名簿/484455

  • 黄金暦228年 3月 大爛帝国中央府直轄領 地方衛星都市 六稜 執務室 -- 2012-09-25 (火) 09:13:37
    • (書類の山に目を通しながら、新総督は溜息を吐いていた)
      (片付けても片付けても終わらない。前総督が山ほど仕事を残して死んだせいである)
      (5年近く西へ遠征していたのだから当然といえるが、それにしてももう少しどうにかしてから死んで欲しかったものだ)
      (宗爛の名で片付けてもらったほうが楽な書類が出るたびに溜息は殊更深くなる) -- 2012-09-25 (火) 09:16:21
      • 侭為らない物だな。どこの施政も面倒なものだ
        (黒瞳を揺らしながら、窓から覗く六稜を眺めてぼやく)
        (特筆する必要もない名を持つ、何番目の位階かもあやふやな皇子。それが今の六稜総督であった)
        (中央に言われるがまま仕事をしている彼の名を覚えるものはおらず、また、中央もただそこにあるだけで意味のある六稜に必要以上の口出しはしない)
        (虎の威を借り、動乱の中にあっても安寧を享受する地方都市、それが今の六稜の姿だった) -- 2012-09-25 (火) 09:21:31
      • (自称中央府は爛京を中心とした中央勢力圏にて、有力皇族同士で一先ずの大同盟を組むことで一大勢力となった)
        (轟爛や凰爛のような個人で広漠な領土を持っている上、有能なカリスマがトップにいる陣営ならともかく、中央府のような有象無象の集まりにはそれらをまとめるリーダーたる逸材が存在しないのである)
        (そして、覇権主義を唱えられるほどの力を持つ者がそこにいないのなら、ひとまずは同盟で決着する他ない) -- 2012-09-25 (火) 09:25:37
      • (現在の中央府はかつて多くの帝国王朝がそうしたように、新たな太祖廟をでっちあげ、そこから出土されたと「いわれている」死体を象徴として祀り上げることで結束している)
        (死をも利用する帝国社会では太祖の死体はそれだけでも意味があり、権力的な旗頭となるものだ)
        (故に今までもそこら中で山ほど太祖廟が発見されては祀り上げられてきたわけだが、今回はどうにも本物のようであるという学説が実しやかに各所で囁かれている) -- 2012-09-25 (火) 09:32:13
      • (残念ながら天壌帝の死体は別の派閥が抑えてしまっているため、中央府は太祖をでっちあげる他なかったわけだが、それでも今回の死体は本物として扱っても差し支えないほどの力を秘めたものなのだそうだ)
        (綺麗に剃髪されたその屈強な美丈夫のミイラは本来西の固有技術であったはずの柱の騎士の術法をその身に蓄えている他、技術革新となりえる数々の技法を秘めており、地教術師や死霊術師たちはこぞって寝食も忘れてその死体にかじりついているという)
        (果ては、死してなお圧倒的な力を持っているその死体を、本物の現皇帝として祀り上げようとする派閥まで現れる始末だという) -- 2012-09-25 (火) 09:41:42
      • (いずれにせよ、その太祖として扱われる死体のお陰で我々も楽を出来ていることは確かだ)
        (象徴を得た中央府は勢いを増し、その影響下にある六稜もまた栄えている)
        (総督が傀儡となったことで施政は自由交易を中心とした民主主義に近い形へと切り替わりはじめ、民達は導かれるままの民ではなく、自らの足で踏み出す民として今も六稜の産業を支えてくれている)
        (人間、頼れるものがあると頼り続けてしまう。自分でどうにかしないければと思える危機感が大事なのだ。今、六稜ではその危機感が良い形で息衝いている) -- 2012-09-25 (火) 09:58:55
      • まぁ、一先ずこれでいいのだろう
        民の事は民が決めるのが一番だ
        専制政治には限界がある
        1人で全部背負い込む支配者に明日はない
        自分で出来ない事は他人に任せればいい。任せることが出来る強さがあればいいのだ

        前の領主にはそれが無かった。宗爛にはそれがなかった
        それだけのことだ -- 2012-09-25 (火) 10:03:42
      • 思えば部下も……そんな奴等ばかりだった気がするな
        (ふと、手元の資料に目を落としながら、目元を擦る)
        (どうにもまだつけなれない。太祖と呼ばれる死体がつけていた、黒い薄浄玻璃)
        (西の言葉ではカラーコンタクトだかと呼ばれるそれを目からとって、小さく微笑む) -- 2012-09-25 (火) 10:06:00
      • そんなバカ共だ
        どうせ、どこにいっても自分で全部背負い込んで、そのうち疲れて足もとめるだろう

        まぁいいさ
        案ずるな、阿呆共

        帰る場所くらいはとっておいてやるさ

        (窓際にたてかけた、狗の仮面をなでながら、『紅い瞳』の皇子は穏やかにそう笑った) -- 2012-09-25 (火) 10:08:21
      • のちの語る歴史に、六稜総督の名が出ることはなかった
        ただ、自由市場を主体とした交易によって緩やかに栄えた六稜は長く人々に愛され、活気溢れる文化都市として成長していった

        それに至るまでの統治者達の働きは、今日、どこにも記されてはいない -- 2012-09-25 (火) 10:11:23
  • 黄金暦228年 1月 大爛帝国中央府直轄領 地方衛星都市 六稜 -- 2012-09-25 (火) 07:24:57
    • 西爛戦争の一応の決着が見られた後、帝国はまさに落日のときを迎えていた
      皇帝を失ったことで中央集権の維持が難しくなった帝国は急速に地方分権の豪族社会へと返り咲く形となり、事実上の解体が緩やかにはじまっていたのである -- 2012-09-25 (火) 07:32:57
      • 領地と富を持つ有力皇族はみなこぞって帝権後継者を僭称し、そうではない皇族に臣従を迫った
        無論、六稜の宗爛とて例外ではない
        戦略拠点として有用な都市は既に戦時中から轟爛や凰爛に目をつけられており、宗爛にもその矛先は向いたのである
        即ち、どちらのつくのか? そして六稜をどちらに渡すのか? -- 2012-09-25 (火) 07:36:52
      • 政治は民が想像しているよりもずっとシンプルだ
        いくらお題目を並べたところで結局の所、持つか持たざるかだけで話は進む
        そして持たざる者に一切の権利は存在しない
        持つ者の強弁だけが正統であり、正答なのだ -- 2012-09-25 (火) 07:40:44
      • では、「持たざる者」が「持つ者」に意見するためには如何にするべきか?
        答えは1つだ
        自分と同じ考えをする「持つ者」に擦り寄ればいい
        そうして、六稜は、旧首都爛京周辺に影響力を持つ組織、自称「中央府」へと擦り寄った -- 2012-09-25 (火) 07:45:16
      • 爛京から離れた位置にある六稜が中央府の直轄になることは彼らにとっても利のあることである
        飛地は他勢力への牽制として有用なのだ。属領扱いならとられたところで痛手にはならない
        むしろ、侵略を理由に報復戦争を仕掛ける事ができるようになる。六稜は餌となることで生き延びる道を選んだのだ -- 2012-09-25 (火) 08:23:28
      • 対して、中央が要求した事は六稜総督の座を中央の用意した傀儡に譲る事と……
        現総督の処刑であった
        他勢力への示しをつけるためだろう。あくまでこちらに反旗を翻したからという建前が、向こうも欲しいのだ -- 2012-09-25 (火) 08:27:08
      • この要求に対し、六稜側もあっさりとその条件を受け入れ、現総督・第72皇子宗爛の処刑が決定された -- 2012-09-25 (火) 08:48:58
      • 処刑は粉雪降りしきる1月の末、広場にて行われた
        総督の死を惜しむ声はなかった。事前に中央と宗爛によって為されたプロパガンダにより、宗爛は卑劣な収賄によって施政を乱した佞臣ということになっていた為である
        後の歴史では、この公開処刑についてはこう語られている -- 2012-09-25 (火) 09:04:06
      • 罵声と投石の飛び交う中、断頭台に上る宗爛の顔には終始生気がなかった
        彼は何を語るでもなく、何を詫びるでもなく、まるで夢中を彷徨う白痴が如く、処刑人に誘われる侭であった
        処刑は粛々と進み、宗爛が抵抗する事もまたなかった
        皇族の処刑であるからこそ、この紙面にその名を残すが、仮にこれが皇族の処刑でなければこの紙面に残る事すらなかったろう
        それほどに、特筆にかける幕切れであったのだ -- 2012-09-25 (火) 09:12:16
  • 黄金暦227年 12月 統一連合勢力圏内 撤退戦中 -- 2012-09-15 (土) 06:59:55
    • (一歩踏みしめるたび、膝下まで埋まる深い雪の中……)
      (こそこそと地べたを這いずりまわる蟲のように、我々は形振り構わず逃げ続けていた)
      (雪中行軍を続ける都合中、足跡を完全に消す事はできない)
      (まさに踏みしめるたびに足跡は、雪上に残ってしまうのである)
      (相手の行軍も遅れる以上、すぐにおいつかれることはないが、それでも逃げている方向は気取られ続けてしまう)
      (ここからはもう、ただただ距離を稼ぐほか手がない) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:05:44
      • (短い小休止を数回と、日に2回の大休止のみで、もう何日も行軍を続けている)
        (何人落伍したかはわからない。もう数えてもいない。数える余裕も無い)
        (疲労から無言になり、無言から無心へと至る)
        (既に六稜軍は人の形をした走狗でしかなく、ただただ濁流から逃げ続ける蟲でしかなかった) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:08:27
      • (足を止めるたびに訪れる浅い眠りの中、寒気に身体を震わせながら何度も幻を見た)
        (その殆どは幼少の頃の記憶で、見える幻は離宮で出会った多くの人々の面影だった)
        (はっきりいって、良い思い出は少ない)
        (ただ、その幻を見ている間だけは……不思議と心が安らいだ) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:17:20
      • (最初に見えたのは、母さんだった)
        (もう名前も覚えていない。とりあえず、酷い阿婆擦れだった事だけはよく覚えている)
        (フォン兄様といつも一緒にいて、フォン兄様にだけいつも笑っていた)
        (それでも、自分にとって彼女は母であり、愛すべき肉親でもあった)
        (身内から見ても彼女は確かに狂人であり、確かに売女であり、確かに野心家ではあったが)
        (確かに、母親でもあったのだ) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:22:20
      • (次に見えてきたのは、離宮にいたころのフォン兄様と飛姉だった)
        (フォン兄様は優しそうに笑っているだけで、飛姉も嬉しそうに笑っているだけだった)
        (他にも色々あった気がするけれど、思い出せない。多分、思い出したくないのだろう)
        (優しい記憶以外は自然と思い出せないようになっているのかもしれない)
        (だとしたら、彼らがまるで静止画のように動かないのも納得できることだった) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:28:21
      • (最後に見えてきたのは、自分だった。幼い頃の自分。ただ必死に自分の価値を証明したがっていた自分)
        (フォン兄様がいなくなって、飛姉も都を離れ、母さんも死んだ後の、自分)
        (この頃のことは、何故か殆ど思い出せない)
        (ただ、毎日必死に嘘をついて、毎日必死に何かの真似をしていたことは、ぼんやりと覚えている)
        (死にたくないとただただ叫んで、負けたくないとただただ喘いだ)
        (色々なものを諦めて、色々なものを捨てて、ただもがいていた)
        (そうするしかなかったと、自分に言い聞かせながら)
        (ただ毎日毒を喰らって生きた) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 07:41:33
      • (思えばもうあの頃から、こうなることは決まっていたのかもしれない)
        (他の手を打てるほど当時の自分は賢くもなく、そしてそこまで非情でもなかった)
        (結局、僕はその都度その都度、その時に取れる手を出来る限り打っていただけで)
        (半ば誘導されるように、ここに辿り着いた) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 08:01:53
      • (幼い自分にできることは限られていた)
        (限られた中で、必死にもがいていた)
        (居場所がほしくて、息苦しさと寂しさから抜け出したくて、汚泥に塗れた沼の底からもがき出たくて)
        (蒼穹を求めて、ただただ、泥中でもがいた)
        (同じ沼に沈んだ人たちを押し退けて、掻き分けて)
        (必死に、必死に天を求めて)
        (そうして気付いたら、六稜の総督になっていた) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 09:35:16
      • (そのとき、すこし、自分は安堵したのだ)
        (ああ、やっと休める)
        (やっと居場所が出来る)
        (やっと、自分がいても良い場所ができる)
        (そう、ぼんやりと思った)
        (しかし、それは大きな勘違いだった) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 09:47:55
      • (六稜総督になってから与えられたのは居場所ではなく、部品としての役割であり、それ以上でもそれ以下でもなかった)
        (ただ、『御利口』に中央のいう事を聞いて、『そつなく』いわれたことをこなした)
        (結局居場所は、獣舎の奥だけで、友人は黒咲だけだった)
        (その黒咲も、今はいない) -- 宗爛 2012-09-15 (土) 10:35:04
      • (気付けば、目の前にその男は立っていた)
        (六つ目の蟲面をつけた、紅瞳の異形)
        (仮面越しでも分かる。そいつは嗤っていた)
        (退屈そうに、何を求めるでもなく。ただ静かに嗤っていた)

        (『もういい加減、疲れただろう?』)

        (雪に溶けるような声で、その男は呟く)
        (誰に聞こえることもない小さな声で呟いて、俺を見下す)

        (『もう辞めたっていいだ』)
        (『お前はそうやって擦り切れていって最後に消えてなくなるんだ』)
        (『そうなるくらいなら、もう頑張らなくてもいいんだ』)

        (柔らかい声が耳朶を撫でて、そっと手が差し出される)
        (血に塗れた、真っ赤な手が)

        (『さぁ、諦めろ』)
        (『似合いの結末ならいくらでも用意してやる』) -- 宗爛 2012-09-25 (火) 07:07:09
      • (茫洋とした意識の中、男の声に従うように、手を伸ばして、真っ赤な手を握り返す)
        (流れる力感じられるその体温酷く心地好くて、つい涙が零れそうになる)
        (全部錯覚なのもわかっている。全部幻影なのもわかっている)
        (それでも構わない。構わなかった。錯覚でも幻でもそれは確かに目の前にある愛おしいもので)

        (ただ、俺が欲した全てで)

        (手を引いて、抱き締める)
        (仮面の奥からみえた紅は、同じ紅でも、全く違う紅だった)

        (『本当にそれでいいのか?』)
        (『宗旨変えしてもいいんだぞ?』)

        いい、別にこれでいい

        人は必ずいつか死ぬし、なんだって始まれば必ず終わる

        だからって、今すぐ俺が諦める理由にはならない

        そんなのは、手詰まりになってからでも出来る事だ

        (前に、進む)
        (嘲りとも充足とも受け取れる笑声を漏らして、幻影は消える)
        (そうして前に進めば、もう雪の森は途切れていて)
        (気付けば吹雪も止んでいて)
        (俺達は関所の防壁の前で、行き倒れていた) -- 宗爛 2012-09-25 (火) 07:20:55
  • 黄金暦227年 12月 統一連合勢力圏内 撤退戦中 -- 2012-09-13 (木) 00:29:12
    • (カタクァを滅ぼした後……結果的に敵陣のど真ん中に取り残される事になった六稜軍は、部隊をバラバラに分ける事でこれらに対処した)
      (かたまって移動すれば発見されやすくなる上に、敵に捕捉されて包囲でもされたら全滅は必至である)
      (しかし、このように部隊を分散させてバラバラに逃げてしまえば簡単には見つからない。みつかったところで全滅するのは無数に分かれた部隊のごく一部だけだ)
      (捕捉・追撃された部隊は全滅するが、他の部隊が逃げるための時間はそれだけ稼げる。結果的に1部隊あたりが生き残る確率が増すのである)
      (とはいえ、はっきりいって、苦肉の策だ)
      (別にこの苦局が打開されるわけではない) -- 宗爛 2012-09-13 (木) 00:40:13
      • (既に手勢は500以下。それだって大所帯だ。本来ならもっと小分けにしたかったところだが、如何せん指揮官が足りない)
        (統率の取れていない部隊をばら撒けば落伍兵が増える。そして、落伍兵が相手の捕虜にでもなってしまえば……みすみす情報を相手に渡すことになる)
        (なるべくそうならないためにも、ギリギリ、帰属意識の保てる集団を維持し続ける必要があった) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:51:34
      • 斥候はどれだけ戻った
        (大木に背を預け、干し葡萄を齧りながら報告を聞く)
        (良い報告は無論期待しない) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:53:06
      • 定時になっても、北東にいった連中だけ戻ってきません
        恐らく……敵部隊と遭遇したのではないかと -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 07:54:02
      • そうか……なら、すぐに支度しろ
        そのまま北東から抜けるぞ -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:55:40
      • 北東へ? 敵軍がいるとわかっているのに何故…… -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 07:56:05
      • 斥候が戻らない大部隊がとる行動は決まっている
        迂回の一手だ。それくらいは連合の連中も読むだろう
        斥候が出て行ったのは2時間前。敵に捕まったのがそれから一時間後くらいとなれば、連中だって別の進路を抑えにくるはずだ
        故に、裏をかいて真正面から抜ける
        南東と東から斥候が戻ってきている以上、幸いにも相手は大部隊ではない
        全ての脱出路を押さえることはできないはずだ -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:59:28
      • ……了解しました -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 08:12:06
      • (勿論完全な手ではない。半ば博打だ)
        (しかし、圧倒的物量差がある以上、例え博打でも通さなければならない)
        (それも何度もだ)
        柱の獣は小型だけ残しているな? それはもう全部放していけ
        そろそろ魔術師の数がたりない。維持できなくなる前に森に放して敵の進軍を阻害する
        (大半の柱の獣はカタクァ殲滅の際に使い果たしてしまい、今残っているのは騎獣サイズのものだけだ)
        (それですら、東の魔術では完全な維持は不可能である。本爛がどれだけ規格外な存在であったのかがよくわかる) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 08:15:33
      • (北東に抜けて行軍をして数時間後)
        (恐らく斥候が行方不明になったであろう地点に差しかかった時……それを見つけた)
        (連合軍の追撃部隊……そして、大木に吊るされた、斥候達の死体)

        (規模をみるに、本隊は別進路を抑えにいったようだな)
        (ここにいる連中は鳴子代わりといったところか……) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 08:25:53
      • ……奇襲すれば数分でカタがつく数です。一気にやりますか? -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 08:33:05
      • いや、ここであいつらを消すと他の部隊に我々の足跡を知られる事になる……それは避けたい
        ここはやり過ごす。迂回するぞ
        このまま見つからずにすすめれば、連中は更に包囲網を広げることになる
        そうなれば次に打てる手も増えるはずだ -- 宗爛 2012-09-14 (金) 08:40:07
      • ハッ……しかし、行軍速度は更に落ちますが……よろしいのですか? -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 08:42:52
      • 構わん。まだ距離を稼ぐ段階にまで踏み入っていない
        今は距離よりも情報を大事にしたい
        さ、いくぞ -- 宗爛 2012-09-14 (金) 08:44:52
      • ハッ……それではそのように -- 六稜兵 2012-09-14 (金) 08:46:13
      • (さて……長い一ヶ月になりそうだな)
        (果たして、六稜に戻ったとき、何人残っているか……)

        (いや、まずは自分が帰れるかどうか、か……) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 08:47:51
  • 黄金暦227年10月 旧東ローディア南奥の地、アトルイッツァ -- 2012-09-11 (火) 03:09:53
    •  (統一連合の軍は、新たなるカタクァを名乗り蜂起した彼らの拠点をついに包囲していた。)
      (希望を掲げ未来に命をかけた人々を、死に場所を求め、あるいはすでに死して巨人の一部と)
      (なった者たちが取り囲む。)

       (今シャンタクァの元に居るのは僅か十数騎のシャツァル飛行兵だけであった。ほかの鳥達は)
      (今だ立てこもり、連合軍に抵抗を続ける荒野の街に釘付けにされ。あるいは今全てを破壊)
      (しつくそうと迫る、軍勢にたいして、生き残った地上部隊と共に決死の反攻を繰り広げていた。)
      -- 2012-09-11 (火) 03:09:58
      • (既に落日のときも近い。そんなとき、部下の1人が飛び立つ直前のシャンタクァに報告をしてくる)
        (突如、後方に謎の部隊が現れたと)
        (奇妙な獣と蟲を繰る少数精鋭の部隊であり、今も肉薄を続けているらしい)
        (このままいけば、統一連合軍の本隊がここに到着する前にその部隊が到着する事になる) -- 2012-09-11 (火) 03:24:21
      •  (その報告を受けたとき、シャンタクァは言った。)
        分かった、すぐにそっちに行くから
         (迎え撃つとは言わなかった。確信があったのかもしれない。今敵対する連合の兵は柱の騎士と)
        (狂化された兵士たちが主軸であった。それら生を投げ捨てた死兵達を用いない軍団は今の西の)
        (地には存在しえない。)
         (そしてそれは同時に、もはや味方であるという事もなかったのだが。彼女は迷いなく、そう言った)
        -- シャンタクァ 2012-09-11 (火) 03:34:23
      • (だが、しかし、怪鳥に乗り込もうとしたところで……その部下は言った)
        いえ、その必要はありませんよ……
        (否)

        だって、もう迎えにきましたから……飛姉

        (部下に扮した宗爛と、その宗爛の側近たちは飛爛を囲んでいた)
        部隊が来ていることは本当です
        その反応を見るに……余裕がないようですね、飛姉
        -- 宗爛 2012-09-11 (火) 03:41:40
      •  (異変に気付いた鳥達が威嚇するように羽を広げた。シャンタクァの横に並んでいた飛行兵達も)
        (投槍を構える。)
         (だけどそんな中。彼女とその心を繋いだ蒼い巨鳥だけは静かに事態を見守っていた。)
        んー、まぁ…ちょっと危ないかなぁ
        でも、わざわざこんな所まで来てくれるなんて、おねーちゃん冥利につきますねぇ
         (まるで冗談でも言うみたいに彼女は笑ってみせた。その笑顔は、やっぱり事ここに至ってまで)
        (笑顔だけで喜怒哀楽を表せると茶化された、あの日の彼女の笑顔そのままであった。)

        宗…今度こそ、私と一緒に来てくれる気になったかな?
         (周りは敵だらけ、味方は少ない。もはや古の石造都市が誇る城壁も長くはあるまい。)
        (だが…彼女の空色の瞳は、まだ希望を失ってはいなかった。かつて戦い疲れた人々の前で)
        (濁りなき未来を語ったあの日のままで、彼女はそこに立っていた。) -- シャンタクァ 2012-09-11 (火) 04:02:03
      • 約束……したからね
        うん。今日は、飛姉と一緒になるために来たんだよ
        (対する弟は……今度こそ仮面を脱ぎ捨て、ただ屈託のない笑みを返す姉に対して)
        (泣きそうな顔で、骨槍を向ける)

        飛姉を、空から攫うために

        飛姉。僕は部下に恵まれた。そのお陰でここにもうすぐ500の部隊を程なく送り込むことができる
        それを仮に凌いだとしても……次に控えているのは統一連合の大部隊だ
        もう、希望なんてどこにもない。逆転の一手なんて、そんな夢は叶わない

        飛姉。本当に……本当にこれが最後だ
        名を捨て、国を捨て……投降してくれ

        僕だけのお姉ちゃんになってよ、飛姉……お願いだよ
        そうじゃないと……今度こそ……
        (ぐっと、骨槍を握る手に力を込める) -- 宗爛 2012-09-11 (火) 04:11:55
      •  (骨槍を握り締める弟、投稿を促すその言葉に姉は瞳を閉ざした。)
        (自体は切迫している、飛び立つ機会を失った飛行兵達は取り囲む六稜の兵に牽制され動けない)
        (その長である彼女もまたそうであるように見えた。)
         (だが、違うのだ。もしも泣きそうな顔で槍を突きつける宗爛の心にただ殺意があったのなら。)
        (飛爛-シャンタクァの背後に居た蒼きシャツァルが誰も動き出さぬ間にこの場に居並ぶ者全て)
        (引き裂くことも容易かった。しかしそうはならない。)
        あなた…
         (ゆっくりと瞳を開いた彼女は、同じようにゆっくりと声を発した。)
        いつまで泣いていれば気が済むのよ!
         (声が、広いテラス中に響き渡った。きっと睨みつけるようにした彼女の空色の瞳は涙に滲んでいた)
        希望なんてどこにもない?バカ言わないで!最初から願うことすら放棄していたら何も変えられる
        わけがないじゃない!

