一度そうなりかけた事がある… しかしだな同志、こう見えて三桁だぞ私は 今年の春に100歳になったばかりだ ちなみに恭一郎は4歳だ 今がかわいい盛りというわけさ …ДаかНетでいえば……大好物だっ!!(目と目で通じあう二人、店員さん呼んでオーダーして)相手はビックセブンの一角だ 妹さんには私から手紙を書こう…君の屍は拾ってやるとも -- ラリサ
- ………その事(学年)についてはいいの、もうなってるから。もうなってるからッ!
可愛い盛りて。ていうか何その歳の差カップル。祖母と孫じゃない。…祖母と!孫じゃない!!(大事なことなので2回言う) (オーダーを聞いて目を見開く店員を見やりつつ)ふうん…アタシが叶わないとでも?ラリサこそいいワケ?彼氏に連絡とか、ねぇ…? (足組み腕組み、挑戦的な笑み) -- ラルス
- 違うな、曾祖母とひ孫くらいだ 私たちの種族的にはすこし歳の離れた弟くらいでしかないけど、なにしろここは人間の土地だからな
いざとなったら手遅れになる前に助けに来てくれるさ 私の白騎士殿は察しがいいんだ 前にも悪党におなかを撃たれた時に颯爽とかけつけてくれてね… 妹さんの写真、あれば今度見せてもらいたいな…きっと君に似て可愛らしいだろうから(そして来襲する超ド級パフェ 私たちの戦いはまだはじまったばかりだ!!1) -- ラリサ
- (小型飛行船を二人でチャーターし、ゆっくりと夜景を楽しみながらエリュシオンの傍を行く)
(窓際から外を眺めて)いや、良い景色だな。ラリサ? 今日は特別な日だし、思い切ってチャーターしてよかったな。 -- 武神 恭一郎
- いつもと同じ景色のはずなのに、今日はすこしだけ違って見える様だ…長生きはしてみるものだな(窓ガラスにくっついて都市艦の偉容を眺める100歳児)
それとも、君と一緒だからかな…恭一郎、ちょっと探検してみないか?(腕に抱きついて)この船にはなんとボイラー室まであって温水が出るんだそうだ! 贅沢極まりないな… -- ラリサ
- そうだな……俺のこれからの100年も、こんな風に綺麗なものをたくさん見れたらいいと思う。そんな四歳の誕生日。
ははは、ラリサと一緒だから俺もいつもより2割り増しで夜景が綺麗に見えるぜ。(腕に抱きつかれると赤くなって)あ、ああ。 贅沢に作ってあるよなー。こんな船で食事が楽しめるなんて、エリュシオンの技術には驚かされるぜ。 -- 武神 恭一郎
- 見られるさ、君が求めている限り…お望みとあらば、世界の果てまで旅をしよう うん、四歳だ…おめでとう恭一郎 君はほんとうにひ孫くらいの歳だったな…
(細長い廊下を基点に機関部から硬式の気嚢室まで見て回り、後部甲板へと通り抜けていく)…あ、恭一郎、恭一郎! あのへんじゃないか? 君とお仲間の家があるあたりだ 一度、君のいないときに遊びに行ってみようかな…(片隅に置かれたクーラーボックスからラベルの朽ちかけたボトルを出して、グラスを並べつつ) -- ラリサ
- ラリサと一緒に世界の果てまで、か……それも悪くないかもなぁ…(指先を振って)100歳の誕生日を迎えたラリサから見たら、大抵の人は年下だよ。
おっ、確かにシェアハウスだ。(はははと笑いながら見て)明かりがまだついてるのはロアの部屋だろうな。あいつ夜更かしするから。 ああ、遊びに来てくれ。きっとみんな笑顔で出迎えてくれるさ……男くさいとこだけどな。(振り返って)ラリサさん、そのボトルは? -- 武神 恭一郎
- 私の過ごした100年より君の4年間の方がずっと大事だ そこには私がいたし、他の同志たちもいた…君の大切な過去になれてるんだから
黄金歴でいう163年モノ、私と同い年の酒だ 100歳になったら家族と飲むことになってて、ずっと大事にとっておいたんだ でも…生まれたばかりの私にこれを贈ってくれた人たちは……気づいた時にはいなくなってた 君と私と、二人だけだ(長い耳が垂れ下がって) ……付きあって、くれるだろうな(コルクを抜き、曇りひとつないグラスに緋色の酒を注いで渡す)…恭一郎、君のいる未来に 次の100年に! -- ラリサ
- ……ああ。ありがとう、ラリサ…俺の過去になってくれると言ったお前の言葉に偽りはなかった。
へぇ、今から100年前のお酒か。(話を聞くと俯いた。自分にも家族はいない。彼女にかける言葉が見当たらなかった) ああ、付き合うよ。いつまででも、どこまででも。(グラスを掲げて)ラリサと共にいた過去に……乾杯! なぁ、ラリサ……俺たち、良い家族になれるかな? -- 武神 恭一郎
- 君には…本当の私だけを見てもらってきたつもりだ 自分を偽ることには慣れている…けれど、でも、君だけには知っておいてほしかったから
……ああ、乾杯!(幾星霜を経て養われた酒の味は底が知れないほど深く、呑みこまれてしまいそうなほどで) ………ふぅ………ふふ、親の愛情というのは…赤ワインみたいな味がするんだな(舌の上で転がし、香りを味わうようにゆっくりと吐息をついて) 私もいつか、こんな味が出せるような大人になれるだろうか…なれるといいな、なれる…と思う……うん、なれるさ、君が一緒にいてくれるなら (同じクーラーボックスからもう一本ボトルを出して)こっちは次の100年用だ! 今日の日付でも書いておこうか? 私があずかっておくから、君は忘れずに覚えておいてくれ(空いた二つのグラスになみなみと注ぎ、古い方のボトルが空いた この場で飲みきってしまうつもりらしい) -- ラリサ
- ははは、ラリサをナンパした時にはまさかこうなるとは思わなかったよ。本当のラリサ。本当の俺。
(酒を口にして、芳醇にして馥郁たる香りを楽しみ)うん、最高の酒だな。 ラリサの親御さんはきっとラリサのことを心から愛していたんだろう。そうでなきゃ、こうはならない。 そうだな……ラリサと一緒なら。あはは、それはいいな! 100年後になったらその酒を楽しもう! ……なんか、勿体無い気もするな。100年ものだなんてそうそう味わえないぜ?(窓から星空を見上げて) -- 武神 恭一郎
- 結果だけみれば大成功の部類じゃないか? 君はあの時なんと言ったんだったかな…たしか……(記憶の扉が開きかけてる、ふりをして)
これでも小さい頃は可愛げがあったからな…親に似ず、がさつで不出来な娘だったけれど(目をつむり、時間をかけてグラスを空けた) (ラベルの下のほうに”1 апрель 272 года”と走り書きして)これでよし、と…君も何か書いたらどうだ? 100年先の家族のためにさ 100年モノなら君の目の前にだっているじゃないか(いつもあんなに甘えてくるくせに…ところころ笑って、腕の中にもぐりこむ) -- ラリサ
- そうだな、あの出会いがなければこうして二人過ごすこともなかった。(顔を手で覆って)おいおい、勘弁してくれ。100年生きてる割に記憶力が達者だな!
そうか……ラリサの小さい頃、可愛かったんだろうな。(ふっと笑って) ん、そうだな……(ペンを借りてラベルに書き足す)100年の愛 武神恭一郎、と。うん、なかなか良く書けた。 はは。これは一本取られたな。(ぎゅっと抱きしめて)…こんな誕生日なら、来年が楽しみになっちまうな。 -- 武神 恭一郎
- 「ヘイお嬢さん! 暇してる〜?」だったかな…つい昨日のことみたいだ 実は私もはじめてだったんだよ…あんな風に声をかけられたのは
(シャプカを外して頭を預け)来年は君が5つになる節目の年だものな…きっと二人とも卒業していて、どこか別の場所を旅してる真っ最中かもしれない ところで、恭一郎? この船には大きなバスタブがあるんだっ 解放感あふれる窓から外の眺めが楽しめると、パンフレットに…書いて、あってだな ……いちおう着替えは持ってきてるし、今夜はここで過ごすことになるわけで……つまり…(言いよどんで、ほんのりと赤く染まっていくエルフ耳) -- ラリサ
- うぐっ。(耳まで赤くなる)じ、自分でもよくこんなカビの生えたようなナンパ台詞を……ぐ、ぐぬぬ…
4歳の次は5歳ね、ラリサから子ども扱いされなくなるのは何時の日になることやら。でも、卒業したら世界を見て回るのは悪くないよな? ん……そうだな…(エルフ耳にキスをして)それじゃ今夜も楽しみますか。 あー、俺ってキスが下手だからなー。何度も練習することになるかも知れないなー。あーあー。(笑いながら何度も浅く頬とエルフ耳にキスをして) -- 武神 恭一郎
- ストレートに言ってくれる方がわかりやすくていいと思うな 経験のない私でもわかったくらいなんだから…でも「お嬢さん」か…(笑いをこらえて肩がふるえる)
私の艦が使えたらの話だ ダメならダメで、どのみち嫌でも世界中を旅する破目になる…行く先々で歓迎委員会が待っていてくれるわけだ んー!!(変な声が出そうになって唇を噛み、めいっぱい顔をそらして)やっ、ぁ…だめっ、そ、それだめだめだめだめ!!…くすぐったひって、言って…っ! んんっ、く、ぁ…!(しっかり抱きしめられていては逃げるに逃げられず、じたばたと腕の中で悶え狂った)恭…っ! 恭一郎っ!! -- ラリサ
- ストレートだからわかってもらえたのはいいんだけどってオォイ! 笑ってる、めっちゃ笑ってる!!
上等だ。どんな道のりだろうと、俺はラリサを守り抜くだけだぜ。 ふふふ、愛い奴め。(たっぷり耳を可愛がって)さて、それじゃ……(お姫様抱っこをして)今夜を楽しむとしますか。 (それから二人の誕生日は秘めやかに過ぎていった) -- 武神 恭一郎
- 約束通り、いっぱいやりにきたぜ。
勝ったよ、ランディにな。あいつは笑って成仏してったよ。 もう死にたがりの真似事をする必要もなくなったってわけだ。 -- アハト
- いや、君が見たのは幻だ どんなに手を伸ばしても決して触れることのできない真昼の夢だ 私の国の人間たちは霊魂の不滅も神も仏も信じない…
つまりは、君がどう感じたかだ 気は済んだかな、同志サフォーノフ 約束を果たしてもらった以上、私も応えてやらないといけないな (黄金に輝く酒が封じられたボトルを出して、コルクを抜けば蜂蜜の香りが漂って)この酒は君の魂を解き放ち、翼を授ける 司祭の役は私が務めよう さ、まずは一献… -- ラリサ
- そういうと思ったよ。(肩をすくめて笑う。)
ま、どちらでもいいさ。俺が呪いの翼から解き放たれたのは事実なんだからな。気は済んださ、今からは楽しんで空を飛ぶのさ。 これは良い……黄金の蜂蜜酒か。あんたが司祭なんていうと矛盾を感じちまうが、まあいい。それじゃあいただくぜ。(注がれた酒を見て)本当に黄金に輝いてるとはな……。 (一気に飲み干した。) -- アハト
- そんな事ばかり言っていたものだから、本当に神々に見放されてしまったんだ…私がこの艦に寄越されたのも、そういう事情と無関係じゃない
これも風の精霊たちを研究した成果の一つだ(石笛を奏でて、この世ならぬ音律が一種のトランス状態へと導いていく) 私はダメだったけど、風を友とする君ならあるいは…彼らに気に入られるかもしれない(唇を離しても、ひとりでに音色が奏で継がれて) トリガーは君の手で引け 口説き文句はこうだ………Иа……Иа! Хастур! Хастур цф'ьаяк 'ьвулгтмм, вугтлаглн… -- ラリサ
- 神々に見放されたってよくわからねえな……確かにあんたの船は科学のみって感じなんだろうけどな。
……な、なんだ、この音……なんか、意識が……。か、彼ら? 彼らって何だよ……! 北の言葉はよくわからねえよ! い、いあ、いあ、はすたー……? イア! イア! ハスター! ハスター クフアヤク ブルグトム ブグトラグルン ブルグトム! (遥か遠き時代の神の使いを呼ぶ呪文。勢いのままにアハトは叫ぶ。空を、宇宙を駆ける神の眷属を呼ぶ呪文を。) -- アハト
- かつて同志レオニード・イリイチが人気女優の表敬訪問を受けたとき、彼はこう切り出した 「君の願いなら何でも叶えてみせよう」
女優は言った 「では、亡命を望む全ての人を亡命させて下さいませんか?」と…レオニード・イリイチは笑って答えた 「おいおい、君は私と二人っきりになりたいのかね?」とね 私の国の神々は世界に散っていった 一柱残らず亡命してしまったんだよ 決まっている 彼らは彼らだ すぐにわかるとも…(アハトの身体の輪郭がぼやけ、二重にぶれてどこか別の場所へと転送されていく) (いずれもっと科学的な方法が開発されるかもしれない 望む結果にたどり着く方法は一つではないのだ)……そして無窮の空を越え、アエテュルの海を渡っていけ できるさ、できるはずだよ同志サフォーノフ 君はこの学園都市一の飛行士なんだから -- ラリサ
- それは北の国のジョークか何かか? 神々が亡命しただって……? そんなことが……。
なんだ、これ……体が、いや、浮いてるのか? 飛んでるのか……!? (何かに運ばれるような印象を受けつつ、身体の輪郭がぼやけて、何処かへと転送されていく。) ……まるで、生身で空を飛んでるみたいだぜ……。 (アハトは風に愛されていたようであった。何か恐ろしい目に遭うわけでもなさそうだった。) やっぱり、空は、良いな……そうだろ、ラリサ。(彼女に聞こえているのかどうかわからないが、そう呟いた。) -- アハト
- ありえるから私がここにいる モスクワも精霊技術にはそれ相応の関心を持っているんだ…あくまで一般論としての話ではあるけれど
楽園を逐われてしまった身には無縁の奇跡だな 君はまだ、この世界に愛される資格を持っているわけだ 存分に行使するといい… (人の身体の倍ほどもある大きな有翼生物が空に生きる青年を乗せ、風を切って飛んでいく その乗り心地は《翼ある貴婦人》の名に相応しく) (永遠にも近い夢中飛行、あるいはほんの一瞬の白昼夢が覚めてみれば元の場所に戻っていて ラリサの冷たい手が額に触れた) おかえり、同志サフォーノフ 君が見たものは風の神性ハスターの従者、その名もバイアクヘーだ どうかな、よければもう一献… -- ラリサ
- ……こいつが俺を載せているのか……?
(アハトを背中に乗せているのは巨大な有翼生物。名状しがたいかたちをした何かが、風を切り、飛ぶ。) すげえな、まるで生身で飛んでるみてえだ。ライトスピードに乗ってる時でさえも、こんなことを感じたことはなかったぜ……。 (幾許かの夢中飛行、遥かな世界を飛行していたアハトはふと、はっと目を覚ます。冷たいなにかが額に触れたからだ。) ……ハッ! ラリサ……!? そうか、もどったのか……。 風の神性ハスターの従者、バイアクヘー……さっきのあれが、そうだったわけか。 すげえよラリサ。あんな生き物がいるなんてな。学園都市では最速になったが、世界中じゃあまだまだなのかもしれねえ。 ……いや、これ以上続けて飲むとおかしくなりそうだ。これくらいでやめとこう。 -- アハト
- 人は鋼の翼を手に入れる前から空を飛ぶ手段を手に入れていたのかもしれない 生身で味わう体感速度はいかほどのものだったかな
君もいつかはこの艦を巣立っていくんだ…順当にいけば一年後か、空を飛ぶことが楽しすぎて落第するだなんて実に愛すべきばかだな君は… かつて円卓の騎士トリスタンが駆ったという伝説の飛行生物だ また会いたくなったら…二度目はわかるな?(蜂蜜酒のボトルごと渡して) ところで、君には待ってくれている人がいたはずだ そっちの首尾はどうなった? こんなところで油を売っていていいのか…? -- ラリサ
- 実際に生身で飛んだことなんてなかったからな。新鮮だったよ。人間が本当に目指しているのはこれかもしれねえな。
だが、俺は俺の機体で飛び続けるぜ。 ……ま、授業に出ずに飛び続けてたからこそ、俺は解放されたんだ。留年は二度目になっちまったけどな。 オーケイ、サンキューラリサ。こいつは面白い酒だ。そんな飛行生物を呼び出せるなんてな。もらっておくぜ。(黄金の蜂蜜酒のボトルを受け取る。) ああ……それか。(待っている人のことについて聞かれると静かに頷く) 勿論一番先に会いにいったさ。それで、愛の告白というものをやってみたんだがな、返事は待ってほしいとのことだそうだ。 今はその返事待ちというわけだ。どう転ぶかどうかは俺も想像はつかねえんだけどな。 -- アハト
- これが普通の学校だったら放校処分でも喰らってるところだな 気付いた時には同学年だぞ同志先輩、相変わらず無茶ばかりする…
約束した通りの「上等な酒」だろう? 取り寄せたはいいけれど、案の定使い道がなくてな…役立ててもらえたら私も嬉しい 想いを伝えて気が晴れたかな それとも迷いが深まったか…私としては、君の行く先々でいい風が吹いていることを祈るばかりだ 最近とある男子生徒に相談を受けてね…意中の人に渡す贈り物について私の考えを述べてみた 君もうまくいくといいな、同志サフォーノフ -- ラリサ
- Řekni mu, stříbrný měsíčku,
- mé že jej objímá rámě,
- aby si alespoň chviličku
- vzpomenul ve snění na mne.
- (半年ばかり前から、急激に見た目上の健康状態が良くなっている。学級で見るこの男は、それまで雰囲気で察することが出来ていたそのとおりに穏やかで朗らかな顔をよく見せていた、のだが)
……ああ、いた。ラリサさん、ちょっと質問……というか、聞きたいことがあるんですが。今お時間大丈夫です? さほど時間は取らせません。(今第三報道部を訪れた彼の表情は一目で分かるくらい悩みがあるようだ。) -- ユヅル
- (//あ、時間アレなので無論文通で大丈夫です。) -- ユヅル
- 誰かと思えば、すこしご無沙汰していたあいだに見違えてしまったな…使い古された表現かもしれないけど、まるで別人みたいだ
(炎は燃え尽きる前、勢いよく赤々と燃えるものだという 素直に喜んでいいものかと窺いつつ)私に答えられることなら喜んで わざわざ訪ねてくるほどのことなんだろう? -- ラリサ
- 変化って、ある時にはとんでもない勢いで襲ってくるものなんですよね……
そんな深刻な話じゃありません。(表情的にはあまり説得力がない) ……女の人って、クリスマスにはどんなプレゼントを喜ぶんでしょうか? -- ユヅル
- それは…なるほど、そういうことか ゲームのルールも絶対のものじゃない ふとした勢いで変わってしまうこともあるわけだ
極東の用兵家に「敵を知れ」という教えがある…ターゲットの趣味、嗜好、思想、文化的なアイデンティティ…ささいな癖のことまで調べがついているなら話は早い それから、「己を知れ」という教えもある 君がどんな人間か、周りからの見え方はどうか…その生徒から、どんな風に見られているかだな ちなみに、誰だ? 私も知ってる人間だろうか…(同志たちの顔を順々に思い浮かべながら) -- ラリサ
- 孫子でしたっけ。……どうして違う世界で育ったどうして話が通じるんだか(肩をすくめるが、話が相手のことになるとちょっと言いづらそうに顔を赤くしてもごもご)
……うー……でも言わなきゃ卑怯ですからね。……(目を反らしながら小さく、エイダ・バベッジの名を挙げる) -- ユヅル
- どちらか一方が欠けるだけで勝算はイーブンまで落ち込む 勝負の世界はシビアなわけだ…けれど両方を知っていれば必ず勝つとも言われている
(その名を聞けば花が開いていく様に表情が変わって)同志アフマートヴァか! あの子のことは生まれたときから知っているとも 賢くて強くて愛らしい娘だ いずれ、ひとかどの碩学になるかもしれない…どういうところが気に入ったんだ? -- ラリサ
- ……どういうところ、と聞かれると実のところ答えに窮するんですよ。(困ったように笑う)
最初はあの人が襲われているのに加勢して、そのあと色々と話すようになって。 一緒にお茶を飲んでいると、安らぎを生むんです。いっそ、元の世界に帰る決意が揺らぐほど。 -- ユヅル
- 前に君と話したとき、元の世界とのつながりを越えるほどの縁に恵まれればいいと言ったな そうなって本当に嬉しいんだよ私は…
君の見ている彼女は君だけのものだ だから、その想いの形は他の誰にも真似ができない…そのまま伝えればいいんじゃないか? 君が捧げられる一番いいものを贈るんだ 気持ちと言葉と、何か形で残るものが必要なら…あの子の場合、いつも使うもので、君の存在をいつでも感じられる品物がいいだろうな -- ラリサ
- それはあなたのお陰でもあるんですよ、ラリサさん。あなただけじゃない、この学園みんなが僕に欠くべからざる絆をくれましたから。
いつも使う、僕を感じられるもの……うん、それが良さそうです。ありがとうございます。(なるほどアドバイスは役に立ったようで、悩みがずいぶん薄くなっている) -- ユヅル
- 得られたものがあったとすれば…それは君自身の行いの結果だ 私一人が出来たことなんて小さなものさ
最近の若者のことはよくわからないけど、あの子のことなら祖父の代から知っている身だ 私に聞いて正解だったかもしれないな… さて、時間がないぞ同志オジモフ 私には背中を押してやるくらいしかできないけど…うまく行ったらあの子に伝えてやってくれ 応援しているとね -- ラリサ
- 大丈夫……ラリサさんがそう教えてくれたなら、僕は無事に贈るべきものを頭に浮かべられました。
……というわけで、急いできますね。(一礼を献じてから、商店街の方角へ駆けていった) -- ユヅル
- 今しかできないことをしたまえ あまり気負わずにな、同志オジモフ(海軍式の敬礼をして見送り)
……君が生きていてもこうしたはずだ 文句は私がそちらに逝ってからにしてもらおうか 今は見守るときだ そうだろう、チャールズ? -- ラリサ
- そういやラリサってどこに住んでるの?(デートの最中、さりげなく男は聞いた)
いや、別に、ラリサの部屋が気になるとかそういうのではなくてだね……(あくまでさりげないと思っているのは男だけだ) -- 武神 恭一郎
- 私の部屋? 教えてなかったかな、そうか…一応、住所はあるんだ(学生証を見せて)でも、最近はあまり帰っていないな
編集部で仮眠をとったりもするし、艦の中で寝泊りする方が多いかもしれない…快適なベッドに大きなバスタブに、ちゃんと暖かいお湯の出るシャワーもあるからな ここに書いてある表向きの方でよければ…ほら、あの辺りだ(学生向けの下宿が立ち並ぶエリアを指差して)寄っていかないか? -- ラリサ
- へぇ、そうなのか。って当たり前だよな、住所不定のまま学校に通うわけにもいかないし。
あはは、艦のほうが住み心地がいいならそりゃ家に帰るのもぞんざいになるってなもんだな。(苦笑して) へぇ、あの辺か。(ラリサのほうにグギギと錆びたようにぎこちない首を曲げて)寄っていきます! -- 武神 恭一郎
- //今日はこれくらいで文通スイッチおーん すいません! -- 武神 恭一郎
- この学園には宿無しなんていない事になっているからな 学生証を持つ者は皆、どこかに居場所が与えられている…表向きの話としてはね
任務の内容次第では、二月近く海の底で暮らすこともある…新兵は二週間が限界だ 男しかいないからな プライベートも無いに等しいわけで その前にすこし買い物をしていこう あの部屋には酒と缶詰しかないからな…(手早く買出しを済ませ、下宿街の入り口までたどり着いたところで雨に降られて) (日焼けした漆喰に大きな窓がついた南仏風の建物に駆け込み、決壊寸前の郵便受けを見なかった事にして階段を昇っていく 目に毒なほど短い丈が誘うように揺れて) はぁ…はぁ……はは、ひどい目に遭ったな でも、なかなかいいところだろう? 前の住人は美術系の学生だった アトリエとして使っていたそうだ 日当たりは良好そのもので湿気もあまりない…ないんだよ、晴れの日には(濡れたシャプカの下の金の髪からぽたぽたと滴を伝わせながら鍵を探して) //いい判断だ…こちらも早めに寝てしまおう Спокойной ночи!(酒瓶抱えて夢の中にのりこんでいくロシアンエルフ) -- ラリサ
- なるほど、俺も二週間から二ヶ月近く海の中にプライベートゼロの空間で過ごせって言われたら断りたいしな。
(二人で買い物を済ませた後、雨に降られて濡れネズミのまま階段を登っていた) ははは、全くだ。加速で一気呵成に行ける距離でもないしな。(苦笑しながら濡れた前髪を気にして) ああ、いいところだな……湿気はしょうがない、エリュシオンには雨が降ることもあるからな。(濡れたラリサにどこか背徳的な何かを感じながら待機) -- 武神 恭一郎
- お待たせ、私の城へようこそ(高い天井からランプシェードが吊るされた一間、荷物を置くなり奥へと消えて)
(とにかく私物の少ない部屋だった モデルルームにまかり間違って人が住み着いてしまったくらいの生活感がかろうじてするばかりだ) (空いた酒瓶が数本と古びた写真立てがいくつか、他に目を引くものはといえば壁に掛けられた男物の艦橋コートくらいだろうか) 恭一郎、恭一郎! かがんでくれ、手が届かない…(髪の水気をタオルに吸わせながら、新しいタオルで男の黒髪をくしゃくしゃと揉む) お湯が使える様にしておいた 着ているものを全部脱いだらシャワーを浴びてくるといい その間になにか温かいものでも用意しておこう -- ラリサ
- いえ。お邪魔します。(借りてきた猫スタイルで小さく頭を下げて)
うーん……なんか本当に仮の住まいって感じだなぁ。(頬を掻きながら)あ、ああ。(屈んでから髪を拭ってもらい)ありがとう、ラリサ。 シャワーですか。(ぎこちなく笑って)お世話になります。ええ。(何故か敬語になりながらシャワールームに入った) (体を洗いながら)なぁ、ラリサ。(部屋の中にいるラリサにシャワールームの中から声をかけて) 寒い時に時々着てるよな、あの男物のコート。誰のものなんだ?(と、話を切り出して) -- 武神 恭一郎
- 悪戯者の精霊にも困ったものだな ヨウ化銀入りの雨を作るよりはましだけど、急に降られる方はたまったものじゃない…っくしゅん!
