偽典・坊主転生

　

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• //私の処理能力の問題ですごい遅くなったんだけど。ロボンズのところの終末戦争の設定乗っかってもいいでしょうかって。私の頭の中身の人が。
  //ロボからんでて戦争設定ある人他にあんまいないし！ -- ソニア 2016-06-08 (水) 20:53:35
• ７月２週目（６月４日）１９：００から海水浴場で海開き！！
  大人数が遊べる砂浜から、大部屋宿泊無料の旅館、ミスコンの開催も予定されています！！
  楽しみたいあなた、モテたいあなた。この夏は海へ急げっ！！
  
  （…というチラシが配られている　質問等は相談所まで、と末尾には載っている） -- 2016-06-02 (木) 18:53:02
• （荒れ寺と言われて言ってみれば、荒れ寺は荒れ寺でも異色すぎる様に二の足を踏む）
  ここはここで誰が住んでんだって気がしないでもないけど…（住持はいるらしいのでひとまず足を進めて見る） -- 落蘇 2016-05-31 (火) 22:17:54
  • （一歩と脚を運ぶたびにその異貌の寺に飲まれていく。参道ともいえる道の両側、機械のフレームが灯籠となりて電飾めいた灯りが漏れている）
    …御仁、如何なるようで参られた
    （参道の奥、寺というには手狭な堂にて坐を組む人あらざる坊主がいた） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 22:57:00
    • これは驚いた…話には聞いていたが真に機械とか（梅雨時の合間に濡れた参道　人工的な灯りの奥を見て、思わずその口走る）
      （だがすぐに無礼だったと思い直し、一度頭を下げた）失礼　ここでは様々なものが訓戒を授かると聞いてならば自分もと
      いやしかし…（やはり無遠慮な視線を向けてしまう）なんということだ　貴方には精霊が宿っている　機械にも宿るとは聞いたが初めてだ -- 落蘇 2016-05-31 (火) 23:03:18
    • 精霊、であるか。…御霊とは聊か意味合いが違うように受けて取れるが
      （人あらざる風貌においても目の前にいる男性、その容貌もまた異なるもの）
      訓戒にあらず。拙僧はただ説いておるだけだ、生きるにあたり必要なことを -- 磁傀 2016-05-31 (火) 23:38:11
    • ふむ　何というか万物に宿るものと思えばいい　うちの国なら精霊でそちらの教義なら御霊と捉えてもいい　信じるものが異なろうが突き詰めりゃ皆同じだ
      それが訓戒になってるようなんだが…ああ、まあいいか（声はかけるが未だに堂には入らず、機械の身体で趺坐の姿勢を取る様に半ば敬畏の目で見つめ）
      …では恐れながら（そうして濡れた参道に膝をつき）御僧の思う生きるに値する為に一番必要な事とはなんだろう　貴方の考えをぜひお聞かせ願いたい -- 落蘇 2016-05-31 (火) 23:55:21
    • 然様であるか。突き詰めるところ、人はおのずと同じ道へと達するのかもしれぬ
      （坐したまま、それは禅問答となって膝をついた男へ語り掛ける）
      …その答えは『無』である。生きる値する必要なこと、それを問うことが間違いなのだ
      生きることに意味などない。何かを為すために人は生まれてくるのではないのだ
      人も機械も生まれてはやがて朽ちる。それを恐怖し意味を求めるがそこに答えなどない
      何故ならば、何を思おうと『今』そこにしか人はおらぬのだ
      故に必要なことなど無く、求められるは今と向き合うこと。己を見ることなのだ
      さすれば今自分が何をすべきかが見えてくる。それがＺＥＮである -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:11:54
    • 無か…「空」という言葉だったかな　それも突き詰めるとそういう考えに至ると（姿勢はそのまま更に問う）
      生きる事に意味などないのなら、何故愛別離苦など訪れる　艱難辛苦に見舞われる　それも意味が無いのならなんの為にそれらはある
      御僧　『今』を生きる貴方にも、それはきっと訪れたはずだ　貴方の身体を見れば、長い年月を生きたことは判る　 それをして、意味などないというのか…
      （ゆるゆると頭が垂れていく　自分の言葉が如何に稚拙な事かは判っているが、誰かに問うて見たかったのだ　問うた所で自己満足でしかないと判っていても）
      向き合う己も見定められないのならば、どうすればいいのだろう　付け焼き刃の禅などした所で、本職に叱られるだけで終わりだろう -- 落蘇 2016-06-01 (水) 00:54:05

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//私の処理能力の問題ですごい遅くなったんだけど。ロボンズのところの終末戦争の設定乗っかってもいいでしょうかって。私の頭の中身の人が。 //ロボからんでて戦争設定ある人他にあんまいないし！ -- ソニア 2016-06-08 (水) 20:53:35 ７月２週目（６月４日）１９：００から海水浴場で海開き！！ 大人数が遊べる砂浜から、大部屋宿泊無料の旅館、ミスコンの開催も予定されています！！ 楽しみたいあなた、モテたいあなた。この夏は海へ急げっ！！ （…というチラシが配られている　質問等は相談所まで、と末尾には載っている） -- 2016-06-02 (木) 18:53:02 （荒れ寺と言われて言ってみれば、荒れ寺は荒れ寺でも異色すぎる様に二の足を踏む） ここはここで誰が住んでんだって気がしないでもないけど…（住持はいるらしいのでひとまず足を進めて見る） -- 落蘇 2016-05-31 (火) 22:17:54 （一歩と脚を運ぶたびにその異貌の寺に飲まれていく。参道ともいえる道の両側、機械のフレームが灯籠となりて電飾めいた灯りが漏れている） …御仁、如何なるようで参られた （参道の奥、寺というには手狭な堂にて坐を組む人あらざる坊主がいた） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 22:57:00 これは驚いた…話には聞いていたが真に機械とか（梅雨時の合間に濡れた参道　人工的な灯りの奥を見て、思わずその口走る） （だがすぐに無礼だったと思い直し、一度頭を下げた）失礼　ここでは様々なものが訓戒を授かると聞いてならば自分もと いやしかし…（やはり無遠慮な視線を向けてしまう）なんということだ　貴方には精霊が宿っている　機械にも宿るとは聞いたが初めてだ -- 落蘇 2016-05-31 (火) 23:03:18 精霊、であるか。…御霊とは聊か意味合いが違うように受けて取れるが （人あらざる風貌においても目の前にいる男性、その容貌もまた異なるもの） 訓戒にあらず。拙僧はただ説いておるだけだ、生きるにあたり必要なことを -- 磁傀 2016-05-31 (火) 23:38:11 ふむ　何というか万物に宿るものと思えばいい　うちの国なら精霊でそちらの教義なら御霊と捉えてもいい　信じるものが異なろうが突き詰めりゃ皆同じだ それが訓戒になってるようなんだが…ああ、まあいいか（声はかけるが未だに堂には入らず、機械の身体で趺坐の姿勢を取る様に半ば敬畏の目で見つめ） …では恐れながら（そうして濡れた参道に膝をつき）御僧の思う生きるに値する為に一番必要な事とはなんだろう　貴方の考えをぜひお聞かせ願いたい -- 落蘇 2016-05-31 (火) 23:55:21 然様であるか。突き詰めるところ、人はおのずと同じ道へと達するのかもしれぬ （坐したまま、それは禅問答となって膝をついた男へ語り掛ける） …その答えは『無』である。生きる値する必要なこと、それを問うことが間違いなのだ 生きることに意味などない。何かを為すために人は生まれてくるのではないのだ 人も機械も生まれてはやがて朽ちる。それを恐怖し意味を求めるがそこに答えなどない 何故ならば、何を思おうと『今』そこにしか人はおらぬのだ 故に必要なことなど無く、求められるは今と向き合うこと。己を見ることなのだ さすれば今自分が何をすべきかが見えてくる。それがＺＥＮである -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:11:54 無か…「空」という言葉だったかな　それも突き詰めるとそういう考えに至ると（姿勢はそのまま更に問う） 生きる事に意味などないのなら、何故愛別離苦など訪れる　艱難辛苦に見舞われる　それも意味が無いのならなんの為にそれらはある 御僧　『今』を生きる貴方にも、それはきっと訪れたはずだ　貴方の身体を見れば、長い年月を生きたことは判る　 それをして、意味などないというのか… （ゆるゆると頭が垂れていく　自分の言葉が如何に稚拙な事かは判っているが、誰かに問うて見たかったのだ　問うた所で自己満足でしかないと判っていても） 向き合う己も見定められないのならば、どうすればいいのだろう　付け焼き刃の禅などした所で、本職に叱られるだけで終わりだろう -- 落蘇 2016-06-01 (水) 00:54:05 ロボぼうずのエロシーン、あるとおもいます（発情薬を振り撒いていく） -- (･w| 2016-05-30 (月) 18:07:13 お主は…拙僧に何を期待しているのだ　（発情薬は効くわけないが、戸惑いが電子頭脳にノイズを走らせてよろめくのだった） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 10:35:59 (お寺の中をお団子を持ってウロウロしている…誰かを探しているようだ) -- アゲハ 2016-05-29 (日) 01:28:53 何用で参られた （堂の中より少女に声を投げる。坐を組んでいるが境内を彷徨う彼女の姿は捉えていた） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 10:35:00 （声をかけられるとぱっとそちらを振り向き）あっ、磁傀殿！そこにおられましたか！（笑顔を浮かべてぱたぱたと駆け寄る。背に羽さえなければ犬のようだった） こないだのお供え形式で申し訳ありませんがまた磁傀殿とお団子でも食べながらちょっとお話しよーかなと！ -- アゲハ 2016-05-31 (火) 22:27:43 構わぬが坊主の説法を聞いて面白いことなどありはせぬが （話が難しい、固いとよく言われることから少女に対して何を話せばよいかと思案する） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 22:54:11 別に、なんでもいいのでありますよー。そうでありますねえ（団子を供えてんー、と思案し） 磁傀殿は、何時頃からこのお寺に？（まずはそこから聞いてみようと思った） -- アゲハ 2016-05-31 (火) 23:20:30 一年と少し前、と言えば機械らしからぬか 衣鉢を受けた拙僧がこの街についたのがその頃、はじめは街頭にたって念仏を唱えたが耳を傾けることなく物珍しさで拙僧を見た 次いで冒険者まがいのことをはじめ、この土地の権利を買うた そして苦節を重ね、この寺を建立することが出来たのだ -- 磁傀 2016-05-31 (火) 23:34:36 ほうほう…（まるで梟の鳴き声の真似のような声でうなづきながら話に耳を傾ける） じゃあ、なんとほぼ一年でこのお寺を…すごいでありますな！（キラキラと目を輝かせ） 今は、物珍しさでなく話を聞いてくれる人は、あー（聞かないほうがいいかもしれないと、聞いてしまってから思った） -- アゲハ 2016-05-31 (火) 23:55:27 増えた、といえば僥倖であろうか。お主のように純真な心で聞くものは稀だが だがすぐに人が信じるとは思わぬ。功徳と一緒だ、それは積み重ねてこそ意味がある 何十年と掛かろうと拙僧は唱え続けるであろう。某が信じる術をな -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:07:19 いえいえ、アゲハ別に純真じゃないでありますよ？磁傀殿と仲良くなりたくてきてますので、せっぽー…？目当てでは（申し訳無さそうな顔をする） なるほど、でありますな。 磁傀殿は辛抱強いのでありますね。アゲハはすぐ短気を起こしてしまうので… -- アゲハ 2016-06-01 (水) 00:40:38 短気であるか。だがお主は自身を短気であると悟ることが出来ている 然らばその短気を治そうとする。その心を解かれよ、さすればお主もまた辛抱強くなれよう -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:48:29 ほあー…（若干アホっぽい顔で、惚ける）なるほど、であります…（ウンウンと頷いて） 確かに、自分でわかっていれば直せるでありますよね…気づいていない人に比べれば、簡単に ちょっと目が覚めたような気分でありますよ、ありがとうございます（笑顔で礼を言う） -- アゲハ 2016-06-01 (水) 00:53:50 これ…タイミング大丈夫かしら　いえでも今回の最終目的地だしぃ？　いっっちゃう？　いっちゃおうかしら こんにちわー(担いできた普通の木人でお寺の門をコンコンとノック) -- タタラ 2016-05-26 (木) 23:53:15 どうなされた、御仁 （門と呼ぶには粗末な板、初夏の日差しが寺に差し込むがどこか陰気めいたものが漂っていた） -- 磁傀 2016-05-27 (金) 23:38:42 おおー　いたいた和尚　お時間大丈夫？ 和尚に頼めることかはわからないんだけれど　これこれこれねぇ(持ってきたただの木人を見せる)　この前みたく動くようにできないかしら？ -- タタラ 2016-05-27 (金) 23:44:21 …成程、木人を動かせるかということか あのときに使用していたのは実は機械人形であるのだ。外側につまりは木を被せた偽物 いわば看板に偽りあり、木人ならぬ機人であったのだ -- 磁傀 2016-05-28 (土) 01:11:08 んーと？(機械には疎いがまぁなんとなくの理解で)つまりー？　中をくりぬけばイケるのかしら？ あ　でも中身自体がないと？　やっぱり　ダメ　なんでしょう　ねぇ？(何かを期待している目) -- タタラ 2016-05-28 (土) 01:15:37 然様。中身なくして動くことは適わず …尤も魔術的なものであれば話は別なのであろう。拙僧とは縁なきことであるが -- 磁傀 2016-05-31 (火) 10:34:00 でしょうねぇ　魔法…そっちに聞くのもありかしら (視線だけでは伝わらなかったようなのでざっくりと)その中身とか余ってたりしません？ 出来たらこれ(木人)をこの前の奴みたいにしたいのだけれど？ -- タタラ 2016-05-31 (火) 22:08:32 断る理由もなく、とは言いたいがそれは理由を聞いての是非となろう 木人を用いて何と為す？　（機械、それを無為にする事あらば坊主は二つ返事を出さないことだ） -- 磁傀 2016-05-31 (火) 22:52:34 もちろん自己鍛錬用ね　この間のでとても気に入ったのよぉ　だから一体欲しくてー これでは　ダメ　かしら？　