        本当に小さな火種だけど、吹けば消えてしまうような…生まれたての雛みたいに、すぐそばに死が
        絶望が常にあるような…そんな無力なモノかもしれないけど…だからこそ、誰かがその未来を…
        信じて全力で守ってあげなくちゃいけないんだ!

        あなただって知っているはずだよ…どんなに高い壁だって、その上にある空以上に高い場所なんてない
        私達のいる世界は、ほんとうに少し見える場所が違えば…希望はいくらだってあふれてるんだ…
         (泣きながら、彼女は叫んでいた。この戦いに身を投じてからすぐに、もはや誰かを想い泣く資格も)
        (無いと、ずっと押し込めていた涙だった。) -- 2012-09-11 (火) 04:30:43
      • (姉の言葉は痛烈に、そして高らかに……響いた)
        (それは王者の身が持ちえる風格であり、彼女のカリスマの高さを示す証でもあった)
        (彼女がそう願って、そう叫んで高らかに号令をあげれば……そえだけで身を投げ出してしまいそうなほどの『切なさ』がそこには込められていた)
        (彼女は、本爛のような天才ではない)
        (彼女は、自分のような卑屈者でもない)

        (彼女の名は……希望)
        (人民の求める、光そのもの。未来という名の耀ける蒼穹)
        (今理解する。彼女もそうなのだと。本爛がそうだったように。自分がそうだったように……彼女もまた)

        そうやって……未来の為に自分を人身御供にするのかい?
        そうやって……自分にしか見えない未来を他人に押し付けるのかい?

        (『あの男』の子なのだ)

        飛姉。僕は知っているよ。知っているとも
        この空より高いものがないことを。この空よりも先に城壁がないことも
        そして、同時に知っているんだよ

        人は、空では……理想の中では、生きていけない事を

        (前に進む。臆することなく一歩前へ)
        飛姉……その涙すら民には毒だ

        アナタは、美しすぎた

        (骨槍を振るう。姉にではない。空に向けて)
        (それは号令だった)
        (号令と同時に、外から六稜兵達が押し寄せてくる)
        (既に伏兵は仕込んでいたのだ)

        飛姉。もう悪いけれど時間がない
        無理矢理にでも一緒に来てもらうよ。それができないというのなら……ここで死んでもらう

        僕は来るかどうかも分からない未来よりも……未来へ続く現在(いま)を守りたいから
        飛姉まで僕の者にならずに……誰かに殺される未来が来るくらいなら……今僕が此処で殺してあげるよ
        フォン兄様がそうなったみたいにさぁ!!-- 宗爛 2012-09-11 (火) 05:26:47
      • 本兄を…そう、やっぱりあなたが…
         (沸いてきたのは怒りではない、それよりも。どれだけ辛い目にあっても決して手放そうとしない)
        (クセに、それを掴んでいるほどに痛々しく見えてしまう彼の世界が、やっぱり悲しくて。)

         (周囲はすでに囲まれていた、戦えるものは総て連合軍との戦いに出ていてアトルの城が空だ)
        (ったとしても、連合軍の中をかいくぐってここまで来れる者はそうは居ないはずだ。)
         (彼は仲間に恵まれたと言った、きっと将としての彼はとても優秀だったのだろう、そうでなければ)
        (生きて戻れぬ道行きに従う者など居なかったのだろう。)
         (そして…弟でなかったのなら、反乱を起こした自分を追ってこんな所にまで命がけでくるような)
        (苦労をしなくてもよかったのだろうと。)

        結局、最後の最後まで言う事聞いてくんないんだから…本とに…
         (それはお互い様ではあった、宗爛のいう事はいちいち真実だったし、実際希望の名の下に、一体)
        (どれだけの人が死に、今も血を流しているのだろう。)
         (奪い合いが何も生まないといいながら、誰かがやらなきゃいけないんだと言い訳して、シャンタクァ)
        (いや、飛爛も立派に殺し、そして奪って来たのだ。沢山の命を人の誇りを…。)

         (ただ、この土壇場に居たって、身を裂くような矛盾も何も飲み込んで。鬱屈として救われない)
        (世界ではあろうが、生きるだけならもっと沢山生きられた人々を戦いに追い込んで、そうまでしても)
         (世界どころか、腹が立つほど卑屈になってしまった弟の心一つさえ変えられないという事実が)
        (無償に頭に来た。早い話がブチ切れた。)
         (そう、生来彼女は思慮深くもなければ落ち着いているわけでもなく、衝動的で激情家なのだ。)

        ………わかった。一緒に行こう…ただし…私が!あなたを連れてく!
         (そしてキレた彼女は獰猛な猛禽類であるシャツァルよりも手が付けられない程に速かった。) -- シャンタクァ 2012-09-12 (水) 04:23:37
      • (さっと、一瞬で手を取られ、身を寄せられる。当然、部下達が弓を引こうとするが……)
        やめろ!  私は大丈夫だ! お前達は警戒を続けろ!
        (動物感応の力を使ってまで制して、飛姉の袂へと引き寄せられる)
        (彼女のしようとしていることは理解している)
        (それが、自分にとって嬉しくてたまらない提案であることも理解している)
        (ああ、もし自分が皇子でなかったのなら)
        (ただ、飛姉とフォン兄様だけいてくれたのなら)

        (そんな幻想を、夢想せずにはいられない)
        (それくらいに、叱咤と共に手を取ってくれる姉は輝かしくて、それくらい、彼女の熱情は強さを秘めていて)

        飛姉……飛姉は……本当に、本当に、僕を連れて行ってくれるの?
        たった一つの冴えた答を……見つけられると思っているの?
        (つい、甘えたくなる) -- 宗爛 2012-09-12 (水) 19:54:51
      •  (強く宗爛の手を掴んだその手は、果たして飛爛とシャンタクァ。二つの名を持った彼女のどちら)
        (側から伸ばされたのであろうか。)
         (そんな事は今はもう関係なかったのかもしれない。あるいは最初から彼女には自身を定義する)
        (ための名前という籠など存在していなかったのかもしれない。)

         (あらゆる束縛から開放された精神は、虐げられた心があれば怒り、救いを求める手があれば)
        (掴まずには居られなかった。)

         (気弱な声を発する弟に力強く笑い返す。)
        答えが欲しいと思ったのなら、もうきっとその時に解答は生まれてるんだ。
        あとは気付くか、気付かないか…それだけ!
         (膠着状態となった兵士達の間に、そしてしっかりと手を掴んだ宗爛へとその声は再び響いた。) -- 飛爛 2012-09-13 (木) 01:34:22
      • (姉の言葉は、甘美で。与えてくれる言葉の真意は胸にしみこんで)
        (容易く、心が震える)
        (自然と、涙が零れる)
        (飛姉は、確かに示してくれた。これから生きるための道を)
        (これから、進むための道を)
        (もう最初から……決まっていた道を)

        そっか……飛姉の答えも……僕の答えも……最初から出ていたんだね

        (掴まれた手から、全てが伝わる)
        (力強い笑顔から、全てが溢れる)
        (強く、掴まれた手を引く。今度はこっちが)
        (泣き笑いを浮かべたまま、強く、強く手を引く)
        (いつか姉がそうしてくれたように)
        (彼女が僕を空に連れて行ってくれたときと同じように)
        (手を引く。懐まで手繰り寄せる)

        飛姉も……同じだったんだね

        (奪うように。強請るように)
        (もう、哀しくはなかった)
        (あの時と全く同じ)
        (強く、強く、欲しかったものを胸に抱いて)

        飛姉も……フォン兄様と同じだったんだね

        (左手に握った短剣で、深く、深く、心臓を刺し貫く)

        (そう、もう哀しくはなかった)
        (憎しみも、怒りもなかった)

        (ただ、すこし、寂しかった)

        (兄を失ったあの時と同じ)

        飛姉も……フォン兄様も……僕のことを愛してくれながら……

        結局、僕を選ぶことはない

        フォン兄様は僕よりも結末を選んだ
        飛姉は僕よりも希望を選んだ

        そして僕は……アナタ達を奪うことを選んだ

        (いつか、兄の身体にそうしたように、水銀の刃を突き立てる)

        飛姉……アナタの見せる未来は……眩しすぎる
        眩しすぎて……誰にも見えない。空には人はいない。空には……アナタしかいない

        いつか、空からアナタは奪われる
        誰かに奪われる前に……僕が奪うよ

        愛する一人の女として

        (彼女の答えは決まっていた)
        (彼女は、問いを放った瞬間に答を既に得ていた)
        (つまり、そこに他人の問いと答が介入する余地はなく)
        (誰かの言葉で惑わされることもなく)
        (だからこそ、彼女はカリスマであり)
        (だからこそ、彼女は彼女たりえた)
        (故に、その答がたとえ困難でも)
        (その結末が例え間違っていても)

        (彼女の答が変わる事は無い)

        (理解してしまった……いや、理解していた)
        (それでも)

        アナタも、フォン兄様も……僕も……

        結局、『あの男』の子だったんだね……

        (理解なんて……したくなかった) -- 宗爛 2012-09-13 (木) 06:12:16
      •  (彼女がその声を聞いた時、もう総ては終わっていた。)
        (何度も聞いたその声、10年以上の時を越えて再開した時にも聞いた。)
        (幾たびも戦場で会う度にも聞いた。)
        (行く道が敵と味方に引き裂かれた後も、それはずっと呼び続けていたのだ。)

         (僕はここに居るんだとそう叫ぶように………。)

         (何度も何度も、聞いたはずなのに、本当に結局最後まで彼女は応えようとはしていなかった事に)
        (今ようやく気付かされた。気付いた時にはもう手遅れだった。)

         (フォン兄と同じという言葉の意味。彼がきっと誰よりも強く愛し慕っていた兄をその手にかけた)
        (という言葉の意味。数多い兄弟の中で、唯一と言っていい、本当の意味での弟と兄との間に何があったのか。)
         (きっともっと早く気付くべきだったのだ。)

        …ッは…くっぅ…!
         (痛みを感じたのは一瞬で、あとはただ、めまいとどうしようもない眠気にも似た脱力感が体を)
        (重くさせていく。あふれ出た鮮血が地面に落ちたときには、羽のように軽かった全身を鉛で満)
        (たされてしまったように体が重たかった。)

         (彼女には分からなかったのだ、幼少の頃からこの地のどこに立って何を見ているのかまるで)
        (見えなかった本兄が。涙ながらに戦うなと説きながら、まるで嬉しそうに死と憎悪の極地にある)
        (巨人を手足のように操るあの兄が。)
         (自分と同じなのだという言葉の意味が分からなかった。あえて考えなかったのかもしれない。)
         (ああ…でも今、最早飛ぶ事すら適わないほどに重たくなったからだで、やっと弟の肩を掴んで)
        (立ってみて、初めてわかった。あの兄の根幹がどこまでも深く今この地上と人の心の深根にある)
        (ものに根ざしていたのだとしたら。………自分は、きっと手の届かない天空と人の心の梢が示す)
        (ものの上に居たのだ。)
         (少なくとも、きっと彼の目にはそう映っていたのだろう。)
         (そのどちらも、決して人の手には届かない、場所が違うだけの生の両極地だったのだ。)
        (少なくとも、地表に独り取り残された彼の目にはそう………。)

         (言葉にしたら一体どれだけ時間があれば語りつくせるんだろう。)
        (時間はもうそんなに残されていなかった。色々分かったような気がしたときにはこの様だ)
        (つくづく自分は頭が悪いと思った。だが腹を立てる時間すらもったいない。)

         (………意識は急速に失われていく。そんな時、背後で異変を感じ取ったのか凍りついたように)
        (誰も動かない中で、生れ落ちた日から彼女と供に生きてきたココロアが翼を広げてガラスを刷り)
        (合せたような鳴き声あげた。)

         (びっくりして心臓が止まるかとおもった。ああ、だけどこの風は悪くないな、そう彼女は思う。)
        (その風に押されるようにして、彼女の意識は最後に再び舞い上がる。)
         (事ここに及んで、自分にできることはなんだろう。他の誰でもない、いま目の前にいる彼のために)
        (そう考えたとき、彼女は、彼を呪毒のように縛り上げる、一つの勘違いをどうにかしてやろうと決めた。)

        ………あな、たは…
         (立つことすらままならない体で。息をすることもできなくなったその胸に最後の風を取り込んで。)
        (しっかりと抱きしめて、言ってやった。)
        ただ…ッこの空と、地の間にある…命、だよ…
         (だから望むままに生きていいのだ、その資格はちゃんとある、と。)
        私と…おんなじだ
         (彼と自分の共通点は、ただそれだけなんだと。言い切ると最後に強く、強く抱きしめて。)
        (そしてその腕は力を失った。) -- 2012-09-13 (木) 07:16:27
      • (最後に、最愛の姉は……最愛の兄と同じように、毒を放った)
        (兄はその毒で弟と同じにしようとした)
        (姉はその毒で弟は自分で同じであると解いた)
        (どちらの毒も、既に自分にとっては毒ではなく)
        (愛おしい、形見でしかなくて)
        (それでも、その毒は……いつまでも胸を締め付けていて……)

        嘘吐き

        (姉の亡骸を抱き返して、強く強く抱き返して、呪詛を呟く)
        (もう届くことの無い呪詛を、独り善がりの呪詛を)

        同じだったのなら……どうして……

        どうして僕と一緒にいてくれなかったのさ

        (ただ淡々と)

        (制御を失った怪鳥達が、射られて死んでいく)
        (ココロアも、その鳴き声を天に響かせる間もなく、主人の後を追う)
        (天へと帰っていく彼らの声無き慟哭が……聞こえた気がした)

        ねぇ……飛姉

        (蒼穹に、力なく問いかける)

        『もし』がいくつ重なったら、僕達は幸せになれたんだろうね

        (その問いには、誰も答えてくれなかった) -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:35:33
      • 電撃的な六稜軍の侵攻により、カタクァ本隊は全滅した
        六稜総督である第72皇子宗爛は部下や敵捕虜の制止の声もきかず、無数の有力豪族の屍がつまったカタクァ本拠地に火を放ったと言う
        その屍の中には、反乱の首魁にして皇族の1人でもある飛爛の姿もあったという
        死体の一切を、生きた記録の一切を消しさる火葬に彼らを処すことで、反乱の見せしめにしたといわれている
        後世の歴史に於いて宗爛の人物像が冷淡かつ非道の皇族として描かれている理由の一つがこれである
        撤退中、宗爛は遠く離れてもなお燃え盛るカタクァの本拠地を見て、仮面越しに笑ったという
        乾いた声で、ただ退屈そうに。淡々と -- 2012-09-14 (金) 07:42:28
      • ……空に、還るんですね。飛姉
        僕らをおいて、遙か高みへ……

        本来、アナタが、おわすべき場所に -- 宗爛 2012-09-14 (金) 07:45:28
  • 黄金暦227年 9月末 元東ローディア カタクァ軍駐留地遠方 -- 2012-09-10 (月) 23:13:37
    • (多くの兵を本土に送り、もしくは逃がし……その上で強行軍を繰り返した結果、既に六稜軍本隊は1500人程度になっていた)
      (一時の隆盛からみれば、冗談のような数である)
      ……まぁ、それでも、1000人を割らなかっただけマシといったところだな
      辛うじて軍事行動をとることはできる
      (敵の補給部隊を始末し、その拠点をそっくり奪う事で六稜軍は今束の間の休息を享受していた)
      (敵の装備を奪うためだ)
      どちらにしろ……今の俺には十分な数だ
      (遠くに見えているのは……連合軍と、根強く抵抗を続けているカタクァ軍の戦火と戦塵)

      姉1人殺すには……十分すぎる

      -- 宗爛 2012-09-10 (月) 23:17:44
      • …死ぬなよ。とは言われたがね
        (結局、ここに残っている。納得できるまで付き合わねば、それは自分の得た自由とは言えない)
        (帝国に戻って手掛かりを探したい気もあったのだが)
        (迷っていて無様だな、という思いを抱えたまま。ともかく、残ったのだから仕事は果たそうと、気持ちを切り替えようとしていた) -- 暁翼 2012-09-11 (火) 00:01:04
      • (部下に言うべきことは言った。自分について来るのなら最早故郷などとは関わりの無い戦いである、と)
        (そうしてついて来た部下は、矢張り生粋の西句の人間であった。苦笑しつつも今は統一連合の兵の装備を着け、次なる戦いへの準備を重ねる)
        (此処に来て粛清とは。どうやら、我が大将は余程買われていると見える)
        だが、まぁ……退屈はしなさそーだ
        (開戦時とほぼ変わらぬその言葉を吐いて、羅刹は笑う) -- 阮焔 2012-09-11 (火) 00:04:58
      • (残ったのは、赤と黄 自分を幼い頃から知っている騎士達と、東ローディアの頃から着いてきた黄盾隊の生き残りであった)
        相手を見事倒しても、こっちが全滅しても、まぁ、本国は甘い汁が吸えるってね 虫のボスは考える事が其れらしいや
        (相変わらずの軽口を叩く女は、同じ異国人の将・阮焔と、元は敵として刃を交えた将・暁翼に視線をやった)
        (そして、やっぱり残ったな、と言うように目を細めた 其れはまるで、幼馴染達と遊びにいくかのような笑顔だった) -- アベル 2012-09-11 (火) 00:31:30
      • (六稜軍の士気は非常に高く、少数精鋭となった各部隊に隙はない)
        (もとから、コレが目的だったのだ。たとえ数が多かろうと烏合の衆では意味がない。何より、数が多すぎては敵から装備を奪って敵軍に扮することができなくなる)
        (いくら今帝国残党を集めたところで統一連合軍の十分の一にすら満たない数しかいないのだ。求められているのは1000の雑兵ではなく、1人の精鋭である)
        (物量戦を挑むわけでもないのに、足手まといをつれても意味はないのだ)
        さて……いよいよ最後の戦いだ
        恐らく、これが統一連合圏での最後の戦いになる
        皆、気を引き締めていけ……

        さぁ、往くぞ。地獄へ。我等が揺り篭へ! -- 宗爛 2012-09-11 (火) 00:39:05
  • 黄金暦227年 9月 統一連合暫定統治領 最東端レムザ  -- 2012-09-10 (月) 00:38:34
    • (将義の残した補給物資を受け取り、六稜軍は首の皮一枚で全滅を免れた)
      (レムザでの補給も無事に追え、追撃部隊が追いつく前に帝国領内へと帰還しようとした、その矢先のことであった) -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:40:17
      • (本土から、一通の手紙が届いたのである)
        (送り主は……なんと、かの第二皇子。凰爛から)
        (顔も見たことがないような高位皇族である) -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:41:39
      • (送られて来た手紙は……内容を読まずともある程度は分かっている)
        (こうなることはある程度予測がついていた。本爛の頭髪を高位皇族共に送りつけたときから、既にある程度定められていた未来だったのだ)
        (そうならない目のほうが大きいと踏んでいたのだが……死して尚、本爛の名が持つ影響力は侮れなかったということか)
        ……しかし、こうでもしなければあの地獄の中で補給物資をむしりとることはできなかった
        他に手がなかったとはいえ……こうなってしまうとはな

        (その夜、宗爛は側近たちを集めて軍議を開いた)
        (恐らく……これが、腰を落ち着けて話せる最後の軍議となるだろうと思いつつ) -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:45:57
      • 薄荷、アベル、阮焔、暁翼
        ……気付けば、側近と呼べる武将もお前達だけになってしまったな
        そのままで聞いてくれ。返答も要らん。軍議とはいったが……その実することは一方的な事実をお前達に突きつけるだけだ -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:48:29
      • つい先ほど……本土の凰爛閣下より命令が下った
        内容は粛清……そう、この期に及んで粛清だ
        相手はカタクァ。飛爛姉様率いるカタクァの反乱軍だ
        ……ようするに、親しい親族を殺すことで中央への忠誠を示せ……という下らん内容の命令だ -- 宗爛 2012-09-10 (月) 22:57:22
      • (宗爛の様子を見ながら、しかし、不要とされた声は返さぬ ぼろぼろの戦服の女は、一度礼をしたのみ) -- アベル 2012-09-10 (月) 22:57:55
      • 凰爛皇子っていやぁ……
        (それは疑問の声ではなく、さすがに名前を知っていて、驚いたという意味の声だった)
        内乱の始末、ね(答えを求める言葉ではなく、その意味を確かめる様に) -- 暁翼 2012-09-10 (月) 23:00:31
      • 無視すれば当然我々は反逆者となり、帝国に残してきた六稜の民たちは勿論のこと、いまここにいるお前達の立場すら危うくなる
        かといって、もう手勢はどう多く数えても2000……いや、1900には満たない
        この数でカタクァの現在地……連合軍の精鋭犇く南へと進めともなれば……生きて帝国に帰れたとしても、今の数の半分以下になることは覚悟しなければならないだろう
        はっきりいおう
        恐らく、このまま行けば8割強の確率で我が六稜軍は全滅する
        ……命が惜しいモノは、今から六稜本土の防衛の為に撤退してくれ
        そういう名目でなら六稜に戻る事ができる

        これが、最後の機会だ
        よく考えて……その上で決断してくれ
        明日の朝一番で経つ。そのときに集合していないものは置いていく
        一般兵にも同じ説明をするつもりだ
        それではな -- 宗爛 2012-09-10 (月) 23:02:31
  • ……
    (レムザに到着してしばらく後、宗爛と会話出来る間を見つけて近付いてきた。軽く一礼)
    他には聞かせたくない話があるんだが。少しだけ時間を頂きたい -- 暁翼 2012-09-08 (土) 21:39:28
    • (黄金暦227年6月中頃)
      (レムザに急遽設営した兵営の中央テント。そこで、ぐったりと座り込んでいる宗爛の元に、彼は現れた)
      ……聞こう。いや、聞かせてくれ。内容はだいたいわかっているつもりだ
      ……妹の……煌爛の話だろう? -- 宗爛 2012-09-08 (土) 22:04:56
      • (誰もが疲れている。普段通りに振舞える者等自分くらいであろう。それは宗爛も例外ではない)
        (兵の前では気を張っていなければならない宗爛が、休める数少ない時間を邪魔するのは気が引けたが、話しておかねばならない事だった)
        …さすがに気付いてるか。もう5ヶ月も姿を見せてないからな
        (宗爛の正面に座ると、魔剣を己の足の上に置く)
        王城でヴァイドと戦って以来おかしかったが…爛煌は、少なくともその意思はここから消えてなくなった
        …1月の事だ(その時の事を思い出したか、遠い目になって語る) -- 暁翼 2012-09-08 (土) 22:12:11
      • ……だろうな
        (長い沈黙の後、吐き出すように、一言だけそういった)
        あのうるさい女が出てこない時点で妙だとは思っていた。何となくわかってはいたよ
        気にすることはない。むしろ、本来なら、今までずっとアイツが魔剣のまま、あの姿を投影することができていたことがおかしいのだ
        いつこうなっても可笑しくはなかった
        それに、まぁ……悲観する必要もないと、俺は思っている

