叙事詩・外伝 『Epic of Rhodia』 Edit


この作品は、企画/叙事詩の設定を使った、

二次創作作品です。

実際の歴史・人物・事件などには一切関係ありません。



企画/叙事詩
《 叙 事 詩 》
─── Epic poetry ───
─ロ ー デ ィ ア 連 合 王 国─

ID:490255

本編 Edit

ギルドール>名簿/490255 ウィルロット東方王>名簿/490255 バートレッド北方王>名簿/490255 フリストフォン西方王>名簿/484877 アルラーム南方王>名簿/484137
アリシア>名簿/484511 ロレンツ候>名簿/484511 ヴァイド>名簿/484137 マルク>名簿/490255
&color(#483d8b){}; &color(#b8860b){}; &color(#8b0000){}; &color(#191970){}; &color(#2f4f4f){};
&color(orangered){}; &color(#8b4513){}; &color(#20b2aa){};
お名前:
  • 【 18 】
    • 歴史の流れは大いなる河の流れと同じくして、行くは絶えぬが戻る事はけして罷りならぬものである。
      そして歴史は広大なる海が如き編纂されし詩となって語り継がれ、一つの明瞭な回答としてのみそこに存在しうる。
      後世に残るは都合良き形に収められたそれであり、それが真実であるかどうかを、人は問わない。
      ――全ての詩とは、須らくそのようにあるべき物であるが故、である。

      • 黄金歴、227年9月。
        軍議を破軍王、施政を聖剣公に分権した新しき形の国としてローディア連合王国は名をローディア統一王国とする。
        お飾りの王ではあったが、軍権を持つ破軍王の後ろ盾あってか、正しき時期にてなされた「二度目」の勝利宣言は、今度こそは正しくその効果を発揮することになる。
        騎士王ウィルロット・フレデリック・アーヴルヘイム東方公領主亡き後、その生前にて最後に命として下された、
        帝国の残党狩りの絶対命もまた、この時を以ってその効力を失う事になり
        一部の狂信の者と戦争にて利を得ていた者以外は、ここに於いて一応の終戦を見ることとなる。

        互いに深き爪痕を残した両国は、此処より先、如何なる密約にてその利の差を是正したかは歴史に語られるべきところにはないが、
        次第に両国の戦争への気運は収まり始め、ここに於いて漸く破軍王とアランドロスが画策していた戦の終結と相成ることになる。

      • ローディアという国がこの戦争に於いて失った物は、余りにも大きかった。
        多くの騎士、民、そして平穏を奪われ、元々東ローディアとして存在していたゾド以東の土地の割譲を余儀なくされた。
        やがてそれは初代騎士王が引いたとされる真っ直ぐな国境線よりもかなり歪な形で、東西の戦争の爪痕生々しく国の境として機能を始める事になる。
        戦争が文字通り終結を迎えた後でもその国境線沿いの戦は絶える事無く小競り合いとして表出し、その度に血が流れる深い傷跡を双方刻む事となった。

      • だが、問題はそれだけに留まらなかった。
        東ローディアの難民は西方王の名の下に西方領の東部に難民自治区として保護されていたが、
        東ローディアのゾド以西を取り戻したその後にも、戦争難民達は戦場に程近い自国への帰還を嫌がり始める。
        西方王フリストフォンの失踪と共に、中央より派遣された宮廷の息の掛かる施政者にはこれを治める程の力はなく、
        またフリストフォン自身が存命の中でこの問題を段階的に解決していく為の策を用意していたのだが、その思考まで辿れというのは酷な話であり、
        この問題はかなりの深刻化を以って、ローディア西方領に「難民居住区」という形で明確な問題として残り続けている。
        聖剣公の名の下に、段階的に帰国の施策が取られている物の、未だ国境付近で絶えぬ小競り合いの火花が、
        我が身に降りかかるを是とする程に土地に対して愛着を持つ民は、五年という戦争の歳月の中で一人たりともいなくなっていた。

      • 王を失って混乱を来たしたのは西方だけではない。
        何せ四方を実質的に治めていた四方王の内、西、南、東の三方の王を同時に失ったのである。
        西方領については戦争終結と同時に巷間で囁かれていた西方王の不審死を上塗りする形で、中央より事前に用意されていた後釜が据えられた為に、まだ混乱は少なかったと言える。
        東方領も、戦争終結の後中央に軍権を携えた上で宰相という形に収まった破軍王の名の下に一定の統率が取られ、大きな混乱を齎さなかった。

        問題の火種は、南方にあった。
        終に、西爛戦争が終結した後も、南方王アルラームはその姿を見せず、何の音沙汰のないまま姿を消したままであった。
        太陽王への信仰を中心にして支えられていた南方領は、大きな支柱を失って後暫く複数貴族による合議制にて領としての体裁を保っていたが、
        帝国との戦後の混乱が収まりつつあった頃に、その歪は一気に表出することとなる。
      • 背景に、国内の戦後の混乱を治める意図と同時に、ローディア東方領の封建騎士達に方向性を与えることに依って統率を行なっていた北方王の施政があった。
        反乱の火種となり得ることを早々と見越していた北方王はこの南方問題について元々騎士王の息が掛かっていた東方領軍を派遣する。
        騎士王を失った大きな力が暴走せぬようにと方向性を持たせたことが、この時ばかりは仇となった。
        元々折り合いの悪い封建主義と個人主義によって東南の対立が表面化し、遂には内紛にまで発展する。
        その一方で互いの不満によって同調した者達が義勇軍を巻き込んで暴徒化し、中央の施政者を仮想敵と見立てた反乱を起こすという異例の事態が巻き起こる。

        互いに対立をしていながら、その一部に於いて癒着をするという、介入により収集が着けづらい事態へと発展したこれを、
        北方王は軍政にて治めるを是とし、自分の手駒である北方軍を以って平定を目論んだ。

      • この南方の反乱については、ゾド以西の奪還された東ローディアの割譲問題に端を発した神国の手引きがあったという見方もあるが、
        これもまた戦後の混乱の中で生じた根も葉もない噂として風説の中に紛れる事となる。
        しかし現実にはこの戦後最大の内紛はローディアの東南側を上下に真っ二つに引き裂く形で一年という長きに渡って続くこととなった。
      • この内紛を終結させたのもまた、北方王その人であった。
        平定とは名ばかりの即物的なやり方で南方と東方の反乱者を処断していき、
        その勢いを殺ぐ形で強引に国内を纏めるに至る。これについては北方王をしてすら苦渋の選択の中にあったと言っていいだろう。
        国内同士が争い、多くの血が流れるを是としなかった彼の決断は、結果的には多くの国民を救うことになったが、
        そのやり方と失われた生命は市井にて痛烈に批判された。
        元より西爛戦争時に失態を重ねていたことが元老院の反感を買っていた北方王ではあったが、
        乱暴な国内の平定のやり方は論うには十分すぎるほど分かりやすい形で民に数としての犠牲を強いる施政であったがために、
        この平定は後に「破軍王の虐殺」として歴史に名を刻むこととなる。