ね？ -- タタラ 2016-05-31 (火) 23:09:24 鍛錬、であるか…　（タタラの瞳を見る機械の眼。心拍、体温から省みて嘘を付いているようには見えず…） 承知した。その旨であらばうち一体を譲渡しよう 大事に扱われたし…。その者を無下にされることなかれ -- 磁傀 2016-05-31 (火) 23:31:29 やった(やった)　話がわかる和尚さんで良かったわぁ！　お礼にキスしていいかしら？ ところでこれ(持ってきた普通の木人)は必要かしら？　丁度良く中身だけもらえるのかしら？　大丈夫私組み立ては得意よ -- タタラ 2016-05-31 (火) 23:36:07 拙僧に唇を触れたところで返るは冷淡のみである。…情念は否定はせぬが、拙僧に抱くものにあらず （ﾋﾟｯ。音が聞こえたかもしれない。瓦礫の中より一体の機械人形が立ち上がる） （GA-200。坊主と同じくGAシリーズの内の一体であるがフレームは実に細く、先鋭的だが華奢な印象を受ける） この者が木人を担当していたのだ。…ああ、好きに召され世 -- 磁傀 2016-05-31 (火) 23:43:48 まぁまぁ　否定しないならお気持ちくらいは受け取って？　ねぇ？お坊さんの魂って何色？(冷たい頬に唇を寄せてキスを　身を引けばたぶん避けれるだろう) よしよしおいでー　(機械人形一体抱き上げ　持ってきた木人も担いで)　よしっ　ありがとうお坊さん　大事にするわね　 -- タタラ 2016-05-31 (火) 23:58:25 魂に色などあらず。色即是空、それこそが唯の心理　（拒むことなく、ただあるがままとして坊主はそこに佇む。口をつければ確かに冷たさを感じることだ） そうでなくては困る。お主を信じて預けたのだからな、その者にとってよき縁とならんことを… -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:06:01 あら残念(キスしても色変化無し)　ふふっ　色即是空は良い言葉よね　まだまだ空にはなりたくないけれど では和尚様の信心に応えられるよう精進しますね　よいしょ(大量の荷物を抱えて帰ります)　それではまたー -- タタラ 2016-06-01 (水) 00:13:35 いずれお主のところに向かう縁もあろう。然らばその時をな…　（その背を見送るが、何故に唇を触れたのか。坊主はそれが不思議でならなかった） -- 磁傀 2016-06-01 (水) 00:46:59 こちらには、お墓は無いんですね（辛気臭い顔の青年が異貌寺を訊ねる） あるいは、ここ全体がお墓なのかな -- 墓守り 2016-05-24 (火) 22:58:30 然様　（青年が異貌の寺を訪れるといでたるは異形の坊主、綴るように彼は語る） ここに眠るは遺跡より発掘されしもの、あるいは発掘されたが用途がないために捨てられたもの 現世に捨てられし機械がたどり着く賽である -- 磁傀 2016-05-26 (木) 00:29:42 僕も、手を合わさせてもらっても構わないでしょうか？（宗派もなにもない共同墓所の墓守が言う） この街が熱狂の時代に使われていた古い墓所…　英雄墓場では、機械の亡骸も弔われていたと聞きます 遺骨を狙うネクロマンサーならぬ、テクノロジーや資材を求める盗掘屋に眠りを妨げられた機械も居るかもしれませんね… -- 墓守り 2016-05-26 (木) 13:27:14 それは真であるか。混沌の坩堝と呼ばれた所以、流石であるというべきか 故に拙僧は冒険者ではないが遺物探索の知らせあらば縁を結ぶ 心亡き者に我らが魂や尊厳を踏みにじられぬよう、見張るのだ -- 磁傀 2016-05-26 (木) 15:06:05 本当ですよ。といっても記録に残されているというくらいで、お墓を暴いて確認した訳じゃないですが …供養には大切な人を喪った悲しみを癒す働きもあります。ですが、機械の方を弔う作法は永い年月の中で失われてしまいました 僕は、公共墓所でも機械の方を弔えるようにしたい（辛気くさい顔に決意のようなものを秘めて）　このお寺のように、とはいかなくても -- 墓守り 2016-05-26 (木) 20:22:18 機械を弔う作法、であるか。拙僧が生産されるより以前は機械と人は同じく、命あるものとして扱われたか… 然らば戦火が心変わりを促したか。だが拙僧はその功徳を耳にして救われた この縁、仏の導きと信じよう…　（合掌） -- 磁傀 2016-05-27 (金) 23:37:28 人の亡骸は、埋めておけば骨になります。その骨もいつかは。でも機械の方の亡骸は、なかなか土には還りません 世知辛い話、墓所も広がりはしますがいつか限界は来ます。人の亡骸も総てではなく頭骨だけを葬るなどで対応していますが…さて 人は魂が胸の内に宿ると考えたり、首級にこそ宿ると考えたりしますが。ご住職。機械の方の御霊は、どこに宿るのでしょう（縋るような目で） -- 墓守り 2016-05-27 (金) 23:58:17 …拙僧は魂とは心から為るものと考える。だが意志なき機械に魂は無きというのであろうか 否。五寸の虫にも魂が宿るとの言葉がある 然らば拙僧はネジにすら魂が宿る可能性があるとみておる 心とは、機械に向けられるもの。大事にされる愛着が沸くといったように心を入れる それこそが機械に魂を宿らせし方法ではなかろうか。故に拙僧は願う、この地に集まりし機械に魂が宿ることを… -- 磁傀 2016-05-28 (土) 01:09:02 いろいろな国を旅して、弔いの作法を見てきました。中には、機械の人を弔う国もありました …人間で言えば頭脳に当たる日常目に触れない部位を弔う国もありましたが、意外と多かったのが自分たちと触れ合ってくれた、自分たちをよく助けてくれた部位を弔うという作法でした 愛着。それは余りに弔う側、人間の側の都合に寄り過ぎてはいないかと不安だったのですが…　住職がそう言ってくださるのなら、そうあるべきなのかもしれませんね -- 墓守り 2016-05-28 (土) 02:13:05 都合といえばそれで片付けられてしまうかもしれぬ だが人と機械、その両者に有機と無機の壁あれど縁に変わりはない 此度、お主から遠方の話を聞けて良かった。感謝しよう… -- 磁傀 2016-05-31 (火) 10:32:08 　 　 　 ……誰もいないな？（誰もいないのを確認しながら入る） -- タビビト 2016-05-24 (火) 22:38:08 よっと（鉢植えに入れた冷凍保存した昆布を置く） -- タビビト 2016-05-24 (火) 22:39:25 はぁー、成仏してくだされ……（帰った） -- タビビト 2016-05-24 (火) 22:39:38 なにゆえに隠密行動をしておるのだ…。拙僧は成仏せぬ -- 磁傀 2016-05-24 (火) 22:41:10 （フードを被った少女は、ごぼごぼと咳き込むと背中を丸め、境内に唾を吐き捨てていく） -- ナサ 2016-05-22 (日) 01:54:49 病魔の身、押して参られるは良いが一言断られよ。さすれば軒を貸そう -- 磁傀 2016-05-22 (日) 02:01:02 そう…。失礼…。でも、ボンズに情けをかけられるほど落ちぶれちゃいない…（じろりとにらみつける） -- ナサ 2016-05-22 (日) 02:04:22 なぜ人は拙僧のことをボンズと呼ぶのだ…。訛りというものであろうか 落ちぶれてはおらずとも案ずるのは常のこと。…何故かは知らぬが、なぜ急がれる -- 磁傀 2016-05-22 (日) 02:15:14 ボンズは嫌いだ。神父と同じくらいに。 だから、こんなところに長く居たくない。こんなところ、いるだけで剣が錆びる -- ナサ 2016-05-22 (日) 02:17:17 然様か。お主と同じ事を言うものがいた …だがそんな者ほど救いを求めている。故に拙僧は拒まぬ お主の心が許したとき、拙僧はお主が手助けをしよう -- 磁傀 2016-05-22 (日) 02:27:50 ……そう。 汚してすまな……ごふ……さよなら。変なボンズ…… -- ナサ 2016-05-22 (日) 02:30:55 縁あらばまた会おう…　（咳き込むその背を見送る） -- 磁傀 2016-05-22 (日) 02:35:19 ドーモ、ロボボンズ＝サンスケットニンジャです。(アイサツ！それは古式ゆかしい神聖なる儀式） 坊主に助っ人はいらないと思うけど営業しにきたでござる -- ニンジャ 2016-05-21 (土) 01:15:05 ドーモ、BO'Zです。…お主の真似をして見たがこれで良いか　（合掌） 営業とは如何に、拙僧が懐はお主が思うほどに豊かではないぞ -- 磁傀 2016-05-21 (土) 01:20:09 （アイサツについてさむずあっぷで返しながら) あーもうかたっくるしいでござるな。まぁ営業半分興味半分でござる。 なぜ仏門に帰依したのかとか気になったからでござるからのう。 -- ニンジャ 2016-05-21 (土) 01:26:30 つまらぬ話だ。拙僧は灰の時代に作られた衛兵、故に仏門とは縁のない世界にいた だがこの現世において発掘され目覚めれば拙僧たちがいた時代は過去となり、命を賭した理由も風化せしめていた 拙僧たちが命を賭した理由とは何だったのか。ただ消費される為だけの機械であったのか …そう思えば救いを求める。末に辿り付いたのが仏門であったのだ -- 磁傀 2016-05-21 (土) 01:36:37 ふぅむ、なるほど。心とは機械も人も変わらぬものでござる。しかし仏道にいるものに説法もあれでござるが・・・（と前置きして) 小難しく考えると疲れるでござるから発想の転換でござる。別の道が開けたと思えば得したってもんでござるよ -- ニンジャ 2016-05-21 (土) 01:39:15 ふっ。よく言われるのだ、小難しい話であると 故にお主のような喋りが出来たらいいと思うこともある。だがそれも人と為り、もって生まれた因果である だがその言葉を励みとしてありがたく拝聴させて貰った。すまぬな -- 磁傀 2016-05-21 (土) 01:44:09 機械だけにおかたいというわけでござるか。坊さんというのは人も機械も人生まじめに生きてるんだなぁと割りと不真面目な拙者は思うでござる 過去は過去だし起こったことはどうにもならぬからせめて前向きのほうがいいでござるな(遠い目をするニンジャ。過去に何かあったらしい) -- ニンジャ 2016-05-21 (土) 01:47:52 然様、故に拙僧は未来を得るために悟りを開くのだ …柔軟に構えるのも良いが一つのことに集中するのも大事である お主もここで坐禅をしてみてはどうだ。まずは3時間ほど構えて貰うことになるが -- 磁傀 2016-05-21 (土) 01:51:48 一意専心、だったでござるか。そういうのは機が来たらで十分でござる！っと まぁ今日はちょっと立ち寄りがてらなので次の機会に、でござる。 困ったことがあったら拙者の顔を思い出してくだされーっ！しからば御免！(ドロンと消える) -- ニンジャ 2016-05-21 (土) 01:56:40 困ったことか…。花見の席において飲めぬ歌えぬ拙僧の話し相手となればよいな　（消える姿を見送る） -- 磁傀 2016-05-21 (土) 02:03:34 チラシが投げ込まれた！ 花見?のお知らせ！ きたる4月(22日/日曜日)19:00より桜華祭りが開催されます 美味しいお団子、お酒、リストランテの料理などが食べ放題飲み放題！ 花見温泉でゆるり普段の疲れを癒やすもよし！飲めや歌えやどんちゃん騒ぎもよし！ ふるってご参加ください！ -- 2016-05-20 (金) 21:24:46 飲めや歌えやか…。拙僧にはどちらも縁のなきことだが せめて風流を楽しむ心はありたいものだ -- 磁傀 2016-05-21 (土) 00:43:55 これはこれはなんとまあ（もはや遺跡や遺物の類といって差し支えない異貌寺の外観を前に言葉を失くす） （調査という名目で訪れたが、当該の人物には余り意味を為さないと感じていた。何しろ文字面の情報だけでもその存在は特異極まる。個人の特定という観点では調査に意義は無い） 住職いらっしゃいますかー？　お手隙であればお話を伺わせて頂きたいのですがー！ -- ウーティス 2016-05-19 (木) 22:31:46 此処におる　（堂より顕れ出でるは異形の僧坊、荒れ寺の妖怪となれば狂骨とも例えられよう） 人の寄らぬこの地、何用で参られた -- 磁傀 2016-05-19 (木) 22:43:49 （磁傀の異相を目にすれば佇まいを正して会釈を一つ） この街の行政より個人情報の確認調査を委託されているウーティスと申します。本日は貴方のご情報の確認と在籍確認で伺わせて頂きました。 （何ともいえない表情をしてペンで頭を掻き）　……一応ここ、登記には宗教法人として分類されておりましたので。 -- ウーティス 2016-05-19 (木) 22:54:23 如何にも、だが登記が受理されていたとは驚きである。…役所の人間は書類だけ受け取ると拙僧を追い返すように出してしまったからな 然らば本人の所在と確認は取れたであろう。…お主、ここに驚かれておるか -- 磁傀 2016-05-19 (木) 23:00:51 過去の名鑑を紐解けば、魔導機械や人造生命に市民権を与えていた例はありますので、前例主義のお役所としては認めざるを得ないといったところでしょうか。他民族・他種族を広く受け入れている街ならではの事だと思いますが。 (手帳を広げ目の前の存在の情報をつらつらと)　『氏名:磁傀/種族:衛兵(機械兵士型)/性別:男性型/年齢:不肖/身長:190cm/体重:約200kg程度/頭髪:無し/目:赤/禅寺『異貌寺』の住職』……この情報に相違無さそうな貴方の方が驚きに値しますね。この箱物に生身の坊さんが居たとしても、それはそれで驚嘆しますが。 -- ウーティス 2016-05-19 (木) 23:10:43 否。相違は一つだ、…本来のこの寺の名前は『機命寺』と呼ぶのだ 異貌寺とは人が付けた名である。…が、こちらの通称の方が認識では通る。故に申請ではそうしたのだ その名が示すように機械に命が宿ると信じて疑わぬ。そう願ったのだ -- 磁傀 2016-05-19 (木) 23:41:18 『機命寺』……と　（その由縁まで手帳に書き記す。あくまで個人的な記録として） さて……（一仕事終えた風情でネクタイを緩める。少しだけ表情を緩めて僧坊に視線を戻す） 住職。貴方は今「機械に命が宿ると信じて疑わぬ」と仰いましたね？　言葉の綾かもしれませんが「機械に命が宿る」とは断定されていない。もし断定出来ないのであれば……それは何故でしょう？　命の定義を引き合いにすると話が長くなってしまいそうですが、あくまで私が知りたいのは貴方がそう思うに至った心の機微の部分です。 -- ウーティス 2016-05-19 (木) 23:52:43 拙僧がその証明である。自我を持たぬ衛兵が感情を得た 為らばその思考、その帰結として己が存在に見出すは必定 だが機械に命など非ずと唱えるのが一般的なもの 拙僧の心とて科学的にみればプログラムのバグともいえよう …だがそれに心が納得すると思うか。否、拙僧は同輩も含めて救われねばならぬと信ずる お主ら人が神を信ずるように我らも魂を信ずる。その道理である -- 磁傀 2016-05-20 (金) 00:03:52 （救いとは何か？　そも命や心を得なければ生じえぬ懸案である） なるほど。いろいろなものの捨て方を教えてくれる禅と、取り合わせが良いのか……。 