アルトリート家出身 アイ 436313 Edit

ID:436313
名前:アイ
出身家:アルトリート
年齢:17
性別:
edit/refer
前職:
edit/refer
理由:
edit/refer
状態:
edit/refer
その他:ステータス/戦歴/名簿Edit
時間帯:22:00~02:00
名簿/170113
学園/施設/TOP


貴方がいつも笑顔でありますように


貴方の記憶の中の私がいつも笑顔でありますように


いません
#showrss: Failed fetching RSS from the server

Edit

COLOR(#436313){} COLOR(#444488){}

編集

お名前:
  • ここは平和なハイラーグ皇立孤児院。春の足音が聞こえ始めたある日の昼下がり、院長室の扉が控え目に叩かれた。
    院長がそれまで行っていた仕事を中断し、入っていいよと許可を出すとこれまた控え目に扉を開け一人の女が入ってくる。
    「院長先生、お話があるって聞いたんですが……」
    不思議な光を宿した緑の目で院長をじっと見つめる。
    「うん、ある。しかも結構重大な話だ」
    その言葉を聞いてびくんとした後、慌てて言葉を継ぐ。
    「ちゃんと子供の面倒見てますし、お掃除してますし、悪評立つようなことしてませんし、お金入れてますし……」
    「お前は何を言っているんだ」
    言葉の洪水を浴びせかける女に呆れた声で言った後、ため息をついてサングラスを外す。
    「別に追い出そうとかそういうことじゃあ、ない。お見合いの話がな、来ているんだ」
    「すみません、もう一度お願いします」
    想像すらしていなかった意外な言葉に思わず聞き返してしまっていた。自分にそんな話が来るとは全く思っていなかったからだ。
    「いつまでもここに、という訳にはいかないだろ。お前に、アイ・アルトリートに見合い話が来ているんだって」
    先程外したサングラスで女を指し、名前を呼ぶ。アイ・アルトリート、一時期国を騒がせた事件の中心人物でありホムンクルスでもある。
    公式にはその事件に関わっていた九人のホムンクルスは全員死亡したとされているが、実は生き残りが三人おり、アイはその一人であった。
    「でもアイはホムンクルスですしおすし」
    「俺にはただの女の子にしか見えん」
    生き残っていたことが知られれば恐らくその後普通には過ごせない。だから現場の人間の判断でホムンクルスはもうこの世に存在しないことにされた。
    人間として生きてほしい、誰が呟いたかは分からないがそれが事実を隠蔽する決め手になった。
    「ここで子供の面倒を一生見続けてばあさんになってくのは勿体ないぞ。俺はお前にだって人並みの幸せがあってもいいと思う。
     もう30過ぎたよな? 酒場で歌ってるからいいものの、そうじゃなかったらすごいくたびれてるぞ」
    褒められてるのか貶されているのか分からず、アイは微妙な表情を浮かべサングラスを拭く院長を見る。
    彼女は年齢の割りに若い。種族がとかホムンクルスだからとかではなく環境によるものであろう。見られる女は若い。
    「でもアイは……」br;「はいはい、でもは禁止。会うだけ会ってみろ、ダメだったらこっちでちゃんと断ってあげるから」
    「うぅ、わかりました。会ってみます、会ってみるだけですよ……?」
    一目で分かるほど渋々了承する。
    「歌の力以外は普通の人間と変わりないってこの国一番の錬金術士が言ってるんだから問題ないだろ。
     俺ら夫婦は子供に恵まれなかったからお前らが子供みたいなものだ、自分の子供の幸せ願ってもいいだろ」
    少し寂しそうな顔をした後院長はピカピカに磨いたサングラスをかけ直す。
    拭いていたハンカチは妻が院長の名前を刺繍したもので、かなり大事にしているらしい。
    パッと見は恐いがそういうところが可愛いとアイは思っている。
    「院長先生……結婚って良いものですか?」
    「うん」
    一瞬の間も置かず即答する。結婚は人生の墓場と言う人間もいるが院長には全く関係ないことであったようだ。
    「俺も結婚なんかしていい人間なのかって思ったこともあったけどな、好きな人と一緒にいるのはやっぱり良いものだ」
    そう語る院長の口はだらしなく緩んでいる。対してアイはその甘ったるさに砂糖を吐きそうになった。
    でも、その感覚は分かる。冒険者の街で好きな人が出来た、その恋は実らないものであったけれど大事な思い出である。
    「……おほん、俺のことはいいんだ、つまり出会いってのはどこに転がっているか分からないんだから出来るだけ拾うこと。このお見合いもしかり。
     お見合いの日程についてはまた連絡する。以上」
    年を取ると話が長くなっていけないな、と付け足し話を切り上げた。アイは頭を下げて入ってきたときと同じように控え目に扉を開けて静かに出ていく。その途中立ち止まり、そうだ、と振り返る。
    「子供に恵まれなかったって……娘さん怒っちゃいますよ。あとアイも怒っちゃいます」
    「親を親と思わない狂犬みたいな子供だぞ、お前らの方がよっぽど俺らの子供だよ」
    肩を竦め苦笑する。アイは複雑そうな顔をしたが最後には笑って出ていった。
    扉がしまるのを見ると院長は背もたれに体重を預けため息をついた。
    「くそっ、幸せにしてやりたいな……」 -- 2011-07-12 (火) 23:20:25