替えの下着を買っておいて正解だったな…(濡れた制服を干し、下着類を洗濯籠に放り込んで 最後にくしゃくしゃになったシャツに手をのばす) (シャワールームの方をうかがいながら鼻先をうずめ、息を吸えば恋人の匂いが嗅覚をくすぐって)……んんっ!? ああ、あれか…あれはだな (シャツを洗濯籠に放り込み、片手間にお湯を沸かしにいく)私に船乗りになる手ほどきをした男のものだ 初めて艦を預かることが決まった日に…お祝いにもらったんだ あれを羽織っている限り、どんな敵が相手でも絶対に沈まないと言われた その通りだったさ(恭一郎に新しい下着とタオルを出して、こちらも着替えをはじめる) (濡れた下着が気持ち悪く、冷えきった身体から重たくなった制服を剥ぎ取っていく 大きなバスタオルにくるまり、ふとももに貼りついてくる下着から脚を抜いて) -- ラリサ
- …汚染された雨なんてあるのか。考えたくもないな……(くしゃみを聞くと)おい、大丈夫か?
そうか。今でもラリサを守ってくれているヒトがいるわけだ。(シャワーから上がり)おう、悪いなラリ……サッ! (あまりにも色っぽい姿に動悸が治まらず)あ、あの……シャワーどうぞ…風邪ひくぜ……? ははは。 (どうしようもなくぎこちなくシャワーを勧める) -- 武神 恭一郎
- 雨雲が作られる高度に薬品を撃ちこんで、人の意のままに雨を降らせる技術があるんだ 私もはじめて聞いたときには呆れてしまって、開いた口が塞がらなかったさ
科学の力には限りがないな…人はもう精霊の力がなくてもやっていける 君もいろいろ見てきただろう? 大人になってしまったんだ 私はただ…置いていかれてしまっただけだ 捨てる決心さえなかなかつかな…くて……(ふわっふわのタオルの影に見え隠れするボディライン、一瞬遅れて動きが止まり) (野生のヒグマみたいな変なポーズでフリーズしたままにらみ合うエルフ)…ふ、ぇ……っ…っ……くちゅんっ!!…そ、そうだな…かぜをひいてしまうものな…… (いそいそときつくタオルを巻きなおしてシャワールームへ 脱ぎ捨てたものを片付け忘れたことにも気付かず、すぐにざあざあと水音がして) -- ラリサ
- 科学が発展したことは、精霊を置き去りにする理由にはならない気がする。それがエリュシオンだと俺は思う。
置いていかれたなんて……ただ、ラリサは…(硬直する男)は、はい! 入ってきなさいなあんた! (何故かおかーさんのような口調になってラリサを見送り)ふぅ……緊張するなぁ。(その時見つけるラリサの下着) カ………(もはや何を言おうとしたのかすら定かではない)ラ、ラリサちゃんのパンティ見ちゃったとか言うべきなのかこれは… (しばらく悩んだ末に)気付かないフリが最良か………?(そう結論を出したものの)やべぇ…(目の端に彼女の下着がちらちら入って仕方なかった) -- 武神 恭一郎
- 何をやってるんだ私は…(誰の耳にも届かないほどの小さなつぶやき、ひんやりと濡れた鏡に頭をもたれる)
(うなじを打って背中を流れ落ちるシャワーの火傷しそうなほどの熱が、今はとてもありがたく思えた) ……彼は…あの子は、恭一郎は(まだ子供じゃないか、と自己嫌悪でいっぱいの呻きをもらし、水量をさらに増やす) (鏡の中の自分、本当に風邪をひいてしまったみたいに火照って、どことなく浮ついた顔している自分を見返して) …はぁ……(ため息をつかずにはいられないのだ)あ、着替え……ん、と……脱いで、それで…そ、そのまま…? あっあっ…恭一郎! 恭一郎っ!!(どうしよう緊急事態だという時のトーンで名前を呼んでしまう) -- ラリサ
- (悶々としながら正座し、心を平常に保とうと必死に努力する)
(その時、ラリサが自分を呼ぶ声が聞こえて)どうした、ラリサ!!(思わずシャワールームを開けて) -- 武神 恭一郎
- 大変だ恭一郎、着替えを出しわすれた!(襟首掴んでがっくんがっくんゆさぶる)しかもしかもっ 君のいる部屋に脱ぎ散らかしたままだ!
ヤポンスキーには武士の情けというのがあるんだろう? 君もサムライの端くれなら…あっあっあっ(一瞬我に返って目を回しはじめる) 替えのブラウスはクローゼットの中だ! 下着は箪笥の真ん中あたりにある…聞いているのかねカンディンスキー君!!111 …もういい、私が出る!!(入れ替わりにシャワールームに置き去りにしてタオルと衣擦れの音がする、またすぐに静かになって) -- ラリサ
- あっあっ(耳まで赤くなりながら襟首を掴まれて揺さぶられる)あっあっあっ……(歪んだ表情が顔に張り付いていた)
あっあっ………(サムライじゃないです、ヤパンネームなだけですとか口に出せるはずもない) 恭一郎です、武神恭一郎です!!(ぶんぶん襟首を振り回されながら必死に抗弁?する)は、はいぃ!!(シャワールームに取り残された) (タオルと衣擦れの音が静かになると)も、もーいーかーい?(とシャワールームから情けない声を出して) -- 武神 恭一郎
- よくない……ぜんぜんよくないだろうこれは…さいあくだ…(完璧に片付いた部屋のすみっこで膝を抱えてうなだれるエルフ)
……テーブルの上にお茶が入ってる…ブランデーかウォトカもお好みで…ジャムも入れるのがソヴィエト流………寒い日にはもってこいだ……温まるぞ…(ぐんにょり) -- ラリサ
- (ふぅ、と溜息をして)ごめん、覗いて悪かったよラリサ。もうしない。
それとお茶はもらうよ、ブランデーとジャムもね。二人で一緒に飲んで温まらないか? -- 武神 恭一郎
- …おかしいのは私の方だ、君のせいじゃない 一緒にいると調子が狂ってばかりで、変なんだ…(いまだかつてない勢いで悄気て垂れ下がってるエルフ耳)
……恭一郎、君に来てもらったのは…ただの気まぐれじゃなくて 本当はあれのためだ(年季の入った艦橋コートに目線を投げ、恭一郎の向かいに腰かけて) 君くらいの肩幅があれば着こなせるんじゃないかと思って…私以外の誰かが着ているところを、また見てみたくなったんだ 一度だけでいいから、袖を通してみてくれないか? -- ラリサ
- …それは変じゃない。俺もラリサと一緒にいると自然態を忘れそうになるしな……
(しばらく考え込んで)いいぜ。俺でよければ。(艦橋コートに袖を通す)これを着たからって思い出の人になるわけじゃないけど。 ラリサが喜ぶなら、俺はなんだってするんだぜ。(両手を広げて)どうだ? -- 武神 恭一郎
- ……ありがとう、恭一郎…よく似合ってるとも(抱きついて、きつく激しく抱きしめて 男の鼓動を聞こうとするかの様に胸板に頭をもたれる)
ずっとずっと私が着ていたせいで、もうかすかにさえも残っていない…ほんとうに消えてしまったんだな、ラミウス 君の匂いが、生きていた証拠が こんな日が来るのを…待っていたし恐れてもいた 受け入れないといけないのに、私は弱くて意気地がないから…君の助けが必要だったんだ …ふふ、君の腕に抱かれながらしていい話じゃなかったな……わがままのついでだ、もう少しだけ…このままでいさせてくれないか? -- ラリサ
- ラリサ……(相手の背に手を回すことを一瞬躊躇って、それでも愛しい人を抱きしめた)
俺はラミウスって奴のことはわからない……だが、ラリサの笑顔を願っていたことは、何となくわかるよ。 ああ……大丈夫だ。(抱き合ったままお互いの熱を確かめ合って)俺の。俺たちの思いがラリサを守るよ。 (しばらく抱き合って離れ、その日は何てことないことを話した) (学校のこと、依頼のこと、敵組織のこと。そして、二人のことをたくさん話した) -- 武神 恭一郎
- (第三報道部。6月、水取雨が窓を叩く。気候調節のために降った珍しい雨は、断続的にざああという音を響かせている)
(そこへ、ノックが響いた) --
- 鍵はかけていない ここには24時間誰かがいるからな(打鍵音が止み、どうぞ、と入室を促して) -- ラリサ
- (その人物は頭を下げて扉をくぐる)失礼するのであるよ。ラリサ。
(表情は、無理に明るくつとめようとしているせいか、穏やかとも無表情ともいえない曖昧なものになっていて、かえって心中に内包する暗さを増していた) お話、しに来たのであるよ。……話題は、“エリュシオンポスト”最新の投稿というのは、どうであろう。 -- ルィンディ
- そろそろ来る頃だろうと思ってた そこの椅子にかけるといい…あいにく今は私一人でな、他のものは皆出払ってしまっている
(旬の季節より少し早いかもしれない、冷たいレモネードを二つ作って)蜘蛛の話もだろう? なにか思うところがあるなら聞かせてもらおうか -- ラリサ
- (促されるままに適当な椅子にかけた。レモネードを出されると「ありがとう」と返す。ストローで落ち着かなげにその中身を数度かき回した)
(「……たとえば」「これに貝毒を凝縮したものが添加されていて」「麻痺した私を拘束ののちに、然るべき情報を絞りだす……」) (彼は口をつけ、一口飲み下した。酸味が爽やかだった) ……話が早くて助かるな。そう、その話であるよ。私らが嫌疑をかけられているその話について……私はイザヴェルと話し合ったのだ。 こういうものは、率直に言おう。“誰かが私らに罪のなすりつけをしようとしている”と。そういうことだ。 -- ルィンディ
- 何か変なモノでも入っていたかな たとえば…放射性物質の味でも?(笑って口をつける 今日も満足のいく出来栄えだった)
こちらが何もかも知っているという前提で話されてもな…ハッタリを聞かせて話すにも限度があるぞ 君のいう「罪」とは何だ、同志プーチン (鍵付きの引き出しから蜘蛛の写真を抜きだして)私の手元にいる蜘蛛はこれだけだ 複写は取っていない 回収したければ持っていくといい ただし、些少だがこれも経費をかけて手に入れたものだ 情報には情報を持って報いるべきだと思わないか? -- ラリサ
- (本題ばかりを意識していて、それが真っ先に出た。「……口下手だと、こういうとき困るのである……」申し訳無さそうな表情で、ストローに口をつける)
す、すまん。順を追って話そう。まず私達がとある路地で大蜘蛛に出会い、それを退治した、までは知っているはず。 (彼は、ラリサが持つ写真を指す。アナログで焼かれたそれに写っているのは、自分たちが遭遇した現場と同じものだ) (「……情報の管理はしっかりしているのだな」出てきたところをちらと見て、溜飲を下げる) 私達は、この巨大蜘蛛を「魔法研究会の実験の産物」で、あるという情報を意図的に流す輩がいるのだと思っている。 事実、イザヴェルが成分分析をしたところ、この蜘蛛は魔術による異常成長である、という結果が出た。 しかし私達はそんなことをしていない。すべての実験は潔白である。 以上から、私達は「この巨大蜘蛛を何らかの目的で作った何者か」がこの一件を裏で手引きしていると判断した。 (言い切ると、息を大きく吸った。ラリサの表情を伺う。「きちんと伝わったろうか」レモネードを、また一口) そこで、ラリサに情報提供を求めたい。その写真をここに持ち込んだ人物の情報が知りたい。どんな小さなことでも構わない。 (鍵付きのチェストを指し、それから写真を指し、すうっと鍵付きのチェストをもう一度指した。「その写真はラリサが持っていてくれ」) こちらからも情報を出そう。「違法な生物実験を行い、エリュシオンの闇を跋扈していた悪の魔導師」の、裏付けなど、どうであろう。 たとえばその蜘蛛の写真が一面を飾れるような。な。 -- ルィンディ
- こんな怪物は自然発生的に生まれる類のものじゃない 外来種でもない この艦に持ち込まれる品々には相当厳しい検疫が行われているからな
であれば、何らかの目的意識のもとに生み出された可能性が高い その実験とやらに巻き込まれて、少なからぬ数の生徒が亡くなってる これは動物を使った殺人行為だ …悪の魔法使いなんておとぎ話の中だけの存在だと思っていた 陰謀論なんて今日日タブロイド紙ですら扱わないというのに、君はその疑いを持ってここへ来ている (うなずき、元の場所へ戻して)さて、同志プーチン 君の依頼に応えるにあたって、言っておかなければならない話がある それは、情報源を明かさないのが新聞屋の倫理だという事だ 人相風体、名はもちろんのこと、本人の特定につながりかねないどんな些細なことも開示してはならない この前提が崩れたとき、言論の自由は大きく傷つけられる つまりは信用の失墜だ 数知れない情報源に二度とアクセスできなくなる 君ほど悪知恵の働きそうな人物が、そうと知らずにここへ来ているはずがない そう理解している 違うかな、同志プーチン(グラスの中の氷をかき回して) -- ラリサ
- (頷く。現実主義的に考えればこんなものは信用に足らない。しかし、実際に見てしまっては、楽天家ではいられない。彼は、真面目だった)
ああ……すまない。(「軽率なことをした」彼はそのように曖昧に返事したあと口を噤み、またレモネードを飲んだ) (「……」空いた間はほんのすこし。踏み越えかけた不可視の一線を、おそるおそると探るよう思考する) (ここに集まる情報は花。地面に埋まる根や見栄えの悪い葉は切り離される) (彼は根掘り葉掘り聞きたい。「出来る限り……」) 知りたいのは……その男がここにたれ込んだ情報。その、全容である。 “蜘蛛”のことだけではない。……他に何か、“引っかかること”を言っていなかったであるか? 貴様の記憶力を信じたい。 そして、それはラリサが買った情報である。記事にするも、誰かに売り渡すのも、どうするも、ラリサの自由だと誰もが思うはず。 -- ルィンディ
- (すまないけれど、と首を振って)今も言った通り、情報源のことは明かせない どんな人物であっても例外はないと考えてもらいたい
でも、君ら二人とお仲間の集まりのことを面白おかしく記事にしろと脅しをかけてきたИдиотの事なら喜んで話そうじゃないか なんでも、私に思慮がありすぎたせいで愛しの君が不運に見舞われるかもしれないそうだ 恐ろしいことだとは思わないか? 彼の名はA・B・ニュー…と名乗っていたけれど、偽名かもしれない ゲスいチンピラを絵に描いたような喋り方をする男だ (年の頃は、と外見情報をつらつら並べ立てて、さながら目の前に本人がいるかのように舌先ひとつ活写してみせて)…とまあ、そんな風貌だった 我々の思惑、と言っていたっけ…個人の怨恨の線は消えた、と思わせるレトリックの可能性はあるな ただ、おそらく…君らには熱心なファンクラブがいる様だ、同志プーチン -- ラリサ
- (ラリサが口にした名前はよく聞き取れなかった。だが、その響きから鑑みて良い意味でないことは明白に感じ取れた)
(口調は整然としているし、微笑みや軽い身振りも交えている。ただ、心胆寒からしめるものがその芯にあるように思った) ……。(彼は、普段単語帳に使っているメモをポケットから取り出し、鉛筆を紙面に転がし始める) (「気分が悪くならないのだろうか?」吐瀉物を顕微鏡で観察し、点描でそれを詳細に書き写しているような印象を受ける。だが、ラリサは涼しい顔だ) わかった。……。可愛い女の子の集団でもあれば良かったのであるが。(メモに残る内容を反芻するだけでも気分を害してしまう。閉じて、為舞った)フーリガンではな。 とにかく、そのラリサに迷惑をかけている不埒な男について調査してみることにするである。……助かった。ありがとう。 (彼は空になったグラスをコースターに乗せて、第三報道部を去る。しばらく離れたところで、「き、緊張した……」「でも、手がかりは得たのである」と、思ったのであった) -- ルィンディ
- 「困るんですよねェー、我々の思惑通りに動いてもらいたかったのに」
(ぬるり、と路地から男が這い出してくる。かつてラリサに接触した、A・B・ニューと名乗った生徒) (下卑た笑いは以前と同じ、しかし瞳だけは異様な輝きを爛々と放っている) 「いけませんいけませんよ部長さん、アンタが予想外に思慮深いおかげで、こちらの予定が大幅に遅れてる。 いい加減、強硬な手段に出ざるを得なくなりそうだ」 --
- ああ、君か、また会ったな(薄暗い路地から現れる粘着質の闇をまとったような男の姿、足を止めて)残念なことに…どうやら誤解がある様だ
言ったはずだぞ 根も葉もない中傷の類はとりあわないと 君がもたらしてくれた情報を使って水を向けることはした プーチンが動かないのは…何か考えあってのことだろう 対価を持って君に報いたからには、その先は君の与り知るところじゃない…わかるかな、同志クラスノフ -- ラリサ
- 「ええまあ、仕方ないですねェ。善意での協力が、単なる中傷として扱われるのは」
(しょんぼりと肩を竦めた。さも本当に落胆しているかのよう) (どこか生気のない男だった。顔や声色ではなく、違和感の正体は彼の背負っている雰囲気そのもの) (昼間の世界に生きる人間と異なる、仄暗い井戸の底に似た) 「まあいいでしょ、部長さんのスタンスは分かりました。 これは例えばの話なんですね、そう例えば。例えば―明日、部長さんの大事な大事な彼氏さんが、不幸な事故に見舞われるだとか。 くれぐれも、そんな一大事が起こらないよう、あっしは願いますわァ。おーこわ!」 (大仰に震えあがると、再び脇道へと姿を隠す) --
- 善意の取り方にも色々あるのさ(違和感の正体を見極めようとするように灰色の目を凝らして)…あの「噂」を投げたのは君だな、性懲りもなく
君の「善意」は受け取っておく 彼にも伝えておこう けれど…あまり心配してないんだよ私は それでくたばる様ならそれまでの人間だったということだ そして、私はそうなるとは思っていない あれはぶつかってきた車の方が壊れるタイプだ 事故を起こした方が気の毒になる様な男だ もし君に心当たりがあるのなら…せいぜい気を付ける様に伝えてくれ(機関通信網に監視の手配を回し、いつまで追えるだろうかと考えながら先を急ぐのだった) -- ラリサ
- ところで、クリスマスに貰ったこのおっさん人形、結局なんなんだー?開けてもおっさんしか出てこない… -- リク
- ふっふっふこいつはおどろいた…同志書記長のことを知らない田舎者がまだいたとはね…(許されざるポーズ)頭に世界地図みたいなシミがあるのがミーシャで赤ら顔の酔っ払いがエリツィンだ
勲章をたくさんつけてるのがレオニード・イリイチだな なんとマレンコフまでしっかりカバーしてる優れものだ! あまり粗末に扱うなよ -- ラリサ
- 有名人だったのかー…全然知らなかった…へー、なんか聞いてるとあんまり嬉しくなんねーのはなんでだろ…
まー、一応部屋においとくかー。別になんか変な祭壇とか用意しなくてもいいんだよなー?なんか気付いたら髪が伸びてたりとか -- リク
- よその国の指導者なんてそんなものだろう 関心がある方が稀だからな よくある外国人向けの土産物のようなものだ
ああ、そのことか…(声をひそめて)ほんの一瞬視界に入ったとき、ミーシャのシミの位置が変わってることがあると…聞いたことがあるな… 祭壇はいらないと思う -- ラリサ
- 演説とか聞いて、意外と善政なのか?と思っちゃうらしいなー。知らない人が聞いても
…なんかそれはそれで怖いな!とりあえず、人形の横に盛り塩でもしとくかー… -- リク
- 理想を語るのが仕事だからな 理想で腹はふくれなくても、現実をのりきる支えにはなる…君はヤポンスキーに似ているな 極東から来たのか?