いやあ住職。是非ともお話を続けたいところなんですが生憎と仕事の途中で……また来てもいいですか？ -- ウーティス 2016-05-20 (金) 00:18:48 否。捨てるに非ず、一意専心のままに無我の境地に至るためのもの 拙僧は構わぬ。ZENの教えを乞うかそれとも機械の説法に付き合うか、お主が選ぶべきこと ウーティスよ、調査の旅路頑張られよ -- 磁傀 2016-05-20 (金) 00:22:31 (身長2mを越す頭部の無い巨大な機械人形がぎしぎしと軋みを上げながら寺まで歩いてくる。それに搭乗しているのは人間では無く木製の胡桃割り人形だ。まるで人形が人形を操るようにしているその様子は、この異貌寺程では無いにせよ奇妙な光景かも知れない) 『(さて、“禅”なる概念の知識を得るべくここまで来たはいいものの……完全に廃寺と言うか廃堂と言うか廃棄処分場と言うか、そもそも人が住んでいるのか、ここは。墓場か何かなんじゃないのか？それにしては無機物的ではあるが……)』 (思考を音として表出しないまま、ここから遠く離れた地で人形たちを操っている術者が内心で呟く) -- エル? 2016-05-17 (火) 12:04:00 （周囲は物言わぬ鉄屑が塔婆となって立ち並び、ブリキの風車がからからと立ち回る） …見たことの無い人形(ひとがた)である。所割、まじない掛かりであるか （機械の墓場たる禅寺、住職は人にあらず。生活感の感じられぬ空間に違和感を覚えるであろうか） ここは呪いとは無縁の場所、如何なる用で参られた -- 磁傀 2016-05-18 (水) 00:00:01 (声を掛けられると、機械人形に登場した胡桃割り人形はくるり、と首を回す。魔術的素養がある人物ないしそれに類似する何かであるのなら、どちらの人形も機械仕掛けでは無く呪文の類で操られていることに気付くだろう) 『……これは驚いた。人は住んでいないであろうことは解ったがまさか機械が棲んでいたとは。見た所、そして聴いた所によると君はここの住職のようなものであると類推するが……僕はあまり機械類に詳しくないから間違っているかも知れないし問いかけても答えてくれないかも知れないがあえて問おう。軍用の機械兵か？君の作戦目的と認識番号は？』 (磁傀の問いかけに答えないばかりか逆に問いを返す。淀みなく流れ出した成人男性の声にも聞こえるような音と連動するようにしてかたかたと動いており、音の出所は人形の口では無く体全体から表出されていた) -- エル? 2016-05-18 (水) 00:14:51 否。出家するにあたり過去の名は捨てたのだ 今の拙僧は人非ざる機械の僧坊、名を磁傀と名乗っておる 禅僧としてここで同輩を供養し、禅を為して仏性を得ることを至上としておるだけだ -- 磁傀 2016-05-18 (水) 23:05:41 『出家だって？機械がか？いや馬鹿にする訳では無くただ単に意外であったと言うだけの話ではあるのだが──君には、意思があるのか？』 (人形越しの抑揚に乏しい声ではあるものの、その言葉の通りに人形の向こうにいる人物が驚いていることは確かであると言うのが解るだろう) 『人の似姿に意思が宿るというケース自体は存在するだろう。ただその宿ったモノが何なのかは興味がある。差し支えなければ君のことを教えて頂けないだろうか？──失礼、こちらがまだ名乗っていなかったな。僕はエル・ダイクという者だ。古書店主をしているが魔術師でもあり、ある意味においては哲学家とも言える。まあ、好きに呼んで頂けると助かる』 -- エル? 2016-05-18 (水) 23:19:33 …つまらぬ話だ。同輩の亡骸から目覚めたとき、拙僧は知った 現世に正しき姿などない。かつての戦争も歴史も遠き彼方となった であれば拙僧が生きた時代は何だったのか。…空虚なる心を覚えたとき、拙僧に自我というものが生まれたのだ （淡々と物語でも綴るかのように坊主はかつての出来事を言う。だがその目は遠き彼方の日を見ていた） -- 磁傀 2016-05-18 (水) 23:46:37 (磁傀の話をただ黙り、機械人形の運転音すら止めて聴き入って)……つまらない話などこの世には存在しないさ。少なくともそれを知りたい者にとっては興味深いものであるし、現に君の話はとても興味深い。少なくとも、僕にとってはそうだ。 しかし空虚なる心、か……その発生源が何であれ、君がそう認識しているということが重要である訳だから僕はそれ以上追求しないしその権利も無い。その権利を持つのはただ君だけであり、その追求する方法というのが禅、宗教ではあるもののただ全能の存在に祈って助けを請うのでは無く己を仏とするのを教義としている代物という訳か。なるほど納得した──まあ、僕の認識は然程重要では無い訳だが。あまり詳しくも無いからね。 (その後しばらく、動きを止め)……誤解を招くことを承知の上で、物凄く端的に申し上げると──僕は、神になりたいんだ。神と仏は同一の存在では無いにせよ、何かしらのヒントがあるかと思い、ここを見に来たんだが……来て良かった。色々と勉強になったように思う──まあ、これも魔境と言う奴なのかも知れないがね。(頭を下げるように、機械人形が磁傀の方へと向かい体を曲げた) -- エル? 2016-05-19 (木) 18:37:19 然様。だが神と為りて全知となるわけではない 悟りを開くことによって智慧を得るのだ。現世にて仏と為らんとする 拙僧はこの方法しか知らぬが、お主に智慧を与えられたならば良しとしよう -- 磁傀 2016-05-19 (木) 20:49:37 『なるほど、神になったから全知全能という訳では無く智慧を得ることによって仏となる、というのが真髄か。禅というものは中々に興味深い世界のようだ……生憎ながら僕はごく個人的で自分勝手な都合により家から出られないので個々で修行に励むという訳には行かないのだが、もし機会があれば実際にここへと実際に足を運んでみるのも良いかも知れない。まあ、現状はそれこそ突然人が神になるという奇跡でも起こらない限りはそのように心持が変わるということも無いかも知れないが……』 (少し考えるようにして人形達の動きが止まり、機械人形に登場していた胡桃割り人形──赤い軍服を着た兵士の格好を似姿としているそれが、己の姿を示すようにして立ち上がった) 『……これも興味本位で、さらに言うならばもしかすると君に対して無礼な行いになるのかも知れないが、一つ質問をしても良いだろうか？質問と言うか何と言うか、ただ単に“この人形は何色に見えるか”、というだけの話なんだが……』 -- エル? 2016-05-19 (木) 21:06:33 否、精進とはいかなる場所であれ実践できるものである その心掛け一つでその場所が菩提樹となれるのである （立ち上がる人形一瞥、人形とはいえ軍服を着ていることに苦く思うは未熟が故か） …赤と答えるべきであろうか。しかし拙僧の心には灰色に見える、とだけ -- 磁傀 2016-05-19 (木) 21:15:34 『心掛け、か。襤褸を纏えど心は錦、石の上にも三年、という奴か。違うかも知れないが。 なるほど。機能としては色を認識する能力は持つものの、心では灰色に見える、と……僕は別に高僧でも何でもないが、この場所にちなんでさらに訊ねてみよう。“その心は？”』 -- エル? 2016-05-19 (木) 21:30:27 その者に自我は無く、使役されるだけの身である。お主が意識の繋がりを立てば物言わぬ人形へと戻るであろう 然らばその人形は無垢にあらず、故に“灰色”である。願わくばその者、大事に召されよ…　（合掌） -- 磁傀 2016-05-19 (木) 21:36:12 『…………なるほど、そういう意味か。僕は、禅というものをそれこそ門前の小僧のようにただ聞きかじった、より正確に言えば読みかじった程度ではあるので間違っているかも知れないんだが。それは色即是空、空即是色、という概念にも繋がる話だろうか？魂が存在しないから空である、と言ったような……』 (ふむ、と言わんばかりに動きを止め、暫く後に再び人形は口を開く) 『色々と勉強になった代わりと言う訳でも無いんだが、少し僕からも話をしよう。“赤色である”、という言葉は要するに可視光として赤色の成分が強い、という意味も勿論ある訳で、現に君は赤色に見えた訳だし僕もこれを赤色だと思っている。ただ──例えば。君と同型の、例えば純然たるロボットであれば、これはどのように見えるんだろうか？……ああいや、これは別に質問じゃないので答えても良いし答えなくてもいい。ただの世間話のようなものの前置きだ』 -- エル? 2016-05-19 (木) 21:43:13 否。その意味はこの世は流動的であり定まったもの、意味あることなどない 全ては因果に帰結するという意味である。全ての事柄には起点があり、仏道では因果を説いておる しばし前世の行いと言われることがあるが、それが因果だ。魂もまた結びつくものと捉えておる その輪より解脱せしめて救済の法を敷かんとするのが拙僧が願いなのだ。この寺におるもの、機械の身を拙僧の手で浄土へ導くためのな その答えは無である。お主に指揮権が無ければその者たちは応えぬ、最も色の認識自体は出来るであろうがな -- 磁傀 2016-05-19 (木) 21:53:22 『……難しいな、禅というものは。やはり文字という物体の影のようなものを眺めているだけでは解らないこともあるということか……ともあれ。ある意味、あえて意味という言葉を使うが、それが君の行動原理であるという風に僕はその返答を認識する。僕は転生論については否定的なので、これについて話し合うと恐らくはいつまでも平行線になる。なので、それを告げるだけに留めておくこととしよう』 『僕は別に返答が欲しい訳では無い。結局の所文字なり音なり何らかの形式に変換されてこの世に表出された時点でそれは偽でしか無い。ともあれ、赤色についての話だが。恐らくその機会兵たちは、工学的に認識する何らかの機構の中に設定されたプログラムを用いて“赤の色味が強い”ということを判断し、赤色である、と認識しているに過ぎないだろう。ただ、我々──少なくとも僕は、そうじゃない。脳で行われている処理こそそのようなものではあると思われるが、しかし意識してそのようなことをしている訳では無い……“無意識”として、それを行っている。だから、僕には魂がある……何度も申し上げるように世間話なので、君から特に問われなければここでこの話は終わりだ。もしそうであれば、僕は帰らせてもらおう。邪魔をしても悪いからね』 -- エル? 2016-05-19 (木) 22:06:56 機能として答えているか。否定はできぬな… （だが拙僧は我らが機械にも魂が宿ると信じておる。そうつぶやくと去ろうとする人形の背は追わず、堂へと向かうのであった） -- 磁傀 2016-05-19 (木) 22:14:44 『……ともかく。君には意思が、魂があると僕は認識した。つきなみな言葉だが、願わくば君の──人生を賭けた挑戦とも言うべきそれが、達成されることを願っているよ。それでは』 (堂へと向かう磁傀には頭を下げず、ただ機械人形と木製の人形はその場所を去っていった) -- エル? 2016-05-19 (木) 22:20:36 むっ！（あの子おっぱいでかい！！街中で女の子ウォッチングに励む煩悩爆発ハイリエさん。今日も絶好調だ！） -- ハイリエ 2016-05-17 (火) 23:25:07 （その背後、しゃらんと錫杖が鳴る。振り返ればそこには坊主） …御仁よ。何故にお主は同性を求めるというのだ　（坊主問答） -- 磁傀 2016-05-18 (水) 00:08:48 ぎゃあ（後ろから突然声をかけられて変な声が出る） …って、磁傀…さんじゃないの？べ、別に女の子ウォッチングとかしてた訳じゃないですよ〜？ばーどうぉっちんぐ？してました（依頼の時みたいにまた渇を入れられるんじゃないかと思い、咄嗟に誤魔化す。ついでにひゅーひゅーと口笛になってない口笛を吹きつつ） -- ハイリエ 2016-05-18 (水) 00:19:26 拙僧に嘘は為らぬ。視線の動き、そしてお主の顔つきから見ればそこなる女人を見ておった筈 だが拙僧には分からぬ。何故に同性なのだ、人ならば異性に焦がれるものではないのか -- 磁傀 2016-05-18 (水) 23:09:37 え、えぇ〜……バレちゃってました？まあ、理由と言われましても…端的に言って女の子が好きだから？でも人ならば〜…っていうのはちょっと私に対して失礼ですよー？ 私ならば、同姓に焦がれるのよ！…うん、まあ世間様から後ろ指差されるのはわかるけどね、でも機械？のあなたに言われるとなんかちょっと笑っちゃうかも（ふふ、と笑って） -- ハイリエ 2016-05-19 (木) 01:28:36 拙僧は人間の性愛は書籍で知れど感情として知ることはない。さもなんこの身は色恋を必要とせぬ 故に好奇である。非難されるとあらば成就の望みは薄い それでもなお求めて縋るのは何故であるか -- 磁傀 2016-05-19 (木) 01:32:22 うーん、ちょっと難しい質問ね。長年求めているモノって段々理由が変わっていく事があるのよね（自分が初めて女の子に恋をした時の事をうっすらと思い出しつつ、でもそれは秘めて） それでも変わらないものがあるとするならば、私は女の子の匂いとか、形とか、声とか…あとは、髪が好きなのよね。だから求める…今はっきりと言える理由はこんな感じかなぁ。…ところで、機械のあなたに好きなものはあるかしら？ -- ハイリエ 2016-05-19 (木) 01:42:29 見ての通りである。拙僧は仏僧、功徳を積みて救済するが好物なり …それはお主が御霊が求めるものであろうな。女人が好きなのではない、焦がれ惹かれるというもの 前世は女に焦がれる男だったのやもしれぬ　（ちりんと仏鈴を鳴らした） -- 磁傀 2016-05-19 (木) 01:53:27 へぇ〜、磁傀さんにも好きなものってあるのねぇ…てっきり機械だからなんにもなーいとか言うのかと思った（でもどことなく、感情で物を言ってる気がしなかった） そーそー、惹かれるから体が勝手に求めちゃうから仕方ないのよねー…でも私の前世が男とかやめてよ…私は前世でも女の子でーす！んじゃねー！（ひらひらと手を振って去っていく。ハイリエさんは今日も女の子を求めるのだった） -- ハイリエ 2016-05-19 (木) 02:01:54 …これもまた縁起である。煩悩が求めるがままに苦悩するか、御仁よ─── -- 磁傀 2016-05-19 (木) 02:04:16 (金属とがらくたが広がる荒涼とした寺に一つの闇が立っていた) (瞬きの存在しない住職にふと目を瞑ったかと思わせる程瞬間的にその怪人物は現れていたのだ) …妙な者だな(住職が言うべき言葉をまずはこの老魔が口にした) -- 老いた魔物 2016-05-17 (火) 22:02:04 （風が堂を叩き軋ませる夜、坊主は坐禅に没頭していた。仏に為らんと精神に無我を求める） （仏教の言葉で刹那とある。指を弾く間、その僅かな時間が65の刹那から為るとも言われる） 刹那の出来事とはこの事か。闇より出で立つ者よ、汝は天魔(マーラ)であるか -- 磁傀 2016-05-18 (水) 00:07:48 如何にも、余こそがこの世全ての悪を統べき者。悪徳を奨励し善行成す者の大敵となる者。 