        お前のその姿と、その魔剣の健在っぷりをみていれば、な…… -- 宗爛 2012-09-08 (土) 22:19:46
      • …全くな。小うるさかったのが静かに従順に力だけ寄こしてくるから勝手が狂うったらないぜ
        …魔剣として完成したって事なんだろう。天教だかなんだかの「龍」を降ろす…っていうのなのかな、あいつはきっと…「繋ぎ」みたいな不純物なんだと思う。だから消えちまったのかもしれない
        …まあ。確かに強さとしては申し分ないさ。働きで示してるつもりだ、でも……なんか、な(魔剣の脈を指でなぞる)
        この軍が帝国に撤退しきったら、なんとかアテを探してみたいと思う。あいつが、本当に影形もなく消えたのかどうか確かめる為に -- 暁翼 2012-09-08 (土) 22:26:46
      • どうだろうな(その返答に対しても、和やかに微笑んで返す)
        俺には、ただすこし疲れて眠っているように見えるよ
        あんなに感情を撒き散らして、あんなに陰も陽も忙しなく振り撒いていた女だ
        ただそのままでいることを良しとするようには……俺には見えん
        いつか、お前の元に戻ってくるさ。長く黙っていられるほど辛抱強い奴でもない
        全てが終わったら、俺からも支援してやる
        それを元手にして方々旅をして回るといい
        お前『達』にとっては、そのほうがいいはずだ -- 宗爛 2012-09-08 (土) 22:41:54
      • …眠っているだけ…か。叩き起こしてやりたいもんだよな。確かに…
        (消えた事自体に後悔がないのだとしても。あったのだとしても、呼び戻してやりたいと思うのだ)
        やけにあっさり消えちまってたからかな、そんな風に思えなくなってた
        (その言葉は、早く助けてやりたいという思いを半ば覗かせて)
        ああ、そうだな…このまま引き下がるような奴でもないよな…あいつを知ってる人間にそう言って貰えれば信じられる
        支援、確かに国内で動くなら有難い…感謝する
        (きちんと頭を下げて礼を言う。堅苦しい気もしたが、この場で言わなければなんとなく、言う機会が消えてしまう気がしたのだ)
         (それはある種の先見だったのかもしれない)
        これはちゃんと終わるまでしっかり働かないといけなくなったな(冗談めかして笑い、剣を仕舞うと立ち上がった)
        疲れているだろうし、しっかり休んでくれ。俺は見回りしてくる。他の指示があればいつでも伝えてくれ
        (特に声がかからなければ、その場を辞するだろう) -- 暁翼 2012-09-08 (土) 23:01:31
      • そういうことだ。きっと、アレは戻ってくる
        そのときはもう少し俺も楽な立場にいるはずだ。帰還を皆で祝ってやる
        せいぜい『二人』で楽しみにしておけ
        (踵を返して、その場を後にしようとする暁翼にそう微笑み、そして最後に)

        暁翼

        (呼び止めて、一言だけ呟く)

        死ぬなよ -- 宗爛 2012-09-08 (土) 23:09:48
  • 黄金暦227年 6月 焼け落ちた都レムザ -- 2012-09-07 (金) 21:52:06
    • ゾドの包囲網(じごく)を満身創痍で脱出した宗爛と半壊状態の六稜軍がレムザに辿り着いた時、そこに広がっていた光景は別の地獄だった
      街は四方から焼かれ、中央近辺以外は全て黒焦げ。場所によっては未だに火が消えておらず、つい先日の戦いだと判別できる
      既に一般市民は脱出させていたようだが、代わりに守備兵と戌徒の死体がそこかしこに転がっていた…
      だが、それ以上に凄惨だったのはレムザの周囲に積み重なっていた連合兵の死体である
      兵達に調べさせれば、その数はぴったり3000だと判る事だろう。一方の帝国兵の死体は、恐らく300ほど
      骨まで焼却されて原型を留めていない遺体を含めてもその程度。10倍もの戦力差の中、戦い抜いたらしい……
      まだ生存者の捜索は終わっていないが、誰が見ても望みは薄い状況だった -- 2012-09-07 (金) 22:11:54
      • (レムザにまでなんとかたどり着き、その凄惨な有様に眉をしかめる)
        ……遅かったか
        (町を調べさせた結果、まだ軍事拠点としての利用や大休止をとる程度の設備が残っていることがわかるが……補給に関しては調査を待つほかない)
        (味方の死体に対して、膨大な数に上っている連合兵の死体を見れば、どれだけ戌徒隊が死力を尽くしたのかうかがい知る事が出来る)
        ……将義!! 将義はいるか!!
        俺だ! 宗爛だ!! 誰でもいい、誰かいないのか!! -- 宗爛 2012-09-08 (土) 02:47:04
      • 「宗爛様! 中央の本営に1人生存者がおりました。しかし、その者以外は……」
        「物資倉庫も兵糧倉庫もすべて焼け落ちてしまっています。これでは、我々も今後の行軍は難しいでしょう」

        唯一の生存者はレムザの守備兵長をしていた男。伝令の鐘を鳴らすため本営に戻ってくるも、途中で力尽きて倒れていたようだ
        …しかし、運良く炎から逃れ生き延びていたのはその者のみ。人も、物も見つからない

        「恐らく、将義殿は討ち死になされたのでしょう……辛うじて、これは見つけて参りましたが」

        調査させた兵が宗爛に渡したのは、いつだったか将義に渡した六稜の骨刀だった

        「…念のため、生存者の者に事情を話させますか? 応急処置は済んで、一応意識は取り戻した状態ですので」 -- 2012-09-08 (土) 11:10:01
      • 1人……実質上の全滅か
        (以前に将義に渡した骨刀を見れば、自然と仮面の奥の瞳も閉じられる)
        (将義……先に逝ったか)
        (今はただ、感謝しよう。謝罪はしない)
        (そんなものは、あの世にいってからで十二分だろう)

        聞こう
        将義のことだ。ただでやられているはずもない。補給物資をどこかに隠しているかもしれん
        私が直接聞く。そこまでつれていってくれ -- 宗爛 2012-09-08 (土) 22:03:13
      • 「了解しました。どうぞ本営の方へ…」

        主に傷付いた六稜兵の治療用に仮設した医務室にその者はいた。レムザの守備を任せていた兵長だ
        傷付いてはいるが、火傷は少なく命に別状は無い。勿論、戦える状態でもないが……

        「…お、おおっ!? 宗爛将軍!ご無事の帰還、なによりです!!
         申し訳御座いません。将義殿率いる戌徒隊と共に、必死に戦いましたが力及ばず…この有様です
         ゾド包囲網への増援かと推測される連合軍が、火砲を伴いこのレムザ奇襲してきたのです
         戦力差もさることながら、レムザの都市機能では火計による攻撃を凌ぐこと敵わず
         ああ、折角宗爛将軍が大蜘蛛の増援を寄越してくれたというのに……」

        彼が言うには危うく東門を突破されそうになった時、六稜の大蜘蛛が大挙してくるのを見たらしい
        戦いは昨夜だったらしいが、宗爛達が辿り着いたのは今さっき……彼は少し記憶が混濁しているのかもしれない

        「……そう言えば、地下倉庫は御覧になられましたか? 将義殿が市民を逃がした後、我々に作らせた倉庫があるのです
         戌徒隊が周辺を略奪し回って食料と物資をかき集めるのと同時進行で、順次そちらに備蓄していたのです
         今後六稜軍がガルガ方面に撤退する際、連合の追撃隊と戦いながらよりも強行軍で早急に動ける方が良いだろう、と
         将義殿が言っておられました。地上にある従来の倉庫は焼かれたそうですが、そちらにあった蓄えも半分はそちらに
         場所はここから南に行ったところの民家の下で、鍵は――」

        兵長の説明によれば、鍵は将義の所持している物にもっとも安全な保管方法で隠したらしい…
        彼の遺物で残ってる物はと言えば、骨刀だけだが……

        宗爛が将義に渡した骨刀は皇族の持つ装飾が施された比較的豪華なモノ
        武器としても使えただろうが将義の性格上、乱暴には扱わないだろう…
        当然、骨刀の中の空洞に水銀は仕込まれていない。その空洞は大切な何かを隠すにはうってつけ
        もし、自分が死のうとも…その骨刀は主君との繋がりの象徴
        きっと宗爛ならば気付いてくれると、将義はそう信じて骨刀に鍵を潜ませた――
        -- 2012-09-09 (日) 05:26:28
      • 兵長……いや、何を云うか。このレムザは尋常な観点から見れば落ちて当然の拠点だったのだ
        その結果を……お前達は粉骨砕身の尽力により覆したのだ
        誇れ。お前達は成し遂げたのだ。誰にも成し遂げられないことを……この帝国でただお前達だけが
        (しかし、奇妙な話を聞けば、首をかしげる)
        ……大蜘蛛の……増援だと?
        (無論そんなものを送った覚えはない)
        (というか、そんな余裕などない。六稜軍はもうどう多く数えても1800余程度なのだ)
        (脱出の最中に文や狼煙をあげることすら難しい)
        (……本土で誰かが助けにはいったのか? それなら将義は……いや、それよりも)

        地下倉庫、だと?
        「将軍! 見つけました! 確かにいわれた場所に! しかし、厳重に鍵が掛かっていて……」

        (そこまで言われれば、こちらもまた意は汲んだとばかりに立ち上がって頷き)

        鍵なら、あるさ

        最も安全ん、そして最も身近に奴が持っていたのだからな

        (そういって、骨刀から鍵を取り出して、倉庫の中身を改めさせる)

        (蒼穹を見上げながら、宗爛は仮面の下で笑った)
        (最後の最後で、洒落たことをするではないか)

        (達者でな、将義。その義、確かに受け取った) -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:36:36
  • 226年のゾド包囲戦の最中に突如命令に反して、飛爛の率いるカタクァ軍は帝国軍から
    離脱し、東ローディア南部へと消えた。同時期に帝国本国でカタクァを始めとする南部の
    部族達が帝国へ反乱を起こしたとの報がもたらされる。
    続く王都決戦で、彼らはついに帝国に牙を剥いた。そして皇帝崩御の知らせをいち早く
    知った彼らは建国を宣言、長く続いた西爛戦争の最終局面がいよいよ加速し始めた。
    【227年3月・旧東ローディア首都ゾド】
     支援物資に混じって宗爛の届けられたのは、本国からの命令書を装って書かれた封書と
    ちっさい伝書用の鳥だった。
     他の誰にも分からない秘密の暗号で書かれたその手紙は時間と日時を書くよう記されて
    いるだけだった。これだけでは意味不明だが、持ち込まれた鳥によくみれば蒼穹のような色
    をした羽が生えているように偽装され結わえ付けられていた。 -- 2012-09-05 (水) 02:45:33
    • (補給物資の中に紛れていたその密書は、そのまま宗爛の元に鳥と共に届けられた)
      (元々、彼はこのような暗号文でのやりとりを多くの武将としており、その1つだと部下には思われたのだ)
      (しかし、暗号文を届けた兵士は後に語ったと言う)
      (「あの時の宗爛様はいつにもなく焦った様子だった。軽く上ずった声で人払いを済ませて、そのまま暗号の解読に没頭してしまった。あんな宗爛様は後似も先にもみたことがない」)
      (それほどまでに重要な機密文書なのかと周囲には思われたが、実際には違った)

      (確かに、機密は機密であるが、質が全く違う)
      (なぜならコレは……いまや敵となった女から届けられた密書なのだから) -- 宗爛 2012-09-05 (水) 03:33:17
      •  (返事の手紙を結わえ付けられ、放たれた鳥は羊雲の群れの中へ飛び立っていった。)
        (その手紙の差出人は飛爛、そしてただ日時だけを知らせる手紙は、幼い日に、二人して)
        (牢獄のような宮廷から抜け出すために落ち合う約束をするためのものだった。)
         (抜け穴を見つけられて塞がれてしまうのを防ぐために、場所は記さない、日にちと時間の)
        (書き方で指定するというものだった。)

         (さらに言外に込めた意味は、秘密の面会を求めるその手紙は。必ず二人だけでという事)
        (何の飾りもない手紙の文面は、信じられないのなら無視してしまえばいいものであり、何の)
        (罠も仕掛けられていないことを、千の言葉より強く語っていた。)

         (そして要塞を包囲する連合軍の間隙にて、細い三日月の灯りを頼りに上空から音もなく)
        (巨大な翼の影が螺旋をえがきながら降りてくる。) -- 飛爛 2012-09-05 (水) 03:53:52
      • (幼き日の細やかな約束事。大人になってしまえば普通は忘れてしまうようなことも、二人は忘れなかった)
        (まるで、昨日の事のように覚えている。だって、たった一人の姉の言葉なのだから)
        (ただ1人、父よりも、母よりも、誰よりも……前を向いて歩くことを強く教えてくれた、最愛の姉の言葉)

        (要塞の一角。以前、姉と再会を果たした物見塔の上で、2人はまたであった)

        ……いくらか、痩せましたね。姉上 -- 宗爛 2012-09-05 (水) 04:07:00
      • 色々大変だったからねー、そういう宗もかなり疲れた顔してるわよ。
         (今まさに篭城する側と包囲する者たちの会話とは思えない暢気さで、確かに長く続いた)
        (戦いのせいで、くたびれた印象はあるが、彼女の姿も雰囲気も、何も変わってはいなかった。)
        うん、でもちゃんと会ってくれてよかった
         (物見塔の壁の内側にうずくまる、ココロアの蒼い羽を労わるようになでる。)
        …ちゃんと生きててくれて、本当に -- 飛爛 2012-09-05 (水) 04:15:01
      • 当然ですよ。姉上を僕は愛していますからね……
        (淀みなくそう呟いて、一歩近付く)
        (以前よりも、いくらか上背があるように見える。やつれたその身体は寧ろ萎んでいるはずだというのに、威圧感を感じさせるその偉容)
        (宗爛は、変わっていた。より禍々しく。より澱みを孕んで)
        (しかし、それでもなお)

        でも、その台詞は、僕の台詞だよ、飛姉……

        (少年は、そこにいた)
        (仮面を外して、開口一番、姉の小さな身体を抱き締める。以前よりも強く。以前よりも求めるように)

        生きていてくれてよかった……本当に……! -- 宗爛 2012-09-05 (水) 04:23:51
      •  (共に過ごした幼き日には、飛爛の方が背が高かった。今彼女の背は宗爛の肩にとどくか)
        (とどかないかというくらいで、簡単にその腕の中に抱え込まれてしまう。)

         (前にもこんなことがあった、あれはバルトリアでの戦いの前で。その時の飛爛は。)
        (なんて言えばいいのか、どうしていいのか分からずに、ただ涙を堪えるので精一杯だったが。)
         (この時は違った、小さくて短い腕で、そっと抱き返す。あの時分からなかった気持ちが今は)
        (ちゃんと分かるのだ。)
        …よく、がんばったね
         (哀れみでも同情でもなく、結果の成否などもお構いなしに。心のそこから縋る相手を受け)
        (受け止めるように、まるで母が子にそうするように飛爛は言った。)
         (本当なら、良い事なんてなにも無い酷い戦いの連続であったのに、敵と味方に別れて、)
        (殺し、殺されあっている真っ最中だというのに、そういわれずにはいられなかった。) -- 飛爛 2012-09-05 (水) 04:41:56
      • (ただ、そういわれて……)
        (いとも容易く、欲しい言葉をもらって)
        (憚る事なく、嗚咽を漏らす)
        (自分よりもずっと小さな身体で、自分よりもずっと大きなものを背負ってしまった姉の身体を掻き抱き、静かに泣く)
        ……お願いだ、お願いだ、飛姉
        もう、やめてくれ。このまま六稜軍に投降してくれ
        今ならまだ何とかできる。今ならまだ『あの頃』の真似事が出来る
        一緒に帰ろう。僕には飛姉が必要だ
        飛姉にだって、僕が必要なはずだ -- 宗爛 2012-09-05 (水) 23:05:04
      •  (宗爛と六稜の名が少なからず連合軍の中でも知れ渡っているのを飛爛は知っていた。)
        (非常に頭のキレる人心掌握に長けた人物、あるいは智謀に長けた冷酷な武将。そんな風に)
        (言われる男が、こうして泣き虫な子供のように泣いている。)
        …ごめんね宗、私は一番最初にあなたを守ってあげたかったはずなのに、いっぱい困らせて。
         (泣きながら帰ろうという弟の頭を彼女は優しくなでた。)
        私も、宗の居ない世界はいやだな… -- 飛爛 2012-09-06 (木) 00:33:06
      • (非業と悪辣ばかりが異名として行き交う自分とちがって、飛姉はどこでも心地好い噂があとについた)
        (曰く、気持ちの良いお人だと)
        (曰く、高潔にして無垢な少女であると)
        (曰く、上天の天女そのものであると)
        だったら! だったら、帰ろうよ飛姉!
        独立なんて無茶だ、無理だ! 帝国と連合に挟み込まれて取り潰されるだけだ!
        このままじゃ飛姉は民の願いに……欲望に、殺される……

        ねぇ、飛姉。もうやめようよ全部
        今度は僕が、僕が守ってあげるから……今なら、守れるから。今なら、一緒にいられるから
        ……だから、帰ってきてよ……! -- 宗爛 2012-09-06 (木) 01:34:24
      • 民の願い…かぁ、うん確かに私はそういうのに押し上げられて今ここに居るのかも知れない。
         (身体を押さずに、飛爛は宗爛の腕の中から抜け出す。)
        ごめんね宗、私はきっともう帝国には戻れない…だけど、それは戦いを始めてしまったからとか
        たくさんの人が私について来ているからじゃないんだ。私今そんな事全然考えてなかったもん。
         (拒絶の言葉、だけど彼女には泣いている弟を突き放す気なんて微塵もなかった。)
        あのね、帝国の敵になってきっと宗の部下の人達も傷つけて、今本土でも帝国を壊そうとしてる
        そんな私を、それでも守る、守れるんだって信じられるのなら。
         (手が差し出された、確かに戦場を何年も駆け回ればこうなるのだろうという手だった。)
        (だけど、その手は本当に小さくて、何も知らないただの少女のようでもあった。)
        あなたはきっとまだ、この世界に絶望しきってないんだ。どんな無茶に思えても本当に手に入れたい
        希望を失いたくないって思ってるはずだから………私と来て、宗。
         (その手は、幼い日に泣きじゃくる少年を引いたあの手と同じ思いから差し出されていた。)
        希望は呪いなんかじゃない、夢を見ることは罪じゃない…世界は、きっと変えられる。
        これからの大地を生きていく沢山の命、そしてなにより、あなたに心の底から笑っていて欲しいんだ。
        -- 飛爛 2012-09-06 (木) 01:59:42
      • (身を離して、彼女はそう誘ってくる)
        ……アナタたちは、いつもそうだ……
        (優しく心からの善意を持って、包み隠さず満面の笑みで)
        (誘ってくる。『フォン兄様がそうしたように』、誘ってくる)
        (一緒に来いと、云ってくれている。お前が必要だと、云ってくれている)

        そうやって、無理も道理も蹴っ飛ばして、気持ちのいい言葉だけをくれて
        僕を引っ張りまわして、引っ掻き回して、最後にはキチンと笑顔をくれる
        (差し出されたその手は、何よりも欲しかったもの。ずっと欲しくて欲しくて仕方がなかったもの)
        (そっと、泣き顔のままそれに手を伸ばして)

        でも、だからこそ……ダメなんだ、飛姉

        (払い落とす)

        飛姉もフォン兄様も、誰よりも僕のことを理解しているくせに

        何よりも僕の為になることが、何よりも僕に『退屈』を強いるかを知らない

        (そっと、仮面を被る。六つ目の仮面を。蟲の異形面を。無表情な仮面を)

        (気付けば、既に周囲は長弓兵と長槍兵によって包囲されていた)
        (最初から、この弟はそうしていたのだ)
        (姉を愛するが故に。姉を失いたくがない故に)

        (姉の信頼を、裏切ったのだ)

        (夜目の呪いがついた仮面をつけた異形達は、静かに飛爛とココロアのを監視している)
        (その中、一際紅く耀く六つ目の仮面……六道鬼は底冷えした声を漏らす)

        飛姉。僕と、飛姉の二人だけならよかったんだ
        二人だけなら、本当になんでもできた。どんな我儘も聞いてあげられた
        だけどね、僕らは二人だけじゃないんだ。どっちも爛の名に呪われた『群体』なんだ
        世界は変わるさ。だが、僕らだけで変わることなんてない
        所詮歴史の末端に過ぎない僕らじゃ何もできやしない
        義務なき希望は悪であり、力なき夢は罰せられる
        それがこの世界で、それが大爛帝国だ
        (じりじりと、包囲が狭まっていく)

        フォン兄様は僕にいった。僕の為なら世界を変えてくれると。全ての結末を覆してくれると。全てを僕に都合が云いように作り変えてくれると

        でも違った。あの人はそう云いながら全てを嘲笑って去っていった
        僕がそんなものを望んでいないことを理解しながら最後まで僕を弄んで、結局僕と結末を天秤にかけて結末をとりやがった

        それでもいいんだ。あの人はもう僕の『モノ』なんだから

        流石はフォン兄様だよ。きっと全部織り込み済みだったんだ
        あの人は望む『結末』を手に入れて、僕は望む『モノ』を手に入れた。徹頭徹尾天才だったよ
        (うわ言のように意味の分からないことを呟きながら、一歩一歩と近付いていく)

        でも、飛姉。アナタは違う。アナタはカリスマだが、天才ではない
        アナタでは……僕では、世界は変えられない

        さぁ、最後通告だ。飛姉
        僕と一緒にいよう
        そうすれば、僕は心から笑うよ。ずっと。飛姉の為に

        さぁ、僕を笑わせてよ、飛姉

        他の全てを不幸にしてでも!!

