《 神 国 ア ル メ ナ 》
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

領土
 
 
 

南部の内海沿いを支配している宗教国家。
神国の領土はかつての統一王朝の首都圏であり、
今も尚統一王朝時代の文化の一部を色濃く受け継いでいる。
首都圏だった関係で残されている高い城壁や厳しい砦、防衛塔なども多く、
擁している都市はほぼ全て堅牢な城塞都市である。
また、それらを維持、建設する関係で高い建築技術を持っている。
 
神国の信奉している宗教であるアルメナ教は
西側全土で古くから信奉されている一神教の国際宗教であり、
西側のどこの国にも少なからずアルメナ教の教会が建っている。
その教会も実質上でいえば神国の大使館圏前線基地であり、
西側において神国の持つ各国への影響力は計り知れない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

産業
 
 
 

かつての統一王朝首都圏だった関係から様々な芸術や文学、
哲学の花開いた地であり、西側の文科系学問の最高峰が神国のそれである。
同時に西側で一般的に使われている神聖魔術の盟主国でもある。
そのため、神国画家の絵や神国魔術師の書いた本は諸外国では芸術、
もしくは魔術の師範書として珍重され、高値で取引される。
また、統一王朝時代より続く格調高く実用的な建築様式とその技術はそれ自体が商品として扱われる。
失われて久しい統一王朝由来のそれらの文化は現在では
それ自体が高い商品価値をもっており、これらの技術書もまた高値で取引されるのである。
これらの無形産物や知的財産が神国の主産業となっている。
 

しかし、それらは神国の表側の顔でしかない。
もう一つ存在する神国の裏側の顔にして主産業こそが奴隷産業である。
神国の神聖魔術の中には生贄を必要とする魔術も存在し、
それらの生贄のために奴隷を使用することは神国、
及び、アルメナ教ではまったく一般的なことなのである。
そのため、神国は内海沿いの諸部族や内海南東部の都市国家、
もしくは帰らずの砂漠北部に少数住んでいる砂漠の民達に対して
度々『 聖戦 』 、 『 教化 』と称して侵略と略奪を繰り返しており、
そこで生け捕りにした現地人達を商品として持ち返り、販売しているのである。
また、神国は国内外の教会で孤児を多く引き取り、養育しているが、
養育された子供たちの末路は奴隷になるか神聖騎士団員として前線に送られるかの二択のみである。
 

神国奴隷の末路は幸福なものは真っ当な労働力、もしくはペットとして大事に扱われるが、
不幸なものは魔術の生贄に捧げられ、人ならざる肉塊にされ、
苦しみの中、絶望と激痛に苛まれて死を迎える。
余談ではあるが、神国では貴族達の間で奴隷や捕虜を使った雅な遊びが盛んであり、
そのうちの一つが 『 慈悲合わせ 』 である。
その内容は死なない程度にメイスやブラックジャックなどで犠牲者を打ち据え、
『 助けて 』 、『 死にたくない 』 といった犠牲者の訴えが
何度目の殴打で「殺して」という懇願になるのかを当てるという陰惨なものである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

歴史・文化
 
 
 

神国の都市の殆どは城塞都市であり、
高い城壁と強固な要塞に守られて国民達は平和に暮らしている。
外敵の入りづらい城壁の内側であるが故に治安維持もいきわたりやすく、
城塞都市内で普通に生活する分には何不自由ない文化的な暮らしが約束されている。
国民の文化水準と知識水準も非常に高い。
神国民は全体的に礼儀正しく、知的かつ文化的で優美である。
なぜなら、神国では国民の教化と質の向上のために義務教育が徹底されており、
実に4歳から18歳までみっちりと教養と教義を叩き込まれるのである。
そのため、識字率は脅威の90%以上を誇り、
精神的にも精錬された知的な国民達が今日の神国を支えている。
しかし、同時に奴隷屠殺の正当化やアルメナ教の教義を社会の常識として刷り込まれるため、
その大半は傍目からみれば世間知らずの完全な狂信者集団である。
だが、神国民はそんなことは歯牙にもかけない。
平和な城壁の内側で暮らす彼等の常識からすれば、
城壁の外側で粗野で野蛮な暮らしをしている諸外国民こそが異常であり、愚かしいものに見えるためである。
神国の高い城壁は彼らを守る揺籃であり、
防壁であると同時に、外の世界を見聞きさせないための鳥籠であり、暗幕でもあるのだ。
 