      • 一度吹き出た不満は収まるところを知らない。
        後の歴史書に破軍王としてではなく、『破国王』として名を残すバートレッド北方王の悪政は続く。

        これより先、破軍王はその施政の方向を大きく変える手に出る。
        四方王の互いの権利割譲を偏重制のそれに変えて実権を握ると、傀儡と化していた王への箴言で絶対的な利権を得ていたことを背景に、
        様々な形で国民と臣下に痛みを伴う改革を行い続ける。
        帯剣の自由が奪われ、諸外国との間に大きな税を敷き、人が変わったかの如き施政を強いるようになる。
        施政が行き詰まりを見せると、王室に不審な死が相次いだ。傀儡と化していた王の側近をはじめとする沢山の者が原因の分からぬ死を遂げ、
        遂にはその冠が悪政を敷いた張本人であるバートレッドの頭に収まる運びとなった。

        事態を重く見た元老院はバートレッドを『暴君』とし、クーデターを起こす。
        歴史上、二ヶ月という短き間に革命を起こされた最悪の暴君として名を刻み、
        今日でも歴史書の中には指折り数えて尚その一指に数えられる、『劣悪な施政者』として、彼の名は悪名高く人々の記憶の中にある。

      • 戦後最大の改革として起こされたそのローディア革命に於いて首に縄を掛けられたバートレッドは、
        最も苦痛が長く続く方法として、市中に於いて火炙りという形で処断されることとなる。
        人々の目の前に姿を表した破軍王の頬は痩せこけ、かつて雄々しくあったその姿もただの悪党であるように見えたと、多くの書に刻まれている。
        その姿はしばしば歴史書の中で悪魔の如き形相を以って描かれる事となり、悪政を敷いたに相応しき末路として名を刻むこととなる。

        火刑に掛けられる前、最期の言葉も共に多くの書の中に刻まれている。

      • 成すを成したが故の結末に在り。
        焉んぞ、後悔や無念の有る也。

      • 悪政を敷き、国を苦しめた王の末路の言葉として、多くの者の失笑を買ったこの言葉は、
        無念の血涙と共に叫ばれた彼の本心であったことを、知る者は少なきことであろう。

      • 『破国王』亡き後、元四方王のその全ての歴史が潰えたとして、東方領、そして西方領にて統治を行なっていた領主の合意を以って、
        国の施政は分権を是とする近代的な物へと変化をしていく事になる。
        元より元老院と貴族院による分権の下の施政にあったところに、明確な基準を齎し、明文化した法律に依って纏められた国は一応の平穏を取り戻す。
        だが、ここに於いても原理主義的な思想と、南方より齎される文化闘争の狭間において軋轢が生じ、
        この後に冠を戴く王もまた、在位僅か二年という短きでその玉座を追われ、国内は再び混乱の中に突き落とされることとなる。

      • 人は、正しきを求めず、ただ自身が信ずるを信ずるのみである。
        一時、その歴史が謳われようが、いずれその詩も誰もが忘れ、再び日常の中へと戻っていく。

        歌われる叙事詩に意味がないのと同じように。
        そこにある無念も。
        栄光も。
        繁栄も。
        盛衰も。
        聞くものの耳が向けられぬとあっては、雑踏に紛れて行くものである。

      • 誰とて永遠には生きられぬ。
        口で伝えうる伝承に普遍的な正しさなどないように、歌われる詩にもまた。
        一時の興味を引く以外に、大きな意味などない。
        盛者必衰。
        潰えぬ栄光のあるものか。

        盛者必衰。
        ――黄金の伝承など、あるものか。


      •       ――終劇
  • 【 17 】
    • 北方王施政室。
      巨体が、赤子の腕程もありそうな指を以って、眉間の皺を伸ばす。
      ため息こそ吐かなかったが、胸の内に渦巻く懊悩は言外にて如実に外に漏れいでていた。
      全ては、後の祭りに過ぎぬことではあったが、それでもその横たわった事実は肺腑より重い呼気を外へと追い出す。
      溜息となって表出する後悔や苦悩に、自分らしからぬ思考が入り交じっている事に気づき、破軍王は顔を手でぴしゃりと叩く。

      • 結果として、ゾドの奪還は帝国の本隊の介入によって雪崩式に瓦解し、多数の犠牲を出した上で敗走を余儀なくされた。
        部隊の散開を以って犠牲を最小としたことは、功名でありながら仇ともなり、一点突破という形で本隊の西侵を止めるに能わず、
        烈火の如き士気を伴っての勢いを押しとどめるだけの層を形成できずに、本隊は王都へと接敵してきた。
        中央水源と統一玉座を有するローランシアという心臓をむき出しにしたままの戦が続き、
        反撃の一手は一転、ローディア連合王国そのものの基盤を揺るがしかねない悪手となって跳ね返ってくることとなった。
      • だが、天は更に数奇なる運命を好んだ。
        このギリギリの戦況に於いて、かの国の皇帝たる皇の崩御が告げられると、形成は一気に更なる逆転を齎す。
        中央集権型の施政を築いていた帝国の有力皇族はその向かう先をローディアの玉座ではなく、帝国の玉座とした。
        彼らをしても、優秀でありすぎたが為に指先として勝利を手にすることより、その指先を動かしうる脳と成る功名は甘い蜜となったのだろう。
        矛先をバラけさせた軍は進む勢いと戻る勢いで二つに切り裂かれ、それを理由として王都へ舞い戻ってきた統一連合の軍勢により王都内でまさかの挟撃を食らうことになる。
        これまで、攻戦一方であった帝国の兵は背後より攻撃されることに慣れておらず、またどの様に士気の高まった優秀な兵であっても、それを動かす将がなければ優れた傀儡も同じであった。
        あえなく戦場に取り残された大半の兵はその場で首を落とされ、同じように戦線もまた首を落とされた獣のように後ろに下がるしかなく、
        あわや落国かと思われていた事態より、再び天秤は連合王国側へと傾くことになる。

      • ゾド要塞までの戦線の奪還は、先の要塞攻略戦時より鑑みれば、正でも負でもない零にまで戻っただけに過ぎない。
        だが、独力にて敵兵を退けたその盛り上がりし気運と、初めて戦線を奪還しえたその功を以って、北方王はそこに西爛戦争の勝利宣言を掲げる。
        その余りにも尚早な宣言について、国外は愚か国内からも、勇み足であるという評価が後に下される事になり、
        歴史の上ではこの勝利宣言は記述されることなく、後のゾド奪還に於いて再び行われた宣言を以って、西爛戦争の終結とする見方が多い。

        この早々しき宣言の意図は別にあった。
        ここに於いて勝利宣言を出す事で、帝国崩御の報と合わせた痛み分けの方法を、北方王はこの時より模索していたのである。
        頭がすげ替わるという事は、言い換えれば国内の方針に一つの軛が打たれることと同じであることを、かつて王を龍化という形で失っている北方王は知っていた。
        前皇の西侵の方針と同じ志を持つ者が次の皇と成ることも或いは考えられたが、
        崩御の知らせと共に戦場を見ずに国内の利権へといち早く意識を向けた貴族達が、果たして痛み分けにあるこの状態より再び西を目指すだろうか、という点に賭けたのである。
        事実この報は、互いの損傷状態も生々しき状態に於いては多くの者の失笑を買う宣言ではあったが、この歴史に残らぬ宣言の裏に敷かれた意図を、帝国側で正確に読み取った者も数多存在した。
        これより先の歴史に於いて帝国は一転防戦国と成るのであるが、見方を変えればそれは連合王国側の憤懣を散らす為に切り捨てるべき犠牲を、帝国が支払ったとも取れる。
        かつて東西の密約に於いて腹の中を探り合っていた両国ではあったが、皮肉にも代替わりをしたその後にも、同じような肚の探りあいを以って、
        双方この西爛戦争の落とし所を見極めようとしていたのかもしれない。

