▼  ガ イ ド マ ッ プ  ▼                              
 

 爛京  南方辺境都市 六稜  塩州  白狼平原  華桌  虎塞  把山

 竜害の跡  塩の道

 太祖廟  孫苑故城

 紅花祭  肉餅  キノコ  干首  英雄の遺骨  結婚制度   伎楽   磁器   龍勢

 両替商  漂泊民  巡察使  不可触賤民  義勇軍

 
 
 
 
 

                    ●     ガ イ ド マ ッ プ 利 用 案 内     ●                    
 
 

企画/叙事詩は参加者の皆様が舞台となる西方諸国と大爛帝国の土地や組織を作り上げることができます。
参加者自らによる舞台作りが叙事詩の根幹を成す要素の一つであり、
キャラクターの設定だけでなく交流の拠点となるコメントやイベントやシナリオの基礎土台にもなることでしょう。
ですが利用していただく上で、参加者の皆様に守っていただきたい規約事項がありますので、
以下にそれら注意事項を記載しておきますのでガイドマップ利用前に一読を願います。
またガイドマップの基本構造や利用例のチュートリアルとして企画/再開発史を参照されることもお薦めいたします。
 

ガイドマップで表示されるミニアイコンは初期状態のデフォルトで設定しております。
デフォルトの画像から差し替える場合は、必ず 200x200 のサイズで画像を加工してください。
一例をあげるならば拾いものである画像を原寸のまま貼り付けると表示が大きすぎて右枠の表記が崩れたり、
ファイルサイズの大きい画像を貼りますとページの読み込みに負荷が掛かることが懸念されます。
これを防止するためにミニアイコンの規格を " 200x200 " で統一し、ページの軽量化にご協力願います。
また参加者の大多数が利用することが予想されますので、gif動作する画像の使用はなるべくですがご遠慮ください。
 

右枠には土地や組織の解説文や機能などを挟むことができます。
ですが一つだけ制限として、行数は必ず 10行の範囲内 で行ってください。
10行制限はブラウザ毎による表示差異 ( これを超えるとミニアイコンの真下に文章が差し込まれてしまうなど )
を考慮に入れた結果や、参加者間での平等を期すために10行という制限を盛り込んだことをご理解願います。
その為に詳細な設定などを載せたい場合は、新規作成したページや個人設定などに記載することをお薦めします。
ですが10行の範囲内であれば参加者の裁量で自由に解説や機能を盛り込むことができます。
最後に紹介文の最後には、必ず #clearのタグを入れてください。
回り込みであるaroundのタグを使っているので条件付けをクリアしないと他を巻き込んで崩れます。
 
 

それでは一例として、下記にガイドマップの手引きを載せます。
 
 
 

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          ▼  サ ン プ ル  ▼          
 

まずはタグの説明からさせていただきます。
見だしに含まれているaname(x0){};はアンカータグ、それぞれ各ジャンルで上から " a b c d e " で分けられています。
このタグはリンクのアンカー機能として働いており、ガイドマップや他名簿からのリンクで使用することができます。
アンカーを使用した同ページ間であれば " >#x0 " で動き、
他のページならば " >( アンカータグを使用したページ名 )#x0 " で飛ぶことができます。
各コンテンツにはサンプルが置いてありますので、それに続く形でアルファベット順に、x1...x2...x3...と番号を振ってください。
wikiの編集が苦手であったり、タグを間違えて振ってしまった場合はページ担当が修正処理致しますのでご安心ください。

公式 更新状況   ( こちらは更新チェッカー、これらタグ機能なども合わせて使用するのもいいでしょう。 )

 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
首都・街・集落

 
 
 
 

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          ▼  爛 京  ▼           
 
帝国東部の小水源を臨む交易都市にして大爛帝国首都。 
元々はこの付近を統べていたとある巨大国家の首都であったが、数百年前に帝国の侵略によりかりとられ今の形となった。
無数の組合、学術機関、宗教組織、そして皇族が居を構える雑多な都市だが、
一見煩雑に見えるその景観も全て地脈や龍脈の関係、もしくは経済的利便性を考えられてくみ上げられた合理都市である。
あらゆる品々が目まぐるしく循環し、その巡回を阻害しないために無数に作られた道と看板の群れも、慣れてしまえば非常に使いやすく、住みやすい。
あらゆるものが商品として売れる爛京に憧れる国民は多く、特に若年層には「一度は1人で爛京に住んでみたい」と夢見るものも多い。
 

 
 
 
 