実害はない ミーシャの後もいるから普段は仕舞っておけばいいさ 怖い話を聞いたら眠れなくなってしまうような…そんなお年頃でもないだろう? -- ラリサ
- でも、理想ばっかりだと理想を抱いて溺死しろとか言われちゃうからなー…加減難しいな! ん?そーらしい、捨て子だったから実際は知らない!(軽く言いながら)
お、おー!任せとけー!オレはもー子供じゃねーからなー! -- リク
- 地に足をつけて生きていたいものだな…このエリュシオンでは叶わないことだけれど(くすくす笑い)…ああ、君もそうか
君は寮暮らしをしているそうだな にぎやかな場所なんだろう? 男所帯なら夜中でも人の出入りはある トイレに行けなくなる心配もないな… -- ラリサ
- あー、そういやそうだなー!上手い事言ったなー! おー、まぁここじゃ珍しくもないし地上でもそうだしなー。だから気にしないに気にすんなー
いんや、してねーぞー?しよっかなーと思ったけど、もう宿手配されてた、なのでそこで住んでる。宿のおばちゃんはいるからセーフ! -- リク
- 人が空にいるのは不自然なことだろうか? 人が土から離れて生きるには…いろいろ無理をしないといけない 寄港地で水や食糧を買い込んだりね
ここでは、人の暮らしを支える基盤はあまりに弱い…一度混乱してしまったら最後、立ち直るまでに大きな傷を負うだろうとひそかに危惧しているんだよ私は ん、男子寮ではなく、という意味でないなら聞いていた話と違ってるな…噂は所詮噂どまりだ、鵜呑みにしてはいけないな -- ラリサ
- ふむー、難しいこと考えてんだなーラリサはー…でもまー、なるようになるんじゃねーかなー…
駄目だったらその時で、きっと生活できるように改良したりー、住めば都精神でなんとかやってく人はいそうだなー まぁ、よく誤解されるし気にすんなー!あ。それじゃそろそろ帰る。まったなー! -- リク
- ピカピカしていて完璧に見えるものほど、いざという時には弱いんだ まあ君の言う通り、混乱があってもなる様になるだけだろうな ああ、気をつけて…またな、同志リガチョフ -- ラリサ
- …ラリサ。怪我はもういいのか……っていうか、傷跡…残るのか?
(思いつめた表情で、彼女に話を聞く)悪い。何もかも俺のせいだ。罵られても仕方ねぇ。 -- 武神 恭一郎
- ここがソヴィエトなら助からなかったかもしれないな 私の国では医者と掃除夫の給料が同じでね、志ある医者もみんな腐っていってしまうんだ
撃たれた方の傷はいずれ消えるさ 申し分のない治療を受けられたからな ただ、肺に穴を開けてもらった方は…(第二肋骨と第三肋骨のあいだ、制服の上からそっと触って) -- ラリサ
- そうだったのか。まずソヴィエトに行くことがあったら医者の待遇改善を図らなきゃいけねーなー。(冗談めかすも、胃に重たいものを感じる)
…………っ(悲痛な表情をする)そ、それも……治らないってこと、なのか……ラリサ。 -- 武神 恭一郎
- いや? 残しておいてもらったよ(にこりと笑って)傷を見るたび助けてくれたことを思い出せる…君のものになれた様な気がするんだ
君か私のどちらかがある日突然いなくなるかもしれない 考え出すときりがないな…君をすこし臆病させてしまったみたいだ 私のせいだな… -- ラリサ
- ……残しておいたって。(そして君のものになれたという言葉に顔を赤くして)おっ俺は本気でラリサの心配を……!
そうだな。冒険者は死ぬ。突然死ぬ。人はみんな自分は死なないと思っている。いつか命が尽きることを頭では理解していても。 だけど死ぬ。今日も死ぬし明日も死ぬ。事件で事故で病で偶然で寿命で不注意で裏切りで信条で愚かさで賢さで、いつだってみんな死んでいく。 それを分かっていても……俺は、ラリサを失う怖さに足が竦んでいるようだ… -- 武神 恭一郎
- わかってる 君の心配はまっとうなものだし、どんなに謝ったって謝りきれるものじゃない 本当にすまなかったな…君にそんな思いをさせてしまった
私たちは不老に近いけれど不死ではない…革命の中で散った同胞も大勢いたさ 君はどうだろう? 頑丈にできていそうだけど…死ぬときは死ぬ、かもしれない 本当はそんな風に、おっかなびっくり毎日を生きていくのが誠実な生き方なのかもしれないな…当たり前に思っていたことが崩れてしまったわけだしさ 私は呆れてるんだ それに憤ってもいる ここは学び舎だぞ恭一郎 軽はずみに銃を使う輩がいていい場所じゃない それで、君はどうしようと? -- ラリサ
- ……いや。俺こそすまない。ヒーローが守るべき者の危機に間に合わないなんて笑い話にもならない。
俺もそうさ。死ぬ時は死ぬ……寿命も長いほうだが、老いて死ぬ。 そうだな……命に対して誠実であるってことはそういうことなのかも知れない。脆くて壊れやすいもの、それを未来と呼ぶのかも。 ……ラリサに、自分が不安に思っていることをちゃんと伝える。すまなかったとか、自分の正義が及ばなかったとか、そういうのは抜きで。 ラリサに俺の気持ちをわかってもらえたら、凪原 閃に然るべき報いを与える。そのための力もロアにもらったところだ。 -- 武神 恭一郎
- 昨日までの隣人が忽然と姿を消す国から私は来たんだ ここにいられること自体が奇跡みたいなものさ その尊さを知っているつもりでいたのだけど…
答えを出してからここへ来たんだろう? 少なくとも、私が引き出せるくらいの考えは持ってきたはずだ 君はそういう男だからな 気持ちを伝えて、整理がついたらやるべきことやるだけだ 君はそのまままっすぐ進め 私がついてるから…そうだ、これを渡しておこうか (スマホより一回り大きいくらいのタブレット端末を渡して)私の位置情報がリアルタイムで届く様になってる 報道部の制式装備だ 学園都市の機関通信網を経由して外界との通信もできる 役に立つぞ -- ラリサ
- そうなのか、怖ぇなラリサの出身地……そう考えると、金貨の入ったトランクごと送り出された俺は割りと幸せだったのかもな。
ああ、大丈夫だ。俺には頼れる友達がたくさんいるからな……人と相談してきたよ。 (タブレット端末を受け取って)お、こりゃいいな。ありがとう、ラリサ! これって俺の位置情報もラリサに伝わったりするのか? -- 武神 恭一郎
- それ以前が存在しなかったということは…君のはじめての記憶がそれなのか? 彼らの仕業にしては、ずいぶんぞんざいな仕事ぶりだな
そういう風に設定することもできる やるとすれば君の承諾を得てからだ…君を24時間監視するような女だと思われたくなかったからな(冗談めかして笑い) コンマ秒で接続できる直通の秘匿回線も作れるぞ(覗き込みながら操作して)それにしても立ち直りが早いな君は…頼りになる仲間がいるのはよく知ってるけど 今度のことで腑抜けてしまったら…その、私が…だな、一肌脱がないといけない……かと…(はっとした顔で距離をとり)何でもない、気の迷いだ 忘れろ…忘れろーー!! -- ラリサ
- 多分だけど、千尋おばさんっていうディバインウォルフに反抗してる悪魔憑きがいて…
その人に助けられて、そのお金を持たされたんだと思う。その人は多くは教えてくれなかったけど、悪魔憑きの基礎知識を教えてくれた。 んじゃ、二年契約で束縛してもらおうか。これからしばらくは悪の組織と戦うんだ、君にも俺の居場所を知っていてもらいたい。 ああ。悪の組織に一歩譲ったら、10メートル後退しなきゃいけない。悩んでる暇は、あんまりないんだよ。 (こっちも顔を赤くして)くっ……ラリサは可愛いなぁ…!(距離を取るラリサを前に耳まで赤い) -- 武神 恭一郎
- 君が言っているのは…雨宮千尋のことか? かつて、かの洋上学園都市に在籍し、ディバインウォルフの魔手と闘争を繰り広げた魔人…
治癒の権能を振るうモリオン級の悪魔憑きだったとか 意外な接点だな 私なりに調べてみたんだ この小さな艦の外で起きたこともね 今なら月額デート2回の特別価格でご奉仕しよう 24時間いつでもつながる安心のサポートつきだ(一通りの使い方を教えて)これでよし… なっ…なあっ(あわあわとたじろいで)君の方がかわいいだろう!? まったく…恭一郎、今度雲の海に行くそうだっ た、楽しみにしてるからな…しているからな! -- ラリサ
- ああ…もう結婚してファミリーネームが変わったらしいが、雨宮千尋…であってると思う。
そうなのか…千尋おばさんもかつては洋上学園都市の学生だったんだな……今度、手紙を書いてみるよ。 本当にいいのかよ、月にデート2回打なんて俺にご褒美すぎる。(使い方を教えてもらって)ありがとなラリサ。 ん……(満足げに頷いて)ああ、楽しみにしてるよ。一緒に遊ぼうな、ラリサ。(笑顔を見せて) それじゃ俺は今日はこれくらいで。帰ったら電話するよ、またなラリサ。 -- 武神 恭一郎
- 5回と言おうとしてやめたんだ 4回も君が迷惑がるだろうし…3回は欲張りだと思われそうで、それで…2回だけ…(消え入りそうな声で顔を赤らめ)
い、いいんだっ 半分は私のためでもあるわけだし、そんなことは(制服の袖をつまんで、はなして)約束だぞ、恭一郎…またな、また後で… -- ラリサ
- Who is the man I see,
- Where I'm supposed to be?
- I lost my heart, I buried it too deep
- Under the iron sea.
- ラリサ氏ッ!お届けものナリ!(第三報道部部室に下宿先の神社で採れた…いもげと呼ばれるじゃがいもの一種をお届けしにくる) -- アレックス
- アリョーシャっ! このイモ顔が付いているんだが! 新手のマンドラゴラか…?(ふっさふさの緑のはっぱらしき部分つまんで) -- ラリサ
- はっはっは何をおっしゃる!そういう模様なだけナリなー(無害!無害です!とアピールすると同時に、奇妙なものにびっくりする少女らしい一面も垣間見えてほっこり)
僭越ながらワガハイ、そびぇーとなる北国の風習を調べたところ…『花嫁にはじゃがいもを食べさせるとよい』という話を聞いたナリからして!(サムズアップ!笑顔である) -- アレックス
- そう、なのか? こんな可愛らしい顔に包丁を入れるのは気がとがめるな…(※この後スタッフがおいしく頂きました)
勉強熱心な男だな君は 世の中が新しく変わっても、昔ながらの風習はそう簡単に消えはしない… というかだな! 彼とはまだ彼氏彼女の付き合いだ いくらなんでも気が早すぎるぞ(唇を尖らせ、こわい顔をして) -- ラリサ
- 学生の本分は勉強。ナリな…(この前の発言を忘れずに実行すると、『なんだか姉に褒められている』ような気がして嬉しい)
はっはっは…失敬!なれどオルガ部長とノイ氏のリング上の殺し愛婚を見ればワガハイ…愛について熱く胸にこみ上げる感情を覚えたナリからして! 武神氏とラリサ氏の今後に幸多からんことを祈り応援するものナリっ!(唇を尖らせる姿も微笑ましく…やはり愛し合う二人というものはいいものだ!と胸に暖かな感情を抱きつつ退散するのだった…) -- アレックス
- 君にそれを言われるとはな(おかしげに笑って)では、どうしてそんな風に言われてきたか知っているかな
伝統や習慣はある日突然生まれるものじゃない 迷信だと斬り捨てるのは簡単だけど、そう信じられるに至った理由を考えてみるのも悪くない つまり…ソヴィエトの凍土にはこういうものしか育たなかったんだ ジャガイモ、馬鈴薯…またの名を「貧者のパン」という 人々は一番栄養があるものを花嫁に与えて、文字どおり命をつないできた 伝統料理にイモを使うことが多いのは、そんな時代の名残だな 今一番お熱い噂だな しばらくは語り草になりそうだ 君の方こそ…いいお相手がみつかるといいな(ブレず惑わずまっすぐな少年を送り出して) -- ラリサ
- あ、ラリサさん、ちょうどいいところに。(第三報道部部室の前で、枯れ枝じみた痩躯の青年が声をかけてきた) -- ユヅル
- 君は…(吸血鬼の仮装が似合いそうなクラスメート、ユヅル・カシハラ 顔と名前がすんなり一致したのは彼の白髪のおかげかもしれない) -- ラリサ
- ユヅルです、橿原弓弦、(そんなラリサの内心を知るよしもなく、にこやかな雰囲気で名乗る)
探してたんですよ。クリスマスパーティーで僕のパジャマを当てたの、確かラリサさんでしたよね? -- ユヅル
- ああ、あの肌触りは実際ちょっとしたものだったな…女物に仕立て直して使わせてもらっている おかげでよく眠れてるとも
あの時はいろんな人に迷惑を掛けてしまって、しかも棚ぼただっただろう? 申し訳なさもひとしおだ…あれが何か…? -- ラリサ
- あれには、実は特別な仕掛けがあるんですよ。僕の故郷で込められた力を、特別に使えるようにしました
今日はその説明に来たんです。それはインソムニアと呼ばれる不眠の秘術 -- ユヅル
- 聞いたこともない話だな…秘術のエンチャント? そんな貴重品だったなんて(仕立て直しちゃったけど大丈夫かな…という顔)
こう見えて、この身体には強固な魔術耐性が施されているんだ 時間がかかるもの、複雑すぎるもの…生半可な魔術は発動すら叶わないぞ -- ラリサ
- 時間はかかりませんし、さほど複雑でもないです。そもそも戦闘用の強力な魔術じゃありませんからね。
インソムニア。その効果は、眠気を無効化することです。発動方法はその名を唱えて念じるだけ。24時間の間眠気を無効化します。ただし注意点が二つ。睡眠魔術とか、睡眠薬とか、そういうものでもたらされる眠気は無効化できません。あくまで自然な眠気だけです。もうひとつ。無効化した分の眠気は十日以内に必ず襲ってきます。……レポートとか、あと部活の締め切りとかで眠らない作業がしたいときとか、いいんじゃないでしょうか? -- ユヅル
- いわゆる「寝溜め」の正反対…みたいな感じかな 三日も四日も寝ないとおかしな幻覚が見えてくるものだけど…そういうこともないんだろう?
変に無理をして寿命を縮めるくらいなら…頼ってみるのもいいかもしれないな 作戦行動中の船乗りにも重宝がられそうだ 代償らしい代償があるとすれば…その揺り戻しだな 清算されるタイミングは予測できないのか? -- ラリサ
- できないですねー……残念ながら(申し訳なさそうな雰囲気) -- ユヅル
- 乱用、依存はもってのほかというわけだ? 用法用量を守って正しく使っていくことにしよう 一度眠ってしまったら眠りが深そうだものな
Спасибо、同志オジモフ ちなみに君がいつも眠たそうな目をしているのは…?(常時発動型の魔術か何かのしわざかと言外に問いかけて) -- ラリサ
- オジモフ?(私のことですか、とメギッと首をかしげ)
ああ、僕が眠そうというかこんな生気のなさそうな見た目をしているのは、ええと……一種の副作用です。無理な世界移動をしたせいで。故郷の世界ではもう少しまともな見た目だったんですよ -- ユヅル
- ああ、ヤンキー流に読めばアシモフだな 少し不思議な物語を書くのに長けた物書きの名だ(角度をあわせようとして首を痛める)
世界移動だって? パヴァリアの異端者どもでさえ成し得ていない夢の技術じゃないか しかも生身でだぞ そんなことが本当にできるものかな…今でも十分まともだよ君は 昔は黒髪だったとかか -- ラリサ
- まあ、実際にこの世界のものとは違う魔術も使いますからね、僕は。たとえばこう、闇の契約。(単語は物騒ながらも、これは回復魔法である。首を治す。……この世界の流儀にのっとるなら一声の詠唱で発動可能な効果ではない)
ただ、僕の場合は何者かによる強制転移でして……実はどうやってこっちに着たのかまったく分からないんですよね(肩をすくめて苦笑する) -- ユヅル
- ん、首が楽に…肩こりまでほぐれた様な?(首筋をさすりながら目を瞬いて)夜の眷属でなくても効くんだな…これはありがたい…
誰かに招かれてここへきたのか、厄介払いで追いやられたのか…どちらの可能性もあるな 元いた場所に未練はないのか? -- ラリサ
- 技の名前がそうなっているだけで普通の回復魔法ですからね
未練、ですか ……(複雑な表情で黙り混む) -- ユヅル
- 愚問だったか 寄る辺なき身の上でも、本当に天涯孤独の人間なんて滅多にいない どんな形であれ、君は想いを残してきたはずだ
もしも君に帰るべき場所があるのなら…里帰りの手立てか、それに代わる縁や想いをこちらで見つけられるといいな -- ラリサ
- 帰る場所……どうなんでしょうね、それも。(大体表情筋まで含めて筋肉がすべて削げ落ちているようなこの男に表情というものはない。しかしそれは感情がわかりにくいことを意味するわけではなく……要するに、動きや声の調子でこいつは喜怒哀楽がとてもわかりやすい)
(では先のせりふはというと……なかった。声の調子も、動きも、なにも。) ラリサさんがいうと説得力がありますね。ありがとうございます。……パジャマ、うまく使ってくださいね? -- ユヅル
- (幸か不幸か、ソヴィエトロシアでは感情の読めない話し相手の方が多かった 誰もが本当の感情を隠して生きていたためだ)
(それでも、この少年の様な話しぶりは珍しい ほとんど経験がなかった)使い方を間違えない様にするだけで精一杯だろうな 便利すぎるものは特にそうだ 私にもうまく使いこなせるといいのだけれど… -- ラリサ
- ラリサー。ラリサー。(二人で街を歩きながら話しかけて)今日、2月14日なんだなぁ…
(チョコくれと要求するのが気恥ずかしいのでそれとなくそういう話を引き出そうとする男) -- 武神 恭一郎
- そうか、2月ももう半分が過ぎてしまったんだな…ここでの生活もそろそろ折り返しの時期だ 心残りがないように過ごしたいものだな…
君はディバインウォルフと戦うためにこの艦へ来たといったな その後はどうするんだ?(チョコレイトのチの字も出なさそうな調子で) -- ラリサ
- そ、そうだな……(ずーんと気落ちした様子で)…学業はちゃんとしたいところですね…はい……
この後は、ディバインウォルフを卒業までに潰す。その後のことは考えてねぇや。 -- 武神 恭一郎
- それなら私のものになるといい 君がソヴィエトの市民になることを望むなら、ある意味一番の近道でもある
卒業、できるんだろうな…落第しそうな時は早めに言ってくれ 私がついていれば学年首席も夢じゃないぞ そうだ、そういえば…君に渡したいものがあったんだ(何か思い出した様子で鞄の中をさがす) -- ラリサ
- なぬ!?(流石に驚いて)あ、ああ……ラリサのものになるってそういう…わかった、ソヴィエトの市民になることを考えておくよ。
ははは、基本サボってるけどレポートはマメに出してるから総合的に言えば成績は中の中だよ。だがラリサに勉強を教えてもらえるなら上を目指すのもいいなぁ。 えっ えっ(挙動不審になりながら)渡したいものって……!(期待感マシマシ) -- 武神 恭一郎
- ん、首輪をつけて飼い殺しにするとでも? そんなことをするのは一部の色狂いだけだ あんな手合いと一緒にするな恭一郎
ほら、この間の約束の(どことなくラリサに似ているロシアンエルフのお宝本を渡す 一応きれいに包んではある) 君も知っての通り、私の艦に人はいらない だから長い付き合いの同志たちも国へ置いてきてしまってな…水雷長の置き土産がそれだ -- ラリサ
- ははは、うん! そうですよね、ごめんなさい!(顔を赤くしてわたわたと)
うん。(テンション大幅ダウン)うん……わぁい…お宝本だぁ………(包んだそれをカバンに直して) ……それってラリサの艦も元は人がいたってことか? どうして今は無人に? -- 武神 恭一郎
- どんな想像をしたんだか…そういうのが好みなら(言いかけて不安にかられたような表情になり)……こ、好み…なのか…?
お楽しみは家に帰ってからだ、いいなっ! ああ、私の艦に人がいないのは…あの男以来、私の同僚たちから裏切り者が出すぎたせいだ 一時は艦船の新規建造計画自体がなくなりかけた 結局、人ではなく党に忠実な政治委員人格が艦をあずかる形になって決着を見た もう誰も信じられない!というわけさ 最悪、私がいなくなってもあの艦は自律的に航行できる…恭一郎、あの公園ですこし休まないか? -- ラリサ
- いえ、好みじゃないデスよ!? 普通の恋愛がだぁい好きだなぁ僕は!!(大慌て)
はーい、わかってるって。(カバンを抱えたまま歩き出し)……そうか、裏切りか……… それでも。(口を尖らせて空を見て)人を信じられないって悲しいよな……… ああ、うん。ところでもうカリーニンとは呼ばないのか?(公園に二人で歩いていきながら) -- 武神 恭一郎
- わかったっ、わかったから大声を出すな…!(ああやだやだバカップルだわみたいな視線が集まって慌てる)
信じてたもの全てが間違っていたかもしれないと…疑いを抱いてしまったんだろう 王は孤独だ 建国の父たちは世を去って、諌める者も今はいない 同志と恋人は違う、別腹なんだ まだきれいに発音できないけど、君の名前も含めて好きになったんだから 呼んでみる努力くらいは…してみるべきじゃないかな…(人目につかなそうな場所を探して、枝葉に隠れた木陰へと連れ込んでいく) -- ラリサ
- お、あ……(周囲の視線に真っ赤になって)ご、ごめんラリサ……
王は孤独、か……そういうの、聞くと悲しいよな。(ポケットに手を突っ込んで)真の孤独は、人を貶める。 そういうことか。(敵幹部にラリサのコピーボイスで言われた「カリーニン……私を愛する心も、偽物なんだね…」という言葉を頭を振って追い出す) ……そうか。ま、何度でも練習してくれ。(にっこり笑って)うん………?(なんで木陰に?とか思いながらついていく。心臓はドキドキしたまま) -- 武神 恭一郎
- 革命の理想も今は昔だ そして人は堕ちながら生きていく 重力に引かれながら飛んでいく飛行機械みたいにね
なにか違う意味にとっていたのか…?(首を振る仕草を怪訝に眺め、灰色の瞳がのぞき)君を悩ませてしまった様だ、すまなかったな 去年は既製品を渡してしまったからな 今年は何か創意工夫をと思って、だな…それで……目を、つむっていてくれないか? (恭一郎が目をつむるのをじっと待つ 最高級の製菓用チョコを小さく割り、ほどほどの大きさの欠片を二つ舌にのせて) (じわり、と溶けはじめたところで唇を重ねにいった)……んっ、ん…く、ふ……… -- ラリサ
- 革命か……難しいことは俺はわかんねぇ。でも。人間って一人でいる必要なんか絶対にない……そう思うよ。
ううん。なんでもないんだ。(言えない。ラリサに、自分は悪の大総統が作り出した人形だなんて。言えるはずがない) あ、ああ……(目を瞑る)んぅ……!?(唇を重ねられると、思わず声を上げてしまって) (それでも、状況を理解できると相手の唇を貪るように求めた) ……ぷは。(離れてから)キス、下手だけど……今のは甘いと感じた。(耳まで真っ赤になったまま) -- 武神 恭一郎
- もしも今いるこの場所が崩れて、空に放り出されてしまっても…君が手を握っていてくれるなら、私はきっと平気でいられる
(手を伸ばして、冷たい指で頬に触れて ぎゅっとつねった)隠し事をするときは目を見て話せ 息を詰まらせるな、目を泳がせるな! それが無理なら話せないと言ってくれた方がずっといい わかるだろう? まったく、君は幸せ者だな恭一郎… (隙間ができるたびくぐもった水音が漏れて、灰色の瞳を怒らせたまま荒い吐息まじりの口付けを交わす) ……っはぁ!! まだだ、全然足りないっ!(脚払いを掛けて倒れた男に馬乗りになり、残りのチョコレートを口に押し込んで) (がつがつと食い散らすような、八つ当たりめいたキスの雨を降らせて 暴食の儀はたっぷり五分くらい続いた) ……っ…はぁ……はぁ、ふふっ……はぁ…少しは……毒気が抜けたかな、恭一郎…半分くらいは持っていった自信があるぞ -- ラリサ
- …その時は、お前の手を握って絶対に離さない。そう信じてくれるか?