      • 少なくとも、バートレッド北方王の意図はそこにあった。
        彼は南方王が漏らしたように、国内の情勢にしか興味のない視野狭窄な王ではあったものの、国内の事情に関しては事程斯様に正確にその状況を捉えることの出来る慧眼も持ち得ていた。
        故にその慧眼にてこのまま戦が続けば双方の国がどの様な形で終戦を迎えるかということには、他の王よりも敏感であった。

        既にローディアという国は、疲弊の中にあった。
        死に体でない分まだ救いはあったが、その疲弊状態にて変わらぬ行動を続ければ、必ず落国という結末を迎えることを、北方王は見越していた。
        元よりゾド奪還で以ってその勝利宣言を発し、ローディア国王アランドロスの崩御と国内の疲弊、潰えし東ローディアの分割割譲に依って講和条約を結び、
        この戦を痛み分けとするところが、彼と彼の王である故ローディア国王が是とした、この西爛戦争に共に指し示した策略であった。

        時間は経過の分だけ大きな犠牲をもぎ取っていった。
        だが、ここに於いて勇み足とされる勝利宣言を敷いた事で、この後訪れるであろう互いの落とし所の模索に布石を放つ事が出来た。
        やがて、その勝利宣言は時代の潮流に追いつき、それを以って講和とする緩やかな戦後の処理が行われる。
        人事は尽くした。
        王として、採らねばならぬ策を敷いたとは言え、余りに不器用ではあった。
        バートレッドは一人、自身も国と同じように疲弊を重ねていたのだと気づき、力なく嗤った。

      • 「……詰まらぬなぁ。……貴公の言う通りだ、騎士王。
         この戦には誇りも栄光もない。ただ、互いの国の疲弊を招いただけの、莫迦莫迦しき茶番に過ぎぬ。
         ローディアは、余りに多くの物を失った。……我や貴公をして、これより先、贖いきれるであろうか」
        -- バートレッド北方王

      • 巷間の噂にもあるように、この王都の防衛の最中、西方王であるフリストフォン・ラヴェル・フォランの消息が知れぬ物となっている。
        元より施政に於いてそれ程重要な役職になかった退屈王ではあった上、
        その崩御の前より王が準備していたかのような交代人事が速やかに執り行われ、今では代わりと成る王が西方王として施政に励んでいる。
        戦場に近くないという理由で西方地方についてはそれほどバートレッドの頭を悩ますことはなかった。

        問題は、南方にある。
        此方は巷間の噂にすら成らぬよう先に楔を打っておいたが、南方王アルラームその人の姿も、王都決戦を期に消息が知れぬ物となっている。
        こちらは交代人事どころの話ではない、唯一にして絶対であるところの太陽王が失踪したとあらば、国内情勢の混乱は必至であり、
        今のローディアにはその混乱に目を向ける余力は残っていない。
        故にこの事実は暫く巷間の口にすら乗らぬ程に巧妙に隠される事となるだろう。
        素顔も知らぬ南方の王ではあるが、その内再び現れることを北方王は祈るしかない。

      • 状況は、全て順風であるとは言いがたいが、情勢は既に戦時のそれではない。
        かつて、北方を開拓した王の血族にあって、何の憂いがあろうか。
        失ったのならば、積み重ねていけばいい。
        恐らくそれは、国民の強さとなり、この失敗すら踏み台にして我らは高みへと登るだろう。
        彼は誰より国民を信頼しており、愛しているが故に、そう望まずには居られなかった。

      • 「波乱万丈、何する物ぞ……我らローディアの血族を、余り舐めるでない、運命とやらよ。
         折れし骨が治りし時にまた強く太く成るように、この国もまた、斯くあろうぞ。
         なあ……ロレンツ。古き朋よ」
        -- バートレッド北方王

      • 己が王と同じように、その生命を国に捧げた古い友の名前を口にして、巨漢は顎髭を撫ぜながら小さく嗤った。

        その時、施政室にノックの音が響く。
        時勢が時勢である故、緊急の用事の際は謁見を許可しておいたことを利用してか、扉は誰何を待たずに開く。
        開いた扉の先、一人の男がいた。

      • 「……騎士王」
        -- バートレッド北方王
      • 「……何を、している、破軍王。
         そこで、何をしておるのだ」
        -- ウィルロット東方王

      • その声には、誰が聞いた所で糾弾の色が乗っており、また長期に於いて軟禁状態にあった為か、痩せた声が痛々しかった。
        戦の終結を以って北方王より軟禁の解除命が出ていたが、今日それが行われ、直ぐ様この施政室へと来たらしい。
        騎士鎧すら着けず、ただ開闢剣だけを腰に携えた状態で、憤懣やるかたない表情を以って騎士王は部屋へと入る。

        長躯ではあるが、それより更に縦横に巨きな破軍王の胸ぐらを掴み上げ、騎士王は叫ぶ。

      • 貴様……ッッ!!
         約束を、違えたなッ……!!!
        -- ウィルロット東方王
      • 「……そう、取られても反駁などできようもない」 -- バートレッド北方王
      • 「何だ。
         何が起こった。
         何故、この国はこうなっている。
         応えよ破軍王ッッ!! 貴公もまた王を名乗るのであらば、弁解の一つも出来ようがッッ!!
         貴公をして、王をして、余があらずとも必ずや勝利を齎すと、そう確約したからこそ余は剣を収めたのだ。
         それを……貴様ッッ……あろうことか、全て蔑ろにしての結果が、これかァッッ!!
        -- ウィルロット東方王

      • 返す言葉もなかった。
        その騎士王の怒りは正当な物であり、その裏切りも彼からしてみれば何一つ事実と相違ない。
        策を敷き、それを誤ったのは彼を陥れた自分であり、また王であることは、揺るぎない事実であった。
        故に、その言葉の刃を以って斬りつけられることに抵抗すら出来ずに、破軍王はみしりと歯を噛んだ。