        (一喝して、手を差し伸べる)
        (否)
        (手を伸ばす)
        (欲しいモノを手に入れるために)
        (愛する女を手にするために)

        (かつての天壌帝が、大陸全土にそうしたように) -- 宗爛 2012-09-08 (土) 02:39:21
      •  (ガラスを擦り合わせたような強烈な咆哮が静寂と一緒に取り囲む兵士達の鼓膜を)
        (劈く。広げられたココロアの翼が僅かな夜明かりを覆い隠して塔の上を影で覆った。)
         (一瞬だけ開いた間隙、払われた手を胸の前に抱いて飛爛は泣き出しそうな顔で)
        (宗爛を見つめていた。)

         (拒絶されたのが悲しいだけじゃない、本爛を自分のモノにしたという弟の言葉が、)
        (その紅い瞳ににじみ出たような心奥の思いが…。とても痛々しく思えてしまって。)
        宗…どうして、願いを叫ぶのに仮面が必要なの?
         (夜の中にあって、蒼天の色を移したような空色の瞳に涙を浮かべてそう呟いていた。)

         (突風が吹き荒れた。振り下ろされたココロアの翼は立っているのすらままならない程)
        (の風を巻き起こし。次の瞬間にはもう彼女の姿は塔の上には居なかった。)

         (ただ一つだけ、一発だけ信号弾の装填された短銃だけがその場に落ちている。)
        (その銃把に『待っている』そう一言だけ刻まれていた。) -- シャンタクァ 2012-09-08 (土) 03:19:19
  • ……! 宗爛様!宗爛様!宗爛様!!
    (メルセフォーネの付き人の使用人が慌てて駆け寄って来る……彼女の予言が始まったらしい)
    ……ああ、とにかく 急いでこちらへ――……! -- メルセフォーネ 2012-09-05 (水) 01:37:49
    • (ゾドでの長い篭城生活により、すっかりやつれた顔を仮面で隠して、メルセフォーネの後ろに続く)
      ……どうした、占い師。今度は何があった? -- 宗爛 2012-09-05 (水) 02:07:46
      • (幾度か垣間見た事のある、深淵の淵を覗き込むに等しい混沌とした狂気を孕みながら)
        (言葉を綴る、憑き物に囚われたかのように)
         
         
        『太陽が双児宮に入る時 汝らは自分の命運を知るだろう
        天秤宮では下降となり、宝瓶宮では損傷する
        これらの共通点は双方とも風の特性であり、それは剣で現れる
        もう一つ風を表す双児宮はどうなのだろう?
        この事実はまるで、汝らには『意図して隠されたかのような』いやらしい神の嘲笑を受けている事に気付くのだろうか?
        その宮の風の特性は、太陽光の分散させるのに役立ち、それは調和し安定したエネルギーの崩壊と混乱を示す  
        ……その名は Ruin【破壊】の名を抱く様に
        全ての根源であり純粋な祝福の光を分散させる要素は、言いかえれば汝らにそれが不十分である事を示す
         
        マルクトに属し、ここですべてのエネルギーが終結する
        マルクトは形成世界からすっかり離れており、最下位に値する
        四大元素を考え出したと言う事実だけで全体の流れが根源の完全性は最早損なわれた
         
        10は警告である――……その流れが導く先を見よ――……間違いの第一歩を踏み出すのを
         
         
        剣の10のマルクトは観念の純然たるエネルギーの極致である
        知性の破壊、精神的道徳的特性を破壊し、衝動の鎮静化、脆弱さ、堕落、或いはその原則自体に作用する猛進などを意味する』 -- メルセフォーネ 2012-09-05 (水) 02:08:50
      • (何時ものような占いを聞いて、溜息をつく)
        (内容は、相変わらず理解はできない)
        (しかし、互いの感応力によって……彼女の言いたいことは幾らか理解はできるのだ)

        レムザ撤退だけではすまないということか……?
        今お前は何を見ている……占い師…… -- 宗爛 2012-09-05 (水) 03:16:16
  • 黄金暦227年 3月 大爛帝国西方領 ゾド要塞 -- 2012-09-04 (火) 05:18:12
    • (ゾドに篭城して、気付けば既に一ヶ月の時が経過していた)
      すっかりこの街にも篭城し慣れてしまったな
      (無論好き好んで篭城を決め込んでいるわけではない。これは敵を食い止めるためにしていることであり、ようするに敵軍の侵攻遅延を望んだ行動なのである)
      (脱出の好機を伺う為、という理由は勿論ある。篭城を続けて相手の兵力をすこしでも削る事ができれば包囲網の穴は広がり、いつかは脱出の機会に恵まれるかもしれないからだ) -- 宗爛 2012-09-04 (火) 05:29:24
      • (しかし、それはあくまで理由のひとつにしか過ぎない)
        (もう1つの理由は文字通りの本隊の撤退支援の為である)
        (いくら皇帝が崩御し、指揮系統がバラバラになっているとはいえ、六稜軍はあくまで帝国軍であり、その六稜軍を支援するほかの部隊や有力豪族もまた帝国の輩なのである)
        (中央集権体制が実質上崩壊し、再び地方分権の時代に戻ろうとしている今だからこそ、余所の権力者や領主に対しては今まで以上に良い顔をしておかなければならないのである)
        (それが有力豪族や皇族達……即ち、真っ先に中央の権力闘争に身を投じなければならないほどに位階の高い者達のためならば尚更である)
        (でなければ、今帝国に残されている六稜の民が危険にさらされることになってしまう) -- 宗爛 2012-09-04 (火) 05:36:23
      • ……一先ず、轟爛が撤退するための時間くらいは最低でも稼がないとな
        (恐ろしい兄ではあるが、同時に頼もしい兄であることに違いはない。今も、地下の補給ルートや鳥を用いた空輸などで彼から密かに送られている補給物資は少なくないのである)
        (いつでも監視しているという意味の牽制ではあるが、それでも今はありがたい)
        (他にも、各地の有力豪族たちより続々と地下ルートや連合の裏切り者を利用した補給物資がこのゾドへと送られている)
        (ゾドを一秒でも長く持たせるためというのが無論最大の理由ではあるが、それだけの理由でこれだけの量がたかが一辺境軍である六稜軍にもとに集まるはずもない) -- 宗爛 2012-09-04 (火) 05:55:30
      • (その理由こそが……彼らに宛てられた、いくつかの密書に書かれた雷名の恩寵である)
        (即ち、先代天壌帝すら畏れ、ついには放逐することで一先ずの解決を見た麒麟児)
        (わずかな高位皇族しか知らぬ名。そして、知られていないが故に恐ろしい名)

        (彼の物の頭髪が僅かに同封された、大爛帝国第8皇子 本爛からの密書)

        (無論偽造文書であり、そして彼らの多くもそれを知っているだろうが、真贋など関係がない)
        (少なくとも、高位皇族達がお抱えの高級魔術師を用いればその頭髪が本爛その人のものであると理解する事ができる)
        (そして、理解してしまえばそれでいい
        (少なくとも、彼本人か、もしくは最低でも彼の死体が宗爛の手元にあるということがわかるのである) -- 宗爛 2012-09-04 (火) 07:08:58
      • 生きているならよし……仮に死んでいても、死体は帝国ではいくらでも使い道がある
        (それが、彼の不世出の天才。本爛のものともなれば尚の事である)

        (死して尚……フォン兄様の雷名が衰える事はない)
        (特に相手が高位になればなるほど、その忌名は劇的に効果を発する)

        あなたの毒は、とっくの昔から既に帝国に蔓延していたということだ
        恐ろしいお人だ……まぁ、それですら
        アナタにとっては『どちらでもいい』ことだったんでしょうね -- 宗爛 2012-09-04 (火) 07:13:10
      • (蒼穹に呟いて、溜息を吐く)
        (未だ、やるべきことは無数にある)
        (それが強いられた道なのか、それとも自分で選んだ道なのか……)

        まぁ、もう『どちらでもいいことだ』 -- 宗爛 2012-09-04 (火) 07:14:42
  • 黄金暦227年 2月 大爛帝国西方領 ゾド要塞  -- 2012-09-03 (月) 07:36:55
    • (ローランシアから命からがら撤退して、数日後)
      (前線にて戦い続けていた玄爛は討ち死にし、何事かとゾドにまで下がったとき、既に本隊の姿はなく……それを率いていた第二皇子凰爛の姿もまたなかった)
      (理由は既に分かっている。此処まで下がれば状況も明白だ)
      (ついに本国で、天壌帝が崩御したのである) -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:40:09
      • ……まるで、狙い済ましたようだな
        (既に姿の見えない轟爛の横顔がチラつく)
        (いずれにせよ、今は関係のないことだと頭を振って、愛用の狗骨の槍を持って物見塔を上る)
        (既に、遙か西方では連合軍が陣地設営に掛かっている)
        (ここにまで至るのも最早時間の問題だ)
        先日まで圧していたのが嘘のようだな
        全く、戦は水物とはよくいったものだ -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:44:49
      • (溜息を吐いてふりかえれば、物見塔から眼下に見えるのは配下の兵士たちの姿)
        (今まで信じてついてきてくれた、六稜軍の兵士のほか、前線で指揮官に見捨てられ、今は暫定的に配下となっている兵士たちの姿もある)
        (彼らは皆一様に不安そうにこちらを見て、導きを求めるようにうろん気な視線をこちらに向けてくる)
        お前は他者の希望によって身を形骸化していくだろう
        (……今際の際、兄が放った毒が残響する)
        (なるほど、愛おしいほどその通りである)

        ……しかし、それが何だというのか

        俺にとってはそれすら既に日常だ

        (一歩の物見から身を乗り出し、骨槍を石畳に突き立てて音を響かせる) -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:52:55
      • 聞け。親愛なる帝国臣民諸君……及び、ゾドの民よ

        既に諸君も存じていることかと思うが……つい先日、我等が父。天壌帝が崩御された
        空位となった皇帝陛下の後継者を決めるため、凰爛様及び西方侵略軍本隊は帝都へと急遽転身し、その後をおって多くの有力皇族達も本土へと戻っていった

        後詰めを失った我々は、今正に未曾有の窮地にある
        総司令たる第五皇子玄爛様も討ち死になさり、既に幾つもの師団が散り散りとなり、大規模な軍事行動を行う事は不可能になった
        この絶望的な状況にも関わらず、我々に与えられた任務は連合軍の追撃を一秒でも長く遅滞させるという命令のみ

        はっきりといおう

        我々は見捨てられたのだ -- 宗爛 2012-09-03 (月) 08:00:35
      • ここで篭城を続ければまだ数ヶ月は持ちこたえる事ができるが、その先はない
        このまま行けば、全滅は確実である
        ……しかし、私は諸君等を犬死させるつもりは毛頭ない、無論私が死ぬ心算もだ -- 宗爛 2012-09-03 (月) 08:26:28
      • 皇帝陛下は崩御なされた。この意味をよく考えて欲しい
        皇帝陛下亡き今、後継者も未だ決まっておらず、件の命令も既に撤退した第二皇子が下したものだ
        つまり、これは皇帝陛下の勅命ではない

        おかわりだろうか。つまり、我々に……この大爛帝国第72皇子宗爛に直接、有効な命令を下せる存在は消えうせたということだ -- 宗爛 2012-09-03 (月) 08:34:52
      • 故に、私はいまここに改めて命令しよう。諸君らに1人の皇族として。1人の皇位継承者として

        否、1人の皇として、いまここに勅命を下そう

        諸君等に下す最初の勅命だ。心して聞け! -- 宗爛 2012-09-03 (月) 08:38:15
      • 己の為すべきをなせ

        打ち倒すべき敵がいるのなら、一心不乱にそれを倒せ!!
        帰る場所があるのなら、一心不乱にそこを目指せ!!
        守るべきものがあるのなら、一心不乱にそれを守れ!!

        既に我等の命は竃にくべられた
        その命の炎をいかに燃やすか。それは諸君等の心根次第である
        諸君等の正義と思うことをそれぞれ為すがいい。自らの信じる拠り所のためにそれを為すがいい -- 宗爛 2012-09-04 (火) 04:19:52
      • おわかりか。既に諸君等の正義を遮るものはなく、既に諸君等の信念を縛るものはない
        己の為すべきを為すために生きろ! 己の生命の価値を示すために生きろ!!
        たとえ、それらを為すために皇帝陛下に逆らう事になったとしても、私はそれを咎めはしない! -- 宗爛 2012-09-04 (火) 04:27:08
      • 明確に言おう

        君達は自由だ

        中央より派兵された正規兵の諸君よ
        本土より徴兵された地方兵の諸君よ
        この東ローディアの地より召し上げられた奴兵の諸君よ
        そして六稜より長く私についてきてくれた六稜兵の諸君よ

        君達には大きく分けて2つの選択肢が与えられている
        1つはすぐにこのゾドから逃げ出し、単身で包囲網からの離脱を図ること
        2つ目はこのゾドに残り、私と共にここで連合軍を迎え撃ち、その後に機を見て脱出を図ることだ

        どちらの選択肢も分の良い賭けとはいえない
        だが、己の為すべきことが既に決まっているのならば、己1人で生きる道を既に得ているのなら……;1つ目の選択肢を取って欲しい
        ただ1人で逃げるのならば、まだ単身で敵の包囲の目を盗んで逃げたほうが生存率が高いはずだ
        周囲の目を気にすることはない。果たすべき己の役割を果たすために、胸を張ってこの場から去って欲しい

        私は咎めはしない。強い意志と心を持った勇者達の門出をただ見送ろう -- 宗爛 2012-09-04 (火) 04:44:56
      • だが、だがしかし

        こうまで自由という言葉を与えられて尚、その自由を得ることが出来ない者がいるのならば

        あらゆる理由と、あらゆる信念と、あらゆる正義を持って……その全てを鑑みてなお、未だ此処に残る事を選ぶという憐れな者がいるのならば

        (大きく手を骨槍を掲げ、紅い瞳を開いて語る)

        この私が導こう! 蟲毒の皇として! 弱者の王として!! 生きるに迷う諸君等を悉く導こう!! 

        誰が名誉の為でもなく!! 誰が栄誉の為でもなく!!

        我と諸君等が生きる為に!! -- 宗爛 2012-09-04 (火) 04:56:48
    • 己の、為すべきこと……
      (王都決戦の敗戦にて意気消沈していた平目将義だが、物見塔の上で自分達に勅命を下す宗爛を見上げ、言葉を聞く
       「勅」とは本来、帝の言葉である。それを自ら掲げて命令と言う名の訓示で我々の目を真っ直ぐに正してくれていた)
      …まだ、「お前は生きている」と仰っておられるのか将軍は
      この期に及んで、まだ「生きろ」と仰るのか我が君は……まっこと厳しいお方だ…
      (自然と微笑が零れた。迷いの岐路に立つどころか、精も根も尽き果てて生きる気力を失った自分に――)
      まだ、火を灯してくださるか。宗爛皇帝は…! -- マサヨシ 2012-09-04 (火) 04:41:42
      • (皇帝崩御により、倭洲への助力要請の効力はなくなっていた。既に生き残っている倭洲武士は数えるほどではあったが
         彼等の元には、大爛帝国の戦争に加担するのを止めて本国に戻れという書簡が既に届いていた。将義も例外ではない
         負け戦となったこの戦争だが、終結すれば帝国は客員に粗品の一つでも持たせなければならず、それを見越しての早期送還の令)
        嗚呼…しかし、あれは勅命ではない。勅命は今、宗爛皇帝が仰っているこの言葉より他に存在しない
        (仮初めの主君ではあるが、今その忠義を放り出すのは武士道に反する。例え倭洲で真の主君が待っているとしても
         今ここで仕えるべき主から背を向けて、その顔で倭洲の地に帰ることは即ち……生き恥!!)
        ……己にはまだ、誰が為に振るう剣が確かに有るッ -- マサヨシ 2012-09-04 (火) 05:00:53
      • (物見台より、ちらりと将義の姿を見て……仮面越しに目元だけで微笑む)
        (鼓舞するためにでもなく、激励するためにでもなく)
        (ただ、未だ此処にいるということに感謝するために、微笑む)
        (希望は、指し示されるものではない)
        (差し込んだ光を見るのは己であり、差し込んだ光を希望と捉えるのもまた己である)
        (この絶望的な状況下で……未だ光明を見ることができるのだとしたら、それは光明を見たものの意志そのものなのだ)
        (将義のその意志と、将義のその決意に感謝するかのように目を伏せた) -- 宗爛 2012-09-04 (火) 05:05:23
      • (自由に生きる戦友がいる。そして今、お前は自由だと言ってくれた主君がいる…
         されど、結局己には誰が為に捧げる生き方しかできず…また、それを心から望んでいた
         嗚呼、宗爛皇子……貴方のお言葉、有り難く頂戴致した。そう心の中で呟く…互いの視線が一瞬合えば、昨日の事のように思い起こされる死線の思い出
         言葉を交わさずとも共有できている物こそが、絆であり忠誠の真心…全てを聞き終えて未練なく背を向ける)
        己の進む道しっかと得たり。迷いも憂いも無く、後は悔いさえ残さなければ磐石也…
        (発破を受けて盛り上がる周りの観衆。それを避けるように、自分の戦場へ向かうように広場を去る…
         ゾドは己達の戦場ではない。思えば王都決戦はそれを見失っていたように思える。ならば己が向かう先は――)
        レムザ。逸早くあの地に戻り、宗爛総督の街を守る…! 戌徒(いぬ)には戌徒(いぬ)の真髄が御座る
        もとより雑用劣勢背水の陣こそが、我々の真骨頂なればこそ…折角減った頭数でゾドを抜け去り、義を貫かん!! -- マサヨシ 2012-09-04 (火) 05:23:53
  • 黄金暦226年 8月 大爛帝国西方領 ゾド要塞
    (包囲する軍は十重二十重 ゾドの補給も侭ならず 数で勝っていた帝国は篭城を強いられていた)
    (日が経つにつれて、兵糧は減る 数が多いということは大飯を喰らうという事であり、打って出ない限りは、その数は贅肉でしかなかった)
    (しかし、ある日の事であった 包囲の一端、北側を見張っていた兵からの伝令が飛ぶ 動きがありました、と 宗爛に届いていた本国からの要請にしては、時期と方角が、おかしい)
    (物見の塔に登った宗爛が見る北の陣旗に乱れが起こる 其れは漣のようにわずかに広がり、そして、その中心から、土煙)
    (すわ嫌がらせの攻撃か しかし、様子が違う 敵の陣旗がそれに続かず、ただ、一団が戦場を駆け抜ける 真っ直ぐ、真っ直ぐにゾドに向かって) -- 2012-08-27 (月) 01:22:58
    • (レムザからゾドに戻り、なんとか六稜軍がギリギリ存続できるだけの食糧を秘密裏に持ち込んだが……状況が好転する事はなかった)
      (真っ先に餓死という最悪の展開だけは避けることができたが、それでも真綿でゆっくりと首を絞められている事に変わりはない)
      (兵を鼓舞し、前線にて自分も声をからして指揮を続けていたが……正直限界が近い)
      (そんなとき、ついに北の陣が破られたと報告を聞き、物見塔に登ってその様子をみる)
      (そして……小さく笑う)
      全く……いつまで待たせる心算だったのだ。あの阿呆め

      総員よろこべ!! 増援だ! 打って出るぞ、準備をしろ!! -- 宗爛 2012-08-28 (火) 09:34:54
      • (焦燥した顔に驚きを上塗る部下達を他所に、宗爛が動き出す 迫る土煙の向こう、ようやっと動き出す包囲の陣)
        (陣太鼓が鳴り響く 矢が闖入した一団に降り注ぐが、しかし、一人とて止まらぬ 真っ直ぐにまっすぐに荒野を駆けるその一団は、陽光を受けて緑に輝いていた)
        (物見が叫ぶ 友軍だ!)突き進めえええええええっ!!(ラッパの音が鳴り響く 一団から立ち上がる六稜の旗 先頭で叫んだのは、赤い髪の女であった)
        (その身体を鱗に包み、手には不思議な色をした剣 続く一団も、同じ輝きを持つ装備をまとっていた 竜だ、竜が来た 赤い目の竜が来た 物見が叫ぶ 其れは確かに、東洋の竜にも似て)
        (包囲の陣から中へ中へ ゾドに近づけば、流石に矢の雨も止む 陣を崩してまで追う愚は犯さぬと、包囲に戻る敵の部隊 そして、緑の一団は荒野の中心に止まり、女は堂々と声を挙げる)
        紅原奴兵聯隊長アベレンティーナ・カサンドラ・レッドフィールド!帰陣した!!開門っ!(掲げるのは、六稜の旗!) -- アベル 2012-08-28 (火) 19:35:35
      • (兵糧節約のため、非番時には薬物によって文字通り「仮死状態」で生を保つ隊員が半数以上にも上る後詰めの中隊)
        (その中に在って座禅を組み、微動だにしない中隊の長は、宗爛の号令と、友軍の地響きが聞こえると薄目を開けた)
        (部下共を叩き起こすべく、スックと立ち上がる巨体。少しばかり痩せたようにも見える) -- 薄荷 2012-08-29 (水) 08:20:53
      • (ずっと閉じられたままだったゾドの北門が開き、中から軍勢が溢れ出てくる)
        (半死半生とは思えない士気の高さ。その先頭をかけるのは……六つ目の異形面を被った指揮官)
        (黒山羊を駆る、宗爛の姿)
        突破する!! 前線の紅原奴兵大隊と敵を挟撃するぞ!
        全軍突撃!! 目標前方!! 死にたくなければ前に出ろ!! -- 宗爛 2012-08-29 (水) 22:17:12
      • (全く、この局面でこの采配とは、見誤りではなく麒麟児やも知れんと内心思いながらも、鬨の声を上げて突撃する六稜軍の大将に常の不敵な笑みを浮かべる)
        聞こえたなティウベトの精鋭共!! 大将に続け!!
        (浅黒い肌には包帯が幾重にも巻かれ、それは部下達も同様であったが……その士気に何程の衰えも無い)
        (亡国の奴兵達もまた、戦火の坩堝へ我先にと突き進んでいく) -- 阮焔 2012-08-29 (水) 23:18:27
      • 食料隊、輸送隊、ゾドへ!……薄荷医療隊長には之を!(手紙を兵に渡し、馬車を連ねてゾドに送る そして、声を張り上げれば敵に部隊を向き直らせた)
        (十数名で出て行った女は、どこで雇ったか、中隊程度の規模の兵を携えていた 増援というには少なく、弱弱しく移る人数 それでも、堂々と一堂剣を抜き、天に掲げる)
        俺達の味方を見ろ、腹減らして、死に掛けて、それでもあんなに声を挙げて、戦おうとしている 異国人の俺達の姿を見て、奮い立っている
        敗戦国の捕虜として、奴兵に落された物もいるだろう 命惜しさに寝返った者も居るだろう 俺に金で雇われただけの者も居るだろう
        だが!今は、俺たちは希望だ!!誇れ、俺が!俺達が!!(剣を抜く 門から溢れる軍勢の時の声に負けぬ、一同の声が、薄荷に、阮焔に、宗爛に届く)六稜の兵士だ!!
        行けええええええっ!!!(先陣を切る宗爛の軍に合流しながら、敵に向かって駆け出す)
        (先陣を駆ける将と大将 気付けば並び、戦場を駆ける 視線を送り、口の端に笑み)ただいま戻りました、ソーランショーグンドノ ちょっと遅れました?ひひひ -- アベル 2012-08-29 (水) 23:40:52
      • (アベルらが到着して後、残りの斬り込み隊を率いて、一度は退いた暁翼が要塞から飛び出した)
        (討って出る機に、暢気に休んでいるつもりはない。それはここを突破した後で存分にさせて貰おうと)
        …ったく、アベルの奴。やってくれたな…ここまで鮮やかに援軍が来るとは思わなかったぜ…とんでもねえな
        (まだ後方から、前に進む宗爛達に追いつくべく馬を進める中で、偽らざる賞賛の念が自然と言葉に出た) -- 暁翼 2012-08-29 (水) 23:54:19
      • (鬨声をあげ、それでも陣形を崩す事はない。騎馬を用いた機動戦闘によって攻城兵器を撃破し、そのまま相手の歩兵や騎兵が群がってくる前に突破を済ます)
        (長弓で素早く連合兵を仕留め、取りこぼした兵は黒咲に踏み抜かせつつ、血塵を振り撒いてアベルと合流する)
        どこがちょっとだ阿呆が。あと数日遅れるようならお前の首に金一封をかけるところだったぞ
        まぁ、しかし……納期ギリギリまで粘っただけのことはあるな。十二分な働きだ。直ぐにでも褒美をやりたいところだが……
        (言い放つが否や、弓を番え、放てばアベルの背後で連合兵が倒れる)
        今はコイツらを片付けるのが先だ!
        薄荷! 作業が済んだら北門前を守備しろ! ただし毒は撒くな! 免疫のある弱毒でも今の我々では耐えられるかどうか怪しい!
        阮焔! 左翼の高台を制圧してこい! 資材は使いきって構わん! 手段を選ぶな!
        暁翼! お前は右翼の増援部隊を片付けて来い、深追いはするな! 適当なところで阮焔と合流して前線拠点を築け!