(頬を抓られて)あいたたた! わ、わかった……話すよ………全部話す。 でも、それは来月だ。(覚悟を決めた瞳で)来月、俺の出生の秘密を全部話す。それでいいか? (足を掛けられて倒され、貪るようなキスを受けて) あ、ああ……(毒気っていうか色んなものが抜けた顔で)色々とな…… お前に、あれこれ話す覚悟も決まるってなもんだ。(立ち上がり、乗っていたラリサのスカートの埃を叩いて) ラリサ。ありがとう。(抱きしめて、優しく頬に口付けして)さ、帰ろうぜ。俺たちには冒険が待ってる。 (二人で何事もなかったかのように公園を後にした) -- 武神 恭一郎
- そうか、わかってしまったんだな…正直、すこし遅すぎるくらいだ 前にも言っただろう、過去はかならず追いかけてくると
(何だかんだでチョコまみれのひどい顔に成り果てていた 恭一郎の顔を拭いて、ついでに自分の顔もきれいに清める) 礼には及ばないさ やりたい様にしただけだし…って、こら…ぁ!(耳の先まで真っ赤になって、火照った頬を右手で扇ぐ) …信じているとも、ヒーロー 君は正義の味方だものな(身だしなみをととのえ、日常へと戻っていって) -- ラリサ
- There's a cold voice on the air,
- You've been looking everywhere,
- For someone to understand your hopes and fears,
- Well I've thought about that for many long years.
- (第三報道部の部室。普段は忙しい部室も、本日は部長のラリサを残すのみ)
(そんな日に部室に現れた闖入者は、お世辞にも信用できるとは言い難い男だった) 「ウェッヘッヘッヘ、いやあお世話になります。某はA・B・ニュー、しがない一般生徒っスよ、ええ」 (機嫌を取るための卑屈な笑いは十人が聞けば十人が不快に思うレベルのもの) (ニューから報道部へ「スクープを手に入れたので持ちこみたい」との申し出があり、こうして会談の席が設けられることになったが) --
- (耳障りな追従の笑い声を聞き流しながら、ポットから熱いコーヒーを注いで出す 来客用の椅子の対面に座らず、デスクに掛けたまま聞いて)
前置きはいい、私は君の身元にも興味がない ここがあやしげな噂を扱う場所だと聞いてきたんだろう? 私は情報の価値を知っている それなりの対価を支払う用意もある けれど確度が低すぎる情報、根も葉もない中傷の類は取り合わない それでも構わなければ話を聞こうか この商談がお互いにとって無駄な時間にならないことを願っている -- ラリサ
- 「ウェッヘッヘ、そんじゃ本題に……」
(提出されたのは一枚のポラロイド。風景は商店街の夜景、ここまではどこにでもある風景写真で済む) (異様なのはその中心に収められている被写体。巨大な蜘蛛の死骸が、写真の主役となっている) 「これ見て下さいね、日付。今年の8月ですねェ。あんときは驚いた、まさか学園の生徒が化物退治してるとは思わなかったもんで! あわててカメラ取りに戻ったら、もう蜘蛛が倒されてて。いやー残念だった。 あっこれ表沙汰になってないんで、部長サンもお口にチャックで」 --
- たしかに、あまり聞かない話だな…(撮影されたという日付に、イレギュラーな通信量の増大が観測されたことはなかったはずだ)
新手の外来生物が出たという話だけなら…すまないが、ほんの気持ち程度しか出せないな 何か君なりの読みがあるんだろう? それから…化け物退治は今も普通に行われていることだ 同志クラスノフ、君はその生徒を見たのか? -- ラリサ
- 「そう、ここからが本題なんですわ!」
(ラリサがすぐに意図を察してくれたことに気を良くし、身を乗り出す) 「このデカ蜘蛛屠ってたのが、なんと魔術研究会の部長と部員だったから驚きだ。 ほら知ってますゥ魔術研究会? 第二天文台の問題児集団! 怪しげな実験と研究してるって噂ですよ。 だからあいつらが実験の過程で作ったクリーチャーが逃げだしてその後始末でもしてるのかなー、とかですねェ。先生方に知れたら大問題だ! 確かなスジの情報では……。(左右をわざとらしく見渡し、こほん、と咳払い) 麻薬の密造にも手を染めてるとかどうとか」 --
- ああ、同志プーチンのところの…部長は知りあいだ もう片方も知ってる顔かもしれないな たしかにあやしい連中ではある
ははぁなるほど、事情は了解した 君はそういう風に読んだわけだな(仮説のひとつとして、可能性のひとつとして…頷きがたい話ではある) たしかな筋とは何だ? 情報源を伏せるのは情報屋のマナーだが、だれかがこんな風に言ってました、じゃ一般向けには流せないぞ 他に補強材料は? なければ商談に移ろうか この画と、二人の姿を撮ったモノがあれば頂こう 代わりに何が欲しい? 何もいりません、というのは論外だ 金か食券の類か、実物で欲しいものがあるなら応相談だ 誰かへの紹介が欲しいなら考えてみる あとは…情報だろうな 情報は同じ価値を持つ情報と取引できる 君の望む情報をこちらで持っている可能性を考えてみるといい -- ラリサ
- 「ええまあそういうトコです。どこまで信じてくれるかは部長さん次第さァ。
そしてあっしがお喋りできるのはここまで。献上品はあっしの口伝と、この写真一枚です。 万が一、なにかあってあっしの生活が脅かされたらたまったもんじゃない。おおこわ。 勿論あっしも我儘は言いません、見返りも譲渡する情報に見合ったもんだけです」 (大仰な態度でメモ用紙に金額を提示する。実際安い。小出しの情報に見合った額といえばそれまでだが) (あるいは最初から金銭目当てではなく、情報を落とすことが目的だったのかもしれない) 「別にィ、あっしのは単なるタレコミなんすよ。記事にするしないは部長さん任せ」 --
- 後は好きにしろと わかった、手始めの取っ掛かりとしてならこういう持ち込みも悪くないかもしれないな…君との付き合い方がわかった気がする
蜘蛛の写真一枚に君の憶測もセットでこの値か? 欲のない男は好きだ(薄く笑って、すこし色をつけて渡す) この件に誰を当てるかはこちらで考える その先の扱いもね 君とはうまくやれそうだ 今後ともよろしく、同志クラスノフ -- ラリサ
- 「へい喜んで!」
(ぐっと親指を立て、身体を傾ける。最後までラリサの前で飄々とした態度を貫き通し、ぺこぺこ頭を下げて去ったのだった) --
- ラリサ。前にアレで教えてもらったディバインウォルフのいるって噂。あれ結構当たりが多く含まれてたぜ。
おかげで支部を一つ潰すことができた。何かお礼をしなきゃだな……何がいい? -- 武神 恭一郎
- 君との約束を果たしただけだ 口約束でも忘れはしない…ただ、情報の扱いには気をつけてくれ 出所はどこかと彼らも訝るに違いないからな
少しでも役に立ったというだけで十分だ 礼は…(いらない、と言いかけて考え直す)…それなら、服を選んでほしい 私に似合いの服を選んでくれ もちろん、君の目から見ての話だ 独断と偏見というやつさ お安い御用だろう? -- ラリサ
- わかってる。ラリサに迷惑をかけたりはしないさ……たった一日で秘匿情報だらけになったもんだぜ。
う。ふ、服を選ぶ、だってぇ?(渋面を作って)俺……女の服のことなんてまるでわかんねぇぜ。それでもいいのか? そ、そこまで言われると引くわけにもいかねぇな………わかった! ラリサの服を選ぶよ、俺に任せろ! -- 武神 恭一郎
- 何をもって迷惑と言うかだな 降りかかる火の粉を払う用意くらいはあるさ 君の手を煩わせるまでもない ただ、情報というのは…お金に似ている
情報は持てる者の元に集まっていく 持たざる者はいつまでも無一文のまま、何も知らずに過ごすだけだ 君の知っている情報にはそれなりの価値があることを忘れるなよ わからなさ加減じゃ私もいい勝負だ 制服で過ごした時間があまりに長すぎてな…行くぞカリーニン、ほら、案内してくれないのか?(二の腕を抱く) -- ラリサ
- 情報は金に似ている、か。第三報道部のトップの言葉は重みがあるな。
ああ、わかった。豚に真珠、猫に小判にならないように気をつけるし、守秘義務も怠らない。この情報は有用に活用してみせるさ。 (腕を絡まれると顔を赤くして)え、あ、おう。行こうか………(それでも文句は言わずに買い物に行った) (ショッピングモール。周囲を見渡しながら)うーん、あの店はどうだ? なかなかおしゃれそうに見えるけど。 -- 武神 恭一郎
- 知るはずのないことまで知ってる…そういうのはとても目立つんだ 不自然なことだからな どこかに教えた者がいるはずだろう?
となれば、遅かれ早かれ私に目が向くことになる と言っても、教えたことに後悔はないさ 危険も承知の上で、私が判断したことだ せいぜい役立ててくれ あれは…洗練されたハイソなスクールスタイルが売りの店だな(空いている方の手で取材手帳を開く)上流階級の子女から支持を集めている様だ デザインはいいが値段もなかなかだ…そうだけど、いいのか…?(下調べばかりしていて一度も入ったことがないのだった) -- ラリサ
- …そういうことか。(頭を掻いて)なんていうか、察しが悪くてごめんな。ラリサと話してるとこういうことばっかりだ。
俺が、ラリサを守れればいいんだけどな……(言ってから、自分の発言の意味に気付いて)ああいや、なんでもない。 ああ……任せろ。服の一枚や二枚、靴の一足くらい買ってやるさ。(ポケットに手を触れて財布の重みをそれとなく確認しながら) バイト代入ったんだ。(最悪、マネキン買いすれば何とかなるだろうと高をくくって)さ、入ろうぜラリサ。 -- 武神 恭一郎
- 気にしたってはじまらないさ その調子でどんどん失敗するといい それは若者だけに赦されたことだ 取り返せないものなんてないんだよ、少なくとも今の間は…
君にできるかな、カリーニン…前に同じことを言った男はあまり長生きできなかったぞ(腕を抱く力がほんの少しだけ強まって) あ、ああ…そうだな…っ(店内を見回し、なにか口を開こうとした矢先に店員が進み出て うろたえた様な顔をして恭一郎の陰に隠れる) -- ラリサ
- …俺は死なない。(腕を抱く力に、一瞬だけ目を瞑る)ヒーローは死なない。絶対にだ。
………。(後ろに隠れたラリサを見て、吹きだしてしまい)あははっ、店員さん。この子人見知りするから俺らでゆっくり服を見せてもらっていいかな? (店員に軽く頭を下げると後ろのラリサに向かって)…おい年長者。可愛いところもあるんじゃねぇか。 -- 武神 恭一郎
- 彼を沈めたのはこの私だ 見逃すことはできなかった 彼だけじゃない、あの男の後を追って多くの仲間が国を捨てた…君は私を置いていくなよ
(長い耳の先まで赤くなって)こ、こんな風に見て回るのは……きっと楽しいと…思って、だな…できれば、誰かと…… ……きみと来てみたかったんだ…(握りしめた手を背中にぶつけて、これ以上人目を引きそうにない場所へと背中を押していく) そ、そうだ…私には何色が似合うと思う?(制服風のトップスが並んだあたり、ツートンカラーのカラバリを指さして) -- ラリサ
- ………。(ラリサの過去。それは断片的にしかわからなくて。それでも、目の前の女性を悲しませたくない。そう思った)どこにも置いていかないさ。
……俺と?(その言葉にこっちまで赤くなって)そうかよ。光栄なことで。(ぶっきらぼうにそう呟いて) (背中を押されながらトップスの並んだ場所へ)んー、青なんてどうかな。ラリサの白い肌と金の髪を考えると、寒色系も似合うかなって。 -- 武神 恭一郎
- 変な話をしてしまったな いつも精一杯のことをして、私一人にはどうにもならないことが山ほどあって…君はくじけるなよ、ヒーロー?
青系だと…底抜けに明るいパステルブルーもビビッドな青も、枯れたグレーめの色合いも…白との組み合わせが多いな(このあたりか、と肩にあてて鏡の前に立つ) よそ見禁止だ、カリーニン! 君もよさそうなのを探してくれ これからボトムスもあるんだぞ いくつか組み合わせて試着してみたいんだ -- ラリサ
- 変な話とは思わないよ。ああ……生憎と挫けるとか諦めるって言葉が苦手なもんでな。
ああ……それくらいの色合いがラリサには似合うよ。(内心、これくらいの値段なら十分買えるな、とかかっこ悪いこと考えながら) …わかってるって。試着したら見せてくれよな。(苦笑しながらショッピングを楽しみ) -- 武神 恭一郎
- よし! それなら次は向こうだ(選んだものを預けてボトムスの並ぶエリアへ)……ん…どれもこれも丈が短すぎないか…?
青の補色はオレンジあたり…ベージュかタンカラーが穏当な線だろうか マルーンとあわせるのは冒険だな いっそ白系と… カリーニン…カリーニン! たまにはこんなのもいいだろう?(クラシカルな雰囲気のショートパンツを見せて) あと君の方で見繕ったのはこれとこれだな…そろそろ試着室に行ってみようか 向こうだ、君は外で待っていてくれ -- ラリサ
- (丈が短くないかとの言葉にギクリとして)い、いや……そんなことは決して…
いいんじゃないかな。色の合わせ方とかわからないけど、ラリサに似合ってると思う。(相手のコーディネイトに頷いて) ああ、わかってる。ちゃんと待ってるから着替えておいで。(意外と子供っぽいところもあるのかな?と微笑ましくなりながら待機) -- 武神 恭一郎
- (試着室に衣装を持ち込んで間もなく、衣擦れの音にボタンを外す音、スカートが足元に落ちる音がしはじめて)
お、おいカリーニン!…これは…どうやって着るんだ…?(しゅるしゅるごそごそ)あっカリーニン! 後ろ前だった…! カリーニン!…カリーニンなあカリーニン? そこにいるのか? ……カリーニン…? 待て、開けるなまだだめだ私は大丈夫だから待てっ! しかしこれは(きわどいぞ、と呟いて鏡の前でポーズをとる 見れば見るほど白い生脚が危なっかしいまでに露わになっていて) (体形が変に強調されている気がして胸に手をあてる ぐるぐると目が回りそうな気分でカーテンを開けて)…さ、最近の若者はかかk変わった格好をするんだなっ! -- ラリサ
- (試着室の前で顔を赤くしながら待つ)お、おい。大丈夫だろうな……!
こ、ここにいるから……大丈夫、大丈夫だ…!(そわそわしながら自分に言い聞かせるように答える) (カーテンが開くと、生足が眩しかった)う、うわ……(赤くなってテンパりながら) も、もう少し大人しい感じにしたほうがいいんじゃないかなっ! 刺激的すぎると、嬉しいけど、ほかの男にも見られるしっ!! (ぎゃあ。何を言ってるんだ、これじゃまるで彼氏気取りだと自分を殴りたくなる思いにかられて) -- 武神 恭一郎
- 見るなっっ!!(頭に血が上りすぎてグラグラしながら一喝?する)そ、そんな目で私を見るなカリーニン…!
さらっと聞き流しそうになったがまだ君のものになった覚えはないぞカリーニン…大人しい感じだな、わかった すぐに着替える! (あっという間にカーテンが引かれ、今度は倍速くらいのスピードで衣擦れの音がして)今度は…これか? これを着るのか? 私が…? すこし可愛らしすぎ…ないかな私には…カリーニン、絶対に笑うなよ…君が見繕ってくれたんだ、これは私の趣味とかじゃなくてだな (森ガールが様になりすぎて森エルフ状態で出てくる)……へ、変、じゃ…ないだろうか…? 一周回ってこれは…(袖をつまんで羞恥に震える) -- ラリサ
- す、すいませんでした!!(頭を下げる混乱中)見てすいません!!
あ、ああ……言葉の綾だ!!(「ことばのあや」なる言語で誤魔化しにかかる悲しき男)着替えてきなさい…! ん……いいんじゃないかな。(手をぽんと叩いて)エルフらしいし。服が可愛いくらいのほうが可愛げがあって可愛いぜ。 それにさっきのより落ち着いた感じがするし……な。(そわそわ) -- 武神 恭一郎
- こうすれば別人に見えないか?(髪留めを外し、手櫛を入れて撫でつけ)私だとわからないなら!…着てみてもいい、かな…
そういえばあとひとつあったな…すこし待て(試着室の奥に引っ込み、ばさばさと脱ぎ直して次の衣装へと手を伸ばす) ……こ、これもずいぶん…大胆な…(フードつきパーカーのインナーにハイネックとスクールスタイルのミニをあわせ、ハイティーンっぽいいでたちに) どう、だろう……恭一郎…(暗色のオーバーニーソが脚の形をすらりと絞り、ふとももの肉がむちむちとすり合わされて 気付かず気弱に名前を呼んだ) これでおしまいだ 私の買い物につき合わせてしまってすまなかったな…君が一番いいと思ったのを教えてくれないか? -- ラリサ
- おおー。普段通りの髪型もいいけど、髪留めを外した姿もいいな。(苦笑して)なんでだよ。可愛いのに。ラリサとわからなかったらどうするんだよ。
お、おお………(段々早着替えが様になってきたな、とか思いながら待って) うん、いいと思うぜ。(「生足が眩しいしな」とは流石に言わなかった)イマドキの子っぽくて。 そうだな……最後に着替えたハイティーンっぽい服がいいと思うぜ。それじゃ会計、会計。 (それからも二人であれこれ街を見て回りましたとさ) -- 武神 恭一郎
- よお、ここが第三報道部の部長さんのハウスかい?(飛行士の格好をした男が訪れる)
ここなら学園都市の情報が色々手に入ると聞いたぜ、第一報道部が扱わないような情報もな。 -- アハト
- 第三報道部に部長はいない いるのは主筆と記者だけさ…ああ、いや、バジル教諭もいたか 顧問を務めてくれている
『真実』に「真実」などなく、『報せ』に「報せ」は載っていない…君が欲しいのはどちらだ? 真実を求める者に報せを、報せを求める者には真実を示そう ただし…私の情報は高く、信憑性は薄い まっとうなものじゃないぞ -- ラリサ
- つまりあんたが主筆ってことか。じゃあその主筆さんにお願いするとしよう。
……中々よくわからねえことをいうな、お嬢さん。まっとうなものじゃなくていいさ。 俺が求めている話も、まっとうなものじゃあないからな。他のところじゃ突っぱねられるようなことだろう。 真実と報せ、どっちだろうな……なあ、俺が欲しいのは「幽霊」の話だ。 (そう言った後、自嘲気味に笑う。) ……まあ、信じられないかもしれないがな。幽霊みたいに揺らめく、黒い超小型飛空艇の亡霊……そんなものを見かけたっていう情報は、ないか。 (自分が学園都市を襲うワイバーンを引き付けるために飛んでいた際に、それは現れたのだという。最速を自称するアハトをいとも簡単に抜き去って行った。) ……空挺騎士団の連中やワイバーンには見えていないらしかった。俺の幻覚なのかどうか、確かめたくてな。 -- アハト
- それが噂というものだろう? 得てして信じられない話ばかりだ 奇異なるがゆえに、人から人へと伝っていって流行り病のように広がっていく
ありもしない存在、見もしない虚像…そんなものがまことしやかに語られるんだ 真実は人の願いの前にいともたやすく捻じ曲げられる 幽霊船か 君の語るそれはまだ、噂の域を出ないものだ わかるだろう? 水銀中毒者の見る幻によく似ている そういう可能性も君も考えた だからここへ来たんだ そういう噂を生むかもしれないモノたちに心当たりはある けれど、君がどれのことを言っているのかわからないな (方形の紙片を抜き出して)ラリサ・ヴィシネフスカヤ、船乗りだ 今は新聞屋をやっている 君は… -- ラリサ
- そうだな、それが噂だ。今のところ、俺の中でしか生きていない噂かもしれないけどな。
ああ、その噂を確かめるために俺は来たんだ。もしくは、俺の幻想だったのかもしれない可能性も含めてな。そう言うネタは第一報道部なんかじゃあつかわねえだろう。 ほう、既にそう言うものがいくつかあるのか……(紙片を受け取り) 俺はアハト、アハト・フロムビヨンド。飛行士をやっている。今は……走り屋、とでもいったところだな。 -- アハト
- そうか、君は空の男か 遠い親戚のようなものだな…もっとも、こちらは速さよりも静けさをより大切にしていた 隠れ潜むのが上手い者がもてはやされたんだ
《第一報道部》は外界の報道機関と特約を結んでいる 外の情報の速さでは太刀打ちできないけれど、この艦の中で起こることなら話は別だ もう少し詳しく聞かせて欲しい まずはそこからだ 君はいつ、どこで、どんな風に、何を見た? 視界の状態は? 気候条件は? -- ラリサ
- 船乗りってことは海なのか? そうするとこの都市だとあまり活躍出来なさそうだが。
静けさ、ねえ。俺はレーサーだからな。よくわからねえな。隠れ潜むのが必要な局面に陥ったことがねえ。 ああ……俺があれとであったのは先月だ。ワイバーンの群れが学園都市に近づいたってときだな…… (そしてアハトは説明を始めた。学園都市を襲おうとしたワイバーンをアハトがひきつけ、その間に空挺騎士団が撃破の準備をし、アハトがそこまでワイバーンを導くという作戦をしていたときのことである。) 高速で飛んでいた時だ……そのときに、後ろからすごい速度で俺に迫ってくる機体があった……黒い機体だ。亡霊めいて揺らめいていた。鬼火? みたいなのも一緒に出ていたな。 空は快晴だった。気候も普通だったはずだ……そこで、そいつを見たんだ。黒い亡霊をな。 ……(少し思案したが、何かを話すことを決めたようで)その機体は……今は亡き俺の親友の機体と同じ形をしていた。 -- アハト
- それは死神かもしれないな よくある話さ 船乗りにとっては昔懐かしいおとぎ話のようなものだ
かつて沈めた船が復讐のために蘇り、幽霊船となって現れる…霧の濃い日、あるいは時化た波間の向こうにおぼろげな灯りが浮かんで… もちろん、気の迷いだ 強迫観念がありもしない幻影を生んだだけさ もしかしたら、ご友人も似たようなものを見ていたかもしれないな 他にその船を見たものは? 物理的な実存を証明する記録の類は? 君以外誰も見ていないのなら…まずは疑ってかかることだ 新聞屋としてでなく、船乗りとして言わせてもらえば…その船とは決して競うな 抜き去ってしまった時が君の最期だ 何か恐ろしい事故に見舞われるかもしれない -- ラリサ
- 死神……? 船乗りにはそんな話があるのか?