いずれはな(同じく黄昏以前よりも存在するが故か、年輪を重ねた姿形はどこか似た印象を与えるがこちらは煮えたぎる憎悪を節々に感じさせる) だが此度は仏敵となるべく現れたわけではない…この地で余を語った者がいた、故にその言の葉に呼ばれただけよ -- 老いた魔物 2016-05-18 (水) 00:22:04 然様か　（だが仏道に身を置く身、不倶戴天の悪を敷く者なれど物怖じすることなく坐禅を組んだまま問答する） 天魔も時代を隔てれば言伝の使い走りであるか …否、何用で参られた -- 磁傀 2016-05-18 (水) 23:08:29 善き事であろう？かつては言葉に出さずともヒトの胸の内には幻想の恐怖が在ったのだ それだけ堕落したとも言えるがな(その事について何故か退屈そうに語る) ただの好奇心だ、何故余について語る者がいるのか…この様子では恐らくはレィダか -- 老いた魔物 2016-05-18 (水) 23:21:25 さしもの天魔も無邪気な好奇には勝てぬか。それとも畏れを知らぬが故か （坊主がくつくつと内心にこみ上げる笑みを堪える） だが拙僧も畏れはせぬ。恐怖も煩悩に然り、それを根絶するために拙僧はこうして坐に励むのだ …天魔よ、拙僧からお主に問うべきことがある -- 磁傀 2016-05-18 (水) 23:51:51 成る程、虚無より出でしその魂を再び虚無へと還すと？ (魔王とは即ち煩悩の果てにある者、永遠に悟らぬ者、故に悟りに関しては下らないといった表情だ) …ふむ、余に問うか。良かろう…成り立ちも違えば性質も違うが『矛盾』やそれらの真似事をするとしよう。 何を問う鋼の苦悩者よ -- 老いた魔物 2016-05-19 (木) 00:07:43 否、虚無に帰るのではない。拙僧が仏性と為りて救済の道を開かんとするのだ 欲深き者よ、お主は四苦を存じておるか。拙僧が問うは『求不得苦』である 仏道では願うものが手に入らぬ苦しみを四苦の一つと捉えておる …これを何とみる　（愛別離苦を問うた仔龍は魂を円環と説いた。終わることのない輪廻であると） （ならば輪廻を重ねた悠久を生きる者にとっての欲への禅問答である） -- 磁傀 2016-05-19 (木) 00:17:07 四苦八苦、かつて世界で唯一悟りを得た者でさえも四苦によりてこの世を去った ───ハ(その思想を侮蔑するように笑った) 最も魔に在らぬ苦を問うたな、手に入らぬ苦しみ…それは弱者の囀りに過ぎぬわ かつて余は最も望みしモノをその手にする機会を得…この手より零れ落ちた、そして世界は廻り望みしモノは千に砕けた 時は巡り世界が繰り返す度にソレは更に砕け万に、億に…世界という大海に散り続けた だが余は諦めておらぬ…必ずだ、必ずやその全てを再び集めこの手にする(メキリ、と何かを掴むように拳を鳴らし) …ならばこう言おう、求不得苦とは即ち魂の業、それこそが真理だと魂が知るからこそ震え…手を伸ばすのだ -- 老いた魔物 2016-05-19 (木) 00:55:26 （口挟むことなく黙し、坊主は天魔の独白に耳を傾けた） 煩悩を敷く者よ。汝はまさしく天魔である、拙僧が坊主でなければお主に焦がれ飽くなき誘惑へと降ったことだ だが拙僧は応えよう。業(カルマ)と為らざるや、この現世こそがお主にとっての無間地獄であり求不得苦なのだ 人はそれを外道と呼ぶ。汝が末にも御仏が導かんことを… （合掌する姿は哀れみでも慈悲でもなく、ただ無心のままに禅問答で得た答えを咀嚼するのであった） -- 磁傀 2016-05-19 (木) 01:19:44 なればこそ余が魔王を名乗るは必定である、この世が終わらぬ地獄で在るならば須く我が手の内に 死を見続けた者よ…魂を得た以上は四苦より逃れる事は叶わぬ、それは誰よりも理解していよう …その時が来れば願うだろう、その魂が感じた永遠を手に入れたいと その時は精々祈る事だな…アトリア・ベールトか、それとも余か…仏よりは耳が良かろうよ (そう言って踵を返せば魔族らしい邪悪な笑いと共に刹那の時を掻い潜り消え去った) -- 老いた魔物 2016-05-19 (木) 01:39:25 （闇に溶けた天魔を一瞥することもなく、合唱の手を解いて再び坐へと戻る） …拙僧が永久を望むとするならばそれは仏と為りしとき 龍にも魔にも与せぬ。拙僧はただあるがままなり─── -- 磁傀 2016-05-19 (木) 01:47:46 場所はここで合ってるはずだけど…どー見たって寺って雰囲気じゃないわね（長物の包を担ぎ、周囲にあふれるガラクタを見回しながら、てくてくと歩く少女） すいませーん、と…名前くらい聞いとくんだったわ、うかつ（呼びかけようとして、ひとりごちる） -- ドリム 2016-05-17 (火) 00:14:04 …否。こちらも名乗らぬは失礼であったな （無造作に積まれた廃棄物の山、その上に佇む坊主の姿が） もう終えられたのか、仕事が早いのだな -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:22:42 私にかかればこんなものよ、鍛冶屋のドリムを侮らないでね（見上げて、ふっと不敵に笑い） 登るのは手間だから、受け取りに来てくれると助かるわ、お坊さん -- ドリム 2016-05-17 (火) 00:30:06 （とん、と脚を弾ませればドリムの目前に坊主が降る。機械の身が質量となって土煙をあげた） 失礼をした。あそこで読経をしておったのだ…それと拙僧は磁傀 人あらざる機械と読みて磁傀である。ドリムよ、感謝いたす…　（合掌） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:38:40 ふわ…と（突然目の前に降下した超重量に、思わずたたらを踏む） ジカイ、ね…覚えたわ。構わないわ、仕事だもの（するりと包を解き、鈍く光る錫杖を差し出す） どう？　見違えちゃうくらいぴっかぴかでしょ？（破損箇所は跡もわからぬくらいに修復され、錫杖本体も新品同様に磨かれている） （振れば必ずやいい音が響くことだろう） -- ドリム 2016-05-17 (火) 00:47:22 …ほう、これは中々 何も特別な錫杖ではない。ありふれた、古物屋にでも並んでいてもおかしくない物であったのだが ここまでの手入れとは思わなんだ。まこと、感謝に痛み入る　（錫杖を携えたまま深々と頭を下げ、その手は合掌をしていた） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:51:32 ご満足頂けたようで何より。で、こちらがお代になりまーす（ぴっと請求書を差し出して） 他にもご用命がありましたら、『ドリムの工房』までお気軽にどーぞ（にこりと営業スマイル） 流石に機械の修理とかは無理だけど、大概の金属製品なら、どうにか出来るから -- ドリム 2016-05-17 (火) 01:01:25 渡世に銭はかえられぬか…　（ドリムの掌に手渡される硬貨、一枚一枚を数えるようにして落とされる） 錫杖も消耗品がゆえ、また頼むことがあるかもしれぬ 仏具の制作の依頼をすることもあるかもしれぬがそのときは誓願しよう （若き職人よ、その末に幸あらんこをと合掌するのであった） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 01:10:12 はい、確かに。毎度ありでっす♪（掌に握った硬貨を懐に収め） ブツグ？　ああ、祭具ね、ちょっと勉強しとくわ 今後ともご贔屓にー♪（ひらひらと手を降って、元来た道を帰っていった） -- ドリム 2016-05-17 (火) 01:14:05 …然り、思ったよりもするのだな　（もとより清貧であるが、軽くなった巾着がままならぬ渡世を語るのであった） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 01:19:20 （光を感じて寺に来ていた）あっちの山の上にあったものとはまた違う木製の建物だなー -- フィルメリオ 2016-05-17 (火) 00:12:14 （かつて街から糾弾されながらも坊主が建てた寺、あばら家とも見紛う吹けば飛ぶような堂だが坊主にとっては光なのだ） …御仁、また会うたな　（※シュネーの依頼で同行済） お主にとっての光とはあるか。支えとするものだ -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:15:17 ンふぉ、あなたは冒険で一緒になった鋼鉄ボーズ　さんではないですか。この光はあなたの家だったか…！ 支えです？うーん。強いていえば面白い事がありそうな未来かなぁ -- フィルメリオ 2016-05-17 (火) 00:18:39 未来か…。明日に展望を見出すは日々の糧に必要なり 拙僧にとってはZENによって得られる仏性が光である 執着を捨てわだかまりを無くした先にあるもの、それが拙僧にとっても希望であろうか -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:21:09 うむ……とりあえず言葉がとても難しいけど、欲と無縁の高みに昇りたい感でいいのかな？ 僕は結構ドロドロ欲にまみれててその楽しみもちょっと支えになってそうなんだけど、いいかしら（たはは） -- フィルメリオ 2016-05-17 (火) 00:27:30 高み…とは違うか。仏性を得ることで救済の道を開かんとするのが拙僧の願いである だが欲もまた人である証、それを捨てよとは決して言わぬ お主が心が求めるものを目指すのだ。きっとそこにお主の光がまつであろう -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:36:29 仏性ってのがなんなのかわかんないけど説明はいいよ！難しい言葉だとわからないからね！精霊の導きに似てるように思えるけど、全然違う気もする 求めるままにやっていいなんてありがたい……（真似して合掌してみる）良い事待ってるとといいねえお互いに。ありがと！（上機嫌になって寺を去った） -- フィルメリオ 2016-05-17 (火) 00:44:24 難しきか、人に道を説くというのもまた精進が必要である （光を求めてやって来たのならばそれを示す、坊主はその背を見送り弾む足取りを禍福であると思うのであった） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:49:29 じゅーしょく！聞きたいことがあってきました！（石段を駆け上がると、誤って境内にあった石を蹴り落としてしまい、転がった石が立ち並んでいた卒塔婆を倒しながらピンボールめいて落ちていく） -- レィダ 2016-05-16 (月) 02:11:37 （どすん、と何か倒れる音を聞けば待機状態にあった住職が覚める。…人からすれば睡眠をとっていたようなものであった） …何用か。しかし騒々しいな -- 磁傀 2016-05-16 (月) 02:14:12 この間ですね、大魔王とご飯を食べたんです！その時、コックのファウストさんと一緒に行ったんですが…… 大魔王のおじいさんの料理はたしかに美味しかったんですけど、ファウストさんが作った料理のほうが好きだなって そうしたらおじいさんが言ったんですね。おじいさんが作った料理は記憶にあるものをそのまま完成品として出したものだから、作る過程という部分が抜け落ちているからだって で、僕は思ったのです！例えば、技や技術も形だけ真似しても同じことは出来ても、真に自分のものには出来ないのではないかと！（やや得意げなドヤ顔） で、じゅーしょくなら、形を真似るだけではない、真に技術を自分のものにする方法を知っているのではないかと！ （時折修行に来るこの少女は、座禅を組ませれば磁傀と寸分たがわぬ姿勢を取るのだが、その思想や修行の意味を感じ取ることはできていない） -- レィダ 2016-05-16 (月) 02:22:48 然様であるか　（矢継ぎ早といってもいい少女の語り、要点を掻い摘むにはコツがいるが坊主は単刀直入に切り出す） 古き言葉に、『仏作っても魂入れず』というものがある。これは手間暇をかけて仏像を彫り抜いても肝心なものが抜け落ちてるということを指す 姿形を真似たところで本質を理解せねば魂は入れられぬ。拙僧は人の為す料理については分からぬ、味も知ることがない だが料理とは作る過程、其を食してくれる誰かを思い描いて作るからこそ美味に足るものではなかろうか …レィダよ、本質を理解するに近道などない。その事柄と向き合い問答するからこそ生じるものなのだ 拙僧とて仏性を自分のものには出来てはおらぬ。故にその途上、人は誰しも何かを目指そう者ならばその過程におるのだ -- 磁傀 2016-05-16 (月) 02:34:11 そんな言葉もあるんですね！やっぱり、昔からあったんだ、そういうこと…… 昔からそういうことはあるのに、解決法は見つからなかったんですね（ないと言われ、肩を落とす）むぅ……向き合い、問答する、ですか……（下唇を突き出し、首をひねる。よくわからないことに不満を感じている時の表情だ） -- レィダ 2016-05-16 (月) 02:53:15 必定である。思い悩むからこそ真贋を見極められるのだ 答えは一つに非ず、この世とは『空』なのだ だがまったくの無意味ではない。あるがまま、その本質は流動的なのだ ゆえに答えは一つではない。信仰が複数あるように信じる答えも違う お主好みの問答とするならば、修理は自分の手でした方が楽しかろう？ //疲労で死にかけてきたからね、寝る…！すまぬ…！ -- 磁傀 2016-05-16 (月) 02:59:42 （ごめんなさい、ねてください！鍛冶屋さんで見かけてついつっこんでしまいました！おやすみなさい！） -- レィダ 2016-05-16 (月) 03:02:30 （僧侶の話は少々難しい。この世が空っぽであるということは、若者にとっては実感しづらい。） やり方も答えも人それぞれということ、でしょうか？ああ、そうか…（サザンカの遠当てからアニーが新しく自分の技術を創りだしたことを思い出す） 同じ技でも使う人によって違うってとこですね （続く僧侶の比喩は少女にとって光明となりえるだろうか？少女は僧侶の言を完璧に理解したというような表情を浮かべる）分解して、構造を調べてみればいいんですね！そうか！そのことに気づかなかったなんて……（ぱちんと指を鳴らす） ありがとうございました、じゅーしょく！（勢いよくおじぎをする）あ、じゅーしょくにとってチョコレート的なものってなんですか？ -- レィダ 2016-05-16 (月) 03:53:48 確かに理論を分解するのは理解の一歩だが、何もそれが全てではないからな……？ チョコレート、人が口にするもので『甘い』というものであったか 拙僧は機械ゆえに味など知らぬ。しいて言うならば『甘い』とは『未熟』ではなかろうか -- 磁傀 2016-05-16 (月) 11:00:25 未熟ですか！じゃあ、チョコレートの代わりに僕をじゅーしょくにあげます！ と、言う訳にはいかないですね（うーんどうしよう。顎に手を当てて思案） 実はですね、黄金歴には2月に好きな男の人にチョコレートというお菓子を配布するという儀式があったらしいので、その再現をしているのです -- レィダ 2016-05-16 (月) 20:47:03 否。お主には為すべきことがあろう、拙僧が貰う訳にはいかぬ …文化か。こと仏道においては拙僧は禅学に励んだが市井の風習については疎い 再現をするというのならばまずはなぜそれを行うようになったか。