        そして、アベル!! お前は俺についてこい。中央主力を叩く
        いいか、お前たち! ここが正念場だ!!
        ここでコイツラを叩ければ脱出までの時間程度は稼げるはずだ。一刻も早く殲滅するぞ! -- 宗爛 2012-08-29 (水) 23:59:21
      • (頬を掠める矢が、後ろに悲鳴を生む 指で傷をこすれば、ギザ歯を見せて笑い)
        怖い怖い、戦争に出るよりも将軍殿に命を狙われるほうが怖い ひひひ(手綱を繰る 指示を出せば、宗爛の横について戦場を駆ける)
        おいおい、之じゃあ俺が側近みたいですよ まーた、怖い髭の古参将達に睨まれちゃう(肩を竦めてから、長剣を振るう 血飛沫 名も知らぬ兵の首が飛んだ)
        グェンちゃん!戻ったら酒呑もうぜ!奢りね!……って、シャオちゃん!?生きてるの!?うわっ、コリャ嬉しい!!(戦場の中子供のようにはしゃぐ)
        さっき要塞に送った馬車は全部米です 薄荷さんに宜しくとの手紙をつけたので、うまくやってくれるでしょう ……
        (チラッと仮面の対象に視線を送って、クス、と声を漏らして笑った)そちらさんも、ご無事で -- アベル 2012-08-30 (木) 00:09:43
      • 右翼、ね
        (馬を巡らせ、後方の部下に指示すれば矛先が流れる様に変わる)
        (途中、アベルの連れていた援軍の一人から槍と弓、矢筒を受け取り、準備は完了した)
        シャオちゃんじゃねえっつってんだろうが!
        (多少やつれた顔で、しかし何時も通りの声を遠くに返した。笑いすら含む声は戦場によく通った)
        (戦える。今、この場に。こちらへの追い風が吹き始めた)
        (アベルが呼んだその風を、宗爛が上手く御してくれるはずだ。迷う事は無い)

        了解! お前ら全員着いて来い、蹴散らすぞ!

        (斬り込み隊の名に相応しく、部下を率いて、敵を切り裂く翼が風に乗って敵の右翼、増援部隊を裂断していく) -- 暁翼 2012-08-30 (木) 00:12:29
      • そんな事をあの連中はのたまっているのか。所詮は中央の寄越した連中だな
        全く物事を捉えていない。アベルが側近みたいだ、なんて見当違いも甚だしい
        (はき捨てるように、全面的に否定しながらもアベルと共に連合兵を1人、また1人と切り捨てる。背中は気にしない)

        既に側近そのものだというのにな

        (気にする必要もない。背中を守っている相手には、絶対の信頼を置いている)
        暁翼の奴め、土壇場に強い男だ。思ったよりも右翼が手薄になりそうだな……これなら、抜けるだろう
        総員! 暁翼に続け! 右翼をブチ抜く! その後、中央を包囲殲滅するぞ! -- 宗爛 2012-08-30 (木) 00:22:18
      • おぉ、オメェー本当大した女だなぁ。樽で奢ってやるから期待しとけぇー
        (アベルには軽口で返し、宗爛の指示を聞く。左翼高台。守護するはスリュヘイムのアンデッドや柱の騎士。退屈はしなさそうだ)

        弩兵隊前ェ!! 龍勢で支援砲撃しつつ火矢とトウテツありったけブチ込め!!

        (声を張り上げ部下に指示を出すと、気取った様子で一礼し、地を駆ける。続く部下を振り返る事はせず、両腕の牙を構え、手近な兵に飛び掛って首を撥ね,) -- 阮焔 2012-08-30 (木) 00:23:18
      • (男は目が良い。開いているか、いないか判らないような細目でありながら、その視力は都市部に住む者の何倍も良かった)
        (その目はアベルの使者を乗せた馬車が向かってくるのを捉えている)
        死にたくないならば前に……!素晴らしい
        そしてこの場の高揚。六稜軍属で良かった。敵に回すとなればこれ程恐ろしい処もありはしないだろうなあ。フッフフフフ
        (ものの数分もしないうちに、薬師中隊総員およそ100名。宗爛の命に従い北門前に就く)
        (火矢や、破裂し長く炎上する焼き物の玉、投石器による石の嵐を降らせて、射程に入る連合軍をじわり、じわりと削り取っていった) -- 薄荷 2012-08-30 (木) 00:28:59
      • ひひひ、元気そうだ、良かった(遠のくシャオの声に笑みをこぼし、同じように掛けていくグェンの背に目を細める)領収書を六稜にツケたら怒られるからなー、グェンちゃん ひひひ
        (宗爛の横につき、前を、そして宗爛の後ろを守る その姿は奴隷等ではなく、確かに、忠義を守る忠臣であった)
        ひひひ、奴隷兵をそこまで信用するなんて、変わった人だよ、本当に(からかうように、嬉しそうに)でも、俺は側近ってのは重苦しいな 息が詰まっちまう
        (勢い込む宗爛について攻める 攻めれば攻めるほどに、敵の兵は膨らんでいく それでも、なお進もうとする将軍を、必死で補佐しながら)もっとこうー……(いおうとした言葉が、止まる)
        (見つけたのは、包囲陣の向こうの敵部隊 大隊規模の横隊が一斉に弓を引き絞っていた姿 さっと顔色を変える)
        矢が来るぞ!!総員、守れ!!!……将軍!!(声を投げる しかし、将軍の背に槍を振るう雑兵を切り倒す間に、矢は放たれる 六稜の前線に黒い雨が降る)
        (咄嗟であった 馬を蹴り、宗爛に飛び掛る そのまま、黒咲から引き倒して身を挺そうと) -- アベル 2012-08-30 (木) 00:39:53
      • (薄荷、阮焔共に期待通りに、否、期待以上に働いてくれている)
        (おかげで北門は開門しているにも関わらず連合兵は未だ要塞には一歩として踏み入る事がかなわず、阮焔の制圧した高台からの援護のお陰で思うように駒を進めることもできないでいる)
        (やれる。そう思った次の刹那)
        ……!?
        (驕りのツケを支払うことになる)
         な、アベル……!?
        (黒咲と共に、アベルが矢に射られ、近衛も全滅)
        (思った以上に……相手の進軍が早かった)
        クソ……もう気付かれたのか
        (倒れたアベルを庇いながらも、敵軍に包囲され、孤立する形)
        (暁翼ははるか前方。阮焔と薄荷もすぐに転身できる位置ではない)
        くっ……万事休したか? -- 宗爛 2012-08-30 (木) 02:01:20
      • (背に突き立つ矢 竜の武具といえど、隙間を貫かれれば役に立たぬ しかし、)……っ、へ、へ 守れたから、まあ、いいか……
        (宗爛に庇われながら、それでも体を起こして 痛みで滲む脂汗を拭い、動く片手で剣を握る そして、息を吸い)
        馬鹿っ!!(宗爛の耳元で、思いっきり怒鳴ってやった)まだだ、将軍 あんたがそんな事、言っちゃいけない……!!俺が、まだ、守ってやるから……
        あんたは、いつも通りふんぞり返って、冷静に指揮してれば、良いんだ……っ(短い呼吸をしながら、つぎの矢を構える横隊を見る 宗爛に半ば寄りかかるようにしながらも、まだだ、まだだと繰り返す)
        (見る前で、弓が引き絞られる 指揮官が狙いの号令を下す声が聞こえる 絶体絶命、そのときであった)
        (その包囲の後ろで、声が上がる 指揮官が目に見えて慌てるのが見える それが見えれば、にやぁ、と口の端を挙げる女)
        やあっと、お出ましだ ねえ、将軍ドノ 俺が本当に、俺だけの力でゾドの包囲網を突破してきたとおもうかい?(膝をつく その背は宗爛を庇った傷で真っ赤にぬれていた)
        本物の増援の、お出ましだ……っ!!(倒れ伏す女の前で、弓隊が構えを解いて移動を始める 周りの敵軍も慌しく陣を整え始める こちらに止めを刺す以上に優先される脅威が、迫っているのだ) -- アベル 2012-08-30 (木) 02:14:00
      • アベルお前……(耳元で怒鳴られ、面食らうが、同時に無事であることが今は喜ばしい)
        (失うには惜しい部下だ。生きていてくれたならそれだけでも御の字)
        (しかし、増援を報を聞けば……声色が硬くなる)
        (そう、遙か東より地平線を埋め尽くしてやってくる……その旗を見て、歯軋りをする)
        なるほど……親父殿も本気ということか
        (土煙をあげ、怒号と共に津波の如く迫ってくるその軍勢。掲げる旗は……『凰』)

        第二皇子様のお出ましか……いよいよこの戦争最終局面ということか

        総員! ゾドまで後退だ! 篭城を続ける!!
        東の増援の支援をするぞ!

        (アベルの無理矢理担ぎ上げて黒咲にのせ、黒咲の縄を引いて歩いて下がる)
        (その程度の余裕が既にある。同時に焦燥もある)

        アベル。連中には気を許すな。連中は帝国中央正規軍……皇室直轄の精鋭部隊だ
        我々のような地方軍など人とすら思っていない。気をつけろ

        (そう忠告を静かに告げて……自分の手勢と共に再びゾドへとさがっていった) -- 宗爛 2012-08-31 (金) 01:18:34
    • (門から流れ出す兵達と入れ違いに走り入る馬車 その中から兵が飛び出し、薄荷を見つけて駆け寄ってくる)
      薄荷部隊長殿!アベル隊長からのお届け物です!!
      (其れは、馬車数台にたっぷりと積まれた米であった 外から決死の覚悟で運んできたその兵糧馬車は、槍や矢が突き刺さって、燦々たる有様だったけれど)
      (薄荷に渡される手紙は、あの女の文字で)『粥にして皆に振舞ってあげてね いつかの恩返しです、遅れてごめんなさい』(最後に、可愛らしい薄荷の似顔絵つき)
      (之を届けるために、宗爛や薄荷との約束を守るために、女は戻ってきたのだった 女は今、先陣を駆ける 六稜の兵として) -- アベル 2012-08-29 (水) 23:46:04
      • 義に熱い女御だのう……荷は確かに受け取った! レッドフィールド隊長に伝えてほしい。感謝する、と……おう、そうだ。使者殿
        (怪しげな呪謡を唱えると、アベルの使いの体に多量の、透き通ったジェルのようなものが巻き付いたように見えた。もっともそれは瞬きする間に黙視できなくなってしまったが)
        矢や石の何発かは弾いてくれるかもしれませんな。まあ、グサリと一発で貫通することもあるので過信は禁物。どうか、貴殿の、アベル隊が華々しい戦果を挙げられますように
        (六稜式の正式な礼)
        (手紙に添えられた己の似顔絵を観て、顔が綻んでいる雰囲気が出ているのが、判る)
        (その背景には、これ─この戦闘─が済んだら粥だ!と喜び勇む薄荷隊他、要塞守護隊の面々である) -- 薄荷 2012-08-30 (木) 00:40:35
      • (術の例と、必ず伝える旨を込めての敬礼をする使者 その男もまた、戦場に戻っていった)
        (手紙をもう一度見れば、裏側にもう一文)
        『最後の馬車二つに積んであるのはこっそり保管しておいて下さい 高価な物なので、預かっといてくださいな』
        (そちらの最後には、またまた可愛らしい、今度はドラゴンの顔 ……馬車を見てみれば、目を疑うかもしれない)
        (ひとつの馬車には、竜の製品 竜玉や武具が袋につめられて そして、もうひとつの馬車には、竜の鱗や肉、牙や爪……)
        (『預かり賃は現物支給でごめんなさい! アベルより』そんな暢気な文で締めrたれているが、これは一財産以上に匹敵するだろう) -- アベル 2012-08-30 (木) 01:10:40
  • 黄金暦226年 7月 大爛帝国西方領 ゾド要塞
    • (レムザから兵と食糧を持って戻り、一度は兵達を大きく鼓舞することに成功したが、それも結局一時の事)
      (持ち込んだ食料も直ぐに底をつき、毎日少しずつ兵を小出しに殺していく日々)
      (重傷の兵や騎獣を殺して喰う事も、最早日常となりかけていた) -- 宗爛 2012-08-28 (火) 09:45:06
      • (随分と獣の数も減った獣舎の奥で、そっとその骸を撫でる)
        (既に防腐処理はすませてあり、褐色がかったその女の身体が朽ちる事はない)
        (ただ、以前寄り身体がいくらか欠けてはいる)
        (いくらか痩せた黒咲に背をあずけ、小さく笑う)
        見ての有様だ狗面。戦線は膠着状態。補給の当てもない
        お前が開いた戦端のお陰でまだながらえてはいるが、このままではいくらも時を待たずに我等は全滅だ -- 宗爛 2012-08-28 (火) 12:38:46
      • 考えてもみれば、我々は勝っているようでいつでも負け戦を続けてきたな。結局美味いところは中央に吸い上げられ、我々はなんとか利が出るようにせせこましく立ち回るばかりだった
        (手に持った食糧をブチブチと食いちぎり、咀嚼しながら、目前の骸に話続ける)
        お前にはそれがさぞ滑稽にみえたのだろうな。そんな児戯に散々つきあわせたことは悪かったと思うよ -- 宗爛 2012-08-28 (火) 12:42:23
      • しかし……悪いが、まだ降りてもらっては困るんでな
        もう少し付き合ってもらうぞ
        何、お前は黙っていればいい。約束だからな。お前は槍になるといった

        (骨についたままの筋張った太股を噛み千切りながら、笑って呟く)

        約束は果たしてやる

        お前は俺のモノだ。きちんと最後まで傍で見せてやる

        お前の主のいく血道をな -- 宗爛 2012-08-28 (火) 12:45:04
  • 忍び込むといえば夜間に限る。
    闇は視界を奪い、音を鎮める。
    疲弊した兵士から姿を隠して総督府に忍び込む小さな陰があった。
    生憎自身も夜目が利くわけではないので灯り…灯りとして使える発光する蝶…を僅かに従えて薄暗い廊下を進む。
    蝶の光は最低限にまで抑えられておりそれは星明りと同じ程度の心もとない、されど自然な光だった。
    単独で行動するなど、従者はひどく反対したが。
    しかしかと言って盲目の姉は隠密に向かないし鳥目の従者も夜には不適合だった。
    結局は言い包めてたった一人で目的地、目的の人を目指す。 -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 23:09:42
    • (中庭を抜け、目的地に向かおうとしていたアフィクルルカに)
      夜長に珍客だな
      (ふと、声がかかる)
      (声の行方は中庭にあるちいさな獣舎。そこにいる大きな黒山羊の隣で休んでいる、黒髪の人物)
      (蟲の複眼を模した6つ目の異形面から、紅瞳が覗いている)
      先日の蝶は……お前の差し金か。見たところ西の者だな
      ……占い師に何か用か? -- 宗爛 2012-08-26 (日) 23:24:13
      • 驚いて振り返る相貌は幼く、子供だった。
        白いワンピースの上に大きな羽織りを纏った姿は暗殺者の類には見えないとは思っていたが、まさか声を掛けられるとは。
        兵士の一人だろうか。 蟲のような複眼から覗く瞳からは何も読み取れない。
        「………。」
        少女は悩んだ。 素直に応えるべきか否か。
        もし誰かを呼ばれては面倒だが、そうされる可能性の方が高い。
        しかし何故自分の目的を知っているのかが分からない。
        「会いたい。」
        簡潔に、それだけ応えた。 -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 23:39:25
      • (よくみれば、淡い碧色の髪が特徴的な少女。占い師と似た、どこか浮世離れした印象も見受けられる)
        (先日の蝶の様子から、見て、警戒する必要はないだろう)
        (彼女たちには、彼女たちの世界がある。そこに俺が立ち入るべきではない)
        そこの廊下を抜けた先に、小さな離れがある
        そこにお前の探している女はいる。会いにいくといい
        恐らく、あの女もお前を待っている -- 宗爛 2012-08-27 (月) 00:02:08
      • 場所を教えられて更に驚いた。
        まさかこんなにあっさり行けるとは思ってもいなかった。
        夢であった少女の関係者なのだろうか。 そして少女を大切に思っているのだろうか。
        分からない。
        分からないから礼も言わずに小さく頷いた。
        すぐに言われたほうへと向き直り駆け出す。
        小さな影は闇にのまれ…いつかの蝶と同じように見えなくなった。 -- アフィクルルカ 2012-08-27 (月) 00:26:14
      • (去っていく後姿を見送って、深く黒咲にもたれかかる)
        (占い師が何を考えているのかは、俺にはわからない。欠片も分からない)
        (だが、あの女はあの女なりに必死に生きていて、あの女なりの哲学を持っていることはしっている)
        (故に、その考えに導かれて……もしくは導くためにここに現れたのがあの少女だとするのなら)
        ……帝国も既に先のない泥船だ
        他の未来があるというのなら、それもまたいいだろう -- 宗爛 2012-08-27 (月) 00:45:01
  • (それは、占い師の部屋の前に蝶が舞う数日前の事)
    (占い師が眠りについて幾度の時が刻まれただろうか)
    (人形の様な、或いは長い瞑想を久遠の月日の中で成し遂げているかのような)
    (眠りに囚われているのに、何故か神性が日に日に増してゆく様な錯覚を覚え始める時の頃)
     
     
     
    (宗爛は夢を見ていた――――……)
    (何とも言えぬ煌く星空の砂漠の道を、光のヴェールで身を包み、護る様に、隠蔽するかのようにして)
    (駱駝にまたがり、ゆっくりとその道を歩み、宗爛から遠退いて行く姿を)
    (占い師は、振り返らない)
    (気付いていないのかもしれない、何かに囚われたのかもしれない)
    (ただひたすらに真っすぐと何処かへ向かい、星の砂に駱駝の足跡を残していく)
    (声もかけられない、いや、指一本すら動かせない)
    (宗爛に許されたのは、ただ其れを見届けるだけ――――……) -- メルセフォーネ 2012-08-25 (土) 03:14:50
    • (深夜に目を覚まして、頭を振る)
      (嫌に意味深な夢だった)
      ……どういう意味だ。占い師
      口で云えば判ることだろうに。わざわざ回りくどいまねをして…… -- 宗爛 2012-08-25 (土) 23:52:47
      • (眠ったままの占い師は答えない、いや答えられない)
        (時々、あまりにも不可解な予言をつらつらと述べる以外は眠るばかり)
        (その姿はまるで死んだようにも思えるが、無意識を象徴する海王星の先は冥王星であり、それは究極、生死、再生を象徴する)
        (理解しがたいが予言の密度は濃厚になっているのは、生死……言いかえればあの世とこの世の境目に存在する事でアカシック・レコードを彼女が生きるまま読む事が出来ているからなのだろうか? いや"生きている"のもあやふやだと言われればそれまでなのだけれど)
         
         
        (彼女がもう、目覚めないかと思った矢先に、宗爛の前に蝶が現れた夜)
        (再び彼は夢を見る――……)
        (それは、以前の夢と同じ、宇宙の上に降り立つ錯覚を覚えさせるような深海の様な輝きを放つ情景にいる夢)
        (……以前と違うのは、自分の見ているずっとずっと先で、占い師が困っているかのように、囚われているかのように、身動きの取れない様子でその場でただ立ちつくす夢だった)
        (動けない、いや、動く事が出来ない――……)
        (今の彼女には、その要素が足りない――……)
         
        (宗爛は、直感を得たかもしれない)
        ("だから" "彼女は眠りから醒めないのだ"――……と) -- メルセフォーネ 2012-08-26 (日) 00:12:04
      • ……(ふと、思い浮かぶことがいくつか。そしてまた深く溜息をつく)
        ……いちいち面倒な奴だ
        まぁいい
        面倒にはなれている -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:47:59
  • (死に時、というものがある)
    (天命と言い換えてもいい。生命を遣わされ、生きていれば必ず、生きる理由というものが発生する)
    (自分にとっては、闘争こそがそれに当たった。戦いの中にのみ自己を求め、戦いのために生きた)
    (だが、その生き方を挫いた者がいた。幾度となく闘争の意味を歪め、叩きつけるような敗北を齎した相手がいた)

    (死に時を見誤った。それは過言ではない)
    (崇高な魂を闘争に捧げるのであれば、かつて訪れた最初の敗北で死を与えられるべきだったのだ)
    (だが、生きながらえてしまった。生きる理由を闘争以外に求めてしまった)
    (捩曲がった鉄槍が意味を成さないように、自分という人間は意味を放棄したまま今まで生きてきた)
    (醜悪にも……今の今まで、生きながらえてきた) -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:18:00

    • (砦の窓より、戦場の先を見据える。戦況は芳しくない。いつの間にか攻めていたはずの軍は周囲を囲まれ、疲弊を始めている)
      (前線は徐々に押し返され、攻めていながらも防戦を強いられる状況が続いている)
      (伝令が再び悪い知らせを齎してくる。前線にて怪物が現れたと。その簡素な文はただでさえ士気の下がった兵の意欲を根こそぎ奪うには充分な物だった)
      (息を吐く)……手詰まりだな。(狗面の下、目を閉じて宗爛に向けて呟く) -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:18:26
      • (悪い知らせを聞いても涼しい顔で、相も変わらず書類の処理を続けている)
        既に打つ手がないという意味では、確かに手詰まりだな
        既に打つべき手は打った。あとは打った布石がどのように作用するのか見届けるのみ
        (一度、革張りの西の椅子に深く腰掛けて、溜息をついてから狗面に視線を送る)
        そういえば……お前と初めてあったときも、こんな酷い戦だったな
        もうあれから何年たったかも忘れたが -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:30:27
      • ……左様か。元来の意味での手詰まりではないと見るのは……視界の違いやもしれんな。
        (自分が視界の中で窓より外を見る景色は狭窄さを伴っている。俯瞰で状況を見ている主に見えている物とは、明確に違うのだろう)
        (だが、その絞った視野の中で浮かび上がる像があった。次いで伝令が口にした「多腕」という特徴に当てはまる西方の将を)
        (自分だけは知っていたというアドバンテージによって)………(表情には出さず、腕を組んだまま壁に背中を預ける)
        思えば、あれこそ過ちの一つだったのやもしれんな。(呟いて肩を竦めた)
        戦場で一度槍の穂先を向けた者に、今度は槍の持ち手の方を握られるとは。
        気紛れであったと今の今まで思っていたが……あれは私が私として生きあぐねている何よりの証拠だったのやもしれん。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 03:46:36
      • だとすれば、俺にとってはお前が生きあぐねていたことがありがたい
        お陰で、今は帝国軍一個師団を率いる将軍様だ(自嘲気味にそういって笑う。あまり面白くなさそうに)
        お前は獣だ。故に俺の元にきた
        故に俺も気を赦した
        野性は嘘は吐いても真理には忠実だ
        だからこそ、手放しに信頼できる
        ……今回も、そういう意味では信頼している
        (何をいうつもりなのか、促すように、同時に牽制するようにそう言葉を投げる) -- 宗爛 2012-08-25 (土) 04:16:56
      • (地面に立てた槍を傾け、額につける)……恐らくは、獣としか……温度のある生物としてしか生きられないが故、なのだろうな。
        私は、温度を持たぬ槍でありたかった。だがこの身は、余計なものばかりが付随する、一個の獣でしかなかった。
        戦う理由を求める槍など何処にもないにも関わらず、それでも槍として用を成さなくなった私を槍と定義する主の甘さに……結局は寄りかかっていただけに過ぎない。
        ……お前の、王でありながら冷徹に成り切れない懐は、私には居心地が良すぎたよ。自らが何であるかも……忘れるくらいには。