また、魔術的な医学の発達した土地であり、外科的手法に優れている。
神聖魔術のおかげで腕や足を切り飛ばしてもすぐに魔術的再生が可能であり、
酷い場合でも触媒の移植によって機能を維持することができる。
四肢や臓器などを失った際の予備として奴隷を購入しておくことも神国では一般的である。
神国では外科手術は教会で行うものであり、教会は病院としても機能している。
これは神国の外のアルメナ教会でも同じである。
 

しかし、神国で便利に扱われるこの神聖魔術と呼ばれる魔術だが、
これは教会が行使するに当たって耳あたりをよくするためにそう呼称しているだけで、
その実態は外の世界でいうところの黒魔術に近い外法である。
肉体の変性や異形の召喚・使役を得意とし、瘴気を神呪と称して操る。
故に触媒として血や肉を大量に必要とし、強大な術の行使のためには生贄を必要とする。
具体例を一つあげるなら、人造キメラなどを生成する際に人間の大脳が必要なのである。
無論これは数多ある神聖魔術の術法の一つでしかなく、
他にも生贄を必要とする術はいくらでも存在している。
 

これらの関係から、神国において神聖魔術による異形化や手足の変異や追加は
一般的かつ崇高な行いであり、軽度なそれらはむしろ尊ばれる傾向にある。
なぜなら、彼らにとってのそれを神の御業による奇跡であり、
むしろ新たな機能が追加されることは明確な生物としての優位であると教えられて育つからである。
 

例えば、神国貴族の間では額に一つ目を移植することで三目になることがステイタスとなっている。
他にも腕を移植して増やしたり、尻尾や獣耳などを追加することも
気軽なおしゃれとして美容整形感覚で楽しまれている。
神国貴族の女性達の間では、カフェテラスで四つ腕を自慢し、
三目で笑いながら獣の尻尾を揺らす、などというのは極々一般的な昼下がりの一場面である。
軽度の肉体改造は神国では一般的な貴族の嗜みなのである。
 
 
 

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これはチェインローブで身を覆った使徒である。
アルメナには真に神に帰依する為に
その顕現の場である教会の使徒となる者が多く、
彼らは神のみに捧げる為に己が姿を衣に包み
一生その姿を晒す事は無いという。
そして66日に一つ、
「帰依の鎖」と呼ばれる神具を己の身に埋め込む事で
神との繋がりを深めてゆくとされている。
つまり、このチェインローブは
直接身体に鎖を埋め込んだものである。
 

一般に使徒と呼ばれる者たちは神の御技である
『 施術 』を行う事が出来る者の事で、
彼らにとって施術は人を救う以前に
神をより近く感じる為の手段である。
その為、彼らの奇跡はアルメナのあらゆる場に満ちており、
その奇跡によって暗く冷たい身体へと
変わり果てた者も多いと言われている。
 
 
 
 
 
     《 教 会 の 敬 虔 な る 使 徒 》   

 
 
 

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アルメナの使徒とは大きく分けて二つである。
一つは術士として神の奇跡の伝道者たる者たち、
 

もう一つは神の国であるアルメナを守る聖戦士たちである。
この者達は神国であるアルメナに災いを成す者が現れぬよう
絶えず街中を行き来し神の慈愛を体現し続けている。
故に神の意思を反故にする者には容赦なく、
たとえ神国の民といえどそれは例外ではない……
神の愛には疑問があってはならないのだから。
 

万が一、神の国の聖壁が突破されようとも、
この聖なる使徒たちが
全ての災いから神国を守り通すであろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     《 メ イ ス を 携 え た 使 徒 》   

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アルメナ教
 
 
 