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          ▼  南方辺境都市 六稜  ▼          
 
第72皇子・宗爛が治める南方の辺境
高温多湿な環境にあり、南方に森林、東方に湿原地帯を擁する環境から、大規模な蟲産業で栄えている
大百足、大蠍、大蜘蛛は勿論のこと、その他多数の蟲を養殖しており、蟲肉、蟲毒、蟲兵器を多く産出している
また、森林が付近にある関係から林業にも力を入れており、豊富に取れる木材を燃料にして炉を焚き、玻璃の生産なども行っている
土の柔らかい六稜の地では馬よりも山羊や蟲のほうが機動性を確保できるため、大山羊にのった山岳騎兵や、蟲にのった呪術師などが多く見られる
特に六稜の地教術師は蟲に対する動物感応に長けており、飼育や騎乗の難しい大蠍をいとも容易く操ることで知られている

 
 
 
 

土地の者は聖なる炎を信仰し、占いが非常に盛んである。 天領地であるため諸侯の干渉がなく帝国内でも商工業の自治権が大きい。商工業に関する実質的支配は先住民族の長が行なっている。

          ▼  塩州  ▼          

 塩州は塩湖を有し内地における塩の供給を担っている。

 ほぼ全域がステップ〜砂漠気候であり寒暖の差が大きい。

 古代より、オアシスを中心とした都市が点在している。

 大地の大穴から炎を吹き続ける大火口があり、伝説によれば炎が最初にうまれた土地だという。

 また、異伝に曰く、過酷な気候は古代の戦争の被害が未だに続くため、とも伝えられている。

 
 
 
 

人々は、羊を追い、鳥や馬に乗り、鷹を飼う。

          ▼  白 狼 平 原  ▼          

典型的ステップ気候であり、遊牧民族の故郷。

その名の通り、狼が多く見られ祖獣として信仰されている。

産業は専ら牧畜であり、水源地の一部で灌漑農業が行われている。

乾季には土の中で仮死状態になり、雨季のみの水源地に現れる珍しい魚類はここでしか見られないという。

遊牧民は総じて旅人に親切であるが、敵となった時は容赦無い略奪者となる。

 
 
 
 

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          ▼  華桌  ▼          

第63皇女・飛爛が治める大陸中央山脈南部にあるテーブルマウンテン群上の都市国家。

原住民の言葉ではカタクァと言い古代において巨大な勢力を誇った民族の暮らす地域。

台地という特殊な地形により麓は熱帯のジャングル、台地の上は温帯草原という

変化に富んだ気候を持ち、独特な生態系と文化を育んで来た。

数百年前に大爛帝国に土地を奪われてからは辺境の1部族として長く帝国の支配に

抵抗してきた。しかし飛爛の時代にはすでに帝国の領地となっている。

                               シャツァルと呼ばれる巨鳥を飼い慣らし、騎獣として空を駆る軍隊を持つ。

 
 
 
 

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          ▼  虎塞  ▼          

第91皇女・喬爛が治める深山幽谷の地 帝都爛京より遥か南西の峰々に位置する

一年中霧が立ちこめ、スコール性の豪雨が降りそそぐ熱帯雨林気候により、豊かな水源地が育まれている

幻の動植物がひしめく生物多様性の楽園であり、俗に仙薬と称される様な良質の生薬を産する

反面、しばしば独特の風土病が蔓延し、自然のなりゆきとして爛方医療が主力産業となった

皇女の庇護のもと爛方医学校が築かれ、生薬の一大産地&爛方医学の中心地として台頭している

近年流入した人々のほか、虎に神性を認め、伝統的な暮らしを送る土着の山岳民族が居住している

 

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          ▼  把山  ▼          

慶爛公の統べる街。慶公の施政は文武両道を掲げ、街には詩文や演劇に携わるもの、武道家や兵法家が多いという。

慶公の側近もまた多くの文官で占められており、眉目秀麗な青年がその才能を競い合っている。

 文芸においては八文字拾行の韻文を一つとする「八拾壱詩体」、武道においては「猛法」という実践的な荒々しい拳法が有名である。

また、この街の特有の文化として夏に行われる裸祭り、秋に行われる白絹祭りがある。

前者は武神を祭り男たちだけが裸になり、目に見えない神と格闘を繰り広げる。後者においては蚕の女神を祭り、男達が普段よりも華美な服装をまとう華やかな祭りである。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

街道・砦・戦場

 
 
 
 

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          ▼  竜害の跡  ▼           

最初は地震だと思ったが、違った。

あっという間にすべてが消えてしまっていた。

人も、街も、何もかもが穴の中へと消えていった。

そして次は瓦礫が穴から吹き出した。

土中深くに潜む竜は、その巨大な口で街を一飲みし、食いきれなかった分を吐き出す。 

 
 