        ……主よ。可能であるなら疾く、軍を退げろ。
        士気の下がった兵では御しきれぬ災厄が向かってくる。ゾドは恐らくそれを破られえぬ堅牢と看做している者の棺桶と化す。
        アレは、そういうモノだ。槍を交えて理解している。アレは……知略で以ってしても被害は免れない、そういう類の個だ。
        ……被害は少ない方がいい。群を活かすために個を切り捨てるのも、王の采配だろう。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 04:30:34
      • (溜息をついてから椅子から立ち上がり、隣に立つ)
        (砦の窓から見える死地を見下ろしてから、一度だけ空を見上げる)
        部下の欠損を補うのが王だ
        欠損を欠損としてみているうちは、それは道具を道具としてみていないに等しい
        欠損を利し、欠損を生かして使ってこその王だ
        俺にとっても、欠損を自ら声高に叫び、そして同時に俺の欠損を嘲るお前は……扱い難くも愛着のある武器だったよ
        (そっと、狗面の仮面に触れて、輪郭をなぞる)
        (血臭と死臭を纏うその呪面。それでも、生と死の臭いと衝動を纏ったその面は……蟲毒の底でもがく蟲には美しく見えた)
        (この獣は気付いていないのだろうか。それとも何1つ関心などなかったのだろうか)
        (その生き様が、その直向さが、その必死さが)
        (何よりも変えがたいほどに、美しいということに)
        (それを見続けていることが、共にもがき、もがく様を罵りあうことが)
        (お前の主にとって何物にも変えがたい愉悦となっていたということに)

        王は、完璧である必要は無い
        少なくとも、俺は完璧ではいられない。そのために欠損した冷徹さは、お前が補ってくれた

        狗面。お前が何をしようとしているのかは、誰にでも分かる
        だが、覚えておけ
        俺はそれを看過するつもりはない

        お前は俺の骨槍だ。必ず穂先と共に戻って来い

        お前にはまだ、働いてもらわなければならない -- 宗爛 2012-08-25 (土) 23:28:44
      • (何一つ、思い通りにいかない生き様ではあった)
        (槍であろう、という主体性が道具であることを阻み、獣である生き方は生まれによって否定された)
        (強さを求めるという弱さに振り回され、傷つき、偽り、何一つ答えを出せないまま今に至る)
        (だがその道程の一つ一つが結果なのだとしたら……自分にとっての槍とは今まで歩んできたこの一本の道のりのことではないかと思った)
        (曲がりくねる道のりを槍と表現することを許してくれた男は、生きろと言う)
        (だからこそ。言わなくてはならない)

        ……では。その約束をするのであれば。
        (ばさりと、狗面を外す)
        (……長い髪が、砦の窓から吹いた風で揺れた)
        (右半分を傷で覆われた醜い顔の中心。色素の薄い、帝国の者ではない瞳が宗爛を見る)
        (穏やかな顔で、皮肉げに彼女は笑った)
        私は槍でない方がいいだろうな。
        槍としてではなく、お前の従順な獣として此処に残ろう。
        槍を持つより……そちらの方が、本当は得意なのだろう、宗爛。 --      2012-08-25 (土) 23:57:15
      • (傷だらけの顔を久々に見返して、紅瞳を細めて此方も皮肉げに笑い返す)
        元より、槍を振るえるほどの腕力は持ち合わせていないのでな
        勝手に動く猟犬の形だったからこそ、今まで好き勝手振るえていただけだ
        (心底、楽しそうに)

        (傷と、挫折と、諦観に塗れながらも)
        (ただ、為すが儘にいた女)
        (その獣性が心地好く、その過去が見ていられず)
        (俺達は、お互いに自分の持たないものを持っていて、自分の持っているものを持っていなかった)
        (だからこそ、互いに利を与え合い、利を喰らい合い、共に躍った)

        お前はどう思っているかは知らんし、お前の意志を慮るつもりはないのではっきりいっておく
        お前を殺すのは俺だ
        如何なる形であれ、どのような形であれ、お前をお前として殺すのは俺だ

        殺されるために生き『残れ』

        **** お前は俺のものだ
        王は……否、皇は一度手にしたものは手放さない
        絶対にだ

        (強い言葉の裏に隠れた狂気)
        (ただ、その狂気すら。今はただの言葉の道具に過ぎない) -- 宗爛 2012-08-26 (日) 00:34:12
      • 左様か。
        (最期は、そう呼ぶか)
        (全く。……この男は)
        約束しよう。……今まで一度もそのような機微に触れておらぬから、していいものかは分からぬがな。
        そして重ねて約束しよう、我が皇。
        獣は再びお前の懐に戻り、必ず槍としての役割を果たすと。

        その口説き文句は、10年ほど遅かったがな。
        (肩を竦めて、狗面を被り直した)
        (静かに獣は槍を取り、部屋を後にした) -- 狗面 2012-08-26 (日) 00:59:56
      • 遅すぎるくらいで丁度いいのだ、少なくとも俺達はそれでいい
        俺も、お前も、考えてもみれば出会うのが遅すぎた
        今更すこし遅れる程度、大したことではないさ
        (槍を取り、去っていく狗面を見送りながら、小さく笑う)

        戻って来い。戻ってこなければ、俺から迎えに行く

        約束だ

        (そういって、こちらも仮面を被り直し、窓の外を見る)
        (これから、互いに向かう。戦場のその向こうを見るために) -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:44:48
  • 宗爛将軍、陳情がございます(軍議の後であった)紅原奴兵聯隊は現在、遊撃・補充部隊として各隊の補助に回していただいております
    (バルトリアでの大怪我も治りきらぬうちにも、奴兵隊長は前線を駆け回っていた その末に過労で倒れ、今回の軍議で休養を言い渡されていた)
    (しかし、であった)休養を頂いている私の奴兵本隊……そのうち十数名を選出し、一時、六稜本隊を離れたく存じます
    (其れは、何十もの違反と猜疑を呼び起こす発言であった 休養を言い渡されたのに、隊を借り受けて動く 其れはまず、命令違反であり、今後の軍営にも支障が出る勝手な提案)
    (奴兵であるのに、本隊を離れる それは、離反、寝返り、裏切り……当然の如く、もう戻ってこないだろう、とおもわれても仕方がない提案)
    (敗残兵として無理やりに使役されている身分である 其れは、遠まわしに死罪を望むのと似ていた)
    (しかし、女は片膝をつき、拳を片手で覆う帝国式の礼をしながら、真っ直ぐに、宗爛の仮面を見つめていた) -- アベル 2012-08-23 (木) 22:57:51
    • (先のバルバランドの蛮族からの奇襲を受け、軍全体の進軍は滞っていた)
      (連敗を続ける各地の部隊の補佐に回り続け、自分たちも少なくない回数の敗走を重ねていた)
      (疲れの色を見せていたほかの部隊長たちも、アベルのその発言に流石に顔色に朱をとりもどしたが、それでも宗爛は片手で制して、いつものようにこう答えた)
      お前がそういうということは、何か考えがあるのだろう
      いいだろう。任せる。ただし、休養期間が終わる頃までには戻れ
      戻らなければ、反逆者としてその首に賞金をかける。いいな? -- 宗爛 2012-08-24 (金) 06:46:59
      • (流石に、之については制されたといえど、将から不満の声が上がる 其れは当然の注進である 大空に放した鳥が、狭い鳥籠に戻るものかと)
        (しかし、驚いたのは女も同じのようで 翠の目をまん丸にして暫し言葉を失って しかし、聞き返せば受け入れられた陳情がふいになるかと思えば、深く頭を下げて礼を伝える)
        寛大なご裁量、必ずや益に変えてご覧に入れましょう一晩の用意をいただき、明日の早朝に行動を開始いたします
        向かう先は(立ち上がり)亡国ウラスエダール(その名にざわめく将達 あの硝子の大地に何の実りがあるものか 竜に殺されに行くのか やはり逃げるのではないか)
        (そんな不穏な空気の中、女は真っ直ぐに宗爛将軍の仮面を見つめ、綺麗な礼をする 帝国に降って数年 その異邦人の所作は、帝国の貴人の如き見事)
        それでは準備と、山羊への別れを告げに 失礼致します(辞す女 ざわめく将達 仮面の奥で将軍は何を思うのだろうか) -- アベル 2012-08-24 (金) 11:05:07
      • (去っていくアベルをただ、みつめ、見送る)
        (部隊長たちは口々にまだ何かを喚いていたが、俺には遠くの声のようにきこえた)
        (こいつらは、何を見当違いなことをいっているのだろうと)
        (アベルが本気で逃げる心算なら、わざわざ俺に断ったりなんてしない)
        (アベルが本気で反旗を翻すつもりなら、このような軍議の後ではなく、戦場で頃合を見て後ろから殴りつけてくる)
        (あの女は機を見逃しはしない。機を機として生かし、捉え続けている)
        (適当に有象無象共を往なして、一足先にそこに向かっておく)
        (獣舎の一角。黒咲の隣)
        (いつものように着流しで、ごろりと横になっている) -- 宗爛 2012-08-25 (土) 01:42:13
      • (女の背は小さく、丈も、帝国の人間と比べても尚低い)
        (しかし、罵声や嘲笑、侮蔑をぶつけられても、その背は芯を失わずにしゃんと伸びている)
        (女は、離脱の理由は言わなかった それは、二つの理由があった)
        (一つ、言えば其れを必ず邪魔する物があるという確信)
        (一つ、言わぬことで、そうするだけの価値があることを行うという事を伝えるため)
        (それは、無言の信頼であった 普通であれば自分を下し、隷属させた憎き男であるはずなのに)
        (この男ならば、判る その確信であった)
         
        (そして、獣舎 横になっている青年の前に現れた女は、西とも東ともつかぬ服装をしていた 防具はつけてないが、宗爛がはじめて見る冒険者としての服装)
        (よ、と片手を挙げて気安く挨拶すれば、そのまま青年の隣に膝をつき、もっふりと黒咲に抱きついて顔を埋める)
        ヘイシャオー、お前相変わらずもっふもふだなー ……ひひ、おひさ(ヤギのあとに挨拶する わざとだ 顔を向けてからかうように笑う)元気? -- アベル 2012-08-25 (土) 01:56:24
      • (一度だけ大きく溜息をついて、深く干草に身を預けてから答える)
        息災とはいえんな。忙殺されている毎日だ。やってもやっても全く仕事が減る様子がない
        そういうお前は外着になんてめかしこんで、どこかに出かけるのか? 大怪我したと聞いていたんだがな
        (黒咲は嬉しそうにめぇと一度だけないてアベルに寄り添っている。すこしだけ面白くなさそうにじと目で自分の山羊をみる) -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:09:40
      • 戦に出るには山羊が必要だからね 育てて躾けて手入れして 山羊士もおおわらわだ 自分の髪を梳く余裕もない?(青年の頭に片手を伸ばす)藁が絡んで変になってる かっこわりー
        (からかいながらその藁を取ってやろうとして)ん、大怪我はしたけど、そのおかげでちょっと休みをもらってね 北の国へバカンスってなトコ 良いだろ、お休みだぜ?ひひひ
        (嫌がらずに身を寄せる黒咲の大きな体を撫でる 目を閉じてその毛並みを楽しめば、冬でも暖かい)だからさ、ちょっと暫くこれないから、挨拶しとこうっておもって -- アベル 2012-08-25 (土) 02:27:30
      • 休養でガラスの荒野に足を踏み入れるか。お前も物好きだな
        (髪をいじられてすこし身を捩るが、面倒になってそのまま為されるままになる)
        ……そうか。それじゃあここもすこし静かになってしまうな
        なんだかんだでここの山羊共はお前の事を気に入っていた。いなくなるとなれば、寂しくなるな
        ……というか、本当に何をしにいくんだ? 深く詮索する心算はないが、いっても何もない場所だと思うぞ。危険なばかりでな -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:45:42
      • だって、絶対綺麗だぜ、硝子の森 可憐ではかない美少女の私にピッタリよ(キラキラして見せてから)今年で22になるけどね!少女とか言ってられないけどね!
        (勝手にレイプ目になりつつ 青年の髪に絡まった藁を取ってあげて 伸びたその黒髪を眺めれば、抵抗されないのをいいことに、ちょいちょいと三つ編みにして遊ぶ)
        んー?寂しいのは本当に山羊だけかなー?ニーチャン、正直になれヨー(ニヤニヤ笑いながら寝返りを打てば、宗爛の視線に、冗談冗談、と笑った)
        んー、それがね あるんだ 良いものが(口の端を挙げてギザっ歯を覗かす)なあ、セーネン
        (髪から手を離してから、)お前、自分が木の剣で戦ってるのに、相手が鉄の武器を持ち出してきたらどうする?どうすればいいと思う? -- アベル 2012-08-25 (土) 02:59:24
      • 自分で美少女なんて図々しい事がいえるのなら、年のことは一先ず気にしなくていいと思うがな。それよりも気にしなければならない部分が多すぎる
        (呆れ気味に溜息をついたが、からかわれればにやりと笑って振り返って)
        そりゃあ、喋り相手が減れば俺だって寂しいさ(けろっと、そしてなんでもないように答える)
        (思いのほか、素直である)

        ふむ。武器性能の差で劣っているなら、か
        それなら俺だった逃げるな。どうしても闘わなければいけないのなら、逃げた上で戦術を練って逆襲する -- 宗爛 2012-08-25 (土) 03:09:15
      • へぇ、こんな無欠の美人を隣に侍らせておいて、足りない所があるなんて、コイツは贅沢もんだなー なー、ヘイシャオー(手を伸ばして、大山羊の耳をかいてやりながら)
        (しかし、素直な言葉を聞けば目を瞬かせ それから、くす、と声を漏らして笑い)ズルいな、子供みたいな素直さとか はいはい、オネーサンはすーぐ帰ってくるからねー?寂しがっちゃ駄目だよ?
        (わざとらしく優しく言ってから、両腕を広げておいでおいでしてみせる 完璧にからかっている 正体を知っている者が見たら、激昂してアベルを殺しても仕方がないような様子だ)
        逃げるか でも、逃げてばかりじゃいられないだろう?逃げて、逃げたなら(その次は、自分も鉄の武器を手に入れなきゃいけない そう伝えて、)
        つまり、そう言う事さ(にまりと笑って見せた) -- アベル 2012-08-25 (土) 03:23:53
      • そうやって、人の心配を茶化すようなところはよくないな
        (そういって、手を広げるアベルの膝に頭をのせて、目を瞑る)
        (ずっと昔に、飛姉に似たようなことをされたのを思い出す)
        (俺の周りにいる女は、考えてもみればそんなとぼけた奴ばかりだな)
        ……まぁいい。アテがあるのなら、きっと大丈夫だろう
        早くもどってこいよ。戻る場所がなくなる前にな -- 宗爛 2012-08-25 (土) 23:49:47
      • 真っ直ぐ言われたら照れるもんだから、茶化して照れ隠しくらいさせてよ(ひひ、と笑って見せたところに、傾く青年 目を瞬かせれば、)
        え、あ?(太股の上に青年の頭 キョトンとしてから、少し恥かしそうに頬を染め)人に見られたら、からかわれるぞ?セーネン
        (見られたら、からかわれるどころの話じゃないだろう 皇子と奴将だ、大問題になるに違いないがー……無防備な様子を見れば、少し頬を緩めて女は、青年の額に手を置いた)
        将軍ドノと約束したからな 休養帰還以内に戻るさ じゃないと、認可を出した将軍ドノの立場も悪くなる ……信用してくれてる相手を、俺は裏切らないよ 例え、首輪を外されてもね
        (言いながら、膝に甘える青年の頭を撫でる その時初めて、自分の手の固さを少し気にした)……脚も手も、普通の女みたいに柔らかくないから、楽しくないだろ(照れ隠しに、小さく笑った) -- アベル 2012-08-26 (日) 00:17:38
      • そうだな。存外に硬いし、筋張っているし、思っていたよりはごわごわしている
        ……だが、お前からは血と埃の臭いがする
        俺はこんな仕事をしているからな。これくらいのほうが、獣に抱かれているようで、かえって心地良い
        ……さて、すこし眠る。気をつけていけよアベル
        それじゃ……いってらっしゃい
        (小さく微笑み、そのまま眠りについた) -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:39:02
      • (眠りに落ちるのを見送って、暫く頭をなでてやってから 大山羊と視線を合わせ、小さく吹き出す)
        これじゃあ、行けないじゃんな?まったく、変な所でとぼけてるんだから ……まったくさ(優しく微笑み、時間が許すまでそうして膝枕をして挙げていたのだった) -- アベル 2012-08-26 (日) 23:31:30
  • (宗爛がウラスエダールで奮戦していた時から、戌徒部隊は中央戦線に残り戦線維持に尽力していたのだが
     南北の戦線が崩されたことから帝国軍が中央戦線の維持も諦めた頃、彼らも本隊と同様にゾドに戻ってきていた)

    お久し振りにございます将軍。北方戦線では危うくウラスエダールと共に竜害の凶刃に巻き込まれるところだったと伺いました
    御身の壮健をこの目で確認でき安堵しております (仮初めの主君ではあるが、その身を案じる忠誠心は当然持っている) -- マサヨシ 2012-08-23 (木) 20:34:29
    • (ゾドの兵営で久々にであったかりそめの配下を前にして、応用に手を上げて答える)
      俺は問題ない。いくらか見たくないものを見る羽目にはなったが、まぁ、いつものことだ
      それよりも将義。戌徒部隊の活躍は北でも聞き及んでいた
      あとで褒賞を与えておこう。欲しいものがあるなら云ってみるがいい。出来うる限りは融通してやる -- 宗爛 2012-08-24 (金) 06:49:51
      • 左様で御座いますか (と平たく返しておくが、矢張り気苦労の多そうな方だと感想を抱く)
        いえ、活躍というほどのものには値いたしませぬ。宗爛将軍より補給を許されておきながら戦線維持程度しか果たせず
        自身の力不足を痛感している次第に候…。褒章と言うならば、その労いの言葉だけでこの将義、十分に感じまする
        (そもそもが物欲の少ない倭洲人。主君の信頼を得られれば他に物的要求はしない精神の持ち主だった) -- マサヨシ 2012-08-24 (金) 12:35:19
      • ははは。そうか。倭人とは欲のない人種だとは聞いていたが、聞きしに勝るな
        だが、それでは俺の気がすまない。他への示しもつかん
        よき仕事にはよき計らいを。組織においては大事なことだ
        多めに酒と肉を寄越してやる。甘んじて受けておけ -- 宗爛 2012-08-25 (土) 01:46:37
      • ……はっ、より一層励めという将軍の発破と思い受け取らせて頂きます。副隊長以下、兵達も喜びましょう
        (宗爛の言葉への返事は迷いの分、一拍遅れて返された。我欲は無いが、上司の顔を立てる融通は利かせる)
        ところで、帝国側の趨勢…将軍は如何受け止めていらっしゃいまするか
        (帝国軍の劣勢は中隊長という身分の将義の見解でも明らかだった。ゾド要塞が包囲されるのも時間の問題だろうと…
         そういった状況にあって、部下としては将軍の考えを聞いておきたかった) -- マサヨシ 2012-08-25 (土) 01:56:55
      • (問われれば、仮面の奥の瞳が細まり、そして最後には伏せる)
        (前線で戦い続けるこの男になら、話しておくべきだろう。そう判断したのだ)
        ……増援は確実に届くだろうが、それまでこのゾドが持つかどうかは定かではない
        長く見積もれば、あと半年はここで篭城生活だ。それまで士気よりも兵士の正気が持つかどうかが怪しい
        いずれにせよ、俺は将軍だ。ここから動くことはできない。だがお前たちは……いざというときはレムザまで後退しろ
        ……案ずるな。逃げろといっているのではない。そこまで後退して体制を立て直せといっているのだ
        わかったな、将義。独立中隊であるお前たちにしか出来ない仕事だ -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:05:29
      • (宗爛が己に語りかける言葉と様子にハッとし、心が揺れた。その内容と語気で十分に察することが出来た
         将軍が己のことを信頼し、命じていることに…外様である己に皇族が、である)
        その旨、しかと承知いたしました。必要とあらば、例え友軍に敵前逃亡と罵られようとも…!
        (将軍自らが御旗となってこのゾドに留まり、正気も勝機も危うい中で兵達を繋ぎ止めると言っている。自分の心労も顧みずに
         ならば己は言わずもがな。ただ主君の心意気に応えるだけだった)
        お時間を割いて頂き有難う御座いました。では、私は戻ります…失礼
        (以降は黙って踵を返す。心の内で、この期に及んで良き将に恵まれたと思いながら…) -- マサヨシ 2012-08-25 (土) 02:23:34
      • (確と意図を察してくれた将義に対して深く頷く)
        お前たちがそのとき撤退に成功すれば、後続に我々も続く事ができる
        そうすれば、仮にゾドが陥落しても、全滅の憂き目からは逃れる事ができるはずだ
        無論、六稜軍以外の帝国軍もな
        ……こっちこそ、時間をとらせてすまなかったな。もういくといい
        (総意って見送りながらも、)
        将義
        (最後に背中に声をかける)
        倭人の心意気や魂とやらは、まだ俺には理解はできん。だが、これだけはいっておくぞ。たとえお前たちの生き様を穢すことになろうと、これだけはいっておく
        お前の命は俺が預かったのだ。許しなく散すことは断じて許さん
        (外様の倭人と、下位皇族の宗爛)
        (どちらも、帝国にとっては消耗品である。同じ立場であるからこそ、感じあうところもあったのかもしれない) -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:53:48
  • 黄金歴225年 12月

    月夜に蝶が舞う。
    吹く風に流されているように見えて意外と真直ぐに目的の場所へと羽ばたいている。
    羽は淡い燐光を放ってそれ自身が導であるかのようだ。
    月の輝きにも星の瞬きにも埋もれることなく………

    冷静に考えるのであれば野生の蝶などではないことは分かる。
    宵闇に包まれながらも飲まれない蝶からは仄かに呪術、魔術の気配がする。
    動植物からならば少なからず感じられるはずの感応は、人間または妖のそれに近いものだった。 -- ??? 2012-08-20 (月) 12:31:29
    • (ウラスエダールから間一髪で撤退し、ゾドの獣舎で再び休んでいた宗爛)
      (黒咲によりそうように眠っていると、ひらひらと煌く夜蝶が一羽)
      (宵闇の中、薄い魔力を放ちながら飛ぶそれを見て、眉根を顰める)
      ……妖蝶……いったい何者だ? -- 宗爛 2012-08-21 (火) 04:22:48
      • 宗爛には目もくれず飛んでいく。
        彼の蝶は皇の言葉でも止まる事はない。
        何人の言葉にも縛られずにただ目的の場所へ吸い込まれるように。