神国及び西側全土で広く信仰されている一神教の宗教。
内容は概ね汎用的なものであり、隣人愛を説き、
自己犠牲と節制を尊ぶ厳格な宗教である。
しかし、その反面で殺戮を聖戦と称して正当化し、
執拗なまでに布施を要求するその様は異様であり、不気味である。
実態を有態でいってしまえば、
博愛主義と拝金主義を巧に使い分ける偽善的なカルト宗教であるといえる。
 

神の救いを得るためには神威の代行者たる教会への協力を惜しんではならないと説いており、
その協力の一番分かりやすい形が布施による献金である。
公然と免罪符を販売し、神具や教典を高額で信徒に売りつけている。
また、これらの販売にはネズミ講を利用しており、
その陰湿且つ悪辣な商法は、公領や王国の商人たちから白眼視されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

施政
 
 
 

表向きは教典の記述に従い、
都市議会による神国会議によって概ねの政策が決定されていることになっているが、
実際は教皇と何人かいる枢機卿による独裁である。
神国では義務教育によって国民の意識や思想がある程度統制されており、
なおかつ平和であるため、国民はそれほど施政に疑問を抱いておらず、
そしてそれほど関心も抱いていない。
神に近しいものの導きこそが正しいと断じ、思考停止しているのである。
 
また、神国は高い税金を取る代わりに税を納めているものにはそれ相応に寛大であり、
それらは充実した福利厚生という形で還元される。
具体的にいえば医療利用の際の料金免除、免罪符の進呈などである。
教会からすれば、きちんと金を稼ぎ、
実際に利益をもたらす美味しい国民には長く居ついてほしいからである。
 
また、神国では免罪符は実際に保釈金代わりに使用したりすることもできるため、
大貴族や商人達にとっては必需品である。
あらゆる不徳が露見しても、免罪符を支払うことによってお目こぼししてもらっているのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

教皇
 
 
 

教皇府にて強権と辣腕を振るうアルメナ教の首魁。
表舞台に出ることは殆どない。
神の御業にて不老不死の力を得ており、
アルメナ教開闢以来の数百年間、その地位につき続けている。
荘厳で豪奢なローブを身に纏い、顔は仮面で隠している。
性別は不詳。
 

その正体は巨大犯罪組織、グリードの幹部、 『 教皇 』 の大アルカナを持つ稀代の大魔術師である。
幹部になる以前の名はボア(蛇)。
普段は人間の姿をしているが、
本来の姿は肉体改造と魔術異形化を繰り返した果ての醜悪な姿をしており、
例えるならあらゆるキメラをかけあわせた大蛇に近い姿をしている。
異常なほどに金に汚い人物であり、金のためなら文字通り何でもする。
この巨大宗教国家の運営もまた金の為でしかなく、
宗教が最も効率的かつ速やかに金を集める手段として適しているからそうしているだけである。
元々、西側の魔術は土壌自体が邪悪だったとはいえ、現在ほどの醜悪なものではなかったのだが、
それを現在の形にまで歪めてしまったのは主にアルメナ教の神聖魔術によるものであり、
その神聖魔術とは名ばかりの外法を広めたのは正に彼らグリードである。
また、無論のことではあるが、
不老不死というのは喧伝のためのデマであり、本当に不老不死なわけではない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

経済
 
 
 

美術品や各種専門書、内海での交易により、阿漕に儲けている。
しかし、主な収入源は交易ではなく、
各地に点在している教会からの布施、もしくは神具や教典などのネズミ講販売である。
 

経済盟主たる王国ほどではないが、
宗教を介した各国へと影響力のことを考えるなら同程度かそれ以上の財力を持っているともいえる。
 

内海は外洋と比べてモンスターがそれほど出没せず、
なおかつ長距離航海をしないため遭難の心配もあまりない。
そのため、大船舶による交易が主であり、
一度の航海で大量に商品を左右させることで大きく太く儲けている。
 

また、非常に高い関税を設定しており、
特に美術品や学術書にかけている値は法外の域に達しているが、
その法外な値段がかえって高級感を煽り、儲けに通じている側面もある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

軍事
 
 
 