(人が空を飛ぶようになったのは最近になってからだ。前近代的な迷信はあまり聞かなかった。) ……なるほど、強迫観念か。確かに空を飛んでるときは……最速を目指しているときは常に気を張っているからな。 ああ、俺以外に見た者はいない……物証もない。俺の、幻想かもしれないな。 何……?(競うなという言葉にぴくりと反応する)競うな、だって? ……ダメだ。(静かに首を横に振る。) 俺は、最速を目指している。あの機体は……ランディの機体と同じ形をしたあれは、俺を抜き去って行った。俺より速いということだ。 幽霊でも俺の幻想でも……俺は、最速でなければならない。あいつのためにも、俺は最速でなければならないんだ。 だから……俺は、あれを抜く。悪いな、ラリサ……わざわざ俺が聞いてきたのに。忠告してくれたのに。それは、聞けそうにない。 ……あれが、ランディではなくて、亡霊ではなくて、俺の幻想だという可能性があるとわかっただけで、十分さ。 -- アハト
- 飛行機械にとりついてダメにする悪妖精の話もある ジョンブルの帝国主義者共の迷信だ 上空3,000mで活動する亜種もいるんだそうだ
命を捨てたいならご自由に どんな機械にも限界はある そして、整備の状態が悪ければ限界はぐっと下がってしまうんだ スピード狂には何を言っても無駄だろうけど…死神に魅入られた男を放置して、そのまま死なれたんじゃ寝覚めが悪い それなら、こうしよう 私の船は電子戦向けの兵装を積んでる 早期警戒管制機に近い役目が果たせるんだ 学園周辺の空域ならほとんどカバーできる だから、次に同じものが現れたら私に連絡を入れてくれ 君の位置をモニタリングして死神の正体を暴いてやる -- ラリサ
- へえ、そんな話もあるのか……悪妖精、ね。昔は皆悪魔の仕業だったんだろうな。
ああ、無駄さ。俺は光速……最速に到達するんだからな。それで光となって消えても、俺は満足だ。(クククと自称気味に笑う。) ハハ、まだ死ぬと決まったわけでもねえのに……ほう、あんたの船はそんなものまでついてるのか、ハイテクだな……。 オーケイ、ラリサ。ならそうしよう。俺が飛んでるときに、あれが現れたなら連絡しよう。それで、正体を見極めてくれ。 ……黒い亡霊の正体をな。 -- アハト
- 計器の指示を狂わせる、機械油を飲み干してしまう、機体に穴を開ける、配線を狂わせる…トラブルは大抵彼らのしわざだ
С ума сошёл! これだから命知らずは嫌いだ、スリルジャンキーめ 炎にまかれてはらわたが千切れ飛ぶその時まで君は笑い続けるんだろう? 度しがたいな、まったく… 私の連絡先を教えておこうか 寝る時間以外であればいつでも応答できる 勝手に夜間飛行としゃれ込んで、勝手に死神と会ってしまったら… 残念だが、この空の彼方で勝手にくたばってくれ 私を恨むなよ、同志サフォーノフ 幸運を祈っている -- ラリサ
- 俺は悪魔かなんかかよ。(肩を竦めながら)
オーケイ、連絡先は受け取ったぜ、お嬢さん。 じゃあせめて、夜間飛行には気をつけよう、たまにやるんだけどな。 うらみゃしねえよ、俺がそのときに死神に勝てたならな。幸運を祈っておいてくれ、幸運の女神さまよ。俺が死ぬんじゃなくて、最速に到達して光と消えることを祈っておいてくれ。 (そういうと後ろ手に手を振り、飛行場の方へと去って行った) -- アハト
- 人の皮を被った悪魔か、悪魔を気取った人間か…君はそういう人種なんだ いつも命の危険に晒されていないと廃人みたいになってしまう
私の理解を超えた生き物だな 平たく言えばバカにしか見えないわけだけれど(苦笑いして)…だからこそ人は面白い、とも言えるな では良いフライトを、とでも言った方がよかったかな あいにくだがソヴィエトの市民に神はいない 祈るなら君自身の神にすがってくれ またな、同志サフォーノフ -- ラリサ
- 時期を逃して来づらくなってたとかそういうのじゃないんだからねっ!ホントだからねっ!
………ゴメンナサイ(と頭を下げつつ箱を進呈。中身はバスソルト・バスポプリ・バブルバスの素。全てカモミールのものだ) -- ラルス
- 遅れた日数の分だけ羽根をいただこうか 小さな鳥で両翼に50枚、大型の猛禽でも数はあまり変わらない
さて同志カザロフ、今は七月だ(同情する様な目をして)枕をつくれば君の腕に抱かれている気分を味わえるかもしれないな… -- ラリサ
- え”っ。ちょ、ちょっと待ってそんなペナルティアリなの!?過酷すぎない!!?
イヤァアーッ!腕が丸裸にされちゃうー!?(自分が悪いと分かっていても両腕が手羽先の様になるのはゴメンだと自分の身を抱くように) -- ラルス
- 表には鳥が、裏には鳥カゴの絵が描かれた板に棒をつけただけの玩具がある どうやって遊ぶか知っているかな
(こんな風に、と手をこすり合わせる仕草をして)棒を挟んで回すんだ すると鳥の絵はどうなる…? フッフッフ、今の君と同じだ どこにも逃げ場はないぞ同志カザロフ…(手をわきわきさせて追いつめていく) -- ラリサ
- イヤァアアーッ!?丸裸にされるー!助けてえ!(大変誤解を招きかねない声を上げる)
アタ、アタシの羽じゃなくてもいいでしょお!? -- ラルス
- すぐに終わらせると約束しよう 君は天井の染みを数えているだけでいい…助けなんて来るものか(わきわき)
と思っていたのだけれど気が変わった! 湯浴みはいいな同志カザロフ 船乗りの暮らしで一番の贅沢とは何か、知っているかな -- ラリサ
- イヤァー!明らかに婦女暴行犯のセリフーッ!女の子がそんな事言っちゃダメー!
え…か、変わった?変わってくれた?(パァアと明るくなる表情) …楽しみは分かるけど、贅沢?えー…と…お風呂?(話の流れ的に) -- ラルス
- だいたいあってるけど少しだけ違う イモ洗い風呂もあることにはあったさ…鋼鉄の艦に缶詰になった男たちの残り湯がな
本当の贅沢は清潔な温水を文字通り湯水のように使うシャワーだ! 身体を洗ってる間も出しっぱなしにしておくことが最高の贅沢なんだよ この艦では実感しづらいけど水は貴重なものだ だから風呂は好きなんだ ありがとうカザロフ 君は素敵なものを知ってるんだな -- ラリサ
- 男たちの残り湯ってヤな表現するわね…事実なんだろうけど
…そうね、ここは恵まれてるから実感しにくいけれど、普通はそうなっちゃうわね いいえ、どう致しまして。アタシこそ折角頂いたのにお返し遅くなっちゃって本当にゴメンなさい アタシは実際使うことは少ないのだけれど…女の子には丁度いいと思ってね?今回香りはどれも同じものだから、気に入ったら他のものに手を出すのも悪く無いと思うわ -- ラルス
- しかも、男湯と女湯に分けるほど場所も温水も余ってない どれだけ苦労してきたか想像に難くないだろうフフフ…
いや、いい、こちらも悪ふざけが過ぎたな そもそも馴染みのない行事だったし、お返しがあること自体知らなかったんだ 同志の湯浴みはやっぱりスズメの行水なんだろうか…(考えが口に出て)カモミールは好きだ 今晩さっそく試してみよう -- ラリサ
- ……まぁ、男所帯、よね……場所的に…(想像して苦々しい顔で)
フフ、別にホントに毟らないならあの位はね。それとも、アタシの腕に抱かれてるような枕がホントに欲しかったのかしら?なーんてねー♪ アタシは日によるかしらね。休日はゆっくりお風呂に入るのが好きだけど…普段はシャワーで済ませちゃうわ。(スズメ?と首をかしげつつ) -- ラルス
- そうは言うがな同志カザロフ、君のそのフカフカした腕に抱かれたくないと思う人間がいるだろうか いやいない!(反語)
ああ違う、カラスだ シャワーはいいな 疲れがさっぱり抜ける気がする 湯船にはあまり…いい印象がないな 私たちの風習…文化的にも、もともと馴染みが薄いんだ しいて言うなら、短い夏に川で沐浴をしていたくらいかな -- ラリサ
- ラ、ラリサー…遊びに来たのはいいけどアタシもうダメみたい…(お土産のウィスキーボンボンを手渡すなりふらふらと倒れこむ) -- ユディット
- そうか、残念だ では、手遅れになる前に楽にしてやろう 学友のよしみだ(鍵つきの引き出しを開けて)
同志パヴロヴァ 私は君の上官ではないけれど、ご家族には手紙を書くと約束しよう 宛名はどうしようか…夫か? 兄上か父君は? -- ラリサ
- ん、大丈夫…両親も弟も、先に向こうで待ってる……(力なくサムズアップ) ああ、義父さんには書いてほしいかも……って、本気にされる前に茶番はやめとこう…
ラリサは平気なのー? 何でこの艦は夏にはきっちり熱い場所飛ぶんだろう……(汗だらだら。冷やしてきたのかボンボンは無事のようだ) -- ユディット
- 義父上のことは前に聞いたな(ユディットの人となりからラテン系の奔放な空の男を思い浮かべる 引き出しに施錠しなおして)
夏場は炎の精霊が張り切っているからな…もう少しお手柔らかに頼めないものだろうか 北国の人間だぞ私は 寒さに強いが暑さに弱い 私たちはもともと君らより基礎体温が低いんだ 汗をかくこともあまりない(触れてみるといい、と手を差しのべて) -- ラリサ
- 義父さんもいい人だけどね。(実際にはいかにも軍人といった片脚義足のスカーフェイス。一見厳格そうなジョンブルである)
やっぱりそうだよね、表情あんまり変わんないけど凄く我慢してるよねラリサ。でも確かに…汗もほとんどかいてないよね?(顔を近づけてじっと見る) …わぁぁ…ちょっとひんやりしてる。 いいなー、夏場はラリサと一緒に寝たい…(手を取れば両手で包み込むようにすりすり。こちらは体温高めなので鬱陶しいくらい暑い) -- ユディット
- 船乗りだからな これしきのこと、日陰に身を寄せていればどうということは…(間合いが詰まり、あまりの近さに言葉が途切れて)
構わないとも 冬場にゆたんぽ代わりになってくれるのなら考えてもいい(空いた方の手でほっぺたを触って) でも毎日はダメだな たまには一人で寝たい夜もある 生まれたままの姿で、大きなタオルケットに包まって眠るんだ 一度やると病みつきになるぞ -- ラリサ
- 空気の流れが常にある分、そりゃ地上とは違ってある程度涼しいけどさー…(スカイブルーの瞳でじっと白い肌を観察する)
構わないの!? てっきり断られるかと思った… 冬は…まぁうん、大丈夫かな。寒いのは得意だし…ひゃー、つめたーい… …自信なくなってきたかも。(ぷくぷくと柔らかなほっぺも温かい) わーぉ、ラリサだいたーん! アタシもたまにするけどね! 素肌に触れる布地の感触がなんとも言えないよね! …そう、そういえば今日はちょっと話を聞きに来てみたんだ。 パヴロヴァ…って友達の名前って言ってたけど、故郷の友達なの? -- ユディット
- 私が寝苦しい思いをするだけ、冬場に君が凍えるまでだ その裏返しと考えるなら、言うほど悪い話じゃないと思うな
いかにもやりそうだと思ってた、と言ったら失礼かな(くすくす笑い)絶対に来客がない日しかできないことだ… ん、同志スヴェトラーナ・パヴロヴァのことか 故郷は違う 亜人種向けの教科課程で共に学んだ間柄だ あの頃は私も若かった 出会いがあれば別れもあった 別々の道に進むことになって…スヴェトラーナ・パヴロヴァは山へ、私は海に行くことにした ファシスト共との戦いが終わったあと、祖国も無事では済まなかった 国中が混乱していて連絡が途絶えてしまったんだ 遠くの国へ嫁いでいったとわかったのは…それからしばらく後のことだな 君に似て素直ないい子だった 人に愛されるタイプだな -- ラリサ
- ギブアンドテイクって奴だね…うーん、一度試してみるのもいいかもしれない。
いやー、アタシのイメージとしては大体あってる…かな。 むしろラリサがそういうタイプだとは思わなかったよ。 ……(じっとラリサの話を聞く。どこか共感する部分があるのか、時折目を閉じて懐かしむように) スヴェトラーナ…同期の桜って奴だね。戦争が無かったらどうなってたのかなぁ… アタシも、訓練生仲間は大勢居たけど、終戦で散り散りになって…今、皆はどうしてるのかな。 その人みたいに幸せになってるといいんだけど。 あはは、アタシはどうかなぁ? 買いかぶりすぎな気もするよ? でも、その名前を貰ったからには…それに恥じない人間にならないとね。 -- ユディット
- 私も私なりに羽根を伸ばしてるんだ でないと学園に来た意味がない せっかく学生をしているんだから楽しまないとね
このあいだの手紙に孫の写真がついてきた たしかこのあたりに…あった、これだ! 愛らしいだろう? (シベリアンハスキーみたいな色合いのクールな犬耳少女の写真を渡して)あの戦いのあと、誰もが傷を負って生きてきた 君や私の境遇さえ、まるで違っていただろうな けれど、君や他の同志たちとの出会いがなければよかったなんて私は思わない 同志パヴロヴァ、君とも永い付き合いが出来るといいな…孫が出来たら紹介してくれ(触られるままに任せていた手を握り返して) -- ラリサ
- そうだね、折角なんだから思いっきり楽しまないと!
わぁ! 犬系の獣人さんなんだね、確かにこれは…可愛い…もふもふしたい…! アタシは最初、巻き込まれた側だった。国と国とのいざこざなんてアタシにはさっぱり分からなかったし… でも、そのお陰で得られた出会いもあった。 人生を楽しんで生きようって思えるようにもなった。 こちらこそ、これからもよろしくね。 ふふ、まずは子供を作ってくれる相手を探さないとだけどね?(温かな手でしっかりと握り返し、微笑み返すのだった) -- ユディット
- 同感だ じきにチャンスが巡ってくるかもしれないな 世界の空を行く方舟だ 彼女が暮らすあの街に訪れることもあるだろう
…そうかな 私は望んで身を置いた そして時代が求めた務めを果たした 政治委員の指導にも出来る限りのことをしたつもりだ その結果が今ここにいることなら、後悔などないさ ふふ、では甲斐性のある男を…君のために必死になってくれる人をみつけることだな -- ラリサ
- そういえばラリサにバレンタインのお返しまだ渡してなかったな 忘れていたわけじゃない。タイミングの問題だ。
お返しって言っても香水だ シプレ・フルーティってやつで花や果実、そして樹木の香りの甘すぎず気品を感じさせる ラリサに似合うかなと思ってな。 -- ダルトン
- クラートキン!? ひとついくらもしない菓子だぞ、私が君に贈ったのは…バレンタインというのはいつもこんな大ごとになるのか…?
君にまで気を遣わせてしまったかな とはいえ、それが君の気持ちなら…Спасибо! 喜んで使わせてもらおう -- ラリサ
- 大事だよゥ! じょーだんは置いておいてバレンタインデーに女の子からチョコを貰うというのは男子にとっては大きなイベントなんだ。
大げさにしたくなくても大げさになるのは当たり前 それに他の女の子にも同じように配ってるから差別は出来ないのさ。 喜んでもらえて何よりさ大事なときに使ってくれると嬉しいな。 -- ダルトン
- 祖国では香水自体めったに見かけないんだ 贅沢品でな、ここではお粗末な部類に入る品物が最高級のウォトカと同じ値段で売られていた
それに、学生が香水をつけるだなんて聞いたこともない…これは特別な日に使うんだろう? 最近の若者は進んでいるんだな… -- ラリサ
- 国が違えば物価も違うのか ここじゃ世界中を回ってるから割りと安くてに入るんだよ。
学校にいく時につけるのは場違いってもんだが休日やデートとかにつけていくもんだよ 香りもおしゃれのひとつっていうもんだ。 それじゃあラリサは香水をつけるのは初めてってわけか。 -- ダルトン
- どうかな 革命の前にはよく似たものを使っていた覚えがある 私の国にも華美なものは残されていた…けれど、たしかに久しぶりだ
ずいぶん使っていなかったと思う そもそも私は船乗りだ 忙しかった頃には一年の大半を海で過ごしていた 身だしなみには気を付けていたけど、水がとにかく貴重だったから…その、匂いにまでは…手が回らなかったこともあるな -- ラリサ
- おっと、過去に使ったことあるのかこれは失礼したな 海の上じゃ物資も手に入らないだろうしな。
でも今はそうじゃないぜ 女の子らしくおしゃれしてもいいし香水もつけてもいい 生徒になったのも制服のためだろ? -- ダルトン
- 待てクラートキン、それは言わない約束だろう…!(顔を赤らめ)君に言ってしまったのは失敗だったかもしれないな…
今からでも忘れてみないか? 幸いなことに、今は科学的なやり方が確立されているからな あまり痛い思いをせずに済むぞ同志 前後の記憶も多少飛んでしまうかもしれないが…おおむね問題のない範囲だ さあ身体の力を抜いて楽にするといい -- ラリサ
- 二人だけの秘密…だろ? 他には話してないさ……ホントは恥ずかしがるラリサが可愛いからこうして反応を見ているというのも じょーだんだ、冗談。
オイオイオイオイ 俺死ぬわ って待て待て落ち着いて話そうか! ステイステイ〜? わかったわかった、今度からは不要に口にはしない二人きりでもな……! -- ダルトン
- では君の秘密を聞こう それでおあいこだ(何がおあいこなのか自分でもわからないまま自信満々に言い切る そういうものなのだと)
君のことは信じているとも 単に気分の問題だ 出生の秘密を明かせだとか重たい話じゃなくていい 君の恥ずかしい秘密が聞きたいな -- ラリサ
- 俺の秘密だぁ!? 恥ずかしい秘密……俺は自分が恥ずかしいと思って生きたことはないからな恥ずかしい秘密はないと言っていいだろう。
まぁ、代わりにつったら何だけど俺が周りに言えない秘密といえば……そうだな。 俺は暗殺の技術を持ってるんだが…(特に秘密にはしてないんだがと言付けて) その中には魔法も使ってな。 習得禁止、使用禁止の魔法がある もちろんバレたら最悪の場合は無期懲役かもな なんてところだ、つまらない秘密だろ。 -- ダルトン
- 禁忌の魔術とは大きく出たな そうか、そういうキャラ付けか君は…うかうかしている内に設定の出しどころを逸したというわけだ
そういうトークはたしかに…(なかなか恥ずかしいな、と生温かい目をしてうなずいた)何、はしかみたいなものさ 誰もが一度はかかる 君が秘密にしておきたいなら私は口を噤んでいよう もしも噂になったときには…ノートの流出を真っ先に疑うべきだな -- ラリサ
- ……何だかよくわからんけどラリサの中で俺のイメージが変なものになったというのが何となく分かる。
これは迂闊に突っ込んだところで意味を成さないどころか墓穴を掘るということを俺は知っているぞ。 ラリサ何だその目は…何もしてないのになんだか悲しくなってくるぞ。 -- ダルトン
- かえって親しみがわいたさ よくわからないというと…オリジナル魔法陣とか書くだろう?(数秒の間)…書かないのか?
特に深い意味は無い詠唱のモーションを考えてみたりだとか…ないのか…? しないのか!? これがジェネレーションギャップか…(打ちひしがれる) -- ラリサ
- 少なくともラリサの想像してるような事はしないと思うな……逆にラリサの時代はそういうのが主流だったのか。
まぁ、とりあえず秘密はうちわ開けたわけだし互いに秘密を共有する仲(?)になったわけだ。 -- ダルトン
- 魔術の初歩を習うと、すぐに使ってみたくなるものだろう? 危険なものは教われないから、自分たちで考えているうちに盛り上がってだな
ごく稀にとんでもない怪作が生まれたりしてね…かれこれ90年ほど前の話になるのか 意外と覚えているものだな これからも我々第三報道部は同志クラートキンの秘密を鋭意赤裸々に追っていきたい!(ぐっ)まだまだこれからじゃないか同志 -- ラリサ
- 俺が習った時はそんな余裕はなかったぜ 余裕なさすぎて今ここに居るわけなんだが。
90年前か……(となるとラリサは100歳ぐらいになるのか?) そんな時代がラリサにもあったんだな……。 いや、そこは追わなくてもいいと思うが んじゃあ、追求される前においとましますか それじゃあまたなラリサ。 -- ダルトン
- (下の文面を眺め)・・・これアンタんトコの国家? -- ジョン
- 知っているのか同志イワノフ どこかで聞いて知っていた可能性もあるか…世に数多ある国々の歌の中では有名な方だからな
けれど、そらで歌えるものは稀だ なにせ君らにとっては異国の言葉だ ついてこれるかな?(原語でゆっくりと口ずさんで) -- ラリサ
- いや?なんか歌っぽかったから・・・なんとなくそうかなーって
え?ちょっ歌うの?まてまて・・・えっと?(完全に後追いの形となる・・・音を真似してるだけで理解してないから聞けた物じゃない) -- ジョン
- ではこの機会に覚えて帰るといい 母なるヴォルガに思いを馳せて、歌えイワノフ 君はこの歌に勇壮なしらべを聞くだろうか
それとも郷愁を誘う音色を? 少しなりとも何かを感じたならば…それは君だけものだ(サウンド・オブ・ミュージックばりの身振り手振りでその気にさせる そしてフェードインする赤軍合唱団) -- ラリサ
- 俺の母カラス何だけど!?(突っ込みを入れつつラリサの演説を聞く)
・・・そう・・そうか・・・(アカの文化はよく解らないがなんだかその気になってくる・・・)そうだな!(ノリノリになって教えてもらう) -- イワン
- わかってきた様だなイワノフ、いいぞその調子だ…腹の底から声を張れ! "r"の音で巻き舌を利かせるのがコツだ!!
Ураааааааааааааааааааааа!!!(国歌とかもはや関係なしに咆えるエルフ)……ふぅすっきりした… たまにやると気持ちがいいぞ同志 時と場所と周囲の目さえ気にしなければいい気分転換になる -- ラリサ
- Ураааааааааааааааааааааа!!!(一緒になって叫んでた、洗脳された様に目がグルグルしてる)
はい同志!(文化は分からないけどなんとなくそう応じた方がいい気がした)母なるヴォルガについてもっとよく教えて頂きたく存じます!(びしっとした敬礼で応えたのだった) -- イワン
- 母なるヴォルガはその名の通り、古くから我が連邦の交易や文化を育んできた恵みの大河だ
古代の地理学によれば、その悠久の流れは遥か極北の秘境ヒュペルボレオスより発すると考えられていたこともある 歴史が下ると北の海の海賊たちが現れる様になった 彼らは外の世界とヴォルガ流域を結ぶ交易の道を築いたんだ いくつもの都が築かれ、ヴォルガのもたらす恵みのもとに数多の国々が繁栄を極めた その中にはタタール人たちの国も含まれる 中でも最大のものはサライと呼ばれる交易都市だ サライは東西二つの世界が出会う場所だった 賑わわないわけがないだろう? やがてソヴィエトの市民が今日、タタールの頚木と呼ぶものを外すものが現れた 偉大なる征服王がヴォルガの国々をひとつにまとめたんだ 少し時代を下ればコサックの首領スチェパン・ラージンの大乱の舞台にもなった 君もよく知る時代まで進めようか? となると、なんと言っても世界の戦史に名高い英雄都市スターリングラードの攻防戦だ! 我々は大きな犠牲を払いながらファシストどもの野望を挫いた 世界の歴史を変えたといっても過言ではないな というように、母なるヴォルガとソヴィエトは切っても切れない関係にある ヴォルガの舟歌といえば小さな子供でも知っているほどだ 聞いたことは? なければ歌おうか さあ着いてきたまえ同志イワノフ(いい声で歌いはじめる) -- ラリサ
- Славься,Отечество наше свободное,
- Дружбы народов надёжный оплот!