      • 「余は、貴公を、王の言を信頼して、或いは崇拝さえして剣を柄に収めた。
         ローディア連合王国の明日を真に思うのであらば、そうすべきであるという貴公の言を、信じたからこそ行動であったのだぞッッ!!
         それを……貴様は最悪の形で裏切ったッッ!! 勝利も、栄光も、何もかも奪われ、ただ徒な疲弊だけを齎しただけではないかッッ!!
         許さぬ。
         断じて許されることではないぞ、破軍王バートレッドッッ!! 貴様施政者として恥ずかしくはないのかッッ!!
         違えた約束より深く民を傷つけしその采配、余を暴君と蔑みし身の行いとは到底思えぬッッ!!
        -- ウィルロット東方王
      • 「……済まぬ。
         全ては、我の身が至らぬを原因としての結果だ」
        -- バートレッド北方王
      • 「謝るべきその矛先すら分からぬようになったのか、バートレッドッッ!!
         応えよ……答えよ、貴公はこの八つ裂きとなった余が国の先に、どんな栄光を見たのだ。
         貴公と王はその先にどのような絵図を描こうとしていたのだッッ……!!
         他人の騎士道を違え、押さえつけてまで貴公らが理想としたのは何だったのだッッ……。
         余は。
         貴公ならば、余と同じか或いはそれ以上に余が国を愛す貴公であれば。
         余の目にすら映らぬ遥かなる理想郷を作れるやもしれぬと、甘言に惑わされた、ただの愚か者にあるのか……ッッ!?」
        -- ウィルロット東方王

      • もはや。
        糾弾は慟哭と化していた。
        自らが信じ、そして裏切られた事。愛した国の現状。そして何よりそれを齎したのが同胞である北方王であることに。
        未だ、一度も戦場で傷を受けたことのない騎士王という完璧は。
        静かに、深く、傷を受けていた。

      • 「……重ねて、言う。……済まぬ。
         全ては、貴公を次代の王として据えるために、我と王が図りしことである。
         ……貴公という王の下、再びローディアという有り様を――」
        -- バートレッド北方王
      • 「生なくしての誇りに意味などないと吼えた口で、何をほざくッ!!
         この国の民は今、苦しみ、喘ぎ、死の淵に貧している。
         それは、貴公の罪であり、剣を収めた余の罪であるのだ、バートレッド。
         かつて余はギルドールに言った。
         剣を振れる者が剣を収めることは、それ自体が罪であると。
         余は。
         王の命とはいえ、そのように単純なことすら忘却し、自ら罪の中に隠れるように生を得て、そしてその結果がこの国の有り様だ。
         自覚せよ、破軍王……ッッ!! それを是とする者に施政者を名乗る資格など、ないッッ!!
         もはや、貴様に言うべき言葉など、全てが無益であると理解した、やはり余はあの時、その生命を差し出してでも王へと進言すべきであったのだッッ!!
         今、遅れた身であっても、正しき道を歩む為に、再びその剣を抜かずにいられるかッッ……!!」
        -- ウィルロット東方王

      • その言葉は、深く。
        深く、更に北方王の身体に傷をつける。
        痛みに悶えながらも、苦渋の表情を以って、破軍王はその事実を告げた。

      • 「済まぬ……ッ。それすら、叶えてやることは、出来ぬ。
         王は、先の大戦にて……御身を龍とされ、犠牲となってかの国を退けた。
         今は、その後に即位した傀儡の王が、玉座に座るのみである……」
        -- バートレッド北方王

      • 絶句があった。
        信じ得ぬ事実を突きつけられ、それが深々と刺さりきった時。
        人は、完全に停止することを知った。

        余りの驚愕と怒りに、騎士王の視界が白濁し、生まれて初めての眩暈を覚え、
        僅かに、重心を崩した。

      • 「何を……言って、いるのだ……北の」
        -- ウィルロット東方王
      • 「それすら……我らの策の内であったのだ。
         全ては、貴公を王として据え、この国を永らえさせる為の苦肉の策であった……ッッ。
         我をしても苦渋の中で決断するしか、なかったのだ……ッッ!!
         誰よりも、この国を想われていたかの王の犠牲は、今日国が存在するために必要な犠牲であったのだッ……!!」
        -- バートレッド北方王
      • 「それを。
         それを、貴公が言うのか。
         雄々しく吼え、人を従え、王と名乗る、貴公という男が……ッッ。
         余の騎士道を前にして、死なさぬ事こそ己の騎士道と吼えた貴様がァッ!!
        -- ウィルロット東方王

      • 見えぬ刃が、再び破軍王の身体を抉る。
        心臓どころか、内臓の殆どを抉り取られる程深々と突き刺さった刃は、正当性のある剣だった。
        己の騎士道を掲げ、それを打ち合わせていた相手に、その是非を問われる事は。
        如何に、その決断が苦渋のそれであったとはいえ、それを飲み込まざるを得なかった己の弱さを浮き彫りにして。
        破軍王は、奥歯が欠ける程に噛み締めた顔を、静かに俯かせた。

      • 「どれ程の、どれ程の絶望を上塗りされればいいのだ……余は。
         貴公を信じ、同胞と呼び、道は違えど譲れぬ信念を持っていると認めるたった一人の相手を……。
         何故、貴様はそうも簡単に捨て去るのだ……。
         施政者として。
         一人の騎士として。
         一人の王として。
         同胞として。
         剣の朋として……。
         貴公を認めていた余の眼こそが、汚れていたのであろうか。
         ……もはや。何も言うな、バートレッド。
         余は、貴公を施政者とも、王とも……朋とも認めぬ。
         ここに在りしはその骸であったと思い……忘れよう」
        -- ウィルロット東方王

      • 騎士王は、涙の流し方が、分からなかった。
        今まで一度たりとも、彼は泣いたことがなかったから。
        心から絶望しつつも、それでも前に進める強さを生まれながらにして持ちあわせてしまった苦悩が、そこにあった。
        朋を失い、忠誠を失い、国を失って尚……騎士王という男は、強くあったのは、悲劇としか言いようがあるまい。

      • 「……四方王の立場は、互いに等しくある。
         貴公の是を持てば、西方王がどのような策を以って惑わしてこようが、正しきを成す事が出来る。
         そう、期待していた。ずっと、それに甘んじてきた。
         だが、今日この日に於いては、無駄足で会ったことを認めよう。
         ……ここに、相談すべき施政者など、いなかった」
        -- ウィルロット東方王

      • 軟禁場所より出て直ぐ様駆けつけたのであろう、西方王の失踪を知らぬ騎士王はそう告げ、侮蔑の視線だけをバートレッドによこし、場を辞そうとする。
        だが、その言葉に、バートレッドは僅かに引っ掛かりを覚え、呼び止める。

      • 「待て……騎士王。
         ここに於いて、何の施政を為そうとしているのだ」
        -- バートレッド北方王
      • 「それすらも介さぬか……。最早……。
         貴公が作ったこの敗戦国を、余は覆す。
         正しき施政で導き、再び開闢の剣にてローディアの正しきを示す、それ以外に何の行うべき施政があろうかッッ!!」
        -- ウィルロット東方王
      • 「騎士王……貴公、よもや……。
         まだ、この上、西爛の戦を続ける気であるのかッッ!!」
        -- バートレッド北方王