神国は土地が狭いので馬を生産・維持できず、騎兵が発達しなかった。
そのため、自然、歩兵と防御兵器が発達した。
特に大量の重装歩兵による勇壮なファランクスが特徴。
統一王朝時代以前から存在している数々の陣形運用から生まれる柔軟な機動は、
騎兵の突撃のような派手さはないものの、
あらゆる局面で有効であり、高い汎用性を持っている。
しっかりと陣形を組んだ軍団は騎兵の突撃にも十二分に耐え抜き、
弓の連射なども重装甲と重盾によって凌ぐことができる。
また、神国は自陣においては無数の要塞、城壁、防衛塔を各地に設置しており、
それらの支援を受けつつ戦う神国軍の打撃力は筆舌に尽くしがたい。
そのうえ、その財力を用いて大量の火薬を内海交易によって買い集めており、
要塞化した城壁の上には低精度ながらも無数の火砲を備え、
それ以上の数のバリスタも設置されている。
故に神国は自陣の領邦こそ狭いものの、
一度とりあげた土地はすぐさま城塞、要塞化してしまうため、二度と他国にとらせたりはしない。
防衛戦において神国が負けたことは殆どないため、防衛戦では不敗神話のようなものを持っている。
 

反面、騎兵の不在により機動性に欠けており、
広域の索敵技術などが未熟であるため、大規模攻勢に出ることは苦手である。
侵略の際も少しずつ城壁を延ばし、地盤を固めながらゆっくりと進軍してくる。
そのため、攻勢に出る際は少数部隊によるゲリラ戦術を駆使し、
いくつもの斥候部隊で何箇所も同時に攻めてゆっくりと敵を疲弊させる。
同時にこれによって敵の進軍を足止めし、その隙に築城、築壁を済ませて戦線を押し上げるのである。
そして、このゲリラ戦術に使われる斥候部隊は情報を持ち帰ることではなく、
敵の進軍を一秒でも長く遅滞させることを目的に使われるため、多くの場合捨て駒にされる。
神国はその尊大さと貴族主義に凝り固まった受身な体質ゆえに
情報戦の重要さを未だに全体で理解していないのである。
 

また、大船舶を幾つも持っている神国は大規模な海軍を持っている。
内海の交易を牛耳る為に用意された神国のそれは勇壮かつ強大であり、
戦列を組んだ巨大船舶から打ち出される火砲の威力は絶大である。
そして、海戦において神国が行う最悪にして最強の戦術こそが「油撒」である。
これは文字通り海上に大量の油を撒く戦術であり、
それらを一気に炎上させて海ごと敵船を焼き払うという非道の戦術である。
そして、火あぶりになった敵船は海辺の絶壁や
海沿いに無数に立てられた防衛塔からの援護射撃によって悉く撃沈されるのである。
こんなことをすれば当然海は汚染され、魚の水揚げ量も年々減るわけなのだが、
神国において漁業はそれほど重要な産業ではないため、彼らは気に留めていない。
というより、それが海の汚染に繋がる行為であるということを彼らは欠片も理解していないのである。
なぜなら、彼らの教義では火は神聖なものであり、
炎によって清めるという発想は極めて普通のことなのである。
その炎でもって海を清めているのに汚染とは何事だ、と神国の貴族ならいうことだろう。
 

神国ではそのほか神官達なども戦場に出ることがある。
彼らは魔術による支援、回復が主な役割であり、前線より少し後方で陣をはり、
魔術支援をしたり、負傷して後退した兵士を治療したりするのである。
しかし、この治療は我々の知る治療とは大きく異なるものである。
神国では怪我の治療には主に魔術を使うのだが、これは前述した通りの外法であり、
神国でいう治療とは強引な外科的療法と異形の移植がそれにあたる。
故に怪我をして前線にでられなくなったような兵士は
即座に魔術によって半キメラ化させられて前線に再び送り出され、
それでもダメならバラされて他の兵士のための移植パーツにされてしまうのである。
神国ではキメラ化は神の威光をその身に宿す崇高な行いであると思われているので
兵士達も抵抗なく受け入れ、むしろ歓喜するが、
それでも余りにも異形化してしまった兵士達は街に帰ることを許されなくなり、
一生城壁の外の下市場や村落で過ごすことを強要されるようになる。
城壁の内側の貴族や一般国民達にキメラ化治療の末路を見せるわけにはいかないためである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

