ハイラーグ家出身 ミシェル 170113 Edit

ID:180302
名前:ミシェル
出身家:ハイラーグ
年齢:17+10
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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前:ステータス/戦歴
中:ステータス/戦歴
後:ステータス/戦歴
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< ドラゴンズレア帝国カロリーメイト集配所Edit >


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女はもういない。
悲願は果たされた。
残るのは語られない伝説。

いらっしゃい! Edit

編集 差分 思い出01 02 03 04 05 06

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COLOR(#b58fbe){ミリア} COLOR(#3377FF){ミナ} COLOR(#949910){マキシ} COLOR(#dc143c){クーシェ}
お名前:
  • ここは平和なハイラーグ皇宮。
    爆発音が響いて笑い声が聞こえたりするが全くいつも通りの皇宮。
    後からの悲鳴を無かったことにして、ハイラーグ皇ニコラウスは新大陸にいる恩師からの手紙を手に取った。
    思えばちょくちょくと手紙は来ていたが、戴冠してからははじめてかもしれない。厄介な話でなければいいが、と思い目を通す。
    が、便箋を開ければ中に入っていたのは白紙で、なにも書いていない。不思議に思っていると手紙の上の空間にノイズが走り、何もないそこに小さな半透明の少女が現れた。
    「やっほー、ニコちんげんきにしてるー?」
    なにも見なかったことにして手紙を折り畳み、便箋の差出人を確認するが、どう見ても恩師の名前だ。
    同姓同名の疑いもあったのでシールを確認すると、やはり箒が空を飛ぶ紋章で間違いではないことを示している。
    もう一度確認のためそーっと手紙を開いてみると、
    「しめるなー!」
    閉めた。
    教えを仰いだのはそう遠い昔のことではないが、あの頃すでにいい年であり、あんなロリではない。よし、これは捨ててしまおう。と思ったとき、閉じた手紙から
    「すてたらじかにいくケド?」
    土下座に近い格好で手紙を開いた。
    「よろしい」
    まじまじとニコラウスは半透明の恩師を眺める。見れば見るほどロリだ。あの時は少ししゃがれた声だったがもとはこんなロリ声だったのか……。
    「えーと、とりあえずそくいおめでとうございますへいか。つくるのにじかんがかかり、おくれましたがおいわいのしなをですね」
    恩師の言葉を聞きながら最近の手紙はやけにたどたどしい文字だったので、てっきり耄碌してきたのかと思ったらまさかその逆だったとは……なんなんだろうこの人。と心の中で嘆息する。
    「まぁそんなかんじでよろしく」
    いかん、なにも聞いていなかった。
    「あの、先生……」
    土下座状態から頭だけを上げ問いかけるが、それを遮るようにちなみに、と言葉が続く。
    「これリアルタイムじゃないから質問には答えられないよ」
    なん……だと……。
    「ちょ、ちょっと待ってください先生」
    「ん、なぁに?」
    「話通じてるじゃないですかー!」
    「いまニコちんがまってくださいというとおもったから……」
    「じゃあさっきの閉めるなとか捨てたら直に行くとかは!?」
    「おんなのカン……かな……」
    目を逸らして言うことか……!
    「しつもんないみたいだし、ほぞんげんかいじかんもそろそろだからおわりね。それじゃあよろしく!」
    ブツン、と音がして半透明の恩師がニコラウスの前からいなくなる。
    「なん……ッじゃそりゃー!」
    「ツッコミにこせいがない、あかてん」
    一瞬だけ現れてそう言うと今度こそ手紙は静かになった。
    とりあえず、とニコラウスは土下座状態を解除して石床上にあぐらをかいて頭を抱える。
    どうやら恩師は自分が即位したお祝いになにかをくれるらしい。そしてよく分からないがなにかをよろしくと頼まれた。
    あの人の性格からしてお祝いの代わりになにかをこちらに要求したと言うことはあるまい。お祝い自体は恐らく善意のことだろう。