- Знамя советское, знамя народное
- Пусть от победы к победе ведёт!
- さて……ホワイトデー行脚最後の一人はここか。(赤いマフラーを付け直して)よし。
おう、ラリサ。いるかい?(第三報道部のドアをノックして)ホワイトデーのお返しにきましたー。 -- 武神 恭一郎
- (返事はなく、編集部の中にはエルフがひとり、質素な木製のアームチェアにもたれて深い寝息を立てている)
(その足元には空っぽの酒瓶が二本、脱げたシャプカが転がっていた)……………ぅ…… -- ラリサ
- ………オイオイ。(肩を竦めて)酒の飲みすぎかよ……
(テーブルの上にお返しのクッキーとハンカチを置いて、ラリサに近づく) -- 武神 恭一郎
- (そこかしこに置かれたストリチナヤの半分は空き瓶だ その光景は火の酒への愛着、または依存を暗示している)
(酒が入っているのかいないのか、その肌は白磁の色を保ったまま、人形のような寝顔がかすかに歪んで)………メ、だ… ………ロ…ジン……! -- ラリサ
- ……これ相当強い酒だろうに。よくやるぜ……(空の瓶をまじまじと見てから)
…………?(何の寝言だ、と顔を近づけて耳を澄ませる) -- 武神 恭一郎
- (空調の切れた室内は三月でもすこし肌寒く、しかし葛藤する女の肌には冷たい汗が浮かぶ)………な……いくなっ…ラミウス!!…
(伸ばしかけたその手は青年の襟元に触れ、指がかかると恐ろしいほどの力で引き寄せて)………っ…はぁ……っ! は……ラミ、ウス……きみ…なのか…?(心惑わす幻の、あるはずのない手応えに目が覚めた 夢と現のあいだ、問いかけは愁いと惧れの響きを含んで) -- ラリサ
- ………っ!(襟元を掴まれ、引き寄せられて顔が近づく。心臓が、跳ね上がった)
……悪いな、ラミウスじゃなくて。(ラリサは一体どれほどの辛い別れを経験してきたのか、それを思うと胸が痛んだ) 俺だ、武神恭一郎だよ。……大丈夫か、ラリサ。(自分の中の良心を搾り出して紡ぐ、相手を気遣う言葉) -- 武神 恭一郎
- ぁ、そうか……すまない…(頭が痛んで意識が覚醒していく どこかほっとした様な顔をして、強く掴んだその手を放した)
…軽々しく口にするな、カリーニン 君が呼んでいい人間の名じゃない(汗ばんだ額に手をあて、制服の乱れも直さず身を沈める) この世から消えた者たちがいると…前に話したな(沈黙することの気まずさに抗うように言葉を継ぐ)裏切り者の名だ その男は国を捨てた -- ラリサ
- ………。(手を放されると、そのまま離れて咳払いをした)
俺が呼んじゃいけない人間、か……(ラリサにとってその男は、一体) ああ、聞いたよ。(口元に手を当てて)…裏切り者? どういうことなんだ、ラリサ。 -- 武神 恭一郎
- (酔い覚ましの迎え酒が必要だった 靄がかかったような頭をもたげて視線を彷徨わせ、飲みかけの瓶をみつけてのろのろと手を伸ばす)
聞いてどうする? 君には係わり合いのないことだ 生き死にも定かじゃない男の昔話なんて、君には何の価値もないだろうに 国を捨てるというのは…信念を捨ててしまうのと同じことだ 同志を…同胞、家族、ふるさと、愛する人と過ごした時間……過去の全てを… (灰色の目を見開いて男の顔を見上げ)…そうだ、過去をなくした男だったな君は(くっくっと笑い出して) -- ラリサ
- おい、酒はもうやめておけ。(飲みかけの瓶に手を伸ばすラリサ、その腕を掴み)過ぎれば体に毒だ。
……俺には、誰の過去に価値があるのかなんてわかんねぇよ…俺自身の過去がねぇんだからさ。 ……国を、捨てる…か………(その言葉は、国を持たない武神恭一郎にも重く感じられて) -- 武神 恭一郎
- 私に指図するか、人間 いや、悪魔憑き(己の贈ったあざやかな赤が瞳を焼き、僅かに目を逸らす 振りほどこうとする力は萎えて)
もしも彼が生きているなら…君と同じだな 名前も生き方も変えて、もう一度生まれ直したように新しい日々を送っていることだろう 教えてくれ、カリーニン 怖くはないのか? 過去を持たずに生きることが…過去に追いつかれることが!(強く強く掴み返して) -- ラリサ
- ああ……俺は悪魔だよ。だからお前の思うようにはさせてやらん。(手を離して)
……わかんねぇさ。俺にあったのが、悪魔の過去か神の未来かなんて…… 怖くないと言ったら嘘になる。だが、恐れない。恐れは足を止めるからだ。俺は、どんなものであっても俺のルーツを必ず掴む…… …ラリサ、お前に何があったのかを俺は知らない。だが、過去に囚われて深酒ってのだけはやめとけ。(薄く笑って)癖になる。 -- 武神 恭一郎
- Чёрт、私らしくもない 嫌なところを見られたな(悪酔いしてずきずきと痛む頭を振り、半端に崩れた髪の留め具を外して)
「悪魔を思いどおりにしたければ、真実の名を知ることだ」 祖母はまじないに長けた人だった 小さい頃によく聞かされたものさ 迷信は誤謬に満ちた科学でもある けれど私はまじない師じゃない 科学の徒だ もう少し手っ取り早いやり方を知ってる (ニヒルに笑う男の袖を引き、首をつかまえてぐいっと抱き寄せて 反応する暇も与えずに唇を近づけた) -- ラリサ
- ………っ!(唇を奪われると、真っ赤になって離れて)お、お前……まだ酔ってるのか!?
……悪魔だって泣くんだぞ。こういう不意打ちがあったらさぁ……(口元を手で押さえたまま、ラリサを睨む) -- 武神 恭一郎
- 失敬な ソヴィエトの市民が工業用のメチルアルコールや不凍液を呑む輩ばかりだと思うなよ…まったく、初々しすぎるぞ君は
君みたいな青二才に説教されてるのかと思うと無性に腹が立ってくるんだ…(うろんな目をしてむくれる)年寄りは敬いたまえカリーニン! それより、何か用事があったんじゃないのか? このまま手ぶらで帰るわけにもいかないだろう -- ラリサ
- ……そういうことを話してるんじゃ……(諦めたように顔を左右に振って)いや、もういい。
そうだな、年寄りは敬わないとな……長生きしてくれよ、ラリサ。 ああ。ホワイトデーのお返しだ。(チェックのハンカチとクッキーを指差して)あれな。気に入ったら使ってくれ。 んじゃー、もうなんか疲れたから帰るわ。またな、ラリサ。 -- 武神 恭一郎
- 君に言われずともあと500年は生きてやるさ(その先は気分次第だな、と一向に意に介した様子もなく)
ん、お返しは食べ物ばかりとは限らないのか…私に、使えと?(むずむず)そうか、君なりの気持ちだものな…頂こう、気に入ったとも 魂の抜けた顔をしているぞカリーニン 気をつけて帰るといい(ハンカチを振って見送り、おつまみを作りに立つのだった) -- ラリサ
- 先月はサンキュー、油断したぜ…助言に従って茶を用意しておくべきだった
俺の想像以上に歯にくっ付いてきやがってなあ…スニッカーズより強い…! それはそれとして、一応バレンタインの行事として配ってたと思うんだが…それに対応するホワイトデーは知っているかな? ホワイトデーと言っておきながらお返しに用意したものはかーなーり黒い感じだけど気にせず喰ってくれ(バスケットにいっぱいのпряникを渡す) -- スパイシー
- お返しは三倍で、という決まりがあると聞いてる これも甲斐性とはいえ、男はつらいな同志ソロヴィヨフ
ひとつと言わず全部持っていけと?(半分信じられずに問い直し)見かけによらずマメな君のすることだ、気を遣わせてしまったかな ありがとう同志 まさかこんな風に返ってくるとはね 一人で食べきれるかなこれは…誰かにおすそ分けしても? -- ラリサ
- 3倍部分は量で補う!と言うことでバスケットサイズだ
俺の見かけはどう思われているんだろうか…まあ気にするなって 一人で食いきれなきゃ女子同士で食べるのもいいだろうぜ、歓談の場とかでな? -- スパイシー
- 君も数の暴力の信奉者か…敵の趣味嗜好をよく知らない内は上策なのかもしれないな 喜べ同志、私は腹にたまるものが好きだ
食べた気がしない繊細な菓子より、気取らない素朴な味わいを好ましく思うこともある…疲れている時には特にな 部室にもすこし置いておこうか バジル教諭が喜ぶかもしれない 彼と面識は? -- ラリサ
- 数の暴力とは言葉が悪いな!?3倍の質はそうそう用意できないとなったらしかたあるまい!(ばんざーいして)
腹にガッツリ溜まる菓子か…なるほどな、飴玉でもと考えたがこっちにして良かったようだ ああバジル先生とは飲み会の時にちょっと話をしたな、褐色の先生だろう? -- スパイシー
- となると、やっぱり君のお手製か 芸が細かいことだな(シャキサクもぐもぐ)…ん、なかなかだ 私が作るより上手いかもしれない
我らが第三報道部の顧問に就いてもらった 何か困ったことがあれば相談にのってくれるだろう きっと、いや彼なら間違いなくね -- ラリサ
- だからあんまり味は期待するなよってもう喰ってたか
まあ何か困ったことがあったら相談するさ…相談できる内容ならね、先生に話せない類の相談もある場合があるってえことさ -- スパイシー
- Хорошо! この味なら酒が飲めるぞ 甘いもので酒を呑むなど不摂生の極致だと言うんだろう? だがそれがいい…
君の過去と未来について? 現在のことなら私も相談に乗れると思うな 君の秘密を守り通す自信もある 同志とはそういうものだ -- ラリサ
- いやあ言わないぜ、甘いものと酒っていやあ合わないモノあるだろうけど、合うのは美味いからな
今そう言うのがある…と言うわけじゃないぜ、そう言うのがあったら相談は出来ないな…と思っただけでなあ 現在の悩み事はさて、あるとしたら俺に組み込む飛行システムをどう調達するかだなあ -- スパイシー
- 親兄弟に話せること、教師にだけ話せること…友や同志に話せること、違っていて当然だ 私には私の役回りがあるだけさ
君の体内に収まって、しかも廃熱の処理が完璧にできる自律飛行機械か たしかにそれは…容易なことじゃなさそうだ 安請け合いはできないな 何しろ今すぐには心当たりがない 予算はどれくらいで考えてる? 君にとってそれはどれくらい必要なものなんだ? -- ラリサ
- ラリサへしか出来ないような相談、さてそいつぁどんなものになりそうか…そんな時になったらまた考えるさ
熱処理は雲があるので水冷に近い事が可能だと思っているが燃料…動力は電気か魔力といった所かな ただ…今はローンの返済があって予算を立てられない状態にある、今すぐじゃないからスクラップ置き場を探っている所かな そうだな…どれくらい、と問われれば夢と同じくらいかな、叶えたいと思うが全ての夢はかなうものではないのだから まあ4年間でいずれ…って所さ -- スパイシー
- (待っているとも、とうなずいて)私は奇跡という言葉と無縁の人間だ、というかエルフだ 魔力云々は期待するな
モジュラー化された既存の器具を使うわけにはいかないのか? 既製品といえば聞こえはよくないかもしれないが、目新しさとひきかえに信頼性が得られるぞ -- ラリサ
- 既製品は俺のサイズで俺の質量を浮かせられるのがなかなかなくってね…
まあその辺はある程度予算が出来てから本気で悩むさ、今は無料のスクラップを当たる毎日だしな そんじゃあまた会おうぜ、悪くなる前に喰ってくれよな! -- スパイシー
- 見た目以上に目方があるということか…人間用の飛行機械は使えないのか? しかも燃費のことを考えると大型にならざるを得ないな
君の翼が見つかることを祈っている ああ、また…(見送って)空に憧れて、しかも飛んでしまうのが君たちだ きっと上手い答えが見つかるさ -- ラリサ
- 貴女の国で聖人を祝う日があるのかどうかわからないけれど……はい、チョコレートよ、ラリサ。
(汎用機関、《解析機関》が導き出した計算結果によって造りだした味の均整のとれたチョコレートを渡す。ジャカード織機で織られた包みは赤い) 機関で計算した結果をチョコレートに反映してみたの。きっとおいしいはずだわ。 -- エイダ
- 見事なものだ これは私個人の考えだけれど、機械を使った人の仕事というのはあまり評価されないきらいがあるな
道具を使う匠の技を《技芸》という それが神髄の域まで達したならば《異能》と呼ぶにふさわしい 私はそういう人の仕事が好きだ 君は優れた技師にして卓越したクラッカーでもあるのだな 頂こう、ありがとう同志アフマートヴァ -- ラリサ
- おーい、ラリサ居るかぁ? -- ダルトン
- ああ、君かクラートキン しばらくだったな その後は変わりないだろうか(一月遅れのサンタスタイル 赤いマジ赤い) -- ラリサ
- 変わりはないさ、いつもどおりの俺ってわけ しかし、赤が似合うなぁ。
そうそう報道部の件についてなんだが……。 -- ダルトン
- 私の国ではこうして新年を一緒に祝うんだ その代わり、お祝いムードは半月も続く 浴びるほど酒が飲めるぞ同志
考えてみると言っていたな 何かしらの答えを持ってきたんだろう? 籍をおいて記者をやるか、協力者の一人になるか はたまた一切関わりを持たないかだ 君が欲しいとたしかに言った その気持ちは今でも同じだ クラートキン、君はどうしたい? -- ラリサ
- そうだったのか、こっちじゃさっと祝ってお終いって感じだからそういうのは羨ましいな。
それについては籍を置かせてもらうことにしたよ 記事と言っても大したものは書けないと思うけどね。 ま、俺の情報が役に立つなら喜んで提供するさ。 -- ダルトン
- 作り置きのボルシチでよければすぐに出せるぞ 食べていかないか? 他は君も知らない田舎料理ばかりだな 甘いものはあまりない
(長い耳が跳ねるように上を向いて)なるほど、そうか、なるほど…歓迎しよう、同志クラートキン 君の力が欲しかったんだ 一人より二人、二人より三人がいいに決まってる 実はあれから顧問の先生を連れてきたんだ バジル教諭と面識は? -- ラリサ
- じゃあいただこうか、寒いから体が暖まるものはありがたいぜ。
んじゃ、よろしく頼むってことで。 いや、あまり面識はないな だが、顧問も付いたということはだいぶ活動もしやすくなったということかな。 -- ダルトン
- 芯から暖まるぞボルシチは(鍋に火を入れ、野菜たっぷりのボルシチを木の椀に盛る 田舎家風の素朴な食器ばかりが並んで)
週に一度、貧民街に出かけていって炊き出しをしているんだ 部の活動…というほどでもないな、一緒に勉強会も開いてる この都市にはまだまだ腹を空かせた同志が大勢いるからな ちなみにカーシャよりボルシチの方が受けがいい 具が多いからだろうか いい若者だぞバジル教諭は 君もあんな大人になるといい きっと馬があうだろう 君のことも紹介しないとな -- ラリサ
- ほう、なんだか食器からも温かみを感じるな 家庭的な感じ……うむ、このボルシチは体の芯まで温めてくれるな。
へぇ、わざわざ貧民街まで やはり具が多いほうが腹に溜まるからだろうな 試しに聞くがどんな勉強会をしてるんだ? 機会があればバジル教諭とも話してみたいと思うな。 -- ダルトン
- エルフの古老が代々守り伝えてきた秘伝の調合だ…といえば有難味も増すだろうか(平たく言えばおばあちゃんの味的なアレなのだ)
聞いてどうする…?(腹に一物ありそうな笑み)…いやさ、宿題を見ているんだ 教科は何でもいい 残念なことに、この学園都市には生きるのに精一杯で勉強が遅れている者が大勢いるんだ そういう生徒たちの面倒を見ている 学ぶ権利は誰にでもある…と言うと大げさかもしれないけど、でも本当のことだ これでも昔は教官をしていたんだよ 船乗りたちの学校でね --
- ほう、いわゆるアレだな……うまい これはまたご馳走になりたいものだ。
なるほど、教師役ということか 今の世の中に無償で学を教える人は珍しいからな。 しかしこの学園の生徒に今なっているということは目的としては社会勉強的なものか まだ学ぶべきものがあるよいうことかな? -- ダルトン
- 炊き出しを手伝ってくれるならいつでもありつけるぞ 毎度毎度魔女の大鍋もかくやというスケールで作っているからな
なるほど! その答えはいいな…次に聞かれたらそう答えてみようか まあ、この艦へ来た理由はいろいろだ けれど、あえて生徒をやっているのは…つまり、だな(制服の袖をつまみ、視線をさまよわせて)…ほら、似合っているだろう? -- ラリサ
- そんなにでかいのか 手伝いはともかくその光景は一度見てみたいものだな。
おいおい、まさか制服が可愛かったから生徒として入学したっていうか? 確かにその姿は似合っているし可愛いもんな。 いやしかし、まさか冗談だろ? -- ダルトン
- と思うだろう? だから話はこの場限りだ 君に言い触らされたら、明日からどんな顔をして生きていけばいいかわからなくなる
いいな、同志クラートキン これは君と私だけの秘密だ はっきり喋ったのはこれが初めてなんだよ…もちろん君を信じてのことだ もしもこの秘密が漏れ出していたら、その時は…(笑顔のまま声のトーンが二回り落ちて)シベリア鉄道で途中下車してもらう事になるだろうな -- ラリサ
- 本当だったのか……しかしまぁ、なんとも可愛い理由だな 安心しろよ、他の人には言いふらさないさ。
いわゆる機密情報ってやつだろ情報を扱ってるんだ、守るべき情報はちゃんと守るさ。 それに……シベリアの途中下車はしたくないからな。(苦笑して) それじゃあ俺はそろそろいくぜ、報道部の同志としてこれからよろしくな。 -- ダルトン
- 情報屋には情報屋の信義がある(耳まで赤くなりながらうなずいて)ある意味では君らが一番信頼できる人種とも言えるわけだ
私たちの所帯にもだんだん人が増えてきている様だ 互いにいい励みにもなるだろう またな、同志クラートキン -- ラリサ
- (寝ている隙に枕元にウォッカを置いて行く) -- スパイシー
- ソビエトロシアではウォトカがあなたを呑む!(むくり)もうヨールカの季節か…ここへ来たのがつい昨日のことの様だ -- ラリサ
- よう、ラリサ。(バイクに乗ったまま下校中の彼女に声をかけて)お前との約束だ、貧民街のパトロールはしているぜ。
そんでよぉ、第三報道部って一体何をする部なんだ? 前々から気になってたから聞こうと思ってな。 -- 武神 恭一郎
- 「噂を集めて流してる」 一言で済んでしまったな 若者が三人集まれば噂話が始まるだろう?
みんな、自分の見たことや聞いたことを人に話したくてうずうずしてるんだ そういう噂の中には大ニュースも紛れてる 追ってみるのも面白そうだと思ってね…そういえばカリーニン、この間のことだけど(艦橋コートの襟を寄せ、白い吐息を漏らして) -- ラリサ
- ……ほう。噂ねぇ……その中にゃしょうもないことから、真実まで色々あるんだろうな。
なかなか面白そうなことしてるじゃねーか。(笑いながら)…うん? この間のこと? ああ……なんだっけな。(ひとまずとぼけた様子で頬を掻き) -- 武神 恭一郎
- とぼけるなカリーニン 私にとっては大事件だったんだ あんな目に遭ったおかげで色々と認識を改めることになった
(珍しく困った様な顔をして、長い耳の先が垂れ下がった)君に礼をしていなかった ただの一言もだ 呆れて物も言えないだろう? すまなかったな 君には感謝しているつもりだ…いや、つもりではなく…と、とにかくだな!(スクールバッグから赤い包みを探す) 次に会えたら渡そうと思ってた 受け取れ、同志カリーニン 私なりの礼だ(男の方を見ずに突きだして) -- ラリサ
- ……はは。ま、そういうこともあるさ。だが俺にとっては日常だ。誰かを守るとか、敵を倒すとか。
……お礼なんていいのに。気、使わせち………(赤い包みを突き出されると今までの余裕はどこへやら) えっ あっ うんっ………ありがとう、ラリサ…(キョドりながら受け取った)あ、開けてもいいか? -- 武神 恭一郎
- あまり気負うなカリーニン そもそもの話、ここへ来てまだ一年も経っていないだろう どうしてあんなことになっているんだ?
大げさな男だな君は 気が済むようにしただけだ 受け取ってもらえてよかった(初々しすぎる反応にこそばゆさすら覚えて) (赤いマフラーが似合う男だった あの赤に負けない毛糸を見つけるだけでもそれなりの時間がかかっていた こくりとうなずいて) -- ラリサ
- ……俺にもわからない。ただ、気付いたらディバインウォルフに追われていて、それを逆に潰すつもりでこのエリュシオンに来た。
……そう、か?(包みを開いた時に見えた赤、それはますます男をキョドらせて) ええと……ありがとう、ラリサ。大事にするよ。(プレゼントを両手で抱えて) -- 武神 恭一郎
- こんな雲の上の学園に秘密結社のアジトが? 世も末だな ここにはまだ海外駐在部さえ満足にできていないというのに
その台詞は着けてみてから言うことだ 気持ちはうれしいけれど、似合っているとこを見せてもらわないことには安心できないな といっても、君があの日巻いていたものと見かけはあまり変わらない 普段使いのために少し大人しめにしたくらいかな -- ラリサ
- ああ。あるんだよ……どこにあるかはわからないが。確実にこの街のどこかに、奴らのアジトが……
ん、そうだな。(マフラーをつけてにっこり笑う)あったけぇよ。ここの気候は、冬は堪えるけど… このマフラーをつけてりゃ、寒さなんて怖くねぇ。 -- 武神 恭一郎
- 手がかりになりそうな話があればかならず伝えよう 物騒な噂の発信地をマッピングするだけでも何か見えてくるかもしれない
私の故郷の男たちは(手を伸ばし、一度解いて結びなおす 冷たい指先が首に触れるのも構わず、真剣な顔で位置を直して) こんな風に結んでいるな 隙間風を防いで暖かさが逃げなくなるんだそうだ 途中でここをねじって…こうだ 違いがわかるかなカリーニン -- ラリサ
- ああ。頼りにしてるぜ……俺は情報分野に冠しては不得手なんだからさ。
………っ!(顔が赤くなる、女性との接近に慣れていないせいだ)あ、ああ……わかったよ。 隙間風を防ぐ結び方ね、覚えた覚えた!(激しく動揺/テンパりながらラリサから離れて) ……その。(頬を掻いて)ほんと、サンキューな。それじゃまた!(バイクを走らせて去っていった) -- 武神 恭一郎
- Пожалуйста.元はといえば私が勝手にしたことだ 礼には及ばないさ 君はやっぱり赤が似合うな(満足げにうなずく)
と言ってる間に逃げられてしまったか…あまり初々しすぎるのも考え物だな(おおむね好意的に解釈しつつ見送って) -- ラリサ
- (少しぶりに会って軽い挨拶を交わした後)ねーえ、2つほど質問があるのだけれど、いいかしら?