        その先には何がある? 誰がいる?
        己が連れている占い師しかいないだろう。
        こんこんと眠りにつく予言者。

        ひらひら、ひらひら。
        手が届きそうで届かない位置を羽ばたいていく。 -- ??? 2012-08-22 (水) 02:46:05
      • (敵のスパイか何かだろうか? それにしては敵対的な雰囲気はない)
        (ただ妖しく誘われるように、ふらふらと蝶についていく。ともすれば、既に自分は蝶に魅せられているのではないかと思ってしまうほどに)
        (そして、蝶を追い、進んでいけば……そこにいるのは、時折目覚めて予言するだけになった占い師の姿)
        ……占い師……この蝶はお前の差し金か? ……いや、違うな
        となれば、やはりこの蝶は何者だ?
        (敵とは思わない。その手の輩でないことは感応からおぼろげながら理解できる) -- 宗爛 2012-08-22 (水) 10:18:20
      • 疑問に答える者は誰もおらず。
        静寂に声がのまれていった。
        やがて蝶は眠る占い師の周囲をくるりと回りその裡へと消えていった。
        最後まで敵対する意志を見せないまま。 -- ??? 2012-08-22 (水) 21:32:57
      • (しばし妖蝶の行方をおっていたが、それが姿を消せば、占い師の隣に座り込んで溜息をつく)
        ……眠るだけは飽きてきた。つまりは、そういうことなのか? なぁ、占い師
        籠の鳥でいることも疲れたか
        ……わからん奴だ
        (ただ乾いた声で、小さく微笑みながらそう呟く)
        (呟きもまた、宵闇へと消えて溶けていった) -- 宗爛 2012-08-24 (金) 06:54:19
  • 【黄金歴225年 9月 大爛帝国ウラスエダール包囲線 六稜軍本陣】 -- 2012-08-20 (月) 01:59:53
    • 『前線にてウラスエダールの包囲網を築く一軍である六稜の本陣がざわつく』
      『併合のための最前線であるにしても、六稜の兵がここまで騒ぐのは珍しいことだろう』
      『それもそのはず、あのゼナン殲滅の際に死んだと思われていた暁翼と爛煌が生きて戻ってきたという』
      『司令官であり爛煌の親族ともいえる宗爛は2人と面会を済ませた後、2人をここまで連れてきたものがおり』
      『面通りを求めていることを伝えられた。その者の姿を見た兵士たちも、側近もまた恩賞かを求めてのことだろうと』
      『特に意見するものもいなかった。もっとも素性については2人に黙っておいてくれとこの男は遊び心で頼んだのだが…』 -- 2012-08-20 (月) 02:06:03
      • (その報告を聞いて、宗爛は色めき立った)
        (それもそのはずだ。ここ数ヶ月便りの1つもよこさず、ただ死んだとだけ思っていた側近と妹が生きているというのである)
        (だが、同時に警戒心も強める)
        (2人をつれてきた男のその顔を見て……仮面の奥でわずかに目尻をつりあげる)
        (その男の放つ、ドス黒い瘴気を感じ取って、つい眉根を顰めてしまう) -- 宗爛 2012-08-21 (火) 04:26:55
      • (静かな、田舎の者とも野のものともいえぬ佇まいは逆に一部の者の不安を煽ったが)
        (何がしかの地位にあるものの使者であろうということだろうとも納得できるような大人しく礼儀で返す振る舞いだった)
        (無論、それは表面しか見えない者だけである)
        (見えるものが見れば…腹より湧き出す黒い泉の如き瘴気と、彼を取り囲む死霊と霊魂の呻きが)
        (耳障りであり目障りな…異様さを持って知らせる。この者は本当に人間なのか…と) -- ヴァイド 2012-08-21 (火) 20:49:39
      • (油断ならない相手である。そう本能的に感じ取って、緊張を高めたまま上背のあるその男の顔を見上げる)
        (帝国の皇族に謁見するときと、同じような違和感をすこし感じた)
        (この男の持つ威圧感と違和感は……そういう類のある種のカリスマとよく似ていた)
        (未だ宗爛と……この場にいれば占い師にしか見えないであろうその死霊の呻きを耳にしながら、声を出す)
        ……大爛帝国第72皇子。宗爛である
        此度は良くぞ我が配下と愛妹を送り届けてくれた
        よければ、名をお聞かせ願えないだろうか。恩人よ -- 宗爛 2012-08-22 (水) 08:48:15
      • (血肉を贄に実体化させるまでもない。この独特の緊張感…ただの謁見の場でのものではない)
        (交戦したものより聞いた不可思議な現象…目の前の宗爛という男、なるほど俺と同じか或いは…と)
        (しかしそのような思索はおくびも出さず、宗爛から謁見の辞を受ければ膝を着き答える)
        賎しくも傭兵として戦場に出ているヴァイド…と申す者です。
        此度はゼナン包囲の折に稀なることですが爛煌様らと縁あってのこととなりました。
        しかしかの日より雪崩の如く戦が激しくなるばかり、こうして再び大爛の旗の下にお二方をお戻しすることが 遅れてしまったことをまずお詫びさせていただきたく…
        (そうも頭を下げ礼を取り詫びつつも死霊らを宗爛に一歩一歩近づけていく)
        (声は大きくかなきり声に喉を剥がすような声が宗爛に近づいていく…) -- ヴァイド 2012-08-22 (水) 09:43:11
      • (ヴァイド。ヴァイド……ヴァイド)
        (死霊がその名を囁く。呻く。吐き出す)
        (怨嗟と悲哀と憎悪の入り混じった声。名を得た瞬間からそれらは牙を剥いた)
        (死霊共が唸り、歪み、這いずりながら近寄ってくる)
        (それを見て、思わず眉間に皺を寄せる)
        (柱の騎士と初めて相対したとき。それと同じ死者の呻きを前にして、思わず立ちくらむ)
        (そのまま倒れてしまえたら、どんなに楽だろうか)
        (楽だと思うなら、そのまま倒れてしまえばいい。眠ってしまえばいい。立ち止まってしまえばいい)
        (甘美な誘いが目前の死者から発せられる。彼等も語っている。こちら側にきてしまえと)
        (その誘いは魅力的だ。非常に魅惑的だ)
        (しかし、だが、しかし)
        (俺は皇だ)
        構わん。お前はそんな情勢下にも関わらず、俺の袂にまでアレらを連れてきてくれたこ。西のモノにも関わらず、禍根も遺恨も忘れてただこの宗爛に元にまで側近と皇女を送り届けてくれたのだ

        (皇が、人並みの安寧を甘受することは許されない)

        一個軍団の働きだ。是非ともこの宗爛にその働きを労わせて欲しい
        (そっと自分も膝をつき、ヴァイドの頬に……いや、ちょうど重なっている死霊に触れてそう語る)
        (感応力の流れが、宗爛から発せられる言葉が)
        (死霊に絡まっていく。紅く柔らかい、稚児の鮮血のような感応力の流れがマナを形作り、死霊達の頬を撫でていく)
        (声なき声が、色なき色が、死霊を包み込む)
        (気付けば、野性の動物達が陣を緩やかに囲んでいる)
        (鹿が、犬が、鳥が、馬が、)
        (遠巻きに、宗爛の陣幕の周囲に来ている)
        (兵士たちが騒ぐ事はない。宗爛に動物が近寄ることは彼等も承知のこと)
        (ただ、その意味まで解そうとする輩は……ただの一人もいないのだが) -- 宗爛 2012-08-22 (水) 10:43:05
      • (思わず笑い出しそうになってしまった口元を引きつるように締め直す)
        (なるほど、天幕の外の気配を見れば納得ができる)
        (あの本爛があぁまで拘ることも理解できる)
        (なるほど、なるほどどうして、この目の前の宗爛というものは心優しい人間なのだろう)
        (草木を愛し、動物に愛される童話のような人間)
        (誰しもが神と大地の寵愛を受けたものだと心から思う人間なのだと)
        (だがしかし土が悪かった。大爛の皇族という土がおそらくこの男を無意識のまま爛れさせている)
        (そもそのような人間であるならばまず世を捨てる。捨てて生きていける)
        (しかし爛の名がそうはさせない)
        (蟲毒の如く毒が毒を喰らいあう政争の中、そんな純粋な質を持つ人間が耐えられるわけがない)
        (純粋でありながら歪みきった枠に歪に押さえ込まれ…それでようやっとのところで保っている)
        (皇族の爛であるというその枠組みが、縛り、かつ生かす)
        (機能として生きることで生き繋ぐしかなかったかのように…)
        (そしてその歪みがあの本爛との出会いで噴出した)
        (ようは、他人の瘡蓋をつついて遊んでいるにも見えるが)
        (で、あるならばあの受けた役人というあまりに型通りの印象は納得できる)
        (そのような型ではめ、絞るように絞めることでより流す膿が如くの熱を溢れさせる…)

        …宗爛様自らの労いの言葉、身に有り余るものにございます。
        されどながら、もし許されるのであればこのまま西方に帰ることを賜りたく
        我が主人が帰りを待ちわびているはずですので…

        (その言葉は何も知らぬものなら無事に帰りたい)
        (こっぱの傭兵の考えそうなことであろうかと)
        (その裏では用は済んだから帰るぞといわぬばかりに死霊達はヴァイドの元へ吸い込まれるように引き下がった) -- ヴァイド 2012-08-24 (金) 21:12:06
  • (日没。篝火の焚かれる六稜本陣に、侍従を連れた仮面の少女が現れ、まっすぐに師団長の元を訪れる)
    (中央戦線において六稜の指揮下に組み込まれた廣族一党、その首領。左手に赤黒い染みの付いた包みを提げ)
    北西砦、制圧完了しました。指揮官グラデン伯の首はここに(検めますか?と伺う姿にも、真新しい血痕と夥しい血の臭いが染み付き、戦闘の凄惨さを物語っている) -- 王理旦 2012-08-12 (日) 12:25:15
    • (六つ目の面をつけたまま、首を検め、わざとらしく大仰に頷く)
      見事。中央も廣族一党に活躍には満足している
      今後は我等六稜軍も全面的に汝等の軍事活動を推奨する
      共にこの戦争……帝国の勝利に導こう -- 宗爛 2012-08-13 (月) 19:14:21
  • ひっどい顔(先に山羊小屋に居た女は、開口一番そんな事を言った)女にでも振られたか、セーネン -- アベル 2012-08-11 (土) 16:10:06
    • (戦場からもどり、いつもの着流し姿で黒咲と共に休もうとおもってきてみれば……そこには既に先客がいた)
      別に。良い事と悪い事がごちゃまぜになって、脳裏を横殴りにしてきた
      それだけだ
      (どさっと干草の上に寝転がる) -- 宗爛 2012-08-12 (日) 00:40:58
      • 十分な理由だよ それだけとか言ってるけどさ 馬丁も大変だねー(なー?と黒咲の身体をなでながら山羊に首を傾げる)
        (干草の上に寝転がる宗爛……どうやらまだ馬丁と勘違いしているらしい……を見れば、黒咲にもっふり抱きついたまま)
        愚痴位なら聞くぜぇ?ひひひ、色恋沙汰はちょいとくわしかないが、まぁ、山羊の世話を教えてくれてるお礼ってことでさ -- アベル 2012-08-12 (日) 00:51:27
      • (暴れず、気持ち良さそうにしている黒咲を見ればすこしムッとするが、それについては何も言わず、目を背けて溜息をつく)
        尊敬していた相手が思った通りにやっぱりすごくて……でもその相手は俺の思い通りになってくれなくて
        すこしだけ、それが寂しかっただけだ -- 宗爛 2012-08-12 (日) 01:14:46
      • (そんな宗爛に気付いて居るのか居ないのか、満足げにモフる しかし黒咲は、寝転がった宗爛の横に行き、ゆっくり身を横たえる)
        むー、やっぱり、いつも手入れしてる相手の方が好きか……くそぅ、モフモフ……(唇を尖らせて、近くの干草に自分も寝転ぶ)
        (まるで平和な村の厩のような光景だった 女も気安い様子で腹這いになって宗爛を眺め)
        思い通りになるような相手を尊敬する筈もなし、仕方ないんじゃない?(あっさりとした声 首を傾げて)自分より凄い人なんだろ?
        あ、そっか 頑張ってるのに追いつけないから悔しいとか、そんなんもあったり?それなら俺も判るわ 俺もまだ剣の腕じゃあ親爺に敵わない
        ねえ、そんな人なの、その尊敬する人ってのは -- アベル 2012-08-12 (日) 01:21:03
      • (あっさりといってのけるアベルの言葉に対して、微笑で返す)
        ……確かに、その通りだな。いつでも俺の思い通りにならなくて、いつでも俺よりもずっと上をさらりと行くからこそ……尊敬したんだろうな
        悔しい、という感情とはすこし違う。アレには追いつけないということは分かっている。文字通り次元が違う
        強いて言うなら……寂しいんだろうな
        そんな男のすぐ傍にいられないことが -- 宗爛 2012-08-12 (日) 01:50:28
      • 寂しい、ねえ……(まるで恋する乙女だな)まるで恋する乙女だな(思った事を言った)
        でも、なんとなく判るかも 凄い人だからずっと追いかけてたいし、そばにいてー……褒めて欲しい、認めて欲しい、とかか?
        (少し考えて、視線を泳がせる それから、少し首を傾げて宗爛を見た)それだけ想ってるのに、此処の仕事をほっぽらかさないってのが偉いな、セーネン
        俺みたいな傭兵上がりじゃ、気に入った上司さえ見つかればほいほい鞍替えしちまうもんだけどね(冗談めかして言って見せる奴隷兵 しかし、笑みは優しく)
        責任感、意地 此処で我慢して踏ん張ってるセーネンの足を支えるのは、なんだい? -- アベル 2012-08-12 (日) 02:01:24
      • 恋……か、確かにそれが一番近いのかもな
        確信していることは、未だに俺にとってその人物は必要な男であるってことだ……手に入らないのなら、殺してやりたいと思う程度にはな

        (問いに対してはこちらも柔らかく微笑み)
        生存本能……だろうな
        俺は、こうしていなければ生きていられなかった。今だってそうだ
        ここでしている仕事は、そういう仕事だ -- 宗爛 2012-08-12 (日) 02:43:10
      • 物騒だねぇ、可愛さ余って憎さ百倍?……憎い、とも違いそうだけど(後ろっと寝返りを打てば、身体を起こして胡坐をかき)
        生きる為にやる、自分の為にやる そう言うの、俺は好きだな 他の人の為、なんてお題目を掲げる言葉よりも、ずっと信用できる
        自分の為に必死になってやる仕事は、結果的に、人の為にするよりも人の為になるもんだからね(四つんばいで近づき、宗爛の隣で黒咲にもっふり抱きつく女は、宗爛に笑いかけ)
        少なくとも、こんな毛並みを維持できるのは君の腕のおかげだし なー、黒咲 お前も嬉しいよなー(めぇと鳴く大山羊 楽しそうに笑い声をあげ、立ち上がる)
        此処に入ってきた時の固い怖い顔より、今の顔のほうが良いと思うぜ 可愛い笑顔しちゃってまぁ(ひひひ、とからかうように笑って出入り口へ 振り返り、片手を振る女)
        また来るよ 無理はすんなよ?俺も黒咲も心配するから -- アベル 2012-08-12 (日) 03:01:35
      • ふん、お前は恥ずかしげもなくそういう台詞をよくいえるものだな(すこし呆れたようで、すこし嬉しそうな、崩れた表情で笑う)
        確かに……誰かの為と嘯くよりも、自分の為の利を語った上で相手の立場を尊重したほうが、人は納得できるのかもしれないな
        その言葉、覚えておこう

        ああ、そうだ、アベル(さり際に一声かける)