    そしてそのお祝いは先生謹製である可能性が高い。作るのに時間がかかったとか言ってたし。
    つまり錬金術によってつくられた何か、だ。しかし、そこから絞り込もうにも範囲が広すぎて分からない。
    生きている道具の研究をしてたかと思えば金属の研究もするし、様々な地方の薬草図鑑も出したほどに薬草、製薬についての知識も深い。
    ――そういえば最近はまたホムンクルス関係に凝っていたか……。
    最新の論文はその事についてであった。たのむ、という言葉とそれを考えるともしやホムンクルスを祝いの品に……!?
    そこまで至りホムンクルスの作成は禁忌であることを思い出す。今はハイラーグにいないとは言えそれを破るような人間ではないことは知っている。
    知っている上でやりそうだなぁとは思うが流石に……。
    そう考えたとき、不意に背後に気配を感じる。
    「ニコラウス・ハイラーグ様ですね。ハイラーグ騎士団所属シュネーブルーメと申します」 -- 2011-12-20 (火) 23:20:47
    • 跳ねるように距離をとり、体を捻ってシュネーブルーメと名乗った声の主をニコラウスは見た。
      ふわふわとした少し癖ッ毛の金髪に緑色の瞳、年は10代の中盤に差し掛かる頃か。男女どちらか分からない整った顔の作りをしており、無表情にこちらを見ている。
      服がスカートであれば性別も分かりやすかったが、あいにくショートパンツで上半身もゆったりとした服を着ている。
      女の子ならいいけれど。と、ニコラウスは思う。ぶっちゃけこれで男だったら自分はもう女装するのをやめようと考えるほどだ。
      男としても女としても相手は超美形でなんだか悔しいと同時に今までの浮かれ具合を思い返して恥ずかしくなってきた。
      そうだよ女装はこういう中性的な美形がやるべきだよ。いや自分が整ってないとは言わないけど、ナルシストと言われてもいいけど、そこそこ整っていると思う。
      でもこれは次元が違う。こういうのをそれこそ美形というのだろう。世の中を侮って調子こいてすごい恥ずかしい……!
      そもそもグスタフおじさんが僕に女装を教えなければ、っていうか元を辿ればひいおじーちゃんのせいじゃないか。あとで文句言って男装させて中庭一周させてやる。
      「どうかしましたか?」
      こちらの無言を不思議に思ったのか無表情は崩さずに少しだけ首を傾げてじっとこちらを見てくる。くそっ、可愛いぞ!
      そんな内心の動揺を隠しながら下手な芝居はやめろとニコラウスは告げた。
      「ハイラーグ騎士団は私の即位後ハイラーグ国軍と名を改めた。そこに所属するというお前は亡霊か?」
      その言葉を聞いて少しだけ驚いたような表情を浮かべたが、それも一瞬。すぐに元の無表情に戻る。
      ――改称を知らなかった?
      存在しない騎士団の亡霊、話の種にはなりそうだが……今目の前にいるのは実体がある限り不審者以外の何者でもない。
      ニコラウスは護身用のナイフに手を添えるがまだ抜かない。ただの用心として、だ。
      「いいえ、と答えましょう。私は亡霊ではありません」
      それは知っている。
      「では、何者だ」
      問う声に返ってきたのは先ほど聞いた言葉と全く同じだ。
      「ハイラーグ騎士団所属シュネーブルーメと申します」
      と、言ったあとで少し視線を右上に泳がせ、戻し、
      「ハイラーグ国軍所属シュネーブルーメと申します」
      ……言い直した!
      「それはすでに聞いたし! 聞いたし! そうじゃなくてなんでここにいるかとかそういう系のことをだね……」
      「あぁ、なんだ。それでしたらそうと言ってください。シュネーブルーメはこう見えて融通が利かないのですから」
      いや、融通利かなそうなのはもう見た目からして分かるし……。と心の中でつぶやき、は、と自分がすごく微妙な表情をしているのに気付くと顔を元の真剣なものに戻す。
      幸いシュネーブルーメはそこまでのニコラウスを見なかったことにしてくれていた。これでなんとか皇としての威厳は守れる、守れない。
      「えぇと、よろしいでしょうかニコラウス様」
      その質問にもはや遅い気もするが腕を組み、威圧と威厳たっぷりにゆっくりうなずいた。
      その行為を最初から最後までしっかりと見届けたあと、口を開く。
      「シュネーブルーメはここに行きなさいと言われたからここに来ました」