…質問って言っても別に大したことない訳だけれど。ずっと気になっててね -- ラルス
- この耳か? それとも赤い星のことかな 何か興味を引くものがあっただろうか 私に答えられることであれば、何なりと(続きを促して) -- ラリサ
- その辺も割と聞きたい所ではあるわね。2つじゃ済まなかったわ…知り合ったばかりですもの、当然よね、あはは
でもまず聞きたいのは……アタシの呼び名って、何か意味があるのかしら? -- ラルス
- かつてこの地上にそういう姓を持つ男がいた 今は継ぐものの絶えた名だ 意味らしい意味もないな 特に、君にとっては尚更のこと
私の過去に属する話題に君が興味を示すとは思えないな 同志カザロフ、今を生きる人間だろう君は -- ラリサ
- 聞かない内から興味のあるないはあんまり決められないわね…そもそも、興味無かったらハナから聞いたりしないわ
…とは言っても、別に無理やり聞くつもりも無いけれど アタシもあんまり過去話は得意じゃないもの。そんなアタシがそれを他人に求めるのは間違いよね -- ラルス
- 私の知っている彼は…君に全く似ていない人物だった 今では記録さえ残っていない はじめから存在しなかったことになってるんだ
世代が少し違うけれど、優秀な船乗りだった いや、もしかしたら売れない絵描きだったかもしれない…君に確かめる術はないな 君ほどの優男ではなかったけれど、模範的な党員だった 彼の艦には政治委員がいらないとまで言われたほどだ -- ラリサ
- (話を聞いている最中は頷いたり小さく相槌を打っているだけ。それ以外は、思わず口に出た「優男って…」と言う呟きだけだった)
……ふむ、でも、アタシとは似ていないんでしょう。なんで、アタシがその彼の名を? (アタシの方が優男みたいだし?と根に持った様な言い方で付け加えつつ) -- ラルス
- だからこそだ 水と油同士なら混ざりようがないだろう? 単なる呼び名以上のものでないのなら、その方が好都合だ
かつての同志カザロフは、生涯に一度だけ党の指導に背いた 鉄のカーテンの向こう側に渡ろうとしたんだ 当然、すぐに追っ手がかかった それからひと悶着あって…今はぶ厚い氷の海の下で、汚れた鉄くずと一緒に眠ってる
…というのは作り話だな(けろりとした顔で)君が思っている以上に適当な人間なんだよ私は 深い意味などないさ -- ラリサ
- ……うぉおおい!!!?(少しの間のあと思わず物凄い声を上げ)
ちょっとー!人がまじめに聞いてたのにそういう事する!?ひどい……! 別に面白みの欠片もない冗談も言えない人間だなんて思っちゃないわよ?ただこういう流れでねえ!こういう事をねえ…! -- ラルス
- 野太い声をあげるな同志 せっかくきれいな顔をしているのに台無しだろう ひどいも何も、はじめに言った通りじゃないか
私の目の前にカザロフと呼ばれる男がいる そしてこの名を口にしている 私にとっても君にとっても、知るべき事実はそれが全てだ そういう顔もできるのか(灰色の目が細まり、ころころとひとしきり笑って)愛らしい生き物だな君は、同志カザロフ -- ラリサ
- はっ…アタシとしたことがうっかりだったわ…(手で…と言うか羽で口元を隠す。続けられた言葉に見え隠れする頬に多少赤みが刺したか)
アタシとしては、あれよ、由来とか、そういうのを聞きたかったワケ…! …女の子に愛らしいと褒められても複雑だわ、まったく…(それでも頬の赤みは引かない) -- ラルス
- 人に歴史ありだ 君も君なりに生きてきたみたいに、私にだってそれなりの過去がある そういう話を聞きがったのかと
どうかな 男も女も愛らしくあるべきじゃないか 努力がいることだろうけど、それに見合うだけの価値はあるさ 君の場合、チャームポイントはどこになる? 見たままの通り、羽か? その大胆なノースリーブにもこだわりがありそうだな… -- ラリサ
- ……そういう話にしたって今にその要素があったの?
べきとまで言う事なのかしら…女の子はわかるけど。男はどっちかって言うとカッコイイの方が嬉しいわよ (褒め言葉として受け取ってはいるけどと続け) チャームポイントぉ?(いきなり振られ困惑気味に。けれど一応考えてみて)…「これ」はあんまりチャームポイントとは、言えないかも… …寒いわよ、これ。こだわりって程でもないけどまぁ……チャームポイントねぇ…考えたこと無かったわ、そういうの -- ラルス
- 可愛げのない男は早死にするぞ同志カザロフ 生まれたての仔犬や仔猫を見たことは? あれらが可愛らしいのは生きるための知恵だ
愛らしい男と愛らしくない男だったら前者の方がいいに決まってる 君ならできるさ 人に愛される男になれる 君は喋り方からして特別だったな もしかして、歳の近い姉上か妹でも? -- ラリサ
- で、こないだの勝負はどうなったんよ?(記憶に無い。端末に向かって聞くことにした。実際、数字の到達によりお酒を飲み切るのか、それとも酔いつぶれゲージだったのか確認を忘れていた) -- リン
- 《 私が三本目を空けるより早く一本空けてしまれば君の勝ち、だったな 覚えていないのも無理はないか 》
《 その後はどうだった? あんなに無茶をしたのに二日酔いにならなかっただろう 勝負は君の勝ちだよ 見事なものだった 》 -- ラリサ
- ハハッそうかい。じゃあ白星の方に付けさせてもらっとくぜ。対等な条件でやるんだったな。(と画面を前に得意げ)
ちょっと気分は悪かったけど、頭痛は引いたな。そういやこれ、時々文字が出るんだがなんだいこりゃ?(と端末を揺する) -- リン
- 《 噂だ 発進されたエリアまで絞り込める たとえば今一番上に現れたこれは…機関街の上層階から流れてきたものだな 》
《 もちろん君も流せるぞ 噂はそれ自体が自己増殖の機能を持つ 見たこと聞いたことを秘密にするか、噂にするか…君が選べるんだ 》 《 たとえば同志ロマノヴァ、私を負かしたことをどう考える? 》(画面の中でぐらぐら揺れるSDラリサ) -- ラリサ
- どうっておめぇ…。そりゃ、竜…『リン様第三報道部に大勝利!』とか?
これってオレが嘘書いたらどうなんの? -- リン
- 《 誰かに知らせたいと思ったその時から、君が掴んでるその情報は噂に変わる 敗れたものはただ結果を受け入れるまでさ 》
《 卒業後の進路が決まるな同志ロマノヴァ 君には少し北の方で木を数える仕事に就いてもらう 自然の猛威…もとい、多い素敵な職場だ 》 -- ラリサ
- 寒いのは好きだが、北に帰るにゃちょっとはええな。(冬だというのに夏みたいな格好をしている。)
じゃあ、さ。オレが嘘を書いたとして、それが嘘だってのはどうやってわかるんだ?(リンが書いた嘘ならすぐに分かるだろうという話は横においておいて、のことである) -- リン
- 《 いや冗談だが 君もたいがいに薄着だな 暖かい地方の出なのか? 世界には雪を見たことがない人間が大勢いるというけれど… 》
《 うちの頭脳が振るいにかける メタ情報の照合がかかるだけだが、蓋然性…もっともらしさが一定のラインを割れば弾かれる仕組みだ 》 -- ラリサ
- ここよりずっと寒いとこだよ。おかげでこっちは暑くてたまんねぇ。
割とアバウトなんだな。じゃあ全部鵜呑みにすんなってことか(お、茶道部の話もあらぁと、端末に表示された文章をスクロール) -- リン
- 《 だから薄着なのか 言われてみれば…目から鱗だなそれは 私もどちらかといえば暑がりな方だけれど 》
《 噂は噂でしかないからな 使いこなせば頼もしい道具になるけれど、いつも真に受けていたら振り回されてしまいかねない 》 《 尾ひれがついて膨らんで、怪物みたいに成長していく場合もある 生物に似ているんだ だから寿命というものもある 》 -- ラリサ
- くにじゃ、南から来る商人なんかはよく厚着してたな。
話半分に聞いとけってことか?(端末を掲げて仰ぎ見る。噂の真偽など判別できるほど頭はよくない。ざっくばらんにまとめた) なまもんとちがって。殴れそうもねぇのが面倒だな。 -- リン
- 《 さっき言った通りさ 君がどうしたいかだな、同志ロマノヴァ 人それぞれの付き合い方がある あっていいと私は思う 》
《 だから、君なりの使い道を見つけることだ 食生活を豊かにしたり、野良猫を追いかけてみたりね 》 -- ラリサ
- 黒猫の話なんてあったかな?(画面をスクロールする。みつからない。)
でも、ま。しょくせいかつをゆたかにするってのは良さそうだ。便利に使わせてもらうぜ。(スイッチどこだったかな?とごそごそ端末をいじり。これだ。といって画面用のスリープモードボタンを押した。) -- リン
- 《 ああ、よい週末を 》(ブラックアウトした液晶画面の向こう側、情報の海の深いところで一隻の竪琴が始動して) -- ラリサ
- よおラリサ。お前なんか精霊云々でなんかあったとか聞いたけど一体なにしたんだよ -- ジーク
- 噂に尾ひれがついてしまった様だな 私はそんな大それた人間じゃないよ、ただ…(精霊駆動式のランタンを手にとって) -- ラリサ
- まぁ俺も、だいぶはしょって聞いてるからあれなんだが……ただ、なんだよ? ん、それって……(ランタンを見て首を傾げて) -- ジーク
- 見ての通りさ あらゆる精霊機関が動作しない 神々に見放されてしまった身でな、加護が一切受けられないんだ
正確には、私の方から見限ってしまったわけなんだけれど…その代わり、悪いことばかりでもないぞ 魔術耐性は完璧に近い -- ラリサ
- ふぅん……理由は、聞かない方がいいよな。まぁ大変なことにはなってるんだろうが、前向きなようでなによりだ
実を言うと、こう見えて俺って精霊でな。まぁこの船とかにいるのとは違って、人と精霊のハ―フなんだけどな。なんか力になれるかとも思ったんだけど、その必要もなさそうだな -- ジーク
- (ジークにランタンを手渡せば炎の精霊は赤々ときらめいて)けれどこれは、滅びの美だ 消えゆくものの最後の輝きでもある
人は大人になってしまったんだよ同志バクーニン いずれ全ての精霊が目に見えない存在になる 見えないものはいないのと同じだ 私に施された「科学」は…パヴァリアの叡智は君の全存在を否定するかもしれない それでもこの手に触れられるだろうか(右手を差しのべて) -- ラリサ
- お前の言ってる事は、難しいけどなんとなくはわかった。とはいえ、見えなくなるのも成長だし、止めるもんでもないだろうし
俺の存在を全否定されようが、知るかそんなもん。かもしれないってだけで、友達を見捨てるほど野暮じゃねぇぞ(差しのべられた右手を、力強くこちらも握る) しかし、同志なんだって? 俺ジークですけど?! -- ジーク
- 精霊の力をもってしても、時計の針まで戻せはしない ここは精霊と人が調和する場所、暮れなずむものの息づく最後の砦だ
そこは同志と言うべきだなバクーニン(握り返して)いま君に消えられると私が困る…何というかだな、犯人みたいじゃないか 気に入らないならツルゲーネフに変えてもいいぞ 君の名前だ、私のじゃない 好きな方を選ばせてやる よく考えることだな -- ラリサ
- できることなら、ここだけはずっと変わらずにあってほしいが……まぁ、変化の波は抑えられないもんだけどな
同志ねぇ、どうにも言った事ない台詞はむず痒くってな。はっはっは、そりゃあ困るな、俺としてもすげぇ困る! それならまぁ、できる限り見えなくならない様俺としても頑張らなきゃなぁ いやいや、新しい呼び方過ぎてだいぶびっくりしたんだが……いや、バクーニンでいいよ。本名と同じくらい長い名前をまたもらうのもな……俺はそのままラリサと呼んでていいのか?それとも別の呼び方あるのか? -- ジーク
- いつまでも変わらないのは死んでしまった者だけさ まるで年寄りみたいなことを言うんだな 君も見かけが当てにならないタイプか?
友と同志はよく似ている けれど私は同志の方が好きだな 馴れ合いとは違う響きがある 私の感じているそれはきっと尊く気高いものだ ジークフリート…とみせかけてジークムントか? 君が私をどう呼びたいかだな これといって注文はない 好きに呼べばいい -- ラリサ
- いやいや、じじいが師匠だったから、その考えがこっちにも移ったかな?俺自身は見た目通りの年齢だよ。というか君もって、他に誰かいるのかよ?
なるほどね、まぁ確かに似ているけど違うってのはわかるな。そう呼ばれて悪い気もしないが、精々見合わない者にならねぇよう気を付けないとな(じゃないとカッコわりぃし、とぼやきながら) ジークヴァルトだよ、俺は。 そか、じゃあラリサで。お互い仲良くしようぜ、同志ラリサ(そう言ってニカッと笑ってみせる) -- ジーク
- もちろんいるとも これでも若い部類なんだよ私は 探す楽しみは君に譲ろう 行きづまった時には噂に耳を傾けてみることだ
これは可能性の話だけれど、君と付きあっていればいつかは…いや、それは叶わない望みかな よろしく、同志バクーニン -- ラリサ
- 若い部類ってのもよくわからん…俺から見たら同い年くらいにしか見えないしな……ま、探してみるのは面白そうだ、ありがたいヒントももらったし、ちょっとやってみるよ
お前のその望みがなんなのかはわからんが、俺で役に立てることがあればいつでも言えよな。同志なんだから、力くらい遠慮なく貸すぞ。あてにしろ(どん、と任せろとでも言うように自分の胸を叩く) それじゃあそろそろこの辺で。また学校でな、ラリサ(ひらひらと手を振り、その場をあとにした) -- ジーク
- (停泊するヴォレスを眺める)・・・デカいな・・・潜水艦に良く似たフォルムだ・・・でも飛空艇だよなこれ?
(首を傾げながら歩き、下から後ろから眺めている) -- ジョン
- 取り込み中のところすまないが同志、少しこちらを向いてくれないか?(黒いグラサンかけてMIB的な記憶抹消装置ぺかー) -- ラリサ
- 後にしてくれ、同志じゃない・・・(そこまで答えてから初めて自分に声がかけられたと気づいたのか)
あん?(ぺかー)ぬおっ!?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ぼけー) -- ジョン
- すまない、私の不注意だ 今はまだ、誰の目にも触れさせられない代物でな
こうでもしないと君か私のどちらかが命を失くす破目になるんだ(呆けているジョンを締め落とす)
〜 15分後 〜
(ぺちぺちほっぺた叩いて)……っかり…しっかりしろ、君、こんなところで寝ていたら風邪を引くぞ? -- ラリサ
- ん・・んん?・・(ぺちぺちされると嫌そうに顔をそむけ・・目を覚ます)
・・・・・・あ?ラリサ?・・・・(むくり)え?あれ?俺なんでこんな所で・・(きょろきょろと) -- ジョン
- 君が知らないものを私が知っているはずもないだろう、同志ボロディン どこか痛むところは? 立てるか?(手を貸して) -- ラリサ
- あ、あぁそうだな・・・(此処にいる以上何か目的があってきた筈だ・・・気絶する自分を見たのならどういう状況だったか聞きたかったが・・常ならば思いつくその事も今は思い至らない・・きっと後で尋ねる)
(手を貸してもらいながら)ありがとう・・痛みはないが・・いや・・首がなんか痛いかも・・・なんだろうな‥ -- ジョン
- 何か用事があって来たことは間違いない だが、それが何だったか思い出せなくなってしまった…若年性痴呆の疑いがあるな
なに、君も老いぼれてしまえば日常茶飯事だ 気に病むことはないさ きっと倒れた時に首を痛めたんだろう 保健室まで送ろうか? -- ラリサ
- 勘弁してくれ・・人化を解いても後6,7年は生きられる、まだ老いるには早い・・・(負けん気が意識をはっきりさせる・・こうなれば意地でもっとぶつぶつ)
・・まぁでもそうだな‥一応頼めるか?(提案には頷き、導かれ)そいやぁさっき同志ボロディンとかなんとか言ってたが‥あれ俺の事か? -- ジョン
- まるで人でない様な言い草だな 老いが怖ければ歩みを止めないことだ 進歩を続けている限り人は老いずにいられる
お安い御用だとも(思い出す素振りはないだろうかと顔を覗いて)ああ、君をそう呼ぶことにした 我が国きっての楽聖の名だ -- ラリサ
- 人じゃねぇカラスだ・・・はんっ老いが怖くてレイヴンスが務まるかよ、すっきりしねぇのが嫌なだけだ
(何故首が痛い?否、何かに巻き込まれたのなら何故首しか痛くないのか?・・・そもそも何故、自分は此処にいるのか?人気のない、ただっぴろいこんな場所に・・・何の目的もなく来たりはしない・・自分が動くとすれば・・それは飛空艇関係・・・・・覗き込むラリサを見る)なぁ‥助けてもらっといて何だが‥アンタなんでこんな所に? 楽聖?音楽の名士って事か?・・嬉しいけど、こちとら宗教上の理由で他の名前は名乗らない事にしてんだ -- ボロディン
- カラス? 翼を持つ者の化身か これが地上であればいざ知らず、この空中庭園ならばそういうこともあるのだろうな…
私はたまたま通りがかっただけだ そして君の姿を見つけた 固い路面の上でお昼寝中の同志を助けることに、何か理由がいるとでも? ではイワンだな 私の国では君の名をそう発音するんだ これなら君の名が変わることはない -- ラリサ
- カラスだってこんな高高度まで飛んだりしねぇがな・・でもま、そういう事さ
イワンか・・・シンプルでいい・・語感が違うのは気に入らんが、その気遣いに感謝してありがたく頂戴しよう・・・ そっか・・・さっきも言ったが、ありがとな(質問の答えになってない・・そもそもラリサは何処に向かっていて通りかかったのか・・・その用事はどうした・・・人が倒れて気を失ってるのに何の事件性を感じている様子もない) ・・・アンタは随分いい人みたいだが・・何処か向かうとこあったんじゃないのか?俺はもう一人でも大丈夫だ(そういうと一人で行こうとして) -- イワン
- ちなみに我が部のメインフレームもイワンと名付けた 輸出できそうなほどイワンが有り余っているんだよ私の国には
Пожалуйста.礼には及ばないさ それほどのことをした覚えもない 一人で行けるのか、なら結構 お大事に、同志イワン・イワノフ -- ラリサ
- ついに本格的に活動を始めたそうね、《第三報道部》。
《 エリュシオン・ポスト 》、私も受信できたわ。(機関式携帯端末のモニターに映るエリュシオン・ポストを見せて) -- エイダ
- どうにかな これが十分に育った暁には、この部屋にいながらにして学園都市全域の情報が拾える様になるだろう
その恩恵は君や私だけでなく全ての生徒にもたらされる 技術が人と人をつないで新たな絆を生むんだ そちらも何か始めたそうだな -- ラリサ
- すごいわ……それが、ネットワークというものなのね。今はまだ提唱されたばかりだけれど、実現したならば……解析機関も、何か協力できればいいのだけれど。
ええ、私も始めたの。《空挺騎士団》というものをね。騎士団というのは別に爵位を持っている必要はなくて、名前だけなのだけど。 空を守るための組織なの……飛空艇で、交通整理をして、パトロールをして……今はそんなことをやってるわ。 -- エイダ
- こちらの編集部にも汎用品のマシンが置いてあるぞ 我が国の機械製品の常で動作は荒いが一応動く 計算に狂いが出ることも無い
自警団に近い活動をしている…という理解で正しいかな 無償の奉仕は尊いものだ 治安情報の共有も出来そうだな そういえば、君に見せたい機械があったんだ 優秀な技師であるところの君に鑑定を頼みたい きっと見覚えのある品物だ(ごそごそ) -- ラリサ
- 機関が置いてあるの? それは実に拝見しに行きたいわ。他の国の機関ってあまりみたことないんだもの。
ええ……そう言う理解で大丈夫よ。そこまで戦闘的な行動はしないつもりだし、しないようになるのが望ましいわ。報道部とはそういう情報の共有も期待しているわ。(どこか嬉しそうに) 鑑定を? ええ、それは構わないけれど……何かしら。私がみおぼえのある… -- エイダ
- 北欧に君らの国のマスターピースを模して作った発明家の父子がいただろう あれの流れを汲むものだ つまりは亜流の亜流だな
出会うはずの無かった者たちが結ばれて新しい力を生む 私が目指しているのはそういう装置だ 噂はその触媒といったところか これだ(鎮座する撥条王のテレビの抜け殻(王冠つき))内部を調べてみてほしい 率直に言おう、被ってみてくれないか -- ラリサ
- ああ、階差機関の基にしたという……なるほど、確かに亜流の亜流だわ。
私もそういうネットワークは考えてみたいわ。解析機関のオルディナトゥールとしての力も発揮できそうだし……。 ……こ、これは……。(見たことがある。学園都市の都市伝説。《撥条王》の顔? の部分だ。 な、なんで、これが……これってあの撥条王の!? ぬ、抜け殻って、そんな虫みたいな……。こ、これ、被るの……!? (暫くその王冠つきのテレビとにらめっこするが) わかったわ、別に被って呪われるとかそういうものではないと思うし。私もあれがどういう存在なのか気になるし……もし機械だとしたら、とんでもない発明だもの。 (それを手に取って被ろうとしつつ) -- エイダ
- 同志アフマートヴァ、君ならそう答えると思ってた 何しろあの男の子孫だからな 知的好奇心には勝てないのだろう?