        お前こそ、死ぬなよ。世話話をする人間が減るのは……俺としても面白くないからな -- 宗爛 2012-08-13 (月) 19:18:01
  • やっとこさ帰宅ー、さて動くか -- 宗爛 2012-08-12 (日) 23:45:16
    • コメント欄重すぎ問題だったのでログ整理 -- 宗爛 2012-08-13 (月) 00:11:54
      • もどったてみたら このお時間 -- 宗爛 2012-08-16 (木) 05:22:45
      • うぐおおお! とりあえず第二次バルトリア会戦のみごとな敵方のRPをほっとくのは忍びない
        めっちゃ驚き役しておこう -- 宗爛 2012-08-16 (木) 05:23:44
      • 飛ちゃんも120cm対地対空(略)のBGMで逃げ惑っておこうかなちょうど戦の間の時期は今日までだし -- 飛爛 2012-08-16 (木) 05:58:37
      • やったー飛姉だー(むぎゅる
        めっちゃ眠いので俺は一回うったらにげる -- 宗爛 2012-08-16 (木) 05:59:53
      • 飛ちゃんはむぎゅられつつすでに限界なので今は寝ますぞー!
        あと飛ちゃん今週末くらいにはバリバリ敵になってるとおもうからよろしくね!(テヘペロ -- 飛爛 2012-08-16 (木) 06:02:24
  • いそが しい -- 宗爛 2012-08-17 (金) 21:17:41
    • だれかー!! 俺を石油王にしてくれーーー! -- 宗爛 2012-08-17 (金) 21:17:53
      • 今日は比較的暇だけどちょっと色々あるので霊圧ゆるゆる -- 宗爛 2012-08-17 (金) 21:18:22
      • ……宗爛様ー…… 私が昏睡状態になった途端に毎日嬉しそうに話しかけて観賞魚扱いしている宗爛様ー……
        そろそろ現実に戻ってきたいので 駱駝 くだ、さい……(遠くから怖いのでじーっと見つめつつ) -- メルセフォーネ 2012-08-22 (水) 03:36:38
      • よかよか、駱駝やろな!
        駱駝のっかって駱駝占い師な!! -- 宗爛 2012-08-22 (水) 10:19:15
    • メルセフォーネさんところに夢渡りするにあたってちょろっと蝶々飛ばしてもいいですかーっていいにきたらホモだった。 ホモなの。 -- アフィクルルカ 2012-08-19 (日) 00:26:09
      • どうぞどうぞ、とばしまくってくださいってホモじゃねぇよ!!! -- 宗爛 2012-08-19 (日) 13:54:04
      • やったー! ほもー…。
        12月時点でどこにいるのか分からないので、あとメルセフォーネさんそばにいないのかなーとか、わからないことだらけだったのでどこで何していても大丈夫そうな文章にしたら本当に意味のわからない文章になりました!
        近いうちにメルセフォーネさんの元を訪れたいと考えているので、その時にアイツか!!みたいなフラグになればいいなあと思っています
        スリュヘイムの大貴族が囲ってた子供ですぜ旦那…取引に使ってよし、利用するもよしですぜ…ヘヘヘ…なんていいませんよ。ええ。 -- アフィクルルカ 2012-08-20 (月) 12:34:09
      • メルセフォーネは喋れないけど占いが便利だからがんばってつれまわっている感じだとおもいます!!
        そして12月時点なのでこんな感じで!
        げへへへ、スリュヘイムの大貴族なんておいしいところばっかりじゃないですか、いっぱいかわいがるぜぇ…… -- 宗爛 2012-08-21 (火) 04:28:05
      • つれまわしてるとのことなので目的地を明らかに!
        今回はこれでこちらのやりたいことは終わったので切ってもらっても続けてもらっても構いませんー -- アフィクルルカ 2012-08-22 (水) 02:48:12
      • 了解!!! というわけで一応返信しつつおきあがるかまえ -- 宗爛 2012-08-22 (水) 10:19:44
    • え?帰ってくるの?と言われそうであるが妹来月帰るゆえ(こくこく)
      時期的にはウラスエダールドラゴン蹂躙事件直前くらいになると思うゆえ
      とりあえず帰ってきた〜という文章投げてその後黒山羊度のとの対話という感じになるかと思いますゆえ(こくこく) -- 爛煌 2012-08-19 (日) 00:33:01
      • 妹おかえりーー!
        めっちゃ忙しかったけど俺もそろそろ戻れそうだからめっちゃ喜ぶわ。おかえりおかえり -- 宗爛 2012-08-19 (日) 13:55:25
      • (喜んで手を振ってる) -- ヴァイド 2012-08-20 (月) 00:40:39
      • ひぃ!? 黒山羊師匠!? -- 宗爛 2012-08-20 (月) 00:44:13
      • アソボ…アソボ… -- ヴァイド 2012-08-20 (月) 00:59:03
      • というわけで、でありますが。場所はウラスエダールの包囲線でよろしいかな。最前線に出張ることを強いられているならと思ってますが -- ヴァイド 2012-08-20 (月) 01:48:36
      • それでいいだろう
        そういうわけでシチュの設定は任せるので出だしは其方でどうぞ! -- 宗爛 2012-08-20 (月) 01:52:25
      • という感じで出だしにしましたが、どうでしょうか -- ヴァイド 2012-08-20 (月) 02:06:58
    • 大丈夫かしらこの弟 -- 飛爛 2012-08-19 (日) 06:13:46
      • あんまり大丈夫じゃない程度には霊圧途切れ気味だった
        これから猛反撃していくよてい -- 宗爛 2012-08-19 (日) 13:55:52
  • 宝くじあたんねーかな(ごろごろ) -- 宗爛 2012-08-24 (金) 06:50:55
    • そんなこんなでゾドなので討ち死にしてくる。世話になったな。
      攻城の最中やむを得ずコクミを足止めしなければならない状況に追い込まれて単騎残ろうかと思うのだが、
      何か末期の前にやりたいことはあるか主よ。 -- 狗面 2012-08-24 (金) 19:19:54
      • ただいま……おう、狗面死ぬのか
        お前は帝都にまでつれていく予定だったのだが、死ぬというならとめはしない
        戦場で血華を咲かせて散るといい、お前に相応しい最期だ
        やりたいことか、最期にすこし世話話がしたい程度だな
        お前は得難い側近だったからな -- 宗爛 2012-08-25 (土) 01:11:22
      • 荒療治ではあったが戦うことの意味に迷っている者に与える薬としては劇薬ではあったが効果はあったと思っている。
        感謝しよう。
        死地に残る前の会話であるなら出来よう。情報を小出しにしたいとは思っている。明日もう死ぬだろうしな。
        だが主のこのツリー状況で出来るのだろうか……。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 01:46:07
      • もうお前にあえないと思えば今を逃すつもりは起きない
        気にせず書き込め -- 宗爛 2012-08-25 (土) 01:47:46
      • 時系列的には暁翼達と話しているゾド砦より前、
        前線に近い砦での話にしたい。ここからゾドまでさがるか否かという問答だな。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:27:50
      • だがゾド要塞に数ヶ月籠城できるなら、足止めしたところで犬死にでは……?
        狗面だけに。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:30:50
      • なんなら六稜軍はレムザまで後退するとかいう描写してもいい
        将義に頼んでレムザで体性を立て直す準備しろともいってあるし -- 宗爛 2012-08-25 (土) 02:41:51
      • では時系列的にゾドのいくつかある砦のうちの一つが陥落する直前という形を採ろうか。
        時系列的には暁翼たちの会話よりは後。
        その後本隊と合流して再びゾドまで戦線を上げてきた際に骸でも見つければ二度美味しいな。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:45:24
      • 方向性を定めるために聞いておきたい。
        宗というキャラ自体はすでにレムザを視野に入れているのか? ゾドを手放す覚悟があるのかということを確認しておきたい。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 02:47:24
      • 無論だ。砦や町は所詮は拠点だ。命を守るためにつかうものを、命を賭して守ってはまるで本末転倒だからな
        死んだ狗面の骸みつけたらまたクソコテになるわ -- 宗爛 2012-08-25 (土) 03:02:26
      • ……左様か。
        ちょっと読みが甘かったな……砦に残る理由がない。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 03:06:49
      • 上から命令されたとか、本隊の撤退支援の為にだれか残らなければならないとかにすれば砦に残る理由にはなるさ -- 宗爛 2012-08-25 (土) 03:10:43
      • いや、時期を早める箴言をしよう。
        攻城に胡久美がいるとなれば撤退戦にも支障が出ようしな…。
        その際に砦に残って足止めをする申し出をする形にするがよろしいか。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 03:15:31
      • そうしよう。アレは恐ろしいバケモノだからな
        コク味君を最大脅威と見て進める方向でいこう -- 宗爛 2012-08-25 (土) 03:27:58
      • 次で箴言する。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 03:49:12
      • ただいま……昨日は寝落ちてすまなかった
        すぐに返事をする -- 宗爛 2012-08-25 (土) 21:06:34
      • 私も寝落ちたからな互い様だろう……仕事で疲れているだろうに無理をさせた私の咎もある。
        早い帰宅で安心した、ゆるりと返事を来るといい。 -- 狗面 2012-08-25 (土) 21:11:09
      • 何、体調管理を行った俺の責任だ。気にするな
        そしてメンタルできあがったのでいってくる -- 宗爛 2012-08-25 (土) 22:59:37
      • 結局、あの男の弟ということだった -- 宗爛 2012-08-25 (土) 23:29:39
      • 以上。真名も明かしてきた。
        付き合ってくれてありがとう、宗。
        では、次は王都にて敵同士で会おうじゃないか――我が弟。 -- 狗面 2012-08-26 (日) 01:00:52
      • むしろ、礼をいいたいのはこっちのほうだ
        俺はお前が思っている以上にはお前のことをいつも気にかけているのだからな
        ええ、次は王都で合いましょう。フォン兄様
        お互いの物語のためにも -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:31:12
    • あ、こちらはこれで終わりにしていただいて構いませんので、はい… -- ヴァイド 2012-08-25 (土) 00:57:03
      • 何日も日を跨ぐ結果になってすまなかったなヴァイド…… -- 宗爛 2012-08-25 (土) 01:12:56
    • 宗爛さま眠いから……寝ます……ZZZ…… -- メルセフォーネ 2012-08-25 (土) 03:17:14
    • この土日くらい宗爛さんところを訪れたいと思いますー
      どのあたりにいるご予定でしょうか? -- アフィクルルカ 2012-08-25 (土) 07:57:15
      • た、ただいまもどりました……(よろよろ)
        だいたい毎晩21時〜22時頃には戻れる予定です
        明日もそんな感じ -- 宗爛 2012-08-25 (土) 21:07:29
      • ずぁっ!! いっきまーす! -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 21:56:06
      • と思いましたが宗爛さん今どちらにいらっしゃいます?? 
        こちらは4人旅でフラフラしてるだけなのでわりとどんな所でもいけますが、ガチガチに警護されてて近寄れないとかだと難しいので…
        導入としてはメルセフォーネさんに会いに来たら出会った(出会うかも)、っていう具合になります -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 21:58:33
      • 帰宅
        今はゾドから撤退してレムザにまで退いてるところです
        レムザならあえるかも? -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:29:22
      • おかえりなさーい!
        ふむふむレムザ…商業都市ですね、これなら会えそうです
        レムザの豪華そうな城とかにいます? それとも街中であえます? -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 22:37:58
      • レムザの総督府に普段はいますけど、結構外にも出歩いているので街中でも出会えます
        妙な部分があるとすれば、どこで出会っても仮面つけてるくらいかな -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:39:58
      • 街中うろうろしていただけると会いやすいので…ああー………
        でもこちらはメルセフォーネさんの位置しかわからないので総督府に乗り込んで行ってしまいそうなので、総督府で会いましょう!
        当然忍び込むので捕まえるなり泳がせるなりしてもダイジョウブデス -- アフィクルルカ 2012-08-26 (日) 22:51:28
      • 了解!! そんじゃあ、シチュの設定とかはそちらに任せますので最初の書き出しお願いします -- 宗爛 2012-08-26 (日) 22:56:49
      • あっさり教えてもらえた! やったー!
        あとはメルセフォーネさんの名簿に移動します ありがとうございます
        メルセフォーネさんとの会話を盗み聞きするもよし、帰るところの後をつけて他のメイドやゴーレムと合流する所を見てスリュヘイム出身だと知るもよし、です!
        恐らくかなりお触れがでてるので、ゴーレムもしくは有翼のメイドと合流した所でスリュヘイムのお尋ね者だと分かるはずですー -- アフィクルルカ 2012-08-27 (月) 00:28:35
      • あっさりおしえたぜー! やったー!
        そっちも了解! 何かしらの伝手を利用してアフィクルルカちゃんの正体も知ろうと思うよ! -- 宗爛 2012-08-27 (月) 00:40:31
  • 舞台が整ったことをお知らせします。
    今週中何処らへんでやれるかなという打診も。 -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 02:38:21
    • はいただいま。今夜と明日の夜はいけますぜ
      あと、俺は決戦で小競り合いやイベントを進めつつ、決定的な結末は皇帝崩御の土日で決めたいとおもうのだけどどうだろうか -- 宗爛 2012-08-29 (水) 22:18:45
      • 土日決着は全然構わぬが、その理由が王都決戦でなく皇帝崩御時に決着したいという理由ならちょっと不備が出る。
        先行して昨日私とヴァイドが12月の体という形で会話をした直後に暁翼と会っているRPをしていて、それが今も続いているということだ。
        時系列に矛盾が出るので、できれば土日にやるにしても12月という体で行いたい。ちなみに私はもうやることがそれしか残ってないのでそちらの裁量に任せよう。 -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 22:49:50
      • ふむ、わかった。了解した
        元々、土日をつかって結末を決したいというのは王都決戦そのものが俺にとっては過程でしかないという理由でしかないからな
        皇帝崩御時にするこちらのアクションは撤退のみなので12月時点のRPについては問題ない -- 宗爛 2012-08-29 (水) 23:02:49
      • ぬ……? では今日夜明日夜で決着できるということだろうか。
        元々王都を決着にしたのは帝国崩御時には帝国崩御に宗爛がアクションするであろうからそこからズラした形にしたかったというわけなので、
        王都での決着にする方が、結末ではなく過程である演出にはいいのではないか……? -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 23:10:23
      • うむ。そちらが望めばそれで問題なくやれるぞ
        いや、ようするに王都決戦も皇帝崩御も結局歴史の一幕でしかなく、その流れの中でフォン兄と決着することが目的なのでどちらにしろフォン兄優先だ
        皇帝崩御後の敗走からの一連の流れは1人遊びに近いところが多くなるだろうしな -- 宗爛 2012-08-29 (水) 23:16:22
      • じゃあ玉座で待つよ。できれば単身で来て欲しい。(マントを翻す) -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 23:19:32
      • ああ、描写してくるという意味での待つなので待つのはそっちというややこしさだが。 -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 23:19:54
      • ではそうしよう。ふふふ、楽しみだ
        やっぱり俺はアンタを愛しているぞ本爛んんぅうう!!(クソコテ顔で) -- 宗爛 2012-08-29 (水) 23:32:36
      • 描写に不備があったら指摘してもらえると嬉しい。柔軟に修正する。
        さて……招待しようかな宴に。是非気を強く持って来て欲しい。 -- フリストフォン 2012-08-29 (水) 23:34:33
      • ふふ、何から何まで読めているということか
        アンタが兄貴で本当によかった。丁寧に殴りつけてやるから安心してくれ
        さ、目一杯楽しもう -- 宗爛 2012-08-29 (水) 23:41:55
      • 2レス続きます。 -- フリストフォン 2012-08-30 (木) 00:17:30
      • あんまりにも言葉が多くなり過ぎそうなので、一言でまとめる
        アンタは最高だ -- 宗爛 2012-08-30 (木) 01:50:29
      • まだ早い……全てが終わった後にな。 -- フリストフォン 2012-08-30 (木) 02:41:15
      • ただいま、すこし遅くなったが今夜も3時くらいまでいける予定だ -- 宗爛 2012-08-30 (木) 23:52:53
      • そして昨日は返事うってる間に寝堕ちてすまない…… -- 宗爛 2012-08-30 (木) 23:53:29
      • 悪い、時間的なリミットも考えて、ここで決着するつもりで打ったので、
        根本から訂正する形で修正入れていいだろうか。
        ここで終わらぬのなら攻撃したくない。 -- 本爛 2012-08-31 (金) 01:30:41
      • ぬ、いや、終わらせたいのならこちらが直そう
        すこし思いついたことがあったので長引かせようとしただけだったからな -- 宗爛 2012-08-31 (金) 01:35:50
      • 明確にやりたいことや主張すべきことがあるのであれば私が攻撃せずに害意だけを示す形に訂正するので、
        一気に言ってしまっていいと思う。心残りはないように。 -- 本爛 2012-08-31 (金) 01:38:16
      • じゃあいい機会だし一気にいってしまうか
        やりたいことというほどではないが、殴りたいことなら一杯あるからな
        あらゆる意味で深くて面白くて、非常に個人的に嬉しいい方をすれば兄様のレスは凄く「好みな味付け」でキモチイイ
        なので色々したくなった -- 宗爛 2012-08-31 (金) 01:44:42
      • 剣は振らず近づくだけにとどめた。
        以降のレスを複数に渡るものになろうが、そこは任せます。 -- 本爛 2012-08-31 (金) 01:48:22
      • それを受けてこちらも直しておいた
        内容としては以後2レス程度で終わらせる予定
        とりあえずレスまちます -- 宗爛 2012-08-31 (金) 01:53:23
      • あ、眠くなったら予告なく寝てもいいからな!! -- 宗爛 2012-08-31 (金) 01:55:43
      • ぶっぱしたが、ようするに「入れ替わりごっこしようぜ」という提案
        といってもそっちに何かRP的負担を強いる心算はなく、具体的にいえば叙事詩が終わってから=俺も兄様もどっちも〆てから入れ替わりしようという提案だ
        それまでは狗面のフリしててくれると西から東の脱出までをRPなしでスムーズにやれるかなという意図もあったりする
        思いついたことぶっぱしただけなのであれだったらいってくれ -- 宗爛 2012-08-31 (金) 05:36:03
      • ただいま
        あんな台詞はっきりいってくれるのが嬉しい
        元気が出たので張り切ろう -- 宗爛 2012-09-01 (土) 19:52:44
      • 結局土日一杯どころじゃないくらいかかってしまったな……すまなかった
        永く付き合ってくれてありがとう兄様
        今までよく遊んでもらったとはおもうが、今回は中でも特に本当に全ての言葉とRPがズバズバ突き刺さってきてあらゆる意味でうれしかった
        そして、あらゆる意味で本当にアナタの言うとおりだった。何もかもが

        死ぬほど悔しいけれど、同じくらいに死ぬほど嬉しい
        本当にありがとう
        アナタが俺の兄でよかった -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:29:24
      • 出先なので取り急ぎ〆だけ。 -- 本爛 2012-09-03 (月) 09:57:46
      • 間違いなく本気ではあったでしょうね。描いた絵も少ないのは逆にRPに力入れた証左かもしれない。
        話が出たときからこの2キャラに関しては二ヶ月かけて全力で振りかぶって投げた球なのでどこかに刺さってくれれば幸いでした。
        普段ある程度なるようになると思ってwikiってるので、こんなになるようにするRPしたのは初めてかもしれないです。楽しく苦しい時間をありがとうございました。
        ……次より肩の力抜いてまた通常運行に戻りますゆえ。
        では、いずれまたどこかで別のキャラで。 -- 本爛 2012-09-04 (火) 00:37:22
      • 今回はあらゆる意味で最初から最後までそっちのペースで、そのうえやってきたRPが本当に色々なところにズバッズバぶっささって興奮しっぱなしだったよ
        同時に大分うちのめされた
        はっきりいって余りに本爛の完成度が高くて宗爛では大分おいついていなかったのが申し訳ない限りだ
        あらゆる意味で己の不甲斐無さを感じた2ヶ月だったけれど、同時にとても有意義な二ヶ月でもあった

        おう、こっちこそ。またいつかどこかで
        次は負けないわ -- 宗爛 2012-09-04 (火) 01:35:15
  • -- メルセフォーネ 2012-08-30 (木) 00:12:42
    • 漫画か何か辻描きしたいなって思ったのですが宗爛様しか今関わってて崩せる空いていないので無理矢理ひり出した様なのをお送りします
      あと宗爛様描くの飽きたので他で描かれてもいいよーって人居ないかしら…… -- メルセフォーネ 2012-08-30 (木) 00:14:34
      • なにこれなんか俺凄く寂しい人……? だいたいあってる
        うちの部下一杯いるんだから彼らの漫画かけばいいじゃん、はっかさんとかも喜ぶぞおそらく
        あとは妹の漫画かいたりとか -- 宗爛 2012-08-30 (木) 00:30:06
      • 全然追えてないから同じようなネタですまない
        そうするかしらね……まずは出歩くところから開始しないと…… -- メルセフォーネ 2012-08-30 (木) 00:38:43
      • 騎士を敵役にしても良いのだよ? -- 騎士瓦斯 2012-08-30 (木) 00:45:19
      • ネタになるかはわからないけど俺とか魔剣は大丈夫じゃないかな(勝手に魔剣を差し出す平民) -- 暁翼 2012-08-30 (木) 01:14:56
      • 何や楽しそうな事しとるやないけ(訳 6本腕のカス男を酷い目に合わせてもいいのよ) -- 胡久美 2012-08-30 (木) 01:19:51
      • (何だか沢山の人が来てくれてありがたくてぺこぺこする占い師)
        中野の人も漫画のネタ考えながらRPなんてしていないので沸いて出たら放り投げるスタイルでやります ありがとうです -- メルセフォーネ 2012-08-31 (金) 04:46:35
  • 騒乱皇子ー。短い間部下として戦ってきたけど平目将義は皇帝崩御から残党掃討戦あたりで〆まするーお世話になりまった!
    天壌帝が死んで、倭洲に帰れ!って言われながらも宗爛将軍への義理を果たすために多分レムザあたりを死守して行方不明になります -- ヒラメ 2012-09-01 (土) 00:42:33
    • たーだーいーまー、ってもうこんな時間!?
      おおう、了解した。こっちこそ今まで付き合ってくれてありがとう!
      時間あうかわからないけどあったら軽くお話とかしませう、ありがとう将義
      義理堅い部下に恵まれて俺は幸せだ -- 宗爛 2012-09-01 (土) 01:04:28
      • もう機会はないだろうなぁ……ちなみに戌徒部隊ほぼ全滅です。六稜の骨刀が郵送されるのでお楽死みに!!
        宗爛将軍みたいな奴兵に優しい上官に恵まれちゃったのは不遇の運命を予定していたので想定外で御座った
        べ、別に忠臣になるつもりなんてなかったんだからね? ただ武士道を貫いただけなんだから!(ツンッ) -- ヒラメ 2012-09-01 (土) 01:24:30
      • ぐえー! 将義しんじゃうーー!
        べ、別に俺だって優しい上司したわけじゃないんだからね? ただ単に優秀な部下を失いたくないだけだったんだから!(ツンッ)
        なんにせよ、今までありがとう -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:30:40
      • いい演説だ、感動的だな……だが死に体だった男は一人立ち上がった… -- マサヨシ 2012-09-04 (火) 04:47:05
      • やったー優秀な部下がたちあがったー!
        ゾドで酷い目に合いながらも撤退は続ける -- 宗爛 2012-09-04 (火) 05:08:04
      • 「上げて落とす」の「上げて」段階を見事に将軍にやってもらった形なんやな…
        ゾドの次を見据えて戌徒は半壊してる中隊だからレムザに戻るぜヒャッハー! 孤独な防衛戦だー!! -- ヒラメ 2012-09-04 (火) 05:27:49
      • (そして早朝なのでレムザがゼナンになってたり格好が付かない武士であった) -- ヒラメ 2012-09-04 (火) 05:33:07
    • いい感じの場所にまた割り込みつつ同じくお世話になりましたー(設定上部下)
      案の定絡みには来れず残念な結果となりましたが
      もうすぐ終わりな感じとのことで色々お疲れ様です

      うちの子らは冒険結果上生き残ってた場合めっちゃ逃亡しますのでー落ち武者るのでー
      逃げ出した傭兵ってどの程度の扱いされるんだろうなぁ -- 亜人小隊 2012-09-01 (土) 23:04:19
      • おうー、いやいや、機会あれば絡もう喰らいだったんだからいいのよー。それに俺は呪ッパと設定上でも仲良く慣れただけでも凄い嬉しいからいいんよ
        次もなんかあったら仲良くあそぼうねー

        おうおう、どんどん逃げろ
        帝国的には逃亡兵はあんまり良い顔されんかもだけど、宗爛としては「まぁこの状況じゃ仕方ないだろう」とおもって済ませる心算まんまんなのでおきにせず -- 宗爛 2012-09-03 (月) 07:32:14
  • さて今後の六稜軍の予定
    5月 ゾドから撤退。レムザになんとか集結
    ところがその矢先、轟爛からの使者(未承諾)に「ちょっとお前の帝国への忠誠心あやしいから反乱おこした姉始末してこい」とか無茶振りされる
    無視したら領民ごと殺されるので泣く泣く南進して飛姉ちゃん殺しにいく

    6月〜8月くらいまで これくらいまでの間にカタクァを潰す
    飛姉ちゃんは泣く泣く殺す
    でもおかげで南にくいこみすぎて完全に逃げ遅れて孤立した状態になる
    やったねたえちゃん! 戦えば戦うほど損する地獄の撤退戦が始まるよ!

    10月〜
    ボロボロになりながらもなんとか国境要塞にまでたどり着いてゴール

    だいたいこんなん -- 宗爛 2012-09-05 (水) 03:55:25
    • これから毎日皇国の守護者できると思うとドキドキしますね……正直、帝国軍で一番美味しい遊びができる時期がこの撤退戦だと思いますねはい、ぐへへへへへへ -- 宗爛 2012-09-05 (水) 04:27:54
      • お手伝いにきましたで… -- ヴァイド 2012-09-05 (水) 04:34:59
      • ひっ兄の親友……!!
        おうおう、楽しみにしてるけんな -- 宗爛 2012-09-05 (水) 23:00:36
      • ガオーガオー!と積極的にやるわけではないですがー撤退戦の演出の手伝いぐらいできたらなとね…ウフフ… -- ヴァイド 2012-09-06 (木) 00:30:56
      • レムザ撤退後の枝、自分が投稿しても良いですか将軍? 5月か6月どっちが都合がいいでしょう -- マサヨシ 2012-09-06 (木) 22:39:54
      • 出先から失礼……昨日は帰ってすぐばたんきゅーだった……あ、どうぞどうぞまさよしやっちゃって、月もどっちでもいいよー -- 宗爛? 2012-09-07 (金) 17:12:34
      • では6月で…もう7月になってしまったけれども
        基本的にはレムザの状況と六稜残党への置き土産を説明させて頂くだけですが…
        カタクァ潰しが出来るような備えくらいは残ってる…んじゃないかな(目を逸らす) -- マサヨシ 2012-09-07 (金) 21:50:43
      • 飛ちゃんは最後の最後まで宗ちゃんを味方にしようと思ってるので、不意をうとうとおもったら即ころりですぞー -- 飛爛 2012-09-07 (金) 21:58:22
      • むぅ、これが六稜名物と聞き及ぶ蟲コロリの効果…… -- マサヨシ 2012-09-07 (金) 22:13:48
      • たぶんゾルドヴァとかトラバのある地域でコロリといくことになるのでしょう… -- 飛爛 2012-09-07 (金) 22:33:32
      • 上司殿ー 自分いい加減色々ちーとけいだめにんげんになってきたので5月くらいで戦列離れてみてはどうかと思うのですが 大丈夫かな。目的:魔剣探してきます辺りで -- 暁翼 2012-09-07 (金) 22:43:17
      • やっとかえってこれたよー、へんじしたよー
        おそくなってごめんなー -- 宗爛 2012-09-08 (土) 02:41:11
      • その間に自分の終幕話全部やり終えたのである意味丁度良いで御座るよ
        内容の大半が説明のレスなんで適当にどうぞ。さぁ行けヤマト!後は姉を始末するだけだな!(ヤンヤヤンヤ) -- マサヨシ 2012-09-08 (土) 10:54:22
      • 帰宅!!
        そうだ、姉を始末して帝国に帰ってそのあと下手したら殺されるだけだ!! -- 宗爛 2012-09-08 (土) 22:07:29
      • はい、これでお終いです。骨刀は色々と使い道があってそれを考えるのが結構楽しかったで御座るね -- マサヨシ 2012-09-09 (日) 05:36:07
      • 帰宅&ッレス!
        ありがとー、最後までつきあってくれてありがとうな将義
        それじゃあ俺は姉ぶっころしてくるわ…… -- 宗爛 2012-09-10 (月) 00:37:20
    • そんな最中、カタクァつぶしの予定を立ててみたけどどうだろうかな。予定表です。青が統一連合の現在の動き、緑が予定図。赤が宗爛軍の進路こうとるんじゃないかな図でございますが -- ヴァイド 2012-09-07 (金) 22:50:15
      • いざとなれば色々理由づけはできるよね、大爛本国での南の反乱もわりとシャレにならん状態だから
        宗ちゃん達を特攻させるつもりで、飛ちゃんを打たせるように命令下されたとかってのもありだね -- 飛爛 2012-09-07 (金) 23:02:52
      • おおう、こりゃみやすい!! ヴァイドありがとう!! めっちゃ姉おかすわ!!! -- 宗爛 2012-09-08 (土) 02:41:37
  • さて、長かった叙事詩も今日で終わりか…… -- 宗爛 2012-09-12 (水) 20:04:12
    • 乙駆れサマー -- 薄荷 2012-09-12 (水) 23:16:15
      • おう、薄荷おつかれー
        最後までついてきてくれてありがとな…… -- 宗爛 2012-09-12 (水) 23:23:44
      • こちらこそ完全停止にならなかったのは皇子のお陰ゆえ感謝感謝
        それにしても死に損ないましたわいホッホッホ -- 薄荷 2012-09-12 (水) 23:31:54
      • 何、面白い相手に面白いことしたかっただけさ俺は!
        俺も死に損なったわ、お相子だわ -- 宗爛 2012-09-13 (木) 00:27:14
      • めっちゃ返事に時間かかっちまったな……飛姉ごめんな…… -- 宗爛 2012-09-13 (木) 06:48:13
  • はーやっとおわった……仕事とかなくなればいいのにな
    ごめん、なくなったらやっぱりこまるごめん、ごめんなさいぃいい! -- 宗爛 2012-09-25 (火) 10:12:25
    • シュウちゃんおはようございますー 企画終了には間に合いませんでしたが、完成したのでご報告ですー ※音が出るFLASHです -- 記者 2012-09-30 (日) 07:56:51
      • え? は!? ほぉおうおおお!? な、ななnナニコレすげぇ!?
        あ、ありがとー、めっちゃ大事にするわぁ……いいなぁ、凄くいいなぁこれ、TOもFFTも大好きだからちょーうれしいわ・・・ -- 宗爛 2012-10-01 (月) 22:57:52
  • そんなわけで徹底した某所のパクりスタイル
    バルバランドの人あんまりいなかったから俺が今からバルバランドのこと一杯騙るわ(誤字にあらず) -- リーア 2012-10-18 (木) 09:58:01

Last-modified: 2012-10-18 Thu 09:58:01 JST (2903d)