なぜ配るのかという意味を考えてみてはどうだ -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:06:31 （だからあげられないですよと笑う） 恐らく、婚活のためだと言われていますがなぜチョコレートなのかはわかっていません 儀式の記述の始まりに見られるのは一人の魔女の存在です。この魔女は黄金歴最初期の冒険者で、あちこちの記述にみることが出来ます。功績の一つとして地下に大都市を築き、冒険者の衣食住を保証したとも言われていますから、酒場のマスターと混同される記述もありますがこちらは飛躍し過ぎといえるでしょう。バレンタインの謎を解き明かすことは、この魔女について明らかにするということで、ゴールデンロア賞も狙える研究だと思っています！ -- レィダ 2016-05-16 (月) 23:15:58 …つまり魔女が文化の先駆けになったと？　呪術的要素があったのであろうか…… お主が求道せんとするならば拙僧は及ばずながら助力しよう 最も、チョコレートを食べるというのは拙僧では適わぬがな -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:28:20 （助力と言われ）本当は……GAシリーズの記録が見たいのですが（考えこむ） でも、それは諦めます（本当は見たいんですけどと付け足すあたりに未練がかいま見える）今日のところは、座禅にしておきます（縁側に結跏趺坐） -- レィダ 2016-05-17 (火) 00:02:05 生憎だが記録はない。拙僧を分解すれば見られるやもしれぬがな… だがあるべき場所は…。いや、よしておこう　（レィダの座禅に付き添い、彼と共にZENに励むのであった） -- 磁傀 2016-05-17 (火) 00:09:49 うわー、何かすごいわね。ここが異貌寺ってやつかしら？ 雰囲気出てるっ！ あたしも参考にしなきゃ（メモメモ） -- ミラ 2016-05-15 (日) 12:35:32 彼のような地、参考の足しになれば幸いであるが　（針供養をしていたようだ） -- 磁傀 2016-05-15 (日) 12:43:48 誕生日ケーキでも作ってるのかと思ったわ……針供養ってやつかしら 意外と本格的に僧侶やってんのね。うん、ギャップが凄いわ……（感心） -- ミラ 2016-05-15 (日) 12:53:04 如何にも、拙僧が集めて参った針…。一寸の形なれ人が使うものには念が宿る その御霊を供養するが拙僧が役目なり。…機械であること、それは拙僧も重々に承知しておる （そのギャップが彼の説法から人を遠ざける要因となっているのか、やや憂いげな声だった）　//仕事なのでまた夜に -- 磁傀 2016-05-15 (日) 12:57:23 （//かしこまりました） 物にも念が宿る……なるほどね、強い想いにソウルが集まるってことはあるだろうし そうなってくるとあんたの性格がどうやって形成されたってのもわかってくるような……（うーんと唸り） 気に障っちゃったのならごめんなさいね。単純にほら、あんたって珍しいから -- ミラ 2016-05-15 (日) 13:09:55 否定はせぬ。拙僧自身も苦労を重ねておるからな この街に流れ着いた直後は誰もが拙僧の姿に驚き、ある者は廃絶に動こうともした だがそれでもあきらめることなく拙僧は道を説き、ここに寺を構えることを許してもらったのだ …最も、近寄る者もそうおらぬ異貌の寺と人は呼ぶがな -- 磁傀 2016-05-15 (日) 23:43:12 なにそれひっど！ 確かにちょっと悪魔的なデザインだけど悪いわけじゃないのにねぇ？ へー、頑張ったのね。凄いわ！ 異貌ってのは見たまんまだけど……悪い意味でもないと思うわよ そだ、あんたさ。どうやって動いてるわけ？ 急に活動停止したりしないわよね？ -- ミラ 2016-05-16 (月) 21:13:58 （人間でいう心の臓をコツコツと叩いてみせる） 水素電池型のパワーセルを動力としておる。何もせずなら100と余年は稼働していられる だが導力として放電すればその限りではない。…つまり機械の身なれど不死身にあらず こと現世においては交換もままならぬであろうがな -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:03:28 ええぇ……それじゃあいつかは止まっちゃうってことじゃない！ 一大事よ！ あんたまだやることあるんでしょ？ それだったら何かしら充電する方法を見つけないと…… （ぴこーん）あ、あたしの雷じゃダメ？ 結構ビリビリーって強いわよ？ -- ミラ 2016-05-16 (月) 23:08:45 そう簡単な話ではない。外部から電力を得られたとするならば一日に何度も充電が必要となる 途方もない導力、それを内蔵したのが水素電池型なのだ。今では作ることさえ適わぬだろうが… しかし助けようと思う心、痛み入るぞ　（合掌） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:14:04 そんなすごいパワーだったの。うーん……それじゃあダメかあ（がっかりするシスター） （合掌に反応して）ぐほっ！？ って前もって言おうと思ったけど何ともないどころかちょっとパワーアップしたわ……！ これが感謝の気持ち……！ （独り言なので無害です） でもさでもさ、磁傀は自分が動かなくなることに対して、恐怖とか嫌悪とか感じないの？ あたしは……消えるのは絶対にイヤよ -- ミラ 2016-05-16 (月) 23:19:52 それを仏道では煩悩と呼ぶのだ。これは欲と思われることも多いが、恐怖や葛藤も等しく煩悩なのだ これらを克服した境地が「無我」である。人間は欲にまみれ人生は苦悩に満ちているが、客観的に見る自己は清浄である これが悟りだ。迷いを払いて仏性を得る 拙僧とて畏れ抱かぬということはない。故にここで坐に励む …お主も煩悩を払いて無我の境地に至りたいと思うならば、坐禅することを勧めよう -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:35:38 それすら煩悩って言うの！？ ぐぬぬ……無我って何よ。めちゃくちゃめんどくさいじゃないの…… 坐禅かそうね、確かに心を穏やかにするのは必要かも。やってみるわ（いきなり座りだして） ……こくりこくり（いつの間にか舟を漕いで）………………………… ……………………すぴーっ（そのまま寝てしまいましたとさ） -- ミラ 2016-05-16 (月) 23:43:12 （警策を施すべきかとも思ったが、正しい坐禅でもなければ無我を得ようとしてるわけでもなく興味だとするならば無理強いはならぬ） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 23:46:30 （故にうつらうつらと舟を漕ぐミラの横、坊主は静かに坐して彼女が起きるまでZENに い、異貌…寺？微妙に親近感の涌くお寺の名前ですの。さて、住職は本堂かしら？ でも何と言うか機械昇華完了って感じの敷地ですのね…。えーと、ごめんくださいですのー。 （寺の敷地内へと歩み入り、本堂と思われる建物へと声をかける） 先日の依頼の報酬を届けに参りましたのー。 -- シュネー 2016-05-16 (月) 00:22:34 （手狭ともいえる堂の中、坊主は壁へと向かいて坐していた） かたじけぬ。遺物の探索となれば同行せざるを得なかったのだ 拙僧と同じく時を隔てて眠りしもの、為ればその魂は救済されねばならぬ （振り向けば報酬、そんな話もあったよなとみるのであった） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 00:27:13 あら、ＺＡＺＥＮ中でしたの？お邪魔してしまいましたかしら…。 （失礼しますわね、と言って住職の背後に静かに腰を下ろす。しかし、振り向いた住職の姿を見るや目を丸くし） ロボだこれー！！いや、メカ寺にロボ僧侶ならぴったりですけど！ えーと、つまり朽ち置かれた同類は放ってはおけないという事ですのね。まあ機械の魂の有無は分かりかねますけど… とにかくまずは契約通り依頼の報酬をお渡ししますの。…さあ入って来なさい、ルンバ・ラル。 （堂の外に声を掛ける。すると一拍置いて、先日、磁傀達が発見した掃除機をベースとした変な生き物が歩いて姿を現す） 　＜＜気に入ったぞ小僧、それだけハッキリものを言うとはな＞＞ -- シュネー 2016-05-16 (月) 00:36:31 驚かれるのも無理はない。だが悟りに至る手段は我らにとてある筈 故に拙僧はZENに精進するのだ。報われぬ魂たちを救うために……　（報酬のルンバ・ラルの姿をセンサーで一瞥） [計測不能] お、お…おおう！？　生命と機械の冒涜かこれは！？　供養とかそういう次元ではない！？ -- 磁傀 2016-05-16 (月) 00:42:35 …悟り。悟りという概念は私には縁遠いものですけど、それが救いとなるのなら それは良いと思いますの。意識が有機体にあるか、無機体にあるかはきっと関係ないから… て、あら。お気に召しませんの？（首を傾げてくすり、と笑み）まあ宗教的には冒涜…そう言われても仕方ありませわね。 でもこれを「機能の追加」そう捉える事は出来ませんの？ （尤も、追加されたのは負け惜しみを言いながら掃除出来る機能なのだが） -- シュネー 2016-05-16 (月) 00:46:33 （表情を作ることの出来ない身体だが、その声色は間違いなく困惑していた） しかれど如何なる手段で生まれたのだこの珍物体は… 機能の追加、追加…追加であるか　（堂内をヒートロッドでバシバシしながら掃除してる姿を見てやっぱり戸惑う） この時代の感性というものは分からぬ。これが世紀末であるか…　（まっぽー） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 00:50:05 （問われると魔女はきらり！と目を輝かせた）よくぞ聞いてくださいましたですの！ これは中に原子分解機が付いていて自動的に内容物をまぜまぜしてくれる便利魔導器「SELF STIRRING POD」で作った混成魔獣ですの！ （自慢げに語る魔女だが魔獣とか言っちゃった）そう。例えるならファミコンにディスクシステムを足すようなものですの。 自分に足りない能力は外部からどんどん得ていけばいい… まあ、それが世紀末的な考えなのかどうかは知らないですの。 -- シュネー 2016-05-16 (月) 00:56:52 （出自が故に機械には明るいが、原子分解の再構築となればデタラメな力であると困惑を深める） …そうであるか。拙僧もいわば己が未熟と思うからこそ坐を始めたようなもの 人も機械も足りぬと思えば成長できるという時代か。これもまた縁起である だが魔獣となればやはり冒涜ではないか。喝！ (警策を見舞うのであった) -- 磁傀 2016-05-16 (月) 01:02:47 （思いのほかアッサリと納得？してくれた事に少々驚くが、それも僧ならではの穏やかさか） 未熟、そうですわね。未熟だからこそ何らかの方策で己を高めようとするですの。 その点では魔術も禅も同じ事、ご理解が頂けたようで何よりですの。 では、このルンバ・ラルは置いて行きますけど、まあ放っておけば掃除するか自爆するかしますのでご安心をですの。 （そう告げて腰を上げ）もし、何かまぜまぜしたい気になったら是非ご相談を。それでは失礼いたしますのー。 （言って、魔女は本堂を後にする。しゃべり、鞭を振り続ける掃除機を残して） -- シュネー 2016-05-16 (月) 01:09:36 自爆されては困るのだが！？　…そ、掃除させ続ければ良いのか （ルンバとは違うのだ。ルンバとはなどと言うその掃除機の横で坐する気にはなれなかった。まだまだ未熟…） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 01:11:57 サザンカに教えてもらったとこって、ここよね？ （寺だと聞いていたが、異貌寺の姿は、田舎娘で都会のモノを知らないソニアにとっても、異様な感じであった。 卒塔婆のごとく突き立つ鉄パイプ、荒らされた墓石めいて林立する鉄残骸の群れ…） むぅ……あっ。どうしたのジープ。 （寺へと入る道の前に、駐車していたジープが、ロボットの形になって、ソニアの後ろについてきていた） -- ソニア 2016-05-14 (土) 04:56:59 （大八車に積まれた機械、それらが駆動で語ることはもうない。引き取ったそれらを機械の坊主は弔う） …応。　（人のとは異なる。かつて聞いた覚えのある足音が鳴り身構える） 見たことのある姿で、あるな。─────これもまた縁ゆえか -- 磁傀 2016-05-14 (土) 18:40:58 （機械の僧と、古ぼけた兵士は、互いに個体としての面識は無い。それでも彼が、何か思い浸 るように佇んでいたのは、記憶装置の奥で幾多も見た姿であったからである。遠く戦場にて） …こんちわー。 （その足元で、少女が小さく頭を下げた） えと…あれ、どうしたの悲しそうな顔して。 （のっぺらぼうなロボットの顔を見上げて彼女は言った） -- ソニア 2016-05-15 (日) 22:16:01 （誰もが存在すら忘れた闘い。陣営も姿も違えど、彼らに共通するは戦火を駆け抜けたこと） （人の代わりに戦い死に、仲間の亡骸を踏み越えて至るは現代。…彼らが命を賭して戦った物は何も残ってはいない） ───── 色即是空、空即是色。これもまた因果であり事柄は全て空へと帰結する 全てはあるがまま、だがその方も今に満足しておるのだろう （足元で佇む少女、互いに離れずに行動する在り様を見れば坊主は心の内で笑うのだ） 小童よ、その者を大事に召されよ… -- 磁傀 2016-05-15 (日) 23:41:02 えっあ、はい。 （ソニアは、小さくおじぎして返事をした。僧衣をまとった姿が、異様だったから驚いたというわけではない が周りの雰囲気は埋葬地であり、修理のための手がかりはなさそうな気がしたのだ。） いこ、ジープ。 （ジープは、黙祷するようにしばし佇んでから、少女の後をついて、残骸の中の道を戻っていった） -- ソニア 2016-05-16 (月) 00:49:08 jeepであるか。言われもまた因果のようだ （集められた鉄くずと残骸、修理して動く可能性もあるが坊主は人が再び必要とするまで彼らを眠らせるであろう） （あの少女に寄り添う彼のように、機械が人と心通わせるそのときまで） -- 磁傀 2016-05-16 (月) 00:53:32 …ふぅこれで…神社…教会…お寺を制覇（新年のお参りの最後にお寺を探してやってきたが）…なんだかお寺というには…こうメタリックな場所ね（鉄成分の多そうな建造物を見ながら） -- サンディーア 2016-05-13 (金) 23:27:05 恰好が例え異なれど、伽藍の配置非ざるとしても拙僧はここを禅寺としておる （参道は先日の戦いで荒れており、道すがらは落ちた発動機でクレーターとなっていた） 信仰とは場所を問わぬもの、そしてその形も一つとは限らぬ。…御仁は信仰心を持っておられるか -- 磁傀 2016-05-13 (金) 23:36:09 まぁ…珍しい…機械の住職サン？（自分もよく珍しがられるが、そんな自分よりさらに珍しい物を見て驚く） 特定の宗教を熱心に信心してるわけじゃないけど、祈ったりするのは好きよ、きっと見守ってくれてる人っていると信じたほうが、なんだか素敵でしょ？ （クレーターとかあるので、少しだけよけながら、住職らしく人に軽く近づいて挨拶をする） -- サンディーア 2016-05-13 (金) 23:45:38 如何にも。