      • 失われたはずの激情が取り戻り、破軍王は両手を広げて抗弁する。
        焦燥によって歪んだ表情で、部屋中に響く声で叫んだ。

      • 「己が齎したということを棚上げして、敢えて問おうッッ……!!
         この国の現状が、戦の中に再び飛び込める状態にあるように見えようか、騎士王ッッ……!!
         漸く、漸く再び平穏の中に安らげる日々が来ようというのにッッ……!!」
        -- バートレッド北方王
      • 「貴公はこの上、まだ自らの顔と騎士道に泥を塗りたくるか……!! 誇りを失い、地に膝を付く民にとって、必要な物は確たる勝利である……ッッ!!
         余をすれば、成せる、この国の兵の状態は、既に先ほどここに来る前に聞き及んでいる……。
         彼奴らも憔悴状態にあらば、後はそれを殲滅せしめるだけで再びこの国は誇り高きローディアとして輝きを取り戻すことが出来るッ!!
         再び、余は開闢の剣を以って、国を拓く……施政者でもあらぬ貴公に、何を語れようかッッ!!」
        -- ウィルロット東方王
      • 「よせッ!! 騎士王ッッ!!
         貴公をすればそれは成せるやもしれぬが、国を再び戦の中に納むれば、この国の疲弊は増すばかりになるッッ!!
         誇りを胸に貴公だけを残して、国が死を迎えてしまうのだッッ……!!」
        -- バートレッド北方王
      • 「最早語る舌を持たぬと言ったはずだッッ!!
         このまま敗戦国として、誇りなき生のまま生き長らえる事に、何の意味があるッッ!!
         奪われた物は、取り戻さねばならない、王の犠牲の上に安穏と暮らしゆく帝国の民を是とすることが、何故貴様には出来るのだッッ!!」
        -- ウィルロット東方王
      • 「最早この国は戦に意味など求め得る地力など、残っていないのだッッ……!!
         気づけ、騎士王……ッッ!!
         この戦や戦場に、栄光や意味など何処にもなかったのだッッ!!
        -- バートレッド北方王
      • 栄光はいつだろうが、余と余の愛するこの国と共にあるッッ!!
         これから先も、共にあり続けるッッ!! そこで朽ち逝け、誇りも持たぬ愚物がッッ!!
        -- ウィルロット東方王

      • 誇り。

        それは、破軍王にとって、誰も死なさぬ事であった。
        己の強きによって他者を守り、自らの愛した人や国を守り、
        友と歩む道のりこそが誇りそのものであり……それが、彼の騎士道だった。

      • 王は言った。
        次代は、騎士王のような施政者が必要であると。

        そして、重ねて言った。
        愚直な正しさを支えるのは、お前の如き柔軟で、それでいて曲がらぬ強き男であると。

      • 最後に言った。

        この国と、ウィルロットを頼むと。

        バートレッド・ガルガンチュアに対して、敬愛するアランドロス四世閣下は……仰られたのだ。



      • その剣は、正確な殺意を以って。
        誰も死なさぬことが騎士道であり。
        国を愛し、正しきを愛した男である、バートレッド北方王、その手によって。

        ――静かに。音もなく……ウィルロット・フレデリック・アーヴルヘイム東方公領主の心臓を、刺し貫いていた。


      • ウィルロットは、生まれて初めて負ったその傷に、強靭な生命力で手を伸ばす。
        同時に、喀血し、その攻撃が自らの命を奪うに値する致命傷を齎していることを知り。
        剣を以ってそれを行った北方王の姿を見て、呟く。

      • 「…………何故だ。北方王」
        -- ウィルロット東方王

      • その何故に答えることは、容易だった。
        今、その施政を行えば。
        この国は本当に死に絶えてしまうが故に、やむを得なかった。

        バートレッドは、血を流していた。
        噛み締めた奥歯は砕け、嚥下され、口の端から流血となって流れ出ていた。
        それより鮮烈な赤が、静かにその両目より流れいでている。

        ――余りの無念と。
        ――後悔と、罪悪により。

        バートレッドはその両の眼より、血の涙を流していた。

      • 北方王は、心臓を貫く自らの刃を捻り、十字に傷を作る。
        手のひらに滴ってくる熱き血に心すら砕かれそうな痛みを伴いながら。
        以って、問いに応えて曰く。

      • 「……我が、騎士道が、故」
        -- バートレッド北方王

      • 余りにも矛盾したその答えに、北方王は心を抉られる痛みを覚える。
        より沢山を死なさぬ為に、目の前の死を肯定する、自らの騎士道より遥かに遠いその行いに。
        そして、朋を自らの手で葬らねばならなくなった、自らの至らなさに、二重で。

        騎士王は、血の気の引いた白い顔で。
        僅かに、失笑を零した。

        それは、或いは。
        彼が生まれて初めて、最期にして漸くみせた、彼の人間性だったのかもしれない。

      • 「……それは。
         ……詮なきこと、にあるな」
        -- ウィルロット東方王

      • ただ、その言葉だけを残して、その身体から命が失われた。
        凭れ掛かるようにして力を失う亡骸を抱きながら、バートレッドは血涙を手のひらで拭う。
        叫ぶことも。慟哭することも。最早許されない。

        信じるべき騎士道すら失い、ただ戦争という悲劇の中で踊り続けた身を嘆くことすら許されず。
        ただ、そのぬくもりが完全に消えるまで。
        痛みを伴う自らの胸に、それを罪悪と刻みこむかのように、静かに祈りを捧げていた。

最新の2件を表示しています。 コメントページを参照

外伝・その他キャラ設定 Edit

  • ギルドール・アートソン
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081532.png
    • 元ローディア連合王国(西ローディア)の退役軍騎士。
    • 身長180cm後半にして靭やかな筋肉という恵まれた体躯を持つ。
      • 戦の中、相手の剣撃を受けて左額より右頬までを断ち斬られ、
        その後遺症で右目の視力を失い、退役したとされている。
      • かつて暗部として神聖ローディア(東ローディア)を蹂躙せしめた『銀髪の死神』である。
  • ウィルロット・フレデリック・アーヴルヘイム東方公領主
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081533.png
    • ローディア連合王国東方公領主。
      • 別名『騎士王』。最も次代の西ローディア王としてふさわしいとされる器を持つ公領主。
      • 忠義と信義を重んじる、昔ながらの騎士道精神の具現である。
        自分に厳しく、他人にも厳しい。
    • 190cmを越す美丈夫であり、恵まれた体躯を持つ柔の者である。
  • バートレッド・ガルガンチュア北方公領主
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081534.png
    • ローディア連合王国北方公領主。
      • 別名『破軍王』。北方において絶大なカリスマを有する覇王である。
      • 豪放磊落にして大胆不敵、一流の闘士でありながら大胆な采配を見せる智謀の将でもある。
    • 2m30cmを超える類まれなる巨漢であり、
      想像を絶する膂力を兼ね備えた剛の王。
      • 西ローディア公領主の中では一番年齢を重ねている。
  • フリストフォン・ラヴェル・フォラン西方公領主
    • ローディア連合王国西方公領主。
      • 別名『退屈王』。
  • ラー・アルラーム・カイル南方公領主
    • ローディア連合王国南方公領主。
      • 別名『太陽王』。
  • ロレンツ・フロフレック老侯爵
    • フロフレック公爵家第六代当主。
  • アリシア・フロフレック
    • その孫。
  • マルク・レンシス
    • ギルドールの率いる「白銀騎士団」の副団長。
      • 若く、恵まれぬ体格でありながら、確たる剣の腕を買われ、抜擢された。
      • 少女を思わせるような面容をしており、そのことについて言及されることをコンプレックスとしている。