      またなんとも抽象的な答えが返ってきた。が、たしかになぜここにいるのかという質問にはしっかり答えている。
      しかし、行きなさいと言われたからここに来たと簡単に言うがそれは並大抵のことではない。仮にも皇宮、かなり厳重な警戒がされており、今の時間帯は見習いとは言え閃光騎士団員も詰めている。
      それを潜り抜けてここに来たと言うことはそれなりの力があるということだ。
      「シュネーブルーメに敵対の意志はあるのか?」
      「分かりません、と答えましょう。シュネーブルーメに意志はありません」
      「ではシュネーブルーメにここに行きなさいと言ったものには敵対の意志はあるのか?」
      「いいえ、と答えましょう。シュネーブルーメはハイラーグ騎士団……いまはハイラーグ国軍でしたか。その力になれと言われました。
      これは敵対しろと言う意味ではないと考えます」
      なんとなく質問の仕方が分かってきた。聞いたことに答えるが余計なことはほとんど言わない。
      そして、恐らくシュネーブルーメは嘘がつけないのだろう。答える言葉は嘘の雰囲気がしない。
      そして、このタイミングで来た、ということはおそらくこれがそうなのだろう。だからその予感を確信に変えるためにニコラウスは問うた。
      「シュネーブルーメ、君にここに来るように言ったのは誰だ?」
      「ミリエリウム・エウシュロン様です」
      予想はしていたがそれが確信に変わるとやっぱりかぁーという思いで一杯になり、ニコラウスはその色々とメンドクセェという顔を隠すため手で覆った。 -- 2011-12-21 (水) 04:39:26
      • 「リアクションがなんかふるくさい、あかてん」
        手紙から漏れ聞こえる声は無視しておくことにした。本当にリアルタイムじゃないんだろうか。
        「お腹でも痛いのですか?」
        むぐむぐとニコラウスが唸っているとシュネーブルーメは覗き込むように体を曲げた。
        「いや、お腹というより頭が痛いだけだから……」
        「早めの診察をおすすめします」
        誰が原因だ誰が……! と、そこで自分の苛立ちに気付き心の中で一息を入れる。皇家ならばもっとエレガントに振る舞わなければならない。
        もう色々と手遅れな気はするが。
        「それで、君は先生に作られたんだな」
        「はい、と答えます。シュネーブルーメはミリー様によって作られた鞘です」
        鞘とはどういうことだろうかとニコラウスは首を捻り、質問を続ける。
        「ホムンクルス?」
        「いいえ、と答えます。分類としては生きている道具とゴーレムの中間、ミリー様はノナルマと呼んでいました」
        生きている道具とゴーレムの中間と聞いてニコラウスが思い出したのはセリであった。彼女自身はゴーレムだと言っていたが、ミリーに詳しく聞いたときはシュネーブルーメと同じ解説をしていた。しかし、
        「生きている道具とゴーレムの中間……ノナルマだっけか。それは何らかの欠陥を抱えることがあると聞いたけど?」
        セリの場合は声の喪失。しゃべる代わりにいつもスケッチブックを持っていた。
        「シュネーブルーメの場合は感情の喪失です」
        やはり、とニコラウスは思った。彼が見てきたホムンクルスやセリは人間並みに、否、人間以上に感情豊かであった。それは普通の人間に溶け込むためになのかも知れないがシュネーブルーメにはそれがなかった。でも、
        「先生がそれを放っておくはずがないだろう?」
        「はい、と答えます。ミリー様はシュネーブルーメに外付けで七つの感情を付加しようとしました」
        「幸福、怒り、悲しみ、軽蔑、嫌悪、恐怖、驚き――の七つかな」
        「はい、と答えます。しかし、感情という概念は一つでも非常に大きな力を持ち、簡単に扱えるものではありません。いきなりシュネーブルーメの中に入れたら爆発もやむなしです。
        そこで、ミリー様は考えました。大きな力ならばそれを武器にしてしまえばいいではないか、と」
        「ちょっと待った、その理屈はおかしい」
        「シュネーブルーメにはどこがおかしいのか分かりませんよ?」
        彼女は目を逸らして口笛を吹きはじめた。
        ――誤魔化し方下手すぎないか!?
        そんな心のツッコミが終わったのを知ってか知らずか視線をもとに戻して話を続けましょう、と言う。