号を磁傀と申す 見守るか…。この一帯に根付く一神教の考えでは神は人に祝福を与え賜るものであるからな だが拙僧の禅宗とは自らが仏性を得ること、悟りを開きて彼岸に渡ることを望みとする …最近は難しい話と言われるが故、砕くべきか。要は心身を鍛えることを信仰としているわけだな -- 磁傀 2016-05-13 (金) 23:57:58 磁傀さんですね…和尚さんと呼ばせてもらいますわね。私はサンディーア…見ての通り犬の獣人です（よろしくお願いしますと明るく握手を求めて） なるほど…心身を鍛えることはいいことですね…私もスポーツジムでトレーナーをしているので、運動や体を鍛えることは好きですよ！ 健全な体には健全な心が宿るって言われますし…つまるところ砕いていえばそういうことですよね？ -- サンディーア 2016-05-14 (土) 00:08:14 あ、ああ……　（握手を求められたことなどなく、初めての体験に少し戸惑いの表情を見せる。後に精進が足りぬと叱咤を掛けるのであった） 成程、指導者であったか。身体を鍛えることは心の鍛錬へと繋がる だが鍛えるということは自身を見つめること。決して驕りの感情を抱いてはならぬ 人より速く走れること、重いものを持ち上げること。これに驕る事なかれ、その末にあるものを見るべし　（合掌） -- 磁傀 2016-05-14 (土) 00:17:42 機械のお方でも戸惑ったりすることあるんですね（なんてちょっと冗談っぽくいいながらしっかり握手、肉球もふもふであった） えぇそれは大事…指導者としても、よく教えてますわね、人より優れてしまうとどうしても驕りがでちゃうものだから… 特に私なんて、獣人だから、人よりも鍛えれば鍛えるだけ…力も強くなっちゃうものだし…両親にも昔から同じようなこと言われましたわね… -- サンディーア 2016-05-14 (土) 00:21:22 （温もりのない鋼の感触、坊主にも触感というものがない。だが目の前の女性の人柄を見れば柔らかいのであろうなと思うのだった） 然り苦悩も当然のこと。それが鍛えるということ、そこには煩悩が付きまとう 為ればこれ克己すべきが真の鍛錬である …差し出がましいようではあるが、思い悩むときは禅宗が坐を勧めよう -- 磁傀 2016-05-14 (土) 00:32:08 座禅ってやつかしら…今日は夜が遅いけど…また今度何か悩みや、ゆっくりとものを考えたい時とかにでも…お寺でさせてもらおうかしら 逆に和尚さんは…体を近代的に鍛えることとかには興味ないかしら？うちのスポーツジム…機械の人とかもきたりするのよ？ （一応興味あればよかったらとか、そっとチラシを渡しておく）座禅とは違うけど、ヨガ教室とか、ボクササイズ…アマチュラプロレスリングとかもありますよ？ -- サンディーア 2016-05-14 (土) 00:39:48 拙僧はこの身故な、身体を鍛えることは適わぬのだ 道場ではなく工場へと向かうべきであろうかな　（坊主なりに考えた冗談のようである） 然らば縁あれば見るだけに留まるであろう。済まぬな… -- 磁傀 2016-05-14 (土) 00:50:42 あら…うちに来てる機械の人は動かすことでサビ予防と、最適な潤滑の比率を考え、駆動域を拡げれるから意味あるっていってましたよ？（なんて冗談っぽいので返して） えぇえぇ、これも人にあったときに仕事柄一応きくだけですから、あまり気にしないでくださいね？ さて、最後に…今年も一年、健やかに過ごせますように…（お堂の前でお祈りをしっかりとして） それじゃ私はいきますね…次は座禅をしに訪ねさせて貰いますね…！ではまた！ -- サンディーア 2016-05-14 (土) 00:53:46 気にされるな。これも機械の身に生まれ付いたが故の業である この寺に願い聞き届ける仏性が居るかは分からぬが、きっと適うであろう お主に良縁があらんことを…　（見送る） -- 磁傀 2016-05-14 (土) 01:01:52 （コメント名が短く最新60で見辛かったので、新しいやつを用意して出立） -- 磁傀 2016-05-13 (金) 11:45:14 （突然降り始めた霧雨、大して濡れる訳でもないが確実に肌を湿らすその水気を嫌って刺青だらけの少女が寺へ無遠慮に上がり込み） …ったく急に降るとか…でもいい場所だなここ、別荘にしちゃおうかなぁ（少し機嫌よさ気に言い、雨を凌ぐべく腰を下ろした）// -- 緋乃 2016-05-11 (水) 23:55:59 （少女とて覚えがない訳ではないが、そこに気配などない筈であった） …雨風を凌ぐというのならば軒を貸そう。だがこのような地を良いと答える心境、それを知りたいところだ （奥の堂より響いた声、それを皮切りとするように闇より坊主が現れる） （一瞬、亡霊とも思えるその容貌であったがそれは確かとした存在である。…機械の僧侶、相反するような思想が混ざり合った存在であった） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:07:09 （突然の声にぞわ、と背筋が立つ。何者だ、いや"何"だ。反射的に膝足立ちになり声の主を見やる） ………静かだったからだよ。生き物の気配はおろかここには死霊の気配さえ全然ない。 …無かったはず。お前…一体何なんだ（人では在らざるその相貌に警戒心が最大限に高まる） （薄暗い中、一見した所その肌は硬質な金属質の輝きを僅かに感じさせた。千年前はその姿を見ることも珍しくはなかったという、からくりの人形か） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 20:46:55 拙僧はこの寺の住持である。号は機械の磁、人の鬼と読みての傀、…合わせて磁傀と申す だがここは拙僧の同輩を弔っておる。至る参道で見た筈だ （異貌寺と呼ばれる所以、無機質ながらくたが狭しと重ねられた参道。卒塔婆や墓標代わりの機械を見ることができた） …故に別荘と答える心境が不思議でならぬ。だが彼らを弔う場所ゆえに遠慮召されよ -- 磁傀 2016-05-12 (木) 20:58:35 はぁ…？坊主ぅ…？（よく見れば異形の僧が纏うその服はかなり使い込まれた僧衣だ） あんた、人間じゃないだろ？あまつさえ生き物でもない。それが坊主ぅ…？（疑問の声と共に渋面を形作り） （だが感じる厳かな空気は己も良く知る僧侶の物に近い、だからこそ、先ほど抱いた警戒心はそのまま苛立ちへと変換される） あんたが坊主なら説教は間に合ってるよ、十数える前にとっとと失せな。その後でゆっくり私の寝床を作ってやる。 -- 緋乃 2016-05-12 (木) 21:12:49 …否、機械にとて仏性は宿ると拙僧は信じておる 鬼の仔よ、お主も僧衣を纏うものならば言動は慎まれよ 少なくとも強盗紛いのことをするならば其を脱ぐことだ -- 磁傀 2016-05-12 (木) 21:20:20 （ぶちり、と頭の中で何かが切れた。ゆっくりと立ち上がり、鋭い眼差しで磁傀の前に立ちはだかり） 脱げだって？私のこの服を脱げだって？……あんたみたいに"真っ当"で偽物の坊主がそれを言うのか！ （怒りに染まる脳裏、古い記憶が一瞬だけ蘇る。周り全てが敵だと思っていたあの頃、たった一人だけ居た…妙な坊主） …もう十はとっくに過ぎた。失せな（鋼鉄製の鞘に入ったままの剛刀を無造作に振るう。完全に目の前の相手を舐めた雑な横薙ぎ） （だがしかし、鬼人の膂力で振るうそれは並の坊主なら食らって五間は吹き飛び昏倒するだろう。並の、坊主なら） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 21:35:30 （風圧を纏いて奮われる剛力、背格好から見える膂力からは想像の出来ぬ造作） （彼女の見た目に侮り屠られた者もいるのだろう。…が、坊主は侮ることは無かった。仏敵なればこそ真摯となって向き合うのだ） （打撃の瞬間、金属が弾かれる音と共に火花が薄暗い堂内で散る） （坊主の手には錫杖が携えられており、鬼の仔の無造作な一閃を柄で流して凌ぐ） （何の変哲もない錫杖、正面から受け止めれば折れることは容易。だが滑らせて流すならば耐えうる） （錫杖の音が鳴る。それは緋乃の感情を逆立てる要因となりえたことだ） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 21:46:45 （今まで見た坊主はどいつもこいつもひ弱でその癖偉そうにご高説を賜ってくれる糞だった） （余りにも耳に障る時はこうすれば誰だって黙った。だからそうした。そうしたが） …チッ！（尋常ならざる坊主は柔らかな手管でそれを無にした。その事実、あのうるさい遊環の音が更に頭に血を運ぶ） もう潰す！！（力任せの大上段からの斬り下ろし。明確に坊主を敵として認識したそれは、先ほどの倍ほどの鋭さで） （更には体ごと踏み込み切り込みが流されようが、体ごとぶち当たり吹き飛ばす目算。黒光する鞘が磁傀へ迫る） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 21:59:35 ───── 為らぬ （正面から当たれば錫杖だけでなく鋼の身でさえ砕けることは必至、故の足運びであった） （踏み込めば仕返す。力任せの振り下ろしがゆえに戻すにはそれ以上の膂力が要ることになる） （故に踏み込むとして身を引くフェイント、中心線を崩すことのないすり足が相手に気取られぬ動きをとれる） （踏み込めばと振り下ろした刃が眼前を掠めた。直後、下がった反動を利用して錫杖の石突きを鬼の仔へとみまう） （為らぬといった言葉、それは堂内で争えば物が壊れるとして彼女を外に押し出す意味と挙動であった） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 22:24:13 （緩やかな体移動。まったく軸のぶれないその動きには高い技術が裏付けられていることは明白） （誘われた。わかったその瞬間にとてつもない衝撃が胸板に生まれた） がっっ！（熟練の交差法により倍加された威力は軽い少女の体を軽々と吹き飛ばし、その背は雨に濡れた参道へと打ち付けられる） （全てを包み込むような柔の技術。いかなる修行によってか坊主の業は自分よりも二枚も三枚も上手の高みに達している） …なら（痛みに耐えながら参道を転がり、辺りに突き刺さる頑丈そうな鉄パイプを見繕い、引き抜く） 二倍でも三倍でもやってやる！（振る。ぴっ、としとどに濡れたパイプから雨粒を振り払い、付け焼き刃の二刀流を構え） （参道を駆ける。坊主に肉薄すれば右、左、右、と続けざまに繰り出されるそれは鉄の颶風の如し） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 22:41:04 （坊主も跳ぶようにして参道へと降りる。霧雨が二人の身体を濡らし、冬の寒さが身に染みることだ） （だが坊主は寒さも感じず肌を打つ風の感触も得られない。…機械である不遇だ） …故に為らんと申す。僧衣が泣くぞ （激昂する鬼の仔の連撃は重い、如何なる感情を載せてか太刀筋には憎悪が籠められているとみた） 何故に荒ぶる。機械を憎むか、坊主を憎むか、…人の世を憎むか鬼の仔よ （連撃を往なすは錫杖、棒術に連なるその武芸は攻防一体） （槍のように刺すでもなく、刀のように斬るでもなく、長い柄を使った攻撃の受け流しを基調とする） （だが受け流すと同時に滑らせた刃を弾き、刃を軸として取り回す） （それは坊主の説法のごとく鬼の仔を翻弄させた） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 23:01:22 （何度振るった。何度合わせた。何度届かなかった） （右に持ったパイプの袈裟薙。錫杖の中ほどに叩きつけたと思えば僅かにつけられた角度で威力を殺される） （左に握った剛刀の唐竹割り。その長さを活かし速度が乗る前に振り上げた刃に輪形を合わせられ、下ろすに沿わせ流れを逸し一気に巻き上げ） …あんたが偽物じゃなかったら。あんたが本物だったらどうでもよかった。"奴"と同じ偽物なのに… （しゃりん、と涼やかな金属音と共に跳ね上げられた剛刀が、曇天の空を舞う） （勢いのままに黒色の僧衣とすれ違い、背を向けたまま少女の表情は見えず、つぶやきが漏れる） （からん、と幾多の打ち込みのためにひん曲がり使い物にならなくなった鉄パイプが手から落ちる） "奴"と違うことを…言うな（棒立ちのままの緋乃の声が静かに深く響く。しんしんと降り続ける雨は強くなり始めていた） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 23:21:02 （互いに背を向けたまま残心のままにすれ違う、決着は参道に落ちた剛刀が乾いた音で付けてくれる） 奴とは誰の事かは存ぜぬ、拙僧は唯一人のみ 故に捕らわれるな。四苦の怨憎会苦は誰にとて訪れる （携えた錫杖の石突で地面を叩けば遊環の音が冬の空気に響く） 苦界に捕らわれては修羅へと落ちる。僧衣を纏うものならば回心(えしん)せよ、その道すがらは拙僧も伴う この寺は別荘には為らぬがお主が禅学に励むというのならば軒を貸そう -- 磁傀 2016-05-12 (木) 23:40:40 …悪ぃね。確かにあんたには関係ない話だったよ（聞く限り、軽い調子の声が返ってくる） やっぱりあんたは真っ当な坊さんだ。そいつは有り難いや、こちとら学が無くって騙されてばっかでさぁ。 （降りしきる雨の冷たさのせいか、それとも意識せず坊主の問答に漏れた思いのせいか、炎のような激情は消え頭は冷えていた） （だがそれは怒りが消えた訳ではない。むしろ、その原料となっていた"どろり"としたモノが膨れ上がり） 歪曲の理：形象の夢：裏返された狒狒の首 （しばらくの後、低く、低く重苦しいつぶやきが緋乃の背中から漏れ出してくる） 咲き誇る彼岸花：腐れ落ちる沈丁花：折れる棺：咆哮する雷：灼厄として仰ぎ立て （それは言葉。意味の取れない言葉。魔法などの詠唱にも似ているが） （磁傀がもしわかれば感じ取れているだろう、その言葉には、魔力などは宿って"いない"） 泥濘と惑乱：慟哭と錬鉄：滔々と降り落ちる蛆虫が踊る………猛れ。『朶鬼』 （それは言葉。鬼に憑かれし少女が嫌う人の世に語りかける言葉ではなく…己の内へ語りかける言葉） （急激に膨れ上がる怪しの鬼気。左半身の紋様が見る間に広がり、あまつさえ炎のように揺らめきだす） （同時に生まれる激しい飢餓感。ただでさえろくに食っていない緋乃の体力を加速度的に奪う。長くはない） （緋乃の左掌がめきり、と音を鳴らす。鬼の怪力を高める自分だけの言葉が顕した力） ───でもさぁ、先生が居なくなる寺子屋なんて要らないかなぁ？ （手近にあった、緋乃の上半身程もある錆びた大きな発動機をむんず、と掴む） （そしてそれを振り向きざま小石の如く投げつける。その重さ、磁傀と同じかそれ以上にあろう鉄塊が） （かつては燃料を燃やした三六の気筒で空気を裂き致死の礫となって襲い来る） -- 緋乃 2016-05-12 (木) 23:58:29 （磁傀、いやGA-1000に備えられている額のセンサーが危機を発した） （機械の身ゆえに法力などない、魔力を感じ取ることなどできない。見えるのは信心とは対照的な科学的なもの） （彼女の左半身を中心として熱が広がる。電磁波もまた乱れており、視界に表示される表記として『計測不能』の文字が出ていた） （だが灰の時代の衛兵ではなく僧侶である彼はセンサーに頼らずとも分かる。