 
 

「来た物がいるなら行くことも出来る。」商人は時として冒険者よりも冒険者らしい。

          ▼  塩の道  ▼           

塩に代表される重要な必需品を交易するために自然発生的に辿られる様になった街道。

点在する都市周辺部では整備されているが、僻地においてはその限りではない。

塩のみならず、金属、絹、その他特産品が多数取引される帝国を中心に、西域は勿論、海を超えて東夷まで続くという。

時に紛争によって街道が使用できなくなったとしても、商人たちはたくましく山を超え砂漠を越え、別の回り道を見つけ出す。

塩の道はそうした歴史の積み重ねの中で、生まれた東西を結ぶ複雑な線の集まりといえよう。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

名所・史跡

 
 
 
 

その墓所の宝物は手にしたものに世界を統べる力を授けるという。

          ▼  太祖廟  ▼          

数多の伝説を持つ帝国太祖の墓所。

その所在地は一切の謎に包まれている。

帝国史上、何度か太祖廟捜索の機運が高まり、

その都度それらしき遺跡が現れるが、どれもが本物という証拠がない。

 
 
 
 

オアシスの枯れてしまった今、ここを住処にするものはいない

          ▼  孫苑故城  ▼          

孫苑,かつて帝国西領に存在していた都市国家である。

一夜にして滅んだ伝えられるが、その原因は不明。

竜害、疫病、天罰、大魔術、様々な説が唱えられているがどれも決め手にかける。

孫苑故城とよばれる遺跡からは多数の美術品が見つかっているため、繁栄を謳歌していたことが窺い知れる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

その他

 
 
 
 

紅花そのものは南溟の特産品の一つである。

          ▼  紅花祭  ▼          

紅花にまつわる伝説の一つに因んだ祭り。

祭りの起源は様々であるが、宮中神事や祭祀を由来とする他の祭りに比べ土俗的であり各地で様相が異なる。

祭りの間、その土地の住人たちは衣服のどこか(多くの場合帽子)に紅染めの飾りをつけている。

そのため、見晴らしの良い高台からは大通りは紅一色に染まって見える。 

 
 
 
 

パリっとしてジュワーッ

          ▼  肉餅  ▼          

ひき肉の包み焼き料理。

もしくは、ひき肉を模した料理をさす。

帝国本土では人肉食の習慣が見られるが、帝国へ服属した国々のなかにはその習慣を持たない人々も多い。

元はひき肉にしてしまえば人肉食の拒否感を和らげるであろう意図であったが、次第に家畜の肉で済まされるようになった。

本土と辺境の文化的妥協の産物であるが、それはそれとして美味しい。 

 
 
 
 

特に珍しいものを「霊芝」という

          ▼  キノコ  ▼          

温暖湿潤気候の南東部を筆頭に、帝国の人々はキノコに対して関心が強い。

食材から薬品としてでだけでなく、栽培が難しいキノコを鑑賞目的だけで育てる者もいる。

すべてを余すこと無く利用する国民性からか土から生えてくるものはなんでも口に入れてみる傾向がある。

当然、キノコも例外ではなく、珍しいものは貴金属と同じくらいの価値を持つと言われている。

 
 
 
 

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          ▼  干首  ▼          

頭部を乾燥させたもの。アクセサリー、呪具、祭具に用いられる。

人間や亜人の種族により剥製の方法に違いがあり、専門の職人がそれぞれにいる。

干首に限らず、帝国では文化的に剥製技術に長けている。

中には若くして死んだ美女を皮膚を乾燥させずにミイラ化させる技術もある。

アンデッド化との違いは魔術によらない化学的な処理であること。

 
 
 
 

物によっては宝石が散りばめられた遺骨も

          ▼  英雄の遺骨  ▼          

偉大なる帝国太祖の遺骨をはじめ、英雄、著名人の遺骨であるとする品々。

骨のみならず、遺髪、皮、装飾品など縁の有る品は英雄の力を宿すものとして珍重される。

一説によれば、各地に散らばる太祖の骨をすべて集めると身長は10メートル越すという。

この事から太祖巨人説が唱えられたがその説の根拠は薄い。 

 
 
 
 

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          ▼  結婚制度  ▼          

結婚制度の慣習、文化的背景は部族ごとに数限りなくある。

遊牧系の場合、個人の恋愛の結果としての結婚は勿論あるが血縁関係の形成としても意味合いが強い。

例えば子の無い夫婦がいるとしよう。やがて戦争で夫が名誉有る死をたまわる、残された嫁は名誉では生活出来ない。

そうして社会から孤立するのを避けるため、同じ家の兄弟と結婚することが一般的である。生活力次第ではあるが一夫多妻婚もよく見られる。

ただし、都市部においては、草原や砂漠の民ほど血縁関係に拘らないゆえ、そうした習慣も薄れてきている。

 
 