        「そうして出来た七つの武器をミリー様はシュネーブルーメの体に埋め込みました。ですからシュネーブルーメは鞘なのです。
        ただ、先ほども言いましたが一つの感情でもとても大きな力を持つ大量破壊兵器となるので取り扱いには注意が必要です。
        また、シュネーブルーメがそれを使えるのは不適切だと考えたのでしょう。ミリー様はロックをかけて使えないようにしました。
        しかし、見ての通り感情は消えたままです。恐らくはそれら全てを使える状態にしなければシュネーブルーメは感情を得られないのでしょう。
        でも、それを手元に置いておくことはめんど……危険だと考え、大きな力を管理できる場所としてハイラーグ国軍を選びました」
        「今面倒とか言わなかった?」
        先ほどまで質問すれば答えていたのにそれにはふるふると首を振るだけで答えない。
        渋い顔をしつつもニコラウスはまぁ、と言葉をつなぐ。
        「国軍の中からシュネーブルーメの武器を使える人間を選べ、ということになるのかな」
        問いにシュネーブルーメは無言で頷く。
        それを見てニコラウスは少し面倒なことになったな、と思う。シュネーブルーメの話を信じるのであれば武器としての威力は一級品だろう。
        閃光騎士団と国軍の戦力差は前々から気になっていたがこれのお陰で少しはその差が縮まるかもしれない。
        ただ、そうなってくると強い兵器を持つことで諸国からの追及も少なからずある。
        どうするべきか迷い、シュネーブルーメに目をやれば先ほどと同じ無表情で立っているのにニコラウスの目にはどこか不安そうに見えた。
        感情が無いのならばそれは単に主観に過ぎないがそう見えてしまっては見捨てることはできない。
        「まぁ、なんとかなるか」
        迷いをその一言で断ち切る。今の外務大臣は優秀だ。それでも何かあったら自分が責任を取ればいいだけの話である。
        勿論そうならないように根回しだのなんだのは頑張るつもりだが。
        「うん、ハイラーグ国軍の一員として歓迎しよう」
        ニコラウスの言葉に少し考えるようにし、
        「シュネーブルーメは人間ではないので備品として扱ってもらえるとありがたいです」
        そう答える。しかしニコラウスは苦笑し、一歩距離を詰めた後で手を差し出した。
        「そういう風にしろって教えられてはいない。君の感情を使いこなせる人間をきっと見つけてみせるよ。うちの国軍は他の国からは弱いって言われてるけど所属人数だけは多いから」
        差し出された手をじっと見つめたあと、シュネーブルーメはその手を取って握り返した。
        「ありがとうございます。流石ミリー様の生徒ですね、その物言いそっくりです」
        どこがだろう、とかそんなことない、とか言いたいことは沢山あったがとりあえず微妙な顔をしてシュネーブルーメの手をしっかりと握った。
        さて、それはそれとして聞いておかなければならないことがある。
        これは非常に重要な質問だ。
        「シュネーブルーメ、君は男と女どっちだ」
        「性別と言うものはありませんが……ミリー様は一応女として作ったようです」
        ――よっしゃ、女装やめなくて済む!
        ニコラウスは握手とは反対の手で小さくガッツポーズを作った。 -- 2012-01-03 (火) 23:43:31

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最近は? Edit

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ステータス Edit

筋力耐久敏捷器用知力魔力感応
最終ステ350196341259256188290

アドレス帳 Edit

名簿/42719
災厄を齎す魔剣の番人

もらった物とか拾ったものとか。 Edit

倉庫 設定置き場 設定置き場その2 設定置き場3 国辱みたいなもの

自由帳// Edit

http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst021317.jpg <らすぼすー

Last-modified: 2011-09-06 Tue 05:30:23 JST (4578d)