諸連絡相談スペース・再利用 Edit

お名前:
  • 意外と時間かかったので最終話は明日に回します。
    ふふ……叙事詩、楽しかったですね。 -- フリストフォン西方王 2012-11-06 (火) 01:52:23
    • 以上。お疲れ様でございました。漸くこれで叙事詩終われます。
      終われますよね? -- フリストフォン西方王 2012-11-06 (火) 23:40:00
      • お疲れ様です、読み応えあったでありますよー、終わるかどうかは退屈王の胸の中に……であります -- アリシア 2012-11-06 (火) 23:46:32
      • フォン兄様おつかれー、最後まで楽しくよめたよ、流石の筆力だ
        特に四方王の結末が面白かったね、1人くらいは柱の王になるんじゃないかと思ったら全員政争の中で死んだのが面白かった
        誰一人として望む戦の中で死ねなかったところが非常にそれっぽい
        マルクをわざわざ登場人物に追加したからなんかするかとおもったらそういうオチかよ!? ってのもよかったですね
        あとは色々なものが背景にチラチラ見えるのが凄く「うんうん」って頷けて楽しかったよ -- 宗爛 2012-11-06 (火) 23:59:35
      • お疲れであるぞー西における騎士観と、わりとフリーであった連合王国の政体という設定の隙間を埋める外伝であった
        騎士最初から知っておったがアランドロス陛下は精神的イケメンであありナイスミドル。 -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 00:17:01
      • 多分もう何処を絞っても何も出ないはず………断片的な物は出ても一つの形として成せるものはないはず……っ
        あるとしたら爛持ち辺りの過去の逸話くらいかな……あるんじゃねえか。
        キャラお借りしてありがとうございました。ロレンツ候は是非補完したかった。

        元々が戦争ってこんなもんなんじゃないかという厭世感から端を発した話だったので、
        強キャラも弱キャラも、一人残らず無情に死に絶える(死に絶えた)
        逆に破軍王騎士王ってキャラ造形自体が、こんな強キャラ作っておいてどうやって敗戦ムードにするんだよっていう無茶ぶりだったので、消化できていれば何より。

        大きな国感が出てればなあと。アランドロス王は少なくともフリストフォンというキャラの思惑よりは上に存在していないといけなかったので、
        もはやNPCどころじゃない概念レベルの高みまで上がってもらいました。老獪の権化みたいな人でしょうね。 -- 2012-11-07 (水) 00:38:43

      • あ、あと叙事詩二期があったら、夢と希望に溢れた努力が報われる物語にしますねっ! -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 00:40:58
      • スローガンは「信じれば夢はきっと叶う」辺りに設定した、こう、なんか、そういうのを。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 00:42:08
      • (うっそくっせぇ……) -- 宗爛 2012-11-07 (水) 00:47:01
      • 叙事詩甲子園編であるな -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 00:47:31
      • 楽しませてもらったわ、お疲れさんだー。報われなくても努力する物語、いいよね…
        騎士王のは?一向に折れませぬが?っぷりと北方王の曇らされっぷりがキュンキュンきたわ…仲いいなこの人ら…
        二期はフロニャルドでやりたい、アリシアちゃんみたいな子とドッグデイズしたい -- 胡久美 2012-11-07 (水) 00:49:06
      • 2期あったら飛ちゃんネオナチみたいなのやるわ -- 飛爛 2012-11-07 (水) 00:50:05
      • 全ての謀(はかりごと)は、お前のためだったのだよ、シュウ……(綺麗な笑顔)
        何が酷いって強ち嘘じゃないのが酷いが。本人としては良かれと思って相手の口蓋抉じ開けて喉に確実に詰まる幸せをねじ込もうとしただけなので。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 00:50:05
      • なんていうかこう、愉悦って感情は俯瞰から湧いてくるものだと思うのですよ。
        俯瞰で見たら「このキャラこうしたほうがいいのに」ってアニメや漫画の創作物見て思う感情こそがそれに当たるんじゃないかと。
        でも、それってマクロな物語の中でミクロに生きる者達にとっては、必死に足掻く姿であって、その人の強さの本質を眺める感情が愉悦にあるんじゃないかと。
        ああ……二期フロニャルドはいいな……ドッグデイズって本当にそういう単語があると知ってちょっと最近驚いたわ……。
        仕事でいきなり「今日はドッグデイズですね」って英語で言われてちょっと挙動不審になったくらいに。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 00:54:18
      • 騎士はフェッちゃんから託された子を好き勝手思想改造してジオンズムダイクンに対する火星ジオンくらいの彼方にすっ飛んだキャラを投入しよう -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 00:55:30
      • 正道王道とはままならぬものよのぉ。あと私死んでたらこうはなる、中間予定だと光に祓われる運命だったし。しかしそこから神国らとあるだろう手引き、その先の四方とのは実に。 -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 00:56:52
      • 何、あれか、ヒルデブランドの科学力は世界一ィィィィィ!!みたいなか。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 00:57:45
      • おう騎士モフモフになってんぞ -- 宗爛 2012-11-07 (水) 00:58:21
      • いっけね☆(てへぺろー) -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 00:58:47
      • しっかしこう個性溢れる天才たちを見てると結構凡というか、俗っぽかったんだなぁ私は。いやー皆立派にやってらっしゃる、まるほやんした -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:00:47
      • 逆にね、一期で王族やってもなんとかなるって前例があるから、今度は施政者の下でままならない苦悩にあがくのも楽しいかなって、
        少なくともすっ飛んだキャラとか施政者RPの敷居は下がったんじゃないかな。前例あることだし。王やろうよ楽しいよ。
        この光景も何処かで肴にしているかと思うと南方王は唯一の勝者すぎる…… -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:00:48
      • 嘘つけよフォン兄様、アンタは話の美醜の為に全てをかなぐり捨てられるバケモノだろうが!
        1人遊びで興がのるまでしないと決めてほっといてるここのパクりページはそんな感じでミクロミクロにはなし進めていきたいと思ってる俺だった
        宗爛でマクロに話進めすぎてちょっと後悔したからそのへん補完するために
        爛回りの話は掘り下げたいと思う反面、そのままでもう綺麗にまとまってるフォン兄様に触りたくないという本心もあるのであのままでいいかなぁとか思いつつ、やるとしたら俺のコメ欄に突然時系列別に湧き上がってくる -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:02:12
      • まあ逆に俗っぽかったからこその視野があったから、いち早く転覆仕掛けた歴史の船から逃げてその様を楽しめたかと思うと、
        完璧に王として超越者として在り続けた者達が軒並み誇りすら失って死にゆく様は戦争の皮肉でいいのではないかと……。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:02:20
      • >ドッグデイズって本当にそういう単語があると知って
        なん…だと…?
        退屈王も二期でケモっ子に囲まれようぜ…フロニャルドが駄目なら
        次回はもうチョイ国というものに関われるようなの作りたいかなあ… -- 胡久美 2012-11-07 (水) 01:03:34
      • 一人遊びのいいところは放置しても心が痛まないところにある。
        所詮遊びだし、皆興が載った時に面白い事をやればいいと思う。身体だけは大事にな!