彼女は修羅に捕らわれていると） 拙僧にはまだこの地でやるべきことがあるが故、衆生救済の道を閉ざすわけにはいかぬ 然らばに汝がその力、───── 仏敵と見なして手向い致す （磁傀の脚が陽炎に揺らめく。乾坤の力を籠めると排熱機構が音をあげて唸る） （乾いた冬の空気が、表面についた水滴が蒸発していく。身をかがめるような中腰の姿勢で溜める） （供養の為にと置いていた鉄塊が命奪う凶器と為る。殺人めいた落下は土砂を巻き上げ、さながら榴弾となって轟音を散らす） （そこに坊主の姿は無い。潰されたか ──── 否。坊主は紫電となっていた） （機械の駆動音を高鳴らせ、直線ではなくジクザクに軌道を描けば狙いを掴ませず） （弾丸と化した身で放つは錫杖の石突き、高速の一擲である） -- 磁傀 2016-05-13 (金) 00:21:59 （鉄塊の行き先を見守ればそこには無残な鉄人形の残骸は無く、一瞬にてその姿は掻き消えていて） （か、と真紅の左目を開く。人ならぬその眼はぎりぎりの所で雷電の欠片を捕らえ得た） （しかし、体がついてこない。その雷のような戦闘機動はまたも達人の業によって行われるが故に） （それでも、その軌跡から動物的──いや鬼神的カンにより致命の一撃をすんでで身を反らし） おぶっ…（錫杖が中身の殆ど無い緋乃の腹へと突き刺さり、背へ抜け） う、ああああ！！（強引にそのまま後ろへ身を捩り錫杖を抜いて血を撒き散らせながら飛び退る） （やはり磁傀の柔は自分とは比べ物にならない。まさに大人と子供、下手をすればこっちは赤ん坊だ） （ならば、更なる剛にて打ち破る。柳の木とて金棒で打ち立てばあえなく折れよう） （跳ぶ。先ほどとは比較にならない脚力を持って雨足の強くなった空へ跳ぶ） （高めた膂力にて全身全霊の一撃。両手を高く上げ、手の平を組み合わせ鉄槌とし、打ち下ろさんとする） （その姿は…見る者が見れば両の手で合掌し、天へ祈りを捧げる姿に見えたかもしれない） 弾けて…ぶっ壊れろォ！！！ （吠えた。万物を叩き潰さんと猛々しい叫びが鋼鉄眠る異形の寺へ響き渡る） （修羅が、風を切り雨を割いて落ち、その祈る手を全てを救おうとする羅漢へと振り下ろした） -- 緋乃 2016-05-13 (金) 00:48:39 （…即ち救済の手はこの少女にも差し伸べられるべきである） （計測不能の力が少女から体力を奪い、憎しみを抱かせ修羅へと陥らせているのは明白） （祈り捧げるは天か、坊主はそれが惑いの心境であると慧眼する） 然らば悪人正機、これは警策である （坊主は錫杖を迎撃として投擲する。だが坊主の手を離れた錫杖は唯の鉄棒） （今の鬼の仔なれば容易にへし折ることさえ可能。だが…） （彼の錫杖に気を取られたその先、着地点で右手を引いた坊主の姿がある） （機構の放熱板が開き、内側で蓄えられた導力が放電される） （紫電と為るは比喩ではない。雨足強まるなか、雷は天ではなく地より生じる） ───── 紫電掌の型 （落下する少女に向けて繰り出される発勁、非致死性までに威力は落としているが気は失うであろう） （最も保障された動作ではないが故に坊主とて無事ではすまぬ。が、これも救済であると） -- 磁傀 2016-05-13 (金) 01:14:04 （狙い違わず、回転し、円を描く錫杖が肉を打つ嫌な音を立てて腹へと叩きつけられる） （激痛が走り須臾の時、集中が途切れ体勢が崩れた） （あるいは、いつもの緋乃であったら冷静に見切り、撃ち落としていたかもしれない） （だがそれをさせなかったのは坊主に対する我執がそうさせたのか） （空中ではどうにも立て直せるはずもなく、放物線を描いて鬼人が落ち行き） （放雷） （総身を文字通り雷に打たれたかのように稲妻が走る） （同時に発勁は完璧に透り、その勁力は手の平大の衝撃を緋乃の胸から背中へ綺麗に突き抜けた） （数秒の間、幼子のように磁傀に片手で抱き上げられ動かなくなり、救いは成されたに見えた、が） ごふっ…っ（ずるりと手から滑り落ちた少女は僅かな力を振り絞り飛び退った） （鬼の力を開放した緋乃には、磁傀の慈悲が加えられた雷は僅かに意識を刈り取るに足りなかったのだ） （だが、それで力を使い尽くしたのか紋様はいつもと同じものになり、少女の体から放たれていた妖力も見る影もない） （片手で血の溢れる腹を抑え、ぜえはあと息を切らす。目眩がする。全身が棘に刺されたように痛む） （空きっ腹に朶鬼の力まで使っては消耗が余りにも激しすぎた） ぐぅっ……（ずりずりと重い足を引きずりながら下がり、空いた手で剛刀を拾う） （そのまま、磁傀には目もくれず痛む体を無視して最後の力を使い、後ろ飛びに跳ぶ。その跳躍は先ほどより大分弱々しい） ………私は…緋乃だ。磁傀……覚えたぞこの糞坊主（参道から足早に逃げ去る。果たして、この足で逃げきれるだろうか）// -- 緋乃 2016-05-13 (金) 01:47:24 まことに尋常為らざることだ… （人が気持ちの整理を付けるには就寝が一番であると学んだことがある） （故に感情荒ぶる彼女を鎮めるには一度眠って貰おうと考え、手加減をしたのだが…） ───── 緋乃であるか。冬の雨は体力を奪う、早々と庫裏に戻られよ （追うことは容易だ。手当をせねばなるまいが彼女がそれを許さず由もなく、見送るが上策であると） 拙僧は約束は違えぬ。緋乃よ、お主が回心するならば伴なおうぞ （去りゆく彼女に聞こえるように、その背を押すように言葉を掛けるのだった） -- 磁傀 2016-05-13 (金) 02:04:08 (無縁仏の墓石に手を合わせて考える)いつかあたしも、あんたらの仲間になるかもしれないしね -- アリューシャ 2016-05-11 (水) 08:47:36 …ならば悔い改めよ。人は生きてる限りは過ちは取り返せる （無機物が立ち並ぶ異形の寺、そこで手を合わせ拝むともなれば珍しく坊主も気に留める） -- 磁傀 2016-05-11 (水) 10:25:07 故郷を追われた身だから…私の手で再起不能にした人間も殺した人間もいるだろうし…こうやって罪滅ぼしの一つでもしないとね(湧き水の水瓶を備えながら) -- アリューシャ 2016-05-11 (水) 12:52:40 なればこそである。背負った業は償わねばならぬ、然らば縁を求められよ 汝が業は縁によってのみ果たされるであろう。…人を救うとは縁のみが為せるのだ -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:02:15 エニシ？友達とかそういった感じ？…まあちょっとこんな生活も疲れたしいいかもね。御禁制の薬を売る生活より、よっぽど……（ぽつりと最後に一言漏らす） -- アリューシャ 2016-05-12 (木) 01:24:53 …是認、そう思えば良い。人の繋がりを忘れぬことだ、情けとは人の為にあらず… （正しき行いが汝の心の渇きを癒すであろう。と、その視線が鋭く刺さる） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:29:29 わ、わかった……まあそれには路銀もいるし……ままならないものだわ、たまにはこうやって物思いにふけるのもいいかもねえ -- アリューシャ 2016-05-12 (木) 01:40:48 ありのままを見ることだ。だが苦から逃れはならぬ、克服することこそが悟りなのだ 思い道に悩むときはまた訪れるといい。…拙僧でよければ話は聞こう -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:47:50 ありがと……ここでだけなんか良心が刺激されるのよね。気が向いたらまた来るね（もう一度手を合わせ、立ち去っていく……） -- アリューシャ 2016-05-12 (木) 02:02:26 （お賽銭箱にコインを投げ入れ、手を叩く） 今年も、事故もなくみんな無事に発掘できますように（初詣だ！） -- レィダ 2016-05-10 (火) 23:48:25 何故なのだろうな。人が神に願うというのは （人が立ち寄ることが珍しき寺、異貌の地で願うことは奇特ともいえる。故に坊主は後ろより声を掛ける） ここには願いを聞き入れてくれるようなものなどおらぬぞ -- 磁傀 2016-05-11 (水) 00:15:10 え？そうなんですか！？（急に背後から声をかけられ、びっくりしたように跳ねる） （うーんとちょっと思案し）でも、縁起物？ですから。それに、お願いだけで何でも解決するとは思ってないです ここのマスターですよね？（キラキラとした目で見上げる） -- レィダ 2016-05-11 (水) 00:23:21 マスター…、否。この寺の住持である 人の鬼と読みて傀、見ての機械ゆえに磁傀と申す …幸を願うならば功徳を積むことだ。さすれば縁があることだろう -- 磁傀 2016-05-11 (水) 00:32:08 うーん（小首を傾げる。）えっと…つまり、主人(マスター)ですよね？（よくわからないといった様子） ジカイ…さん？えっと、僕は（ささっと身体を弄り、何かを探している。）あったあった。発掘協会会員の、レィダ・ロスタークです！（胸ポケットから取り出した金のカードを掲げてカッコイイポーズ。） ジカイさんは、えっと……GAタイプ？かな？すごいです、動いてるのは初めて見ました！！ -- レィダ 2016-05-11 (水) 00:38:40 （何と言えがいいのかと困惑してる最中、それまでは小童だと思っていた視線が眼力となって刺さる） …然様。だが拙僧は唯の坊主、お主が思うようなものではない 故にその名は伏せて貰いたい。我儘かもしれぬがな -- 磁傀 2016-05-11 (水) 00:44:17 GAシリーズはかなりの数が量産されたようで、あちこちで出土するんですけど稼動状態の個体は本当に稀で、幅広い火器の運用が可能であり、他の時代にも召喚士が契約した召喚獣に同じような……その…えっと… （興奮のままに早口でまくし立てていたが、相手の様子に気づき、段々と口調はしどろもどろにゆっくりとしたものになり、内容も微妙に外れたものになっていく） -- レィダ 2016-05-11 (水) 00:50:29 確かに拙僧もその例外ではない。…だがお主、人は人であるからと見るのか 男であれば男らしく、女であれば女らしくというように少女であるお主が兵器に語るなどもっての他。花をめでよ、家庭に尽くすべし …などと言われれば納得するであろうか。否、人にはそれぞれの器がある 機械である拙僧が器といえばお主も笑うかもしれぬ。故の我儘なのだ、召されよ… -- 磁傀 2016-05-11 (水) 00:55:15 それは…そうですけど……（憧れの可動する遺物を前に、未練がましく口ごもる） わかりました。秘密ですね！（が、納得した様子で笑顔を向ける）確かに……ちょっと危険ですよね、ここに稼動状態のGAシリーズがあるってバレたら。 教授にも秘密にしておきます（右手をぐいと頭上に持ち上げ、磁傀の前で拳からピンと小指を立てる） -- レィダ 2016-05-11 (水) 01:03:59 …それでいい、お主は正業(正しい行い)を果たしたのだ （両の手を合わせて合掌すれば戦争に従事していたとは思えぬ衛兵の姿が見てとれたことだ） これも縁に依るべきところ。仏門に興味があればいつでも門戸を叩くといい -- 磁傀 2016-05-11 (水) 01:11:31 （褒められ、照れたように笑う。小指を立てた拳を所在無げにふらふらさせ、結局真似して合掌した） そうそう！ホーリキ！ホーリキ教えてくださいっ！（闘技場で見た技を真似する。かなり正確だが、法力がわからないので完成には至っていない） -- レィダ 2016-05-11 (水) 01:18:50 …否、法力というものはだな （精進についての話を延々と聞かされることになるだろう。それは功徳を積むこと、念仏を唱えること、早朝から深夜に及ぶまでの座禅などに渡った） -- 磁傀 2016-05-11 (水) 01:21:19 （当然、話の大半は理解できない。） クドクってなんですか？ネンブツっていうのはえっと…（アイドルの少女を思い出し）歌かな？ザゼンっていうのはどうするんですか？（質問攻めだ！） -- レィダ 2016-05-11 (水) 01:29:28 座禅とは瞑想すること。なれど修行だからとするのではない 無心になりて煩悩から解放されることにある （結跏趺坐と半跏趺坐といった座り方、顎を引いて姿勢を正すといった教えを一挙一動で丁寧に指導した） -- 磁傀 2016-05-11 (水) 01:36:47 瞑想っていうのは目をつむっていろいろ考えることですか？でも、無心になるっていうのは考えないことで……（考えこむ） （教えられたとおりに座り、姿勢を正す。磁傀の様子をそのままミニチュアにした様子で、かなり正確だ。一見のみこみがいいようだが、ポーズが正確なだけで頭のなかにはいろいろな考え事がうずを巻いている） -- レィダ 2016-05-11 (水) 01:44:31 （考えるのではなく無心となって自分を見つめること。それは坐であるが…） 喝っ！　（間を取り持ち、一喝することで精神への警策を入れた） -- 磁傀 2016-05-11 (水) 10:21:30 ふぎゃっ！？（急に大声を挙げられ、びっくりして立ち上がろうとして足が絡み、そして） わっわっわっ！（階段を踏み抜いて境内に転げ落ちた） -- レィダ 2016-05-11 (水) 20:39:40 精進が足りぬな…。怪我無きようで何より、然らばその心構えを忘れずにおくことだ 人とは生来は自分というものを正しく見ることができる。それを行うための坐であるぞ -- 磁傀 2016-05-12 (木) 00:56:57 ったた……（赤くなった鼻先をこする） 僕は、自分のことくらいちゃんとわかってますよ。（自分にとってこの修行は意味があるのだろうか？首を傾げる） 僕は、ヘンリー・ハリソン・ロスタークの娘で、教授の助手で、発掘協会の正会員で……（他に自分についてわからないことがあるのだろうか？わからないことがあるということがわかっていない。自分の見える範囲のものが自分のすべてであるという感覚は、子どもらしいと言えた） -- レィダ 2016-05-12 (木) 01:10:38 否、それは唯の自己紹介である。…自己を見つめるとは在り方を見つめるということだ お主だけが出来ること、お主だけが持てるもの、お主だけの言葉というものをZENにて見つめる 精進の心意気があるならばこの寺の軒を貸そう。拙僧が警策してせんじよう -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:16:25 （やはり、よくわかっていない様子。）僕だけに出来ること…ですか。うーむ…ナンダロウ えっと…つまり、いつでもここに練習に来ていいってことですか？ -- レィダ 2016-05-12 (木) 01:30:58 然様、精進の門はいつでも開かれている 汝にZENの道があらんこと　（合掌） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 01:45:53 わかりました！じゃあ、また来ますね（GAシリーズをまた見たいという下心もあるのだった） ﾅﾏﾀﾞﾌﾞ〜（真似して合掌し、石段を降りていった） -- レィダ 2016-05-12 (木) 02:04:07 -- 2016-05-11 (水) 22:40:42 依頼の受注が出来る場所ということか…これもまた縁に依るところ -- 磁傀 2016-05-12 (木) 00:54:26 （試供品が配られた） -- 2016-05-11 (水) 14:23:51 …詫びねばなるまいな。