神聖騎士団
 
 
 

神聖騎士団は神国のエリート集団であり、
所属する団員は神殿騎士 ( テンプルナイト ) 、パラディン、または代行者などと呼ばれる。
神殿騎士は皆、一様にチェインメイルの上にフルプレートをつけた重装で身を覆い、
さらにその上にフードなどを被って顔を隠している。
国内で異端者を処罰することなどもあるので、異端者や犯罪者、
そして一般市民に顔を覚えられないようにするためである。
彼らは何かしらの戦技を必ず修めており、同時に祝福された武装と高い身体能力で敵を圧倒する。
また、最低限の魔術の心得を持つことも義務付けられており、
あらゆる局面で汎用的に戦うことが可能な万能兵科である。
……というのが神国側が述べている神殿騎士の表向きの顔である。
その実態はキメラ化治療の行き着いた更にその果てにある異形の戦士達であり、
神殿騎士はたった一人の例外もなく全員が重度の肉体改造を施されている。
目深に被ったフードと素肌を一切晒さぬその重装備は、醜い素顔を隠す為のヴェールである。
神国に忠誠を誓うか、野山に打ち捨てられモンスターとして一生を過ごすかの2択しかない彼らは
ほぼ例外なく狂信的なアルメナ信徒であり、
いつ完全に人でなくなってしまうのかという狂気と恐怖を信心で覆い隠し、
生と死の狭間で盲目的に戦い続けている。
 
 
 

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神聖騎士団のテンプルナイト。
彼らは神殿騎士として
終生を己が守護する神殿にて終える使命を持つ為、
その詳細を知る者は教会関係者でも少ない。
 

神殿騎士の位を意味する暗紫のローブから垣間見えるのは
暗銀色の鎖を体中に埋め込まれた姿のみである。
彼らの鎖は使徒の付けるそれとは違う意味があり、
神殿騎士たちの鎖は限りなく長くそして重い。
それは騎士たちを神殿に繋ぎとめておく為の物であり、
これを持ってしてのみアルメナの秘儀は
正しく機能すると言われている。

 
 
 
 
 
 
 
 
            《 神 殿 騎 士 》   

 
 
 

神殿騎士たちは神に仕える身である為その身に刃を持つ事は奨励されていない。
その為メイスなどの打具を持つことが多い。
刀剣や斧槍などを持たないわけではないが、
少なくとも城壁の内側で大多数の神殿騎士が持っている武器はメイスである。
これは平時の際には祈りの祭具として、
戦の際には愚かな敵人たちに神の祝福を与える為に
表面に神の御名が刻印されており、それを持ってして相手を打ち据えれば
人の皮をかぶりし獣にも等しく神の愛が注がれるとされている。
……というのは表向きの理由であり、本来の理由の一つとしては、
神殿騎士の強靭すぎる膂力で刃のある武器を振り回せば、
量産品の鈍らではあっというまに使い物にならなくなってしまうからである。
故に、神殿騎士が持つメイス以外の武器はだいたいは祝福された強化武器などである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

外交
 
 
 

内海交易を牛耳る神国は海運によって莫大な利益を得ている。
また、西側最大宗教であるアルメナ教の持つ力もまた大きなものであり、
西側各国に強い影響力を持っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

交易国
 
 
 
 

ローディア連合王国
 
お互いに西側諸国に強い影響力を持つ国であり、密接に関わりあっている。
 
 
 
神聖ローディア共和国
 
正統王家であると認めた関係から深い仲である。
神国からみれば共和国は未来の教化地を
手早く侵略、浄化してくれる存在であり、体よく使っているところはある。
 
 
 
スリュヘイム汚染公領
 
表向きはあまり交易していないが、実際は内海伝いにそれなりに交易している。
主な輸出、輸入品は奴隷である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Last-modified: 2012-06-29 Fri 07:44:14 JST (2938d)