        まあ一期の時点でもできるだけ可愛い獣っ娘を入れたつもりだったが? おかしいな、絡んだよね?
        記憶にございません……? 私が用意できる最上級の獣っ娘だったんですけども。
        叙事詩の設定見た瞬間、ああ、これは施政者やらないと愉しめないなと思ったので、実に楽しかったですよ。
        TOいいですよね……。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:06:13
      • その辺の居酒屋で野球中継を聞く気軽さで愉悦してそうであるな…
        公国よいとこ一度はおいで、汚染公の一存で大体片付けられる上に矛盾が発生したら議会の一部の暴走で片付けられそれどうなのよっていう法も公国法と言い張れる背景イージーモードみたいな土地であるぞ! -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 01:06:25
      • だって確かに北も南もかっこいいし、西も天才だし頼れるーとは思うけど隣にいたいかって卓囲んで言われたら「いやおもろいから側でみてるだけで十分です」ってものじゃないかな…
        この失踪、行方くらましたまんまだと諸国漫遊したり西方商船で旅行とかいやー楽しかったねーみたいなひどい結末
        だがカタクァは潰す(なんで…?)
        あ、二期はケモ巨乳忍者でひとつお願いするでござるよ退屈王殿 -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:07:30
      • とりあえずオチがついたらしいので最後までまとめてよんでこよ。公国はヒーローものの悪役をたくさん輩出できそうでたのしそうだな -- 飛爛 2012-11-07 (水) 01:08:37
      • ちょっと本気で悩んだレベルで獣っ娘アピールすんなや!!111! -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:08:49
      • 公国はキャパシティが空いていれば嫁ズ動かしたかった、魔術研究で… -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:09:36
      • つぎ登場すっときは超古代兵器とかもってきてやっからな!公国技術で復活とチューンしたやつ!
        うん、それでルパンみたいなヒーローアクションしよう -- 飛爛 2012-11-07 (水) 01:10:09
      • 時間と余裕と体力さえあればバルバランドだけでなく、公国、神国の話もいきたいよねぇ
        特に神国は事実上のフィクサーみたいな側面多大にあるわけでいろいろつっつけるし -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:11:35
      • じゃあ騎士は銭形のとっつぁんポジションで追っかけよう、丁度変死事件の陰に蠢くブギーポップのような者も一期で誕生したことであるしなー公国 -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 01:13:27
      • 狗面はいい女だったし美味しかったよ。色々な意味で(骨槍かじりながら)
        まぁ、退屈王忙しそうだったし俺も忙しかったしであんまり触らなかったけどな
        余裕があればもっと皇国の守護者みたいな戦争したかったわ
        副官に狗面つれてあーだこーだ文句言いながらクソッタレな戦場駆け抜けるの
        そのへんはグエンと一緒に楽しくやれたからそれはそれでいいんだけどやっぱやりたりねェ!! もっと大局に全く影響しないようなクソみたいな戦場でクソみたいな命令受けてクソみたいな旨味のない撤退戦とかしたかったわ -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:13:52
      • 獣耳ついてれば獣っ娘なんでしょう? そういうの分かっちゃう。
        キャッチーな外見をしてるうちの子の大半は頭がオカシイ法則。
        問題はキャッチーな外見をしていなくてもこの法則が当てはまることだが、実に些細。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:14:11
      • (噂されると通り過ぎる都市伝説。外伝とか凄いなあ…) -- シュルス 2012-11-07 (水) 01:15:05
      • 狗面ちゃんは確かに可愛い、可愛いが中身がサムライスピリッツ過ぎて…
        俺が欲しいのはもっとこう、わかりやすい萌えとか可愛らしさとか…娘さんと会ったらそういう方向に何とか持っていけねえかな…あの親と環境じゃ無理だな…
        話変わるけど四方王で子持ちって南だけか?北はともかく東とか知るか馬鹿!そんな事より騎士道だ!って感じだけど -- 胡久美 2012-11-07 (水) 01:15:59
      • 神国は美味しいな、凄い第三の存在っぽくて今回も色々と暗躍してもらった側面がある。
        人体に対するある意味で対外的に見て冒涜的な考え方は、再利用を是とする帝国の有り様や、
        爛程のような人体や人命を用いた技術とのつながりがあるので、
        元々敷かれた設定に、個人が敷いていた設定を巧く絡めて料理できそうで実に美味しい。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:18:26
      • 東と北はいるんじゃないかな伴侶。北はいる。描写の中でアリシアに息子をあてがおうとしてたし。
        ただ、封建主義に相応しいくらい夫の陰となって支える理想の妻の鑑みたいな感じなので、歴史には出てこないよ。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:20:35
      • 薩摩ムーブしたかったわ…あと復讐劇とか。もっとこう…できたのではないかと飢えた獣の如く…
        いやー子でいえば北方も東方もやることやってそうではあるけどね、特に北。うちは四方八方に子供撒いてるけど -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:21:29
      • 宗教を抑えるってことはその地方の哲学を抑えるってことだからなー
        事実上の支配者だから本当に色々出来そうで凄く美味しい
        それこそ唯一神教の怖いところ余すところ無く色々
        グリードまでかんでるしな! 俺、グリードの設定大好きだからまたなんかしたいヨ -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:23:00
      • 普通にかんがえりゃ王様はみんな子供いるだろうね
        世継ぎを作ることはこういう社会、特に封建社会では義務だから騎士道語る王共がむしろ子供作らないなんて選択を許されないと思う
        へたすりゃフォン兄にもいるんじゃねぇの? 本当にフォン兄の子供かどうかというと限りなく怪しいだろうけど -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:24:36
      • もう少しマスコンバットみたいなことはしたくはあったが、一期に対して思うことは十分だな、私は。
        今回の外伝で戦争に対して吐き出したい事は全部言い切った気がする。もう何も怖くない。
        叙事詩はこれで6キャラくらいつくったけど皆夢も希望もない死に方出来て満足です。戦争って怖いですね。