見ての通り怪しさ満点の品だ 海のものとも山のものとも知れない機械だけれど、君が見れば何かわかるかもしれないわけだし… 何かの間違いで《撥条女王》が誕生してしまっても私が君を解き放ってやる さあ一思いにやってくれ(押し込む) -- ラリサ
- ま、またあの男って! やっぱりお爺様のこと……。(じーっと訝しむ視線でラリサを見る。)
確かに怪しいものだわ。機械の用ではあるけれど。だけど、こんな未知のものは、調査すれば面白いかもしれない。そう、好奇心には勝てないわ……。 って! な、何不穏なこと…あーっ!(そのまま頭をテレビの中に押し込まれる。女版撥条王のような見た目になる。) (カポ! とそれはエイダの頭の中に納まった。何か異様な光などは発せられないが……) こ、これは……! -- エイダ
- 君の祖父御のことなど知るものか 思い出したくもない 何度も言わせるな、同志アフマートヴァ(すこしむくれて)
どうだ、新しい世界でも見えたか?(記念に写真に収めておく)狂気じみた長口上が脳味噌から溢れて出そうになったりは? そもそも私のことはどう見えている?(ブラウン管にエイダの顔が映ったら面白いのになーとか何とか思いつつパシャリパシャリ) -- ラリサ
- ……(ブラウン管には何も映っていない。エイダの口から狂気めいた王の衆生を惑わすような言葉も発せられない。)
いや、そもそも何も見れないわ、これ。(もごもごとした声がブラウン管から発せられた。) 真っ暗で何も見えないものラリサ。……でも、これは機械みたい。電源が入っていないのかもしれないわ。 もしくは、あの《撥条王》とセットでなければ意味がないのかもしれないわ。本当にこれは、“抜けがら”なのかも……えっちょっと、何撮ってるの!? (パシャパシャと音がするのでブラウンから抜け出る。) -- エイダ
- となると、本当に見た目通りのガラクタなのか…無闇に警戒などして損をしたな(何か映らないかとチョップ入れたりして)
狂気なりし撥条王閣下の魂なくしてあの言説が備わることはないと? そう言われると説得感があるようなないような… 調査ご苦労さま 報酬と言っては何だけれど、それは君に進呈しよう(笑顔で押し付ける)仮装パーティの主役になれるぞ -- ラリサ
- あたっ! な、何するのっ!(僅かに砂嵐めいたものが映ったが特に他にはなにもなさそうであった。ただのガラクタである。)
そうよ、私はまだあったことがないけれど、その撥条王閣下と一緒じゃないとだめなんじゃないかしら。抜け殻になったってことはもうこれは不用なんだろうし。一応軽く見てはみたけど……今のところ、壊れた機械にしかみえないわ。何か映像を映すもののようだけど。 (ブラウン管を外す)これを、私に……? ……い、いらないのにこんなの……! もしこれで撥条王と間違えられたら酷い風評被害になるわ! はっ……成程、そう言う使い方もありね……。 -- エイダ
- モノは使いようだ 今あるモノの使い道を考えるのも大切なことだと私は思うな…(もっともらしいことを言って丸め込むわるいエルフ)
ともかく、あの男はどうにも謎が多い わかったことがあればこちらの通信網に流してくれ 君には君のやり方があるだろうし… 何か意外な真実がわかることもあるかもしれない 期待しているぞ同士アフマートヴァ -- ラリサ
- ……そういうものかしら。(確かに何か使えるかもしれない。相手の年の功には勝てなかった。上手く丸め込まれた)
そうね、お爺様の日記にも、あの《撥条王》の事が書かれていたもの30年以上前からいるのは間違いないわ。今度、探し出して接触してみるわ。 うん、何かわかったらすぐに流すから、貴方もよろしくね、ラリサ。 学園都市の都市伝説……興味が湧いてきたわ!(彼の蒸気王の孫娘。未知への欲求は祖父と同じく持っていた) -- エイダ
- 人の縁というのは実に侮りがたいな 君は彼に祖父御の狂気の片鱗を見るかもしれない 彼の方も君に同じものをみることだろう
我がためならず、君のためにもあらず、我ら皆のために 承知した、何かめぼしい話があれば必ず流すと約束しよう (テレビの抜け殻を抱えていく姿を微笑ましく見送り)君によく似た娘だ 血は争えないものだな なあ、チャールズ? -- ラリサ
- 聞いたぜラリさん、なんでも新聞屋になったとか?(情報がいまいち伝わりきってない)
世間一般の新聞か校内向けのカどう言うもん作ってるんだろうか、俺ぁ文字あんまり得意じゃないから見て無くてなあ -- スパイシー
- 後者だな 学内の噂を集めて流してる ここは学園にして都市、都市にして国家にも似た場所だ 噂には事欠かないのさ
(タブレット端末に新聞社のサイトみたいな画面を出して渡す 数秒に一度のペースで新しいヘッドラインが現れて)好きなのを開いてみるといい -- ラリサ
- 校内新聞ってぇやつかい、噂を?新聞って言うと政治だの経済だのうんたらかんたらみたいなもんって思ってたが
便利な端末だなぁ、なんかどんどん更新してる!新聞と言うと紙のイメージが強かったが、最近はこんなんなってんのか! 好きなのと言ってもどう言うのを選べばいいのやら…と、最近あった事で言うと期末試験や身体測定で何か面白い事でもあったかね…と(それらしき項目を探して) -- スパイシー
- 噂だけだ 外界のことを知らせる役目は《 第一報道部 》に任せておけばいい 私たちが扱うのはもっと身近な話題なんだ
紙の新聞にはできない芸当だろう? 学園都市の艦内ならどこにいても情報が拾える そういう作りになってるのさ (成績上位者を当てるブックメーカーのオッズだの、誰が書いたか目測によるちちくらべなどなど学園の公式発表から外れた情報がずらずら出てくる) -- ラリサ
- 正確な情報を提供!と言うよりも、最速でフレッシュな話題を提供するって感じかい
確かに紙じゃ印刷して配ってって手間がでけえやな、普通の町じゃ設備がどうのと面倒だがこの艦ならではの利点って奴かね? (自分のオッズを見てみる、大穴にでもなっているかと思ったがエントリーすら許されぬもので少し寂しくなる、下位者を当てるほうに絶妙な倍率では載っていた様だ)ぐぬぬ… ムッ!(ちちくらべの項を見つけるも女性の目の前で開く勇気はなし、しかし視線はその胸に向いたり、内心中の下くらいか…などと邪な事を考えている) -- スパイシー
- ああ、情報は鮮度が命だからな どういう情報に価値を見出すかも人それぞれだ それもこれも、艦内のインフラが整っているおかげだな
一つ一つの情報が不確かでも、いくつも重なれば真実がおぼろげに浮かんでくることもある…なにか面白いものでも? -- ラリサ
- たまには間違った事もあるかも知れねぇけど、そこはご愛嬌!訂正も速度でカバー!ってな具合かねえ
いやちょっとバストサイズの推測 バ、パ、そう、パスタのお店をデスナ?(必死のごまかし) -- スパイシー
- あからさまな虚偽や中傷の類はチェックが入って弾かれる 人の噂もいろいろでな 毒はあっても害はない仕上がりになっているはずだ
その記事なら目を通した 私は構わないが、同志アヴローラに同じことを口走ってみろ 次の休暇を永久凍土で過ごすことになるぞ -- ラリサ
- 狭いカテゴリーだから虚偽や中傷は不味いわなあ、広域の一般紙だと中傷みたいな事もたまにあるが…
了解しました!(背筋を伸ばす)…自分は構わないので?(女の友情のようなものだろうかとふと思って) -- スパイシー
- 人の噂も何とやらだ つまらない悪意を漉し取ることが私の役目でもある 君もやってみないか同志ソロヴィヨフ 顔が広いのだろう?
容姿を気にすることは半世紀ほど前に止めた 何しろこの耳だからな、そうなるまでに随分時間がかかった…ああ、いや、私じゃない、彼女の同志たちがな -- ラリサ
- やるっていうと噂集めみたいなもんだろうか
とすると一体どんな感じになるんだろうか…(//旧企画にあったラジオ等のように、ツリー型ではない噂コメント欄を各自で設置し、噂を呟く…1つのアカウントを共用して使うツイッターのようなものになる…?) 耳が原因で?それはそれで上手い言葉が見つからないがイイと思うんだがなあ… そうか寒い地で長い耳は冷えやすいか!末端で血が通い辛そうだもんな (凄く納得が行く表情)俺は働き者の愚か者にはならないようにしよう… -- スパイシー
- どんな感じも何も、一文書き殴ってこちらに投げるだけだ 特集記事のほかは一行だけの短文がほとんどだろう?
//過去の学園の匿名通信みたいなものを…やるか、やってみようか あれはどんな仕組みだったかな… ペレストロイカ以来の風潮で、私のようなものにも機会が与えられる様になった でもなければ、こんな場所にはいられないさ ああ、それもある シャプカの横を降ろしてもこの通り(耳がつっかかって下まで覆いきれず) -- ラリサ
- 特集記事とかがラリサ達メイン部署の担当なのかねえ、読者投稿でも気合入ったやつだとやるのかもしれねえけど
//希望者が共同のコメントページを下部に設置くらいだったと思う、あとはコメントページの設定をどうするか…? ぺれすとろいか?そりゃわからんが何かきっかけがあったんだな、機会が与えられるようになったってこたぁいい事なんだろう オワッ!その帽子…そんな風に形状が変化するものだったのか…デカイ帽子だとは思ってたが ここは空の上だけあって空調は行き届いてるだろうし、極端に冷える事もねえだろうから耳も冷えないな!多分… 空調切れたら高山の山頂よりひどい温度だろうなこの高度… -- スパイシー
- 文の校正と編集、裏取りも一応こちらで受け持っているが…大抵の場合、外回りの特派員が書いた内容がそのまま記事になっているな
部内の通信をそのままオープンにしてしまってもいいかもしれない このヘッドラインの部分だけ切り出してしまうのもアリだ //ひそひそ石みたいにコピペできる構文を用意しててきとーに持っていってもらおう 今日から君も特派員だ同志 改革、のような意味あいの言葉だ 同志書記長が国の形を作り直したのさ おかげで亜人種でも一端の船乗りになれた こうやって内側にふかふかの部分が来るんだよ 寒い国ならではの知恵でな(そのままスパイシーの頭にかぶせてみる) 今にそんな事件が起きそうな気がしてならないな この高度だ、空気が薄くなって不調を訴える人間が大勢出るぞ -- ラリサ
- そんなに細かい事務処理までやっていたのか!話を聞くだけで俺には無理そうな気がしてきたんだが、言っちゃなんだがアタマ系の成績悪いぜ俺は!
通信も秘匿とオープンと二系統ありゃいいだろうしなあ //そいつが一番わかりやすそう、最初の数ヶ月だけinfoにオープン告知して…名前を匿名にするか、適当なIDっぽい名前>名簿/IDとかでやるか…組み込まれました同志、なんか掛け持ちスゴイ多くていいならだけど! 改革…国の体制がガラッと変わったって事かね、そうなると最初は人間の船乗りからの風当たりも強かったか いや性格的にそんなの気にしねえよと受け入れるほうが多いかも知れねえなあ オウなるほど…フカフカに見える外見はそのまま、フカフカが耳に当たるのか…耳だけじゃ無くその周囲もしっかり包まれてこれは暖かい…って言うか今は暑いなむしろ 酸素不足に加えて気圧の急激な変化は体の弱い奴には大変だな、7000m以上じゃ人は長く生きられないとか… そうなったら俺は雲スーツでも提供するかねえ、雲に包まれている間は酸素こそ補助できねえけど気圧の補助ならなんとか -- スパイシー
- 我が部の頭脳は優秀だからな 人間ほど臨機応変の判断は得意じゃないが、大量の情報が押し寄せてもつつがなく処理できる
手伝ってくれるだろうな同志 たまに顔を出してくれればそれでいい ///Хорошо! こちらで用意してみよう 北極海の風をしのぐにはこれでも足りないくらいだ だから言っただろう、暖かい国が羨ましいと(帽子をかぶり直して) 偉大なものだな、精霊の力とらは 私もその恩恵にあずかりたいものだけど…望み薄でな、何かと不自由している -- ラリサ
- 部の頭脳?何かコンピュータでもあるんだろうか、俺もそうなる事を考えたが、そうなったらもうサイボーグじゃなくってロボだしな…
ああ了解だ、たまに顔を出そう…とりあえず名簿に名を書いておかねえとな //オウ!非ツリー形式、名前入力欄アリ、タイムスタンプはどうするか位だろうか… そんなに冷えるもんなのかい、俺ぁ自分がストーブみたいなもんだからもう寒いってのはよくわかんねえなあ エルフといえば種族柄精霊と会話したりは出来ないんだろうか、何かルールでもあるのかねえ -- スパイシー
- 汎用解析機関《 イワンのばか 》だ 私はそう呼んでいる サイボーグ? 同志ソロヴィヨフ、改造人間かなにかか君は
//非ツリーのタイムスタンプあり、名前は英語つづりのイニシャルでどうだろう? ラリサ・ヴィシネフスカヤならLVだとか 吐息も凍る、というのはよく聞くだろうけど、寒すぎて機械が壊れることもある 動作が保証された温度を割り込んでしまってね ずいぶん前に決別したんだ 私の方からね そのとき精霊をひどく怒らせてしまった 二度と昔のようには戻れないだろうな -- ラリサ
- ふうむ?エイダの所にあったのと同じような奴だろうか、詳しくはわからないけどそんな感じが
そのとおり、改造人間だぜ!ロケットパンチとかあとは体を熱したりとか、それなりにできるぜ //なるほどいい感じだ!イニシャルルールは持ってく所に書いておけばいい感じかねえ 冷える前に熱を出しておかないとやばそうだなあそりゃ、先に手を出したほうが勝つみたいな 何があったか詳しくはきかねえけど、別の方法を探すしかねえのかな… さあてずいぶん長居した、とりあえず仮の入部届出も出して来るぜ…またな、部長 -- スパイシー
- 役に立つ機械があるとだけ覚えておけば十分だ 物理的には編集部の片隅に置いてある 今度拝みに来るといい
腹の中に蒸気機関でも積んでいるのか? それとも大掛かりな蓄電池でも? まさか原子炉だなんて言い出さないだろうな… 私のふるさとを旅することがあれば心しておくことだ 君の身体も熱力学的な不都合に見舞われるかもしれないからな たとえ君が超人だとしても身体はひとつだけだ 程々にな また会おう同志(見送って) -- ラリサ
- ヘイ、お嬢さん。暇してる?(バイクに乗ったまま声をかけて)入学式で見かけた顔だな。喫茶店でもいかねー? -- 武神 恭一郎
- 同志の誘いを無碍に断るほど忙しくもない、といったところだ 君の乗り物はなかなか賑やかだな同志 ここに掛ければいいのか?
すまないがはじめてなんだ、この手の乗り物は…経験がなくてだな(言いつつ、ナンパ男の後ろのあたりに足をそろえて腰かけてみる) -- ラリサ
- …嘘だろ、ナンパ成功したの初めてだ……(無表情にナンテコッタイ、と大仰にアクションして)ああ、そこに座ってくれ。
そんなにスピードは出さないから肩に手を掛けてくれれば大丈夫だ。掴んだか? それじゃ出発だ。 (大型バイク『グランドキャリバー』をゆるゆると発進させて)スイーツが最高の店とコーヒーが美味い店だとどっちがいい? -- 武神 恭一郎
- 奇遇だな、私も文化の違いに面食らっているところだ 受け入れる努力もしている 私なりにな
これまでずっと見てきたもの、教えられてきたものと何かが違う そんな気分だ 楽しさ半分で、すこし怖くもある(背中につかまる) 君はどうだ、同志?(タイヤが小石を噛んで弾めば反射的にしがみついて)…っと、任せる! お手並み拝見だ せいぜい男を見せてくれ -- ラリサ
- そうか。俺は文化そのものを知りたい。(前を向いたまま)記憶喪失なんだ、色んなことを知りたい。
……そうか。それじゃせいぜい楽しいことを教えてやらねーといけないな……(背中にしがみつかれると胸の感触が当たって) おうふ。(精神的動揺を必死に押さえつけて)…それじゃスイーツコースでいきますかぁ! (バイクをエリュシオンの尾の部分へと走らせていき)名前。俺は武神恭一郎だ! -- 武神 恭一郎
- 過去に代わるものを作ろうと? 私は…全てを失くした男たちを見てきた 一人や二人じゃ済まない数だ
存在した証拠すら消されて、今では私の記憶の中にしかいない者もいる 君はその誰とも似ていないな(離れるきっかけがないままうなずいて) ラリサだ ラリサ・ヴィシネフスカヤ…君はカリーニンだな、そういう感じがする よろしく、同志カリーニン -- ラリサ
- ああ。過去が消えてなくなったなら、せめて未来が欲しい。そのために足掻き続けてるんだよ。
……全てをなくした男、ねぇ…俺もそう覚えられねぇようにせいぜい頑張るとしますか。(緊張、そわそわ、落ち着かない) ラリサだな……カリーニン? はは、そいつぁいいな。(苦笑いしながらバイクを走らせ、喫茶シャブラニグドゥにつく) (大きく体を伸ばして、緊張で強張った体をほぐす)さて……何にしますかね。ああ、もちろん奢るぜ。誘ったのは俺だしな。 ………新スイーツCKP? こんな商品できたんだな……俺はこれにしとこう。CKP。 -- 武神 恭一郎
- 過去がよみがえった時に立ち向かえる様に? そんな風にも聞こえるな 誰もが君のように生きられたらいいのだけれど
一体どんな男だったんだろう? 君は悪人顔に生まれなかったことを感謝するべきだな同志 いかにも人畜無害そうだ 見た目で得をしてるぞ君は 着いて、しまったわけだけど…本当にいいんだろうな 君のこともよく知らないのに 最近の若者はみんなこんななのか…? (そわそわと尖った耳が持ち上がって)ここは店主一押しのPPKか…このAKSにも惹かれるものがある…いや、PKMがいい 冒険したい気分なんだ -- ラリサ
- ……そうかもな。俺の過去、それはわからない。だが現実は待っちゃくれねぇ……戦うしかないからな。
んん? そうか?(自分の顔をぺたぺたと触って)…眼光が鋭いとは言われるが、人畜無害そうと言われるのは初めてだ。悪い気分じゃあないな。 さーなー。俺も『最近の若者』どころか人間のことすらよくわかってねーよ。でもバイク雑誌読むとナンパは当たり前らしいし…… よし、それじゃPKMとCKPを一つずつ!(しばらくして運ばれてくる二人の頼んだモノ) ちくわパフェじゃねーか……ちくわパフェじゃねーか!!(CKPとはちくわパフェだった)こんなもの……こんなもの…!! う、美味いじゃねぇか…(甘党) -- 武神 恭一郎
- 悪党の顔というのはもっと…違うんだ、君みたいじゃない 皇帝陛下の秘密警察がいた頃から変わらないことのひとつだな
そうか、ナンパされたのか私は…!(はっとした顔で目をみはって)言われてみればたしかにそうだ 本当に驚かされることばかりだな… (運ばれてくる円盤状の焼き菓子)待て、これがPKMだと…? なあ同志カリーニン、変なことを聞く様だが…これは一体何に見える? -- ラリサ
- そうか。ま、悪党に見えねーならそれでいい。俺にとって大事なのは正義、それだけだ。
…今気付いたのか、自分がナンパされたことにさ。(相手の女性が色々とズレた感性を持っていることはわかった) ………!?(円盤状の焼き菓子を見て目を丸くする)…なんでしょうね。ハハハ。(明言は避けた) -- 武神 恭一郎
- では正義とは何だカリーニン 枝葉を取り払って最後に残る正義のことだ 私は…溺れる者を救うことが正義だと信じている 君はどうだ?
(そっぽを向いて)私には無縁のことだと思っていただけだ もっと若いのが大勢いるだろうに 誘う相手を間違えていないか? しかしだな、私の故郷ではこれを……いや、何でもない ん、手堅い作りだな 間違いなくこの店で焼いている味だ それで、この次は何を?(半分ちぎってすすめつつ、興味津々という顔をして) -- ラリサ
- 俺にとっての正義は、弱者を守り悪を倒すことだ。ま……今のところ成果は芳しくないけどな。
若いのが大勢いるってそりゃ……ラリサだって若いだろ?(ちくわパフェを食べながら)若いうちは楽しまないとな。 言うな、それの名前を言わないでくれ……!(両手で押し留めるジェスチャー) そうだな、それじゃバイクで見晴らしの良い場所まで行かないか? その後はあんたを街まで送り届けて今日のデートは終了。どうだ? -- 武神 恭一郎
- ДаとНетが半々だな 同胞の中ではたしかに若いし、半人前もいいところだ 千年の月日を生きるものもいたくらいだからな
本当は君くらいのひ孫がいてもおかしくない歳なんだ くすぐったくて敵わないな…けれど、もしも許されることならば(喜んで、と笑みをみせて) 乗りかかった船だ、最後まで付き合うさカリーニン 今日の礼はまたいずれ 次は私の乗り物に案内しよう 楽しみにしておくといい -- ラリサ
- なん………だと……(目を丸くして)そうか、エルフって長命だって聞いたことがあるが……まさかラリサがそうだとは…
だが……(「そうは見えないな」「笑顔は素敵だね」「あなたのひ孫になりたい」など様々な台詞案が浮かんだがどれも没にした) ああ、そりゃ楽しみだな。(こうして今日という日は何気なく過ぎていった) (俺とラリサの出会いはこんな感じで、とりたてて特筆するものもないごく普通のものだったとさ) -- 武神 恭一郎
- 入学式でチラッと見かけたエルフさんに聞きたいんだが
ウチの隣の人はお知り合いで…? -- スパイシー
- 同郷人だ 凍りついた土地ばかり腐るほどある国でな 田舎は違うかもしれないけれど、同胞には変わりない 同志が何か? -- ラリサ
- へぇ、エルフって言うと森みたいな…木々の茂る所に居るものかと思ってたけど氷の大地にも住んでるのか
ああいや、もしかして友人だったり何かだろうかと思ってちょっと気になっただけだぜ -- スパイシー
- タタールの頚木が外れる前から永らえている古老であればいざ知らず、私にとっては海の方が馴染み深いな そういう世代なんだ
入学式の日にはじめて会った 向こうも面識はなかったはずだ それと…ラリサ・ヴィシネフスカヤというのが私の名だ よろしく、同志ソロヴィヨフ -- ラリサ
- 海に馴染みか…森にしろ海にしろこんな空の上じゃ縁遠いだろうに、なんだってこんな空くんだりまで来てるんだい?
ああ気を悪くしねえでくれ、相性でも悪い場所なんじゃないかと思ったのさ そうか初対面か…二人揃ったらどうなるかと少し恐れたが安心した、よろしくなラリサ それと俺はスパイシーだぜ、ソロヴィヨフってのはなんか意味ある言葉なのか? -- スパイシー
- いかにも、馴染み深い土地を離れるには相応の理由があるはずだ 人それぞれの理由がね ただの留学では不足だろうか?
そういう君はどこの生まれなんだ ヘソ見せは暖かい国の文化だろうな…(意外にかわいらしいヘソしやがってという顔) 同志、君の名だ 私がつけた 深い意味はない ないけれど、故国に同じ名で呼ばれた賢人がいた 悪い名ではないはずだ -- ラリサ
- ただの留学か…いや、実は俺この学園についてあんまり知らなくってな
ちょいとニアミスしたついでに面白そうだから通ってみようと思っただけで…そんなにスゲー所だったのかい、ここは(どうやら学園についての事前知識はほぼ皆無のようだ) 俺は東の方の島国だな、年中暖かいって訳じゃないが凍土の地と比べればまあ暖かいさ 俺の?(あだ名の一種だろうかと思って)賢人の名かい、そいつぁ光栄だ! だが1つ問題があるな…俺みたいに頭が悪いのにそんな名を付けたら、賢人に怒られっちまうぜ! -- スパイシー
- 人と精霊の融和する場所、失われた知識が形を変えて息づく船だと聞かされた 君もその一端を見ているはずだ
ヘソを出して暮らせる国か うやらましいことだ 私の国は夏が短くてな 人も獣も寒さに耐える方向に変わるしかなかった そういう土地に生まれて育った 名に従えと言った覚えはないぞ同志 君のことをよく知る前に呼び名が必要になったんだ それだけのことさ -- ラリサ
- 精霊なんてのもいるのかね、まだ真ゾンビと偽ゾンビくらいしか見てねぇや!なんでこのデカい船が飛べるのかわかんねえけど
流石に普通の奴は年中出してたらハラを壊しちまう、俺は熱を出せるからこうしてられるんだ 寒い所の獣はそれで毛が長くなってモコッとして行ったのか…単なる呼び名か、そんならまぁいっか 何かの拍子に呼ばれて自分の事だと気付くのが遅れたらすまねぇな、まあ今後ともヨロシク! -- スパイシー
- その男なら私も見かけた 今に君までゾンビになってしまったりしてな 広い様で閉ざされている空間だ どこにも逃げ場がないぞ同志
熱を出せる、とは? 同志ソロヴィヨフ、君のたとえは詩的に過ぎるな…すまない、意味がよくわからない(怪訝な顔をして) -- ラリサ
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