最新の1件を表示しています。 コメントページを参照

しおり Edit

記憶が戻った経緯 こんな顔 伊達眼鏡におニュー服 子供体型

いただきもの:

設定 Edit

黒のショートヘアに緑色の目、白い服を好んで着ており歌が好きでよく歌ってる。
それから散歩と日向ぼっこが好きでぶらぶら歩いているのを目撃される。
あとちょっぴり記憶喪失ぎみなでよくわからない人たちに追いかけ回されるので就いた仕事もやめなければならず、仕方なく冒険者に。
記憶について最近は積極的に動き始めた。
記憶を失った直後に着ていたローブの隠しポケットからクリスタルを発見。
よく笑ったりよく泣いたりする。
代わりに不味いものとか腐りかけのものも大体食べられる。食べ物関係のバステ無効。
枕元には青い花の押し花が置いてある。
宿屋の一階にある酒場で良く歌っている。お休み中

記憶を取り戻すと共に成長も取り戻した。160cmくらい、胸も大きい。髪も伸びた。New!

作った歌 Edit

曲名属性効果説明
地面はまん丸防御力UP(中)群像劇で小屋ごとカタパルトで吹き飛ばされたときに作った歌
お日様ぽかぽか耐寒猫と通りで日向ぼっこしているときに作った歌
猫さんマーチテンションUP猫の後について散歩しているときに作った歌
痛いの飛んでけ治癒(中)冒険でヤバイことになったときに作った歌
出落ちレクイエムテンションDOWN二度目の二ヶ月出落ちしたときにつくった歌
名無しの青い花鎮静青い花に感動したときにつくった歌
ちゃぷちゃぷ水遊び対暑水遊びをして身体がひんやりしたときにつくった歌
お空は爽快MAX速度上昇(中)ロンドの背にのって空をとんだときにつくった歌
道標無し無しマリアを送ったときにつくった歌

お友達 Edit

名前説明
カイオさん半裸で寒そうな人、お洋服を着たらいいと思います。
エミューナさんアイの歌が好きだといってくれた人、面白いです。
アーゲートさんとっても落ち着いた人、かっこいい眉毛です。
キラーイ先輩さんお名前が漢字の人、S科の先輩さん。
エルドさん怖いパイ投げの人、もう少し食べるようにします。
トバルさん川で一緒に水遊びをした人、銀河衛兵さんと声そっくりですよね。
ソルさん冒険で何度かご一緒した人、多分ツンデレさんです。
クリシュナさん?同級生さん、覆面の下が気になります。
アトリアさんちっちゃいこ、空が飛べるのはいいですよね。
メモリさん都市伝説を目指している人、見習ってメモを始めました。
クラーニオンさん回覧板を持ってきてくれた人、学園のOBさん。
ヒメカさん巫女さん、神社について色々説明してくれました。
ヨハン先生学園の先生さん、お菓子づくりが得意みたいです。
ニーノさん学園の後輩さん、東奔西走女の子好きな男の子です。
バルフレアさん騎士団の竜騎士さん、空を飛ぶのはまた格別なよさがあります。
オルクス先生学園の先生さん、不思議な雰囲気で学者って感じです。
シーリスさん学園の生徒会長さん、学園行事の企画とかがんばりやさん。
スタッドさん学園の後輩さん、怖い顔ですが結構純情な感じですね。
マリア先輩さん美人さん、M科の先輩さんです。
ツァリスさん?猫がお師匠さんの女の子、大きなおうちに住んでいます。
パーヴェルさん青いお花の砂糖漬けをくれた人、とっても美人なお姉さん。
チヨノ先輩さんハムの人、A科の先輩さんでもあります。
アロンさん?いつの間にやら大地主、カブ美味しいですよね。
シレーヌさん魔王の娘さん、優しくっていい人です!
英一さん学園の後輩さん、喫茶店もやっています。
北斗さん同級生さん、怖い顔ですけどマメな人です。

自由帳// Edit


Last-modified: 2011-05-04 Wed 23:18:00 JST (4832d)