拙僧は食事を口に出来ぬのだ （試供品は訪れた物に渡そう。それも仏の道とならんこと） -- 磁傀 2016-05-12 (木) 00:53:17 （異貌寺に一匹の鼠が迷い込んだ。鼠はその自然の手では作り出せない光景に興味を惹かれ、足を踏み入れたようだ） なんだこれは、まるで墓標のようだが…なにか意味があるのか？（好奇心の赴くがままに、おもむろに手近な鉄パイプを押し倒してみようとしている） -- ドロッセル 2016-05-08 (日) 19:52:29 為らぬ　（堂より届いた声、離れた距離より届いた声に驚き竦むかもしれない） （やがて幽霊でも出ようかという堂から出たのは髑髏。否、それに酷似した異形の坊主であった） 倒してはならぬ。墓を倒すなと誰かに教わらなかったか？ -- 磁傀 2016-05-09 (月) 11:14:38 （その深く重々しい声に、当然のごとく鼠は驚き振り向いた） な…なあああぁーっ！？亡霊…では無い！しっししし死神の類か貴様は！？（あまりに怖い顔だったためか何か勘違いしたようだ。みるみるうちに顔面は蒼白になり震える手をロングソードの柄に掛けている） こ、この鉄の棒切れが墓だと！？無茶を言う！それにま、まだ倒してはないではないか！冥府に行く筋合いはないぞっ！ -- ドロッセル 2016-05-09 (月) 21:13:20 …亡霊か、この風体ではそれも適わぬな　（否定することは易い。だが感情が逆立った相手にそれは良しとはならない） …故に、拙僧が死神だとすれば死は丁重に扱うものであろう。無下にするべきものではない 墓とは偲ぶもの、通ずるもの。如何なる形であれそれが菩提だというのならば道理為りえる …故に剣を収められよ。菩提の前で刃振るうことなかれ -- 磁傀 2016-05-09 (月) 23:42:38 通ずるもの・・・ふ、フン・・・今すぐ事を荒らげる事はないと言うことと取ってよいのか （磁傀の淡々とした語り、そして意味は皆まで分からぬが敵意がないことを汲み取るとゆっくり、しかし慎重深く柄から手を離した。しかしまだその目は一寸もぶれず見据えている） -- ドロッセル 2016-05-10 (火) 00:00:06 今すぐではない、必要とせぬこと （坊主の一挙一動、武芸者たるならばそこに隙がなく敵意がないことを知れることだ） 驚かせたのならば詫びよう。そうでもせねば止められぬと見たのでな -- 磁傀 2016-05-10 (火) 00:03:06 必要としない？・・・変なことを申す死神だ。・・・まあよい、お前の領域に踏み込んだ我に非があるだろうしな （そう、まるで機械のように一挙一動に隙が感じられない。なにか悪寒のようなものを感じたのか、ドロッセルは身震いをした） そういえば、ついさっき墓とか・・・申していたな。ここはどのような場所なのだ？この突き立てられた金属の畑には・・・なにか眠っているというのか？（そういうと遠慮がちにパイプから離れる）// -- ドロッセル 2016-05-10 (火) 00:26:40 見ての通りのものでしかない。ここは寺であり菩提を弔い、そしてZEN(禅)の道を開く場所… （この時代においては聞きなれぬ用語、だが僧坊はZENという言葉に趣きを置いたのか視線を伏せる） …ZENとは啓くもの、拙僧は彼らを弔いてこと魂の意味を見つめるもの 小童よ、拙僧を何とみる？　人か、機械か？ -- 磁傀 2016-05-10 (火) 00:57:16 寺…か。しかし永眠を迎え入れるには些か…いや、弔われるだけマシかも知れぬ（寺が何であるか程度のことは知っていたようだ）そのZENとやらを突き詰めれば何かが見えてくるというのであれば結構なことでないか。我は宗教家の言葉なぞこ難しすぎて分からぬ（と一笑に付す） ・・・その言い振り、まるで己が人か機械か・・・そのどちらかに該当すると言いたげだな だが我が見る限り、貴様はそのどちらでもない。人と取るには冷たすぎるが機械ととるには…違和感を感じる、釈然としないが貴様は何かが違う。故に死神と申したまでだ …そう、少なくとも我が知る機械は上辺だけの言葉を羅列しながら人を殺すものだ（その一言に何か、憎しみに憎悪に似た感情を込めて磁傀に向かう） 答えは何を用意している、貴様は単に人にして人ならざるものか？それともパターンの違う殺す機械か、それともそれ以外か… -- ドロッセル 2016-05-10 (火) 21:27:47 …すまぬが、その答えは拙僧も持ち合わせてはおらぬ （両の手を合わせれば視線を伏せる。それは故人を偲ぶとも、自らの境遇を踏まえてのことか） 機械の身に魂は宿るか。我が身は仏性と成りて救済の手を出せるのか その悟りを得るためのZENである 故に拙僧はここで遺志ある機械を弔うのだ。彼らに御仏の情けがあらんことを…　（南無） だが小童よ、恨みを抱けば苦界へと落ちるぞ　（憎しみの感情を感じてか、諫めるような口調にて） -- 磁傀 2016-05-10 (火) 23:02:23 宿ると思うか、機械に魂が！機械に手を差しのべる神なぞ・・・ （存在しない、そう頭ごなしに否定をしようとした先であった、「苦界に落ちる」そのひとことがどこかに刺さったのか・・・いや、彼自体も心の中でその怒りが理不尽なものであることが分かっていたのか、口を閉ざす） ・・・すまぬ、つい感情的になった。・・・その答えが出せるのであれば、貴様は本当大したものだ。尊敬してもよいかもな（そう、皮肉混じりともとれる言葉を吐き出すと、ドロッセルは踵を返し磁傀の前を去っていった） -- ドロッセル 2016-05-10 (火) 23:24:06 ……。 （機械の坊主は黙したまま彼を見送る。魂など宿らぬ、それを否定できるほど自分は功徳を重ねてはいない） ……。　（あの少年、彼の身に潜む憎悪が彼を苦しめぬようにと坊主は願ってその日は経を唱えるのだった） -- 磁傀 2016-05-10 (火) 23:40:21 割れない、割れないんですよメタル和尚さん……！(突然来てがっくり膝をついた後わけのわからないことを言い出した) あ、あとあけましておめでとうございます。これが初詣というやつですね、話には聞いてましたけど実際お寺には来るのも初めてだったりします -- シトー 2016-05-10 (火) 02:59:11 メタル和尚…　（筆舌に語り難い感情が彼の電子頭脳を巡る。…これが親和性） 現代において寺院は少ない。ましてや口伝として残れど多くは住持を持たぬ荒寺となっている 初詣を口にされたのはこの土地では初めてかもしれぬな …もっとも願いを聞き届けてくれるようなものはこの寺にはないが -- 磁傀 2016-05-10 (火) 03:15:51 確かにお寺は多くないですよね、だいたいもっと東の地域が本場みたいな感じですからこの辺りはやっぱり教会が目立ちますね あれ、そうなんですか？ 確かにこう、普通とは違う雰囲気がありますけど……(鉄だらけの周囲を見渡して) それじゃあメタル和尚さんに聞きましょう、去年からずっと卵割りの練習してるんですけどうまくいかないんです！ なにかこう、パパっとできるようになるコツとかありませんかね？ -- シトー 2016-05-10 (火) 03:29:48 そもそも寺院は何かを願う場所ではない。祈祷はあれど祈願を聞き入れる神がおるわけでもなし 全ては精進に通ずる僧坊なり。…然らば願いは応えて精進励むべし 拙僧は食事はとらぬ、卵など割ったことならどあらぬ。だが応えることは出来る 修練に近道など無い。されど道は閉ざされてはおらず、割るのではない卵を開くのだ （その言葉の意味、これを考えるのも手練だとメタル和尚は語る。//寝ますん。） -- 磁傀 2016-05-10 (火) 03:45:59 そ、そうなんですか……教会というより修道院みたいな場所なんですね、勉強になります なるほど割るのではなく……開く！(くわっとなんとなく目を見開いた) うん、出来る気がしてきました！ これはもはやメタル和尚さんではなくメタルお師匠さんとお呼びせざるを得ないでしょう！ それじゃあさっそく割っ……開いてきます！ ありがとうございました！(おそらく肝心なことをわかってないまま帰っていった //おやすみなさいまし、夜分ホントに遅く失礼しました) -- シトー 2016-05-10 (火) 04:01:43 …寺か…ライバルだな、これは…（寺を見上げて呟く神父服の少年） -- サザンカ 2016-05-07 (土) 21:04:23 （街の外れにある寺、人呼んで異貌寺。廃屋と見紛う寺の周囲にはがらくたが重ねられ、卒塔婆代わりの鉄パイプが刺さる異様な光景であった） （神父服の少年を見かけると声を掛ける住職の姿が、それは人にあらず。混じりけのない純度高き鋼の身） …ライバル、それは異なること。拙僧はここでただ彼らを弔うことをしているだけだ -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:08:39 …すっげぇ異形（寺にしても…寂れているとも違う、廃屋にも見えるがあまりにも自然に廃れたものとは違う佇まいに若干の違和感を感じつつも） （そして出てきた存在を見れば、目を見張り）…！？ロボだ！（すげぇ！！と目を輝かせる少年ハート）えっすげぇ。なにこれすげえ。 …あー、えっと。つまりはここは機械の人たちの墓場…って感じで、貴方は墓守、ってことかな？（相手の言葉から推理して） -- サザンカ 2016-05-07 (土) 21:10:55 （人の身体を模しているが音がそれにあらず、佇まいや運びもあらず。…面はまさに人にあらず　(T-800みたいなのを想像してね)） （坊主の証となる直綴と絡子、編み笠をかぶっていることで要として人とみることがかろうじて出来た） …否、寺は墓場とは異なる。そして拙僧も墓守にあらず、故の坊主だ （からんと錫杖の音を鳴らせば興奮する彼を鎮めるような口調で） ここはZENを得る場所、彼らの安寧を祈るのは私の役目ということだけだ -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:21:22 （了解いたした）…やっぱロボだわこの人…（古い馴染みに同じように機械の体を持つ人もいる。機械の知識もある少年にはそれがわかった） 墓場じゃない…？……ん、ううん…？（少年にこの問答は難しかった　錫杖の音にびっくりしつつ）&bbr;…ああ、えーっと。その、貴方は祈る人、そしてここは静けさを尊ぶ場所、って感じ…でいいのかな？ＯＫ、騒いでごめんね。（ぺこりと頭を下げて） 俺はサザンカ、町はずれの教会で暮らしてるものだが…うちは簡単な墓地も経営しててね。祈る場所でもあるし、そういう意味では同業かと思って。 -- サザンカ 2016-05-07 (土) 21:28:10 …否、謝ることはない。こと現代においては拙僧は異邦人ゆえな 物珍しという目で見られるのは仕方がない。…それを由としないのは拙僧の勝手だ そして小姓、君と拙僧は近しいが同一としてはならない。神に祈るのと仏性を目指すのは意味が違う -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:39:08 …かも、ね。知り合いに一人、同じような体の人がいるけど…その人も色々困ってるみたいだしね。妙に騒いで本当に悪かったよ（素直に謝った） ……祈りを捧げることと、仏の道…禅、だったか。それはまた別って事？…なのかな、どうなんだろ（いまいちピンと来てない顔で） -- サザンカ 2016-05-07 (土) 21:41:55 小姓よ、君たちが行う祈りとは捧げるべく行為。すなわち奉仕の道に他ならない だが仏道とは仏性、即ち仏となることを望むこと。つまり精進修行に他ならぬ 信仰心という点では通ずるがその求めるべき場所は違うのだ …故にライバルにあらず。興味があれば時間のあるときに仏道についての話をしよう -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:48:51 …………（傾聴し、理解すれば成程、と深くうなづいた）…言われればその通りだ。似てるように見えて全然違うんだね、俺たち。 ああ、そっちの説法も是非聞いてみたいところだ。また暇があれば顔出すよ。お仕事お疲れさま…ってんでもないんだな。えと、お互い…頑張りましょう？（これでいいのか？と首を捻り） そんじゃ、あまりお邪魔しても悪いし、帰るよ。またね（寺を後にした） -- サザンカ 2016-05-07 (土) 21:54:40 …是、それがまた縁(えにし)ならば （神父というにはまだ幼い少年を見送る。…寺に人が来たのは何時ぶりだったろうかと） -- 磁傀 2016-05-07 (土) 22:09:15 セックス！ -- 2016-05-07 (土) 20:59:27 セックス！ -- 2016-05-07 (土) 21:00:49 …こいつは驚いたな。即面通しとは それも妙なのも見えるときた -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:03:46 小生からは、ありがたさが増す魔法のおまじない（金属音と駆動音） -- 2016-05-07 (土) 21:37:16 正念、それを由とするならば応えるべきか　（電送通信で返した） -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:42:06 彼が古くに覚えている光景は地鳴りとなった爆音、ノイズ交じりの仲間たちの声 誰かに突き飛ばされて記憶が暗転し、ここで彼の意識は悠久の旅へと出る事となった。 -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:00:50 彼が次に覚えていること、それは自身が発掘されたときのことである。 朽ちた遺跡となっていた基地より掘り起こされ、彼が感じたのは人のどよめきとセンサーに触れる外気の感触。 積みあがるように彼をかばっていた仲間たちの残骸を見たとき、彼はよほど長い時間をここで眠っていたと悟る。 かつて大戦の記憶も過去となりその意味も人々から忘れられた現代、…しかし戦争は無くならずにいた。 -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:16:13 争いはこの世から無くならず、彼が目覚めたのも人が過去より武器を得るため。 例え文明が衰えても人は争いを止めない。銃から剣や弓に持ち替えても決して終わることはない 人の代わりに自分たちが戦った意味とは、その結果は唯と知れず。あるのは風化した兵器の躯体(ボディ)のみ 彼は苦悩した。なぜ自分だけが現存してしまったのか、残骸となった仲間への憐憫が自我を促した 二度目の生、それは彼が兵器としてではなく人として生きる目覚めであった -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:26:15 ─────── 寝ていたか。 （エネルギーの消費負荷を抑えるスリープモードから彼は目覚める。夢を見ていたと） （機械が夢を見るなどと自嘲すれば立ち上がり、寺の手入れへと向かう） （また雨漏りがひどくなったなと、隙間風吹くボロ寺の修繕も楽ではないなと笑うのであった） -- 磁傀 2016-05-07 (土) 21:31:42