        どうだろうなあ、女体に興味なかった上、恐らく政略に巻き込まれるほどの台頭もなかったし、
        もう少し施政に興味や色気出していればアランドロスが何かしてきただろうが、特にそういうのもなかっただろうからなあ。
        苦難も困難もない人生だったから、ある意味で精神は子供なんだよ。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:27:16
      • うち等みたいなのが入りやすい場所だし司祭とかに一人使ってもらえたら…と思ったら国のド真ん中に居座っていたでござる
        めっちゃびっくりしたわ…それ以上に嬉しかった、ええよー、設定にちょっと悪役分足したいときの調味料にどうぞ
        北の息子とかランスみたいなガハハ笑いが超似合いそう、東はメガネ、男でも女でも絶対剣の才能MAXでメガネ -- 胡久美 2012-11-07 (水) 01:28:13
      • 北はでもこの後『破国王』の息子がどういう扱いをされるかということを考えると、
        戦後に生き延びているとは思えないのも事実。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:29:35
      • 退屈王ED何だ… -- 胡久美 2012-11-07 (水) 01:30:02
      • 挫折を経験せぬと転び方がわからなくなるとはよく言ったものである
        市民シュルスー!恐らく儂とフェッちゃんの子に二重で追い回されるので覚悟しておくが良いぞー! -- 騎士瓦斯 2012-11-07 (水) 01:30:03
      • そういえば初期設定では西の退屈王の後を継いだのは女性の王とかそういう萌え要素あったはずなんですが、
        どこに消えたんだろう。新キャラの男性率100%なんだけどどういうことハドラー。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:30:50
      • 生理的現象は起こるし、それを利用して施政を行うことは本爛時代もフォン時代もしてただろうけど、
        逆を言えば性欲くらいならコントロール出来る人間なので、子を成す必要性のないときに意図しない子供が生まれる可能性が零に近いというか……。
        まあぶっちゃけ西ローディアのあの女性メンツ見ても何も思えないくらいだから不能といっても過言でないと思う。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:33:15
      • 個として完璧に近かったからかもな、そういう種族というか。いやああの北方王の息子がどうなったかもいい肴ですわ。東方王の子も、北方王にどう、とかな…
        あ、うちは性行動については人間だと微妙なもので異種スキーですね。Dlsiteの購入履歴みると妖怪とか悪魔、ケモ分多いのしか買ってないようなの -- アルラーム南方王 2012-11-07 (水) 01:36:38
      • まぁ間違っても実子がいるわけがないのは分かっている
        いるとすれば政治の道具として押し付けられた「そういうこといなってる子」くらいなもんだろうと思うよ
        むしろ王族の子ってそういう子多そう
        貴族とかも王の血を分けていただいたとか僭称するけど実は全然関係ない人との間に出来た子ですーとかよくある話だしね -- 宗爛 2012-11-07 (水) 01:37:27
      • 多分この後太陽王の子を名乗る者や退屈王の子を名乗る有象無象は一度は台頭して悲惨な末路を描くと思うし。
        叙事詩は年表に残ってる歴史が全て正しい歴史が記された物ではないって部分が実にリベラルでよかった。
        正史の裏に暗躍もできたし、解釈自体でどうとでも取れる根幹があるというのは凄く動きやすかったよ。 -- フリストフォン西方王 2012-11-07 (水) 01:42:41
  • 残り3話。 -- フリストフォン西方王 2012-11-04 (日) 21:43:00
    • 残り2話。 -- 2012-11-04 (日) 23:13:39
      • しばらく離れてふとみたら。なんだろうか、この以心伝心というかそうそうそうなんだよ感は。
        しかしマルクがなぁ、この二人はなにかしら華やかさに飾られた影に沈むと思っていたがこうくるとは。いいですね… -- アルラーム南方王 2012-11-04 (日) 23:51:53
      • こうしてみてると私は本当に私を動かしていたのか首を傾げたくなるよ。 -- アルラーム南方王 2012-11-04 (日) 23:52:31
      • 残り二話、一番愉しみにしているのは私かもしれない。興が乗れば明日にでも〆てしまいたいところではある。
        戦争は大体こんなところではないかな、という間違った厭世感が詰め込まれた外伝となっています。
        元々他者に興味を抱いて色々してた印象から、他人の動きを以って愉悦とするヴァイドの精神構造はこういう感じかなという着想よりのキャラ構築でした。
        他人のキャラ動かすってやっぱり緊張するわ…。 -- フリストフォン西方王 2012-11-05 (月) 00:02:40
      • あぁ、となるとこの後に宗爛とのが入り…と、なると愉しみでこちらも仕方がない。
        また政も然り。張り付いた薄暗いものはまた頑固で取れにくい、というか…いやぁいいですなぁ。この後の、またその先も愉しみですわい。
        今更だけどすごい外出向けだったなと思える精神構造。前にもちらっと話してましたが二人で二人のキャラ動かしていた、と同じようなものというのは同じく今振り返るとまさしくそう思えるもので
        はっきり表せば気にせずとも自ずと出るぐらいにはなっていたのだと思います。
        いやぁこれを受けてちょっと絞めを弄りたくなるほどに突き動かされる。あと叙事詩脳が取れなくて困りますね…まだ叙事詩の中にいる気がして… -- アルラーム南方王 2012-11-05 (月) 00:10:52
      • 本当は飛爛とのやり取りも補完しようと思ったけど、そうなると宗爛とのやり取りまで補完しないとわけわからなくなるので
        あくまでローディア内部の中の事情にのみ焦点を当てて外伝化してみたという。
        ある意味では同じ方向性で愉しめたにもかかわらず、キャラ単位でいえば全く別の方向を向いていたからこその合致だったなと。
        中身単位でもお互いにお互いをどう料理すれば自分が愉しめるかという点で協力関係にあった、いいパートナーだったと思います。
        なんだろう。
        まさかこうやって外伝で再び歴史をなぞるのは、終わったアニメを1話から見直すような行為なんじゃ……。
        じゃあ私もまだ叙事詩脳が抜けて、抜け… -- フリストフォン西方王 2012-11-05 (月) 00:19:59
      • 今回これをはじめるに当たって何が悪かったかといえばサンホラが悪かった。
        あれは、駄目だ……眠った叙事詩脳を呼び起こす……ああ、シャルロッテ……私は今でも……。 -- フリストフォン西方王 2012-11-05 (月) 00:28:31
      • まねして始めたくせにめっちゃサボッてる俺
        いやぁ、フォン兄は相変わらず面白いもん書くわぁ -- 宗爛 2012-11-05 (月) 00:43:03
      • 私もあれだなぁ。政、戦もそうだがダークファンタジーらしく対極についてこう暁翼も含めてやりたかったんだがそれを挟むにあまりに時間もなく駆け抜けた今もしかしたらやれるのではないかとか…しかしそうなると風呂敷広げすぎて纏まらなくなるのはよくわかっているものだから悶絶死
        悪党であるのは同じであるのにその愉しみの方向性が似ているようで別というか別の方向性だった。言い表すなら内に渦を巻き集めるか、外に溢れ集める惑星のような…難しい
        こいつおもしろいなーってのが大体同じで、もっと面白くしようという方向性がまた違ったのかなうむ。いい刺激となりあえたのがまた。
        好きなアニメをまた見直すのと同じで二周目だからまた別の見え方に見えて面白い、みたいな…ううっPTSDみたく叙事詩脳が抜けないよ…
        あぁ、治世での外伝やファンタジー要素を煮詰めた外伝を今からでも始めるべきかと疼く…これ一本で南方領から術のページを作れるぐらいに今でも渦を巻いてあががが -- アルラーム南方王 2012-11-05 (月) 00:48:17
      • 凄い眠いので取り敢えず寝ますが各々無理はなさらず、自分で書いてて楽しいけど人に同じ事やろうって絶対言えないくらいしんどくもあったので。
        多分各々、もっと面白くて楽なことは探せると思うし……私はマゾだから……。
        思いつきでやることではないでしたね。体調崩す一端になってたかもしれないので若干反省。
        寝ます。明日終わらせたい。まだ、全然消化試合でなく、最後の1文までいくつか魅せたいものがあるので、感想はそこからの方が嬉しいです。おやすみなし。 -- フリストフォン西方王 2012-11-05 (月) 01:08:04

最新の2件を表示しています。 コメントページを参照

コメントアウト Edit


Last-modified: 2012-10-12 Fri 05:18:46 JST (4657d)