 
 

舞とは呪的言語の身体化であり、言語以前の形式の呪が舞といえよう

          ▼  伎楽  ▼          

伝統的な仮面劇、舞、舞方などを指す言葉。

被支配階級である農耕民族の豊穣を祈る舞踏が発祥であると思われる。

社稷を統べる帝への奉納踊として宮中行事に取り込まれた。

時代が下るにつれ、舞方の世俗化が強まり民間の祈祷師においても舞われるようになった。

世俗の舞方の中には占いや「外法箱」という道具を使った霊媒を行う者も多い。

 
 
 
 

「壷から来た人」元は同じであったのに、細分化された磁器の職人がお互いに見知らぬ人であることを指す。転じて見知らぬよそ者をさす慣用句となった

          ▼  磁器  ▼          

土器よりも格段に薄く軽い陶器。

美術性が高く高級品として珍重される。

質の良い粘土を産出する窯州で盛んである。

優れた磁器の製法は国家機密であり、職人奴隷により細かく分業化されており、中には一生を土捏ねだけで終える職人もいる。

仮に帝国磁器の製法をそのまま盗もうとすれば、数百人の奴隷を一度に捕まえる必要があるだろう。

 

これで

          ▼  龍勢  ▼          

西侵を前に新しく開発された火薬兵器。

都市部の花火職人によって発案された。

命中精度など無いに等しく、狙った場所に着弾させるにはそれなりの習熟が必要。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

組織

 
 
 
 

―――鉄銭を馬で運ぶ。(帝国での慣用句、無駄なことの例え)

          ▼  両替商  ▼          

国際貿易が発達した帝国では欠かせない手形の取引を扱う商人たち。

元々金属貨幣の少ない帝国では手形は代用貨幣としての役割も担う。

両替商の出現によって遠隔地に大量の貨幣を運ぶ危険を犯すこと無く

貿易をすることが可能になった。

 
 
 
 

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          ▼ 漂泊民  ▼          

帝国のみならず、大陸全土を流浪する人々。ある意味、冒険者もその範疇であろうか。

遊牧民との違いは、狩猟や牧畜をせず、移動は馬のほかに馬車を利用する点である。

民族の出自は不明であり、人種も様々、というのも彼らは捨て子を必ず育てることに由来する。

旅芸人のような生活をしているものが多く中には盗賊まがいのものもいるが殺人や強盗は滅多に行わない。

彼らに言わせれば、盗みは多すぎるものや余分なものを「少しだけ分けてもらう」だけの事らしい。

 
 
 
 

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          ▼  巡察使  ▼          

帝国の広大な領土をめぐり各地の政情を調べる役人。

彼らの早馬を遮ることは貴族でも許されない。

時として身分を隠したまま潜入、調査を行う部署もあり

諜報機関としての役割も果たしている。 
 

 
 
 
 

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          ▼  不可触賤民  ▼          

貧富差や身分差の少ない帝国では珍しい、遺体へ触れることを禁じられた人々。

人間や動物を問わず動物の加工品を一切利用してはならない身分。

麻で作った衣服を身につけ、肉を食べない。

金属製品は例外であるが、貧民であるため手に入れることができないのが普通である。

戦闘においては、体術、投石で戦う。特に投石は名手ともなれば弓に比する恐ろしさである。
 

 
 
 
 

Juliusz Kossak

          ▼  義勇軍  ▼          

帝国の正規軍とは異なる軍隊、というより馬賊。

農民化した都市周辺部の皇民とは違い、今なお昔ながらの遊牧生活を送っている。

即ち、彼らの日常すべてが戦闘訓練である。

輜重隊という概念はなく補給は自前で賄い、足りない分は略奪で補う。故に、急襲と離脱が基本戦術である。

部族ごとの統率は取れているが、それぞれが好き勝手な私掠が目的であるため大局的な戦略行動を取ることは少ない。

 
 
 
 

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          ▼  聖職者  ▼          

遺体を利用を尊重する帝国では解体業者は聖職でもある。

決められた手順、手早い作業、祈りの言葉。

あるものは遺族のための遺品へと変わり、ある貴婦人は生前の姿を留める防腐処理を施され穏やかな眠りの中にいるかのうよう。

多種多様極まる注文もかれらは職人の誇りを持ってこなしてゆく。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


Last-modified: 2012-07-23 Mon 